スポーツクラブのバレエで上手くなれるのか?
大人からバレエを始める人が増えています。
バレエ教室やバレエ・スタジオだけでなくスポーツクラブで始める人も多くいます。
スポーツクラブのバレエで上手くなれるんでしょうか?
正直に言うと難しいと思います。
よほどのことがない限り難しい。
とは言っても上手くなりたい。
ではどうするか。
よほどのことってどんなことなのか。
知りたいところですよね。
その前にまずは幾つかの上手くなりにくい条件を確認してみましょう。
・レッスン時間が短い。
・レッスン回数と期間が少ない。
・全く初めてでも、ある程度動くクラスに出られる。
・クラスによって先生が変わる。
・周りの人を見てしまう。
・大人の経験が邪魔をする。
・レッスン後に女子会が。
これらを一つずつ潰していくと、上手くなる可能性があるのではと思います。
「レッスン時間が短い。」
これはどうしようもない、と言ってしまっては始まりません。
バレエ教室やスタジオではバレエのレッスンは90分から120分が通常です。
スポーツクラブだと短いと30分、長くても60分位のレッスン時間です。
これだと出来ることが限られます。
それでも先生は上手になって楽しんでもらいたいと、それぞれに工夫しながらされています。
そんな時はレッスン前後の時間を仮想レッスン時間にしてはどうかと思います。
レッスン前の15分位はウォーミングアップをします。
ウォーミングアップをすることで、レッスンが始まってすぐに体が動くようになります。
レッスン後の15分位は復習とクールダウンにあてます。
スタジオやスポーツクラブの端っこで、脚の動きや腕の動きを確認したら、ゆっくりストレッチをします。
クールダウンをすることで、翌日に残る筋疲労が少なくなり、翌日以降のレッスンの動きが変わります。
「レッスン回数と期間が短い。」
週に1回のレッスンではスポーツクラブでなくても上手にはなりません。
大人から始めたのであれば、最低でも3回以上レッスンを受けないと上手くなるのは難しいと思います。
小中学生までやっていた経験がある人なら別ですけど、大人から始めたのならそれくらいは必要と思います。
では、週3回は難しいと言う人はどうするか。
動画を見ましょう。
自分が受けたレッスン動画ではなく、バレエ団の舞台の動画や販売されているレッスン動画です。
人の脳にはミラー細胞があります。
動画を見ると、目で見た人の動きと同じ筋肉につながる運動神経(筋肉を動かす神経)が発火して信号が伝わります。
(ただし信号が小さいので実際には動かない。)
イメージトレーニングなどと同じですね。
いつも綺麗な動きや正しい動きを見ていると、同じように動きやすくなります。
「全く初めてでも、ある程度動くクラスに出られる。」
スポーツクラブでは全くの初心者でも初中級位のクラスに出られます。
これは実は悪いことではありません。
バレエを初めて始めた時に、動きが再現出来ないようなクラスに出ていると、いつのまにか動きだけは同じように出来るようになります。
運動は筋トレだけをしていれば出来るようになる訳ではありません。
必要な筋肉をトレーニングすることは、その運動独特の動きが出来るようになることとは別物です。
バレエは特に日常生活とは違う動きをするので、その独特の動きになれるには良いことです。
但し
間違った動きのまま、動きだけ出来るようになってしまう可能性があります。
自分の今のレベルよりも高いと思うクラスに出る時は、大きな動きの練習だと思って動いてみて下さい。
しばらくすると動きにだけはついていけるようになります。
そしたら次は、毎回、一つ課題を決めてレッスンするようにします。
例えば爪先を伸ばすことだけを考えてレッスンに出る。
その他のことは無視します。
肩が上がろうが、胸が反ろうが、手首が曲がろうが、ターンインしようが、関係ありません。
爪先だけを考えて60分過ごします。
そうやって爪先が伸びるようになったら、次の課題に取り組みます。
一度に沢山の課題を負うのは無理です。
とにかく一つだけやってみましょう。
「クラスによって先生が変わる。」
先生が変わっても注意されることが一緒なら問題ありません。
先生が変わって注意されることが違っていると混乱します。
アノ先生とコノ先生の言っていることが真逆!なんてこともあると思います。
そんな時は
毎回、そのクラスの先生の言っていることを再現しようと努力する。
