セミナーや講座の料金について
昨日、てあて整体スクールの卒業生でマナブ整体院の院長・小野先生が、スクール移転記念企画として気功のセミナーを開いてくれました。
マナブ先生は武術歴20年以上で後進の指導もされている整体師です。
恵比寿に開業して2年が経ちました。
その先生の気功セミナー。
最初に話をした時は3時間くらいの内容でしたが、テキストを見ると内容が多すぎてとても3時間ではできそうにないと思い、2時間くらいでイントロ(導入)セミナーをやってはどうかと提案しました。
結果、2時間の内容にまとめてもらい、料金は3,000円にしたいと言われました。
安すぎです。
隣の部屋から漏れ聞こえる内容を聞いていましたが、内容的には30,000円出しても問題のないものでした。
それが3,000円。
10分の1の金額です。
金儲けしたいのか!と言われそうですが違います。
いや儲けたくない訳ではないですが。(笑)
お金のことを書くのは、これから整体師になろうとかセミナーをやろうと考えている人のためでもあり、マナブ先生のためでもあります。
もちろん受けた人はとてもラッキーです。
30,000円の内容を3,000円で受けられたんですから。
明日から使っても効果のある素晴らしい手技と考え方と準備(トレーニング)の方法が手に入ったと思って良いと思います。
でも、安いのはあまり良いことではありません。
終わった後の受講者の様子を見ていてもそうですが、内容を内容通りに受け止めていない感じがしました。
人はどうしても料金によって、セミナーの受講の仕方や受け止め方を決めてしまいます。
30,000円のセミナーと3,000円のセミナーでは、セミナーへの臨み方も変わります。
本人が変えようと思わなくても、そんな風に体が反応してしまう。
また、セミナーに対して30,000円は出せないけれど、3,000円なら出せると言う人が集まることにもなります。
(今回はスクール生中心だったのでそんなことはありませんでしたけど。)
これはお金を持っているとか持っていないとかの問題ではなく、セミナーの優先順位が高いか低いかを表してもいます。
外れても3,000円なら捨てたと思えば良いからとまでは思わなくても、3,000円くらいの価値のものとして捉えてしまいます。
最近は3,000円の金額で3,000円の価値のセミナーや講座も増えてきているようにも思います。
それらと同等に見られてしまうという危惧もあります。
セミナーや施術の料金は、そのセミナーや施術の説明の一部でもあります。
金額が内容やそのレベルやグレードを(一部)説明してもいます。
また、料金はセミナーや施術を受ける人たちを選んでもいます。
セミナーや施術に幾らまでなら支払う人なのか、金額によって変わってくることがあります。
クライアントさんや患者さんのために良かれと思って、金額を安く設定しすぎるのは考えなければいけないなと思います。
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