それじゃあ全然オカシイと思うでしょ。
でも、実はそんなことはありません。
先生によって同じ事に対して違うアプローチをしている可能性があります。
肩を下げてと言うのと、肩甲骨を寄せてとか、首を長くとか、胸をあげてとか、軸を感じては、全部同じことを言っていることがあります。
人によって使う言葉は違います。
人によってポイントとする視点が違います。
人によって重要と思う部分が違いあす。
アノ先生はこう言っていたからとか、コノ先生はこういっているからとか、前の先生のことを考えずに、その時その時の注意に従ってみてはどうでしょう。
「周りの人を見てしまう。」
スポーツクラブでも、脚が肩のあたりまで上がる人や、開脚180度出来る人や、ピルエット3回転出来る人がいたりします。
そういった人を見ると、出来ない自分が変なんじゃないかと思う人がいます。
普通はあんな風に出来るもの、と思う人がいます。
あれくらい出来ないとおかしいんじゃないかと思ったりします。
そして、一足飛びに脚を上げたい、股関節を開きたい、ピルエットが回りたいと思ってしまうようです。
でも、脚が肩まで上がったり、開脚180度したり、ピルエット3回転出来たりするのは、普通ではありません。
一つ一つの課題を積み重ねた上で出来るようになっています。
例えば
片手バーで片脚パッセにしてルルベで立つ。
これはバランスのレッスンだと思っていると思います。
でもこれ、ピルエットの一番大切な基礎練習です。
ピルエットは立つ運動で、回る運動ではありません。
ルルベで立つことが出来れば何回も回れるようになります。
ウソだと思ったら、いつでもどれだけでも立てるようになってみて下さい。
そしたら分かりますから。(笑)
そんな風にバレエのレッスンは、基礎の上に難しい動き(パ)が出来上がっています。
バーレッスンの動きで、フロアの動きは殆ど説明が出来ます。
フロアでのトンベ・パドブレ・グリサード・パドシャも、バーレッスンの動きの組み合わせです。
周りを見ることも大切ですけど、それよりもバーレッスンの一つ一つの動きを自分を感じながらやってみてください。
「大人の経験が邪魔をする。」
バレエの動きは日常の動きに似ています。
歩いたり手を動かしたり、ジャンプしたり、動作的には同じように見えます。
でも、実は使っている筋肉が違います。
例えば歩く。
普段、歩いている時は前ももの筋肉(大腿四頭筋)は前を向いています。
でも、バレエではどんな時も前ももは外を向いています。
あるいは前ももが外を向くように使っています。
バレエで歩くときは、内側の筋肉が前を向くことになります。
歩くと言う動作は同じでも、使う筋肉が違うのがわかります。
全てのことにこれが言えます。
同じように大人には常識があります。
指は指、腕は腕、胴体は胴体、見えているように使っています。
でも、バレエでは例えば「腕は胸の中心から、背中の真ん中から伸びていると思って。」などと言われます。
そんなこと言っても、肩から先が腕でしょ、そんな風に見えているし。
いいえ、実際の骨格や筋肉は、体の中心から腕になっています。
だから先生が言うように、胸の中心から背中の真ん中から腕を使うと、とても効率的に動かせることになります。
大人の経験はバレエとは違う。
そんな風に思って、先生の言うようにやってみましょう。
「レッスン後に女子会が。」
大人から始めると様々な情報が入ってきます。
特にレッスン後のスタジオの仲間との話は楽しいものです。
でも、ちょっとキケンです。
どんなに上手くてもプロではありません。
上手なアマチュアです。
面白い先生やセミナーや雑誌の記事の情報を得るには良いと思います。
でも、体の使い方や動かし方などは、アマチュアのアドバイスと思っておく方が良いと思います。
他にもちょっと気をつけてみると良いことがあります。
出来ればスポーツクラブだけでなく、月謝制のようなダンスクラスに週に1回でも出てみる。
注意のされ方が変わると思います。
スポーツクラブではクラスのレベルを上げすぎないようにコントロールしているようなところもありますから。
週に3回以上クラスを取っているのなら、クラス毎に課題を決めておくと良いと思います。
このクラスはバーを徹底的に細かく注意しながらやるとか、逆にこのクラスは楽しむだけとか。
頑張って楽しんでください。
大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>35歳からのバレエ入門 >>>
やってて良かった ~ 整体師のシゴト ~
先日、メールを頂きました。
8年ほど前まで何年か来ていた患者さんからのメールです。
体の調子が思わしくなく、誰かに診てもらいたいと思って思い出してメールをくれました。
大丈夫ですよ、ご都合の良い日時をお知らせくださいと返信したらメールがまた帰ってきました。
先生、営業中で良かった。
やっててホッとしました。
もうやってないかと思ったとのことでした。
15年もやっているとこんなこともあります。(笑)
てあて整体院には10年以上通ってきている患者さんが沢山います。
30台前半で最初に来て40台になった主婦やOLさんやダンサーさん。
40台半ばで来て50台になった男性。
70台で来て80台になった男性。
それぞれ色々な経験をされていて、会社の中での位置が変わったり、別の会社に変わったり。
会社を変わる時期は、だいたいの方が一時期来なくなります。
転職ではいろいろとやることが多く、整体に時間を取っていられないみたいです。
でも、転職が落ち着くとまたいらっしゃいます。
殆どの患者さんには指針整体をやっています。
全身を調整と言うか整えて流れを良くします。
流れは血流やリンパの流れで、筋膜や筋肉の繋がりと言う意味での流れも考えます。
動きの悪いところ滞っているところを流して行く。
流れが良くなれば、状態も変化して良くなって行きます。
詰まっているところを動かして。
固まっているところを緩めて。
歪んでいるところを整えて。
元ある状態に戻りやすい状態にして行きます。
そこからは出来れば患者さんにやってもらう。
自分の足で歩くことで、血流やリンパの流れを良くし、筋肉や筋膜の状態を良くし、カラダの張りや呼吸を良くします。
応援団みたいに太鼓を鳴らしてエールを送って、と言うことは僕はしてません。
条件を整えて、自分で動ける状態にして、自分で動いてもらうことで、元に戻っていってもらう。
条件整えるだけで、痛みも動きも改善されるので、あとはお任せです。
整体の手技だけじゃないかもしれません。
毎月来ている患者さんの殆どとは、いつもお話をしています。
なんだか取りとめもない話。
季節の話。
音楽の話。
服装の話。
最近の若い人の話。
最近の年寄りの話。
政治の話もたまに。
読んだ本の話。
カラダの話。
ストレッチの話。
スポーツの話。
それも良いのかもしれません。
やってて良かった。
ってのは嬉しい言葉です。
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"35歳からのバレエ入門"
講座会場で
先日のボディコンディショイング講座はオリンピック記念青少年総合センターで行われました。
パーソナルセッションの場所は少し変わりますが、いつも総合センターの中のどこかでやっています。
この企画が始まって5年位になると思います。
最初は(一社)現代舞踊協会さんからNPO法人芸術家のくすり箱さんに、新人ダンサーの教育の一貫として個人セッション的なことをやりたいが誰かいない?と言う連絡が入ったそうです。
そこで白羽の矢が立ったのが僕と青山で開業されている先生、そしてリフレクソロジーの先生でした。
青山の先生と僕は芸術家のくすり箱さんのセミナーでも一緒になったことがありましたが、10年以上前からの知り合いでした。
東京で10年以上前にバレエの治療師向けのセミナーが開催されたことがあって、そこで数年にわたって一緒にセミナーに出たことがありました。
青山の先生はご自身はダンス経験はありませんでしたが、近くに松山バレエがあることなどから、ずっとバレエやダンス関係の患者さんを診てこられました。(最近は少しバレエのレッスンにも行かれているようですが。)
先日も、小中学生の頃に見ていたダンサーがオリエンタルランド(東京ディズニーランド)や四季で踊るようになったですよ、なんて仰っていました。
僕のところはコンテンポラリー・ダンサーが多いので四季やテーマパークの人はオーディションを受けたいって人位ですが、なんて話をしていました。
それにしても最近はダンス専門の整体院が増えましたよねぇと言うのが共通の認識でした。
本当に増えた。
良いことだけど、ちょっと頭でっかちにならなければ良いけどなんて話になりました。
講座は今年もお手伝い(アシスタント)!?が来てくれました。
毎年、出来るだけ卒業生や生徒さんでダンサーを診る整体師になりたいと言う人を連れてくるようにしています。
去年と今年は卒業生の中嶌さん。
芸能関係の仕事もしていますが、現役の整体師でもあります。
お手伝いの方が貫禄があると言う。。。
以前は名古屋や静岡からダンス系の卒業生が来たこともありました。
個人セッションでダンサーに対するアドバイスや処置を見て、講座に参加して人前での話の仕方や質問に対する答えを聞いています。
講座の途中での質問は実力を試されますね、と言うのが今回の中嶌さんの感想でした。
ダンサーは意外に解剖学的な知識が少ないなぁと言うのが今回の僕の感想。
故障なくダンスを続けてもらいたいと思います。
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"35歳からのバレエ入門"
ブログに紹介頂きました。
もう随分以前に大阪・京都でストレッチやダンス関係のセミナーをやっていました。
その頃に参加頂いた方のブログに「てあて整体」を紹介して頂いたようです。
バレエやダンス関係の整体院や治療師もどんどん増えてきて、セミナーも多くなって来ました。
先日も現代舞踊協会のセミナー会場で、10年以上前からダンス関係の患者さんを多く見ている先生(カイロプラクティック)とその話になりました。
良いことですけどね。
でもちょっと頭でっかちにならなければ良いなぁと思っています。
紹介して頂いたブログ >>> リラの続・・・約束を忘れないで
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"35歳からのバレエ入門"
骨格調整専科 募集します。
今月末から始まる骨格調整専科の募集についてお知らせです。
てあて整体スクールでは骨格調整の授業だけを履修するコースがあります。
マッスルエナジー・テクニックを使って全身の骨格と筋肉の調整をする授業です。
骨格調整授業に参加することで、骨のズレや動きの悪さ、筋肉の硬さなどを調整する方法を学びます。
終了後はスクール卒業生同様にリピート受講出来ると言う特典があります。(1日=1000円)
すぐに使えるテクニックですが、後になって思い出したり繰り返し練習したい方には良いシステムと思っています。
マッスルエナジー・テクニックは急激な回転や瞬発的に押すことなどがなく、ゆっくりとした調整で安全安心な療法です。
相手の力と筋肉や骨格の持っている独特の性質を利用して調整して行きます。
脊椎(頚椎・胸椎・腰椎)や骨盤や膝関節など、骨盤周りの筋肉やその他の筋肉の調整を行います。
他の療法とも相性が良く、整体の入口としても始めやすい方法と考えています。
7月末から8月にかけて、一緒に勉強しましょう。
■骨格調整専科
日時 : 7月31日、8月7・21・28日(各日曜日) 16:00~20:00
場所 : てあて整体スクール 東京
東京都練馬区東大泉 5-27-18ーA
料金 : 108,000円
申込 : mail teate@nifty.com
電話 03-3922-7230
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"35歳からのバレエ入門"
ボディ コンディショニング講座
(一社)現代舞踊協会さん主催の実践体験型ワークショップ【ボディコンディショニング講座】の講師として、セミナーをやって来ました。(http://www.gendaibuyou.or.jp/news/notice/n16062000)
この講座は舞踊指導者資格の講座ともなっているもので、ダンス教室やカンパニーで指導をされている先生やダンサー達が集まります。
毎年、50名以上の方々が集まるので、さすがに迫力がありました。
講座の内容はとても基本的・基礎的なことです。
ダンスのレッスンやリハーサルをしていて故障をしないために、自分で出来るケアの方法をお知らせするものでした。
・ウォーミングアップ
・クールダウン
・アイシング
・テーピング
・アミノ酸
・睡眠
・風呂
・お酒
・タバコ
・ウォーキング
この他にもダンス独特の故障や、故障をしてしまった時のRICE処置について話をしました。
ウォーミングアップは毎年恒例で一緒になって体を動かしました。
たった2分でしたが、かなりウォームアップ出来たと思います。
ダンサーは怪我や故障が付き物でしょうがない、と思っている人は多いと思います。
でも、怪我や故障は防げます。
最近はダンス指導者にもケアの方法や体の使い方を勉強されている先生が増えています。
それぞれの教室で様々な試みが始まっています。
僕の仕事は底辺を底上げすることかなと思っています。
そのうち、センセイそんなこと知ってるよ!と言われる日を楽しみに。
分かりきったことのようなことを話して行こうと思います。
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"35歳からのバレエ入門"
小顔矯正
昨日(6/30)、消費者庁は「頭蓋骨の矯正で小顔になり持続する」と言うような広告をしていた業者に対し、そのような内容を裏付ける合理的な根拠が示されていないと措置命令を行いました。
要するに根拠がないのでダメよ!と言うことです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160630-00000174-fnn-bus_all
以前、てあて整体院でも同じようなことを聞かれました。
頭の骨格調整をして小顔にならないかと言うものでした。
頭は15種類23個の骨で出来ていると言われています。
骨と骨同士はほとんどが縫合(ほうごう)と呼ばれる関節で隣り合っていて、複雑に入り組んだ形は殆ど動くことがありません。
(でも、少しは動くと言うのが手技療法やクラニオでの見解です。)
ところが、その質問をされた患者さんは、某有名治療院で小顔矯正で頭を上下に1センチ小さく出来ると言われたそうです。
目と目の間にある鼻のところ(おでこと鼻の間)に1センチくらいの隙間があるので、これを詰めれば大丈夫と言われたようでした。
センセイそんなこと出来ますか?と聞かれて、かなり驚きました。
そんな隙間はありません。
だから隙間を詰めることも出来ません。
金額を聞くと信じられないくらいの高額なので、某有名治療院にお願いするかどうかを考えている、センセイ(あら木)のところで出来れば、そちらにはいかないとのことでした。
僕は小顔矯正をしていないので出来ないと言う話をしましたが、それよりも頭の骨格調整で骨格がそんなに小さくなることはないと話をしました。
ご本人にはなかなか納得してもらえませんでした。
(骨格矯正で小顔になれると信じていた様子)
知り合いの先生でも小顔矯正・小顔調整をしている先生はいます。
でも、骨の位置をズラしたり調整して、頭自体を小さくするなんてことを言う先生はいません。
頭には頭蓋骨の上に筋肉や皮下組織や皮膚がついています。
筋肉の張りが変われば顔の形も変わります。
また皮下組織の血流が良くなってムクミが取れれば、フェイスラインが変わることは当然です。
それを骨の位置が変わったからと言うのは、間違いで不誠実な言い方です。
(法律的には不当表示法などに当たるんだと思います。)
頭を中心とした施術や調整・矯正で、顔の筋肉や皮下組織の状態が変わり、小顔に見えたり実際にサイズが少し小さくなることは当然あると思います。
でもそれは筋肉や皮下組織の状態なので、放っておけば元に戻ります。
持続させるためには、定期的に通うか顔の筋肉のトレーニングやマッサージや日々のケアが大切かなと思います。
それとは別に顔に触れられるのは、リラックスして気持ちが良いことだと思います。
また顔の筋肉のマッサージは血流を良くすることにもなるので、顔色や張りも良くなるとは思います。
小顔矯正に定期的に行くモデルさんがいるのは、顔を小さくしたいと言うだけでなく、血行や肌のハリのことと気分の問題もあるだろうと思います。
上に頭蓋骨の解剖図を載せました。
骨には顎関節以外には間が空いているような隙間はありません。
それに、縫合(関節)を動かしても、全体の形が大きく変わることがないのは見ても明らかです。
(だから骨ではなくその上の組織)
自分だけは違うんじゃないか、人よりも隙間が広くて頭が大きいんじゃないか、と思う気持ちは分からないではありません。
でも、物理的に無理なんです。
てあて整体院では小顔矯正はやってませんが、首や頭の施術はしています。
指針整体で肌のツヤが良くなったと言う声は聞きます。
でも頭の骨を調整で小さくは出来ません。(笑)
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