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左右均等にしゃがめない

読了までの目安時間:約 4分

授業中に生徒さんから質問がありました。
バレエダンサーとして舞台に出る傍らバレエの指導もしている人(男性)です。


プリエをする時に途中から骨盤が傾いてしまう人がいるんですけど。


プリエとはバレエの基本中の基本の動作で、股関節と膝・足関節を曲げていく運動です。
しゃがむような動作になりますが、普通の人がしゃがむように大腿四頭筋を使うより、臀筋などを使って腰が降りていきます。
動き自体は普通に見えるんですが、使っている筋肉(使いたい筋肉)が普通とは違うという、典型的なバレエの動きです。
そのプリエをして腰が降りていく時に、途中で左右のどちらかの骨盤が傾いてしまうということでした。
これどういうことなんでしょう。


人は200位の骨と600位の筋肉で出来ています。
一つの骨にたくさんの筋肉がついているということで、同じように見える動作でも、違う筋肉を使ってすることが出来ます。
例えば「歩く。」だけでも違います。
膝を前に持ち上げて、前腿を前に送るような歩き方があります。
足首をあまり曲げ伸ばしせず、後ろ足で地面を蹴るような動作もありません。
これと違い、後ろ足で地面を蹴るような格好(実際にはそんなに蹴ってはいませんが)で歩くこともできます。
同じように自分の体を移動させるために、脚を使って動いて行くわけですが、「足を前に出す。」のと「後ろ足で蹴る。」のは全然違う筋肉を使っています。
しゃがむ動作で左右の骨盤が途中で傾くのは、どこかで今まで使っていた筋肉を使わなくなったということです。
一つの動作をするには沢山の筋肉を使います。
その沢山の筋肉のうちどれか一つが使いにくくなったり使えなくなったりした時に、同じような動作でも微妙に違う動きをすることになります。


ではどうするか。
その動きを再現してもらいます。
しゃがんでもらうということですね。
しゃがむ途中のどこかで傾きが始まるタイミングがあります。
そこから左右同じにしゃがんで行くようにゆっくり動いてもらいます。
そうすると、使えない筋肉が分かります。
たぶん、その動き(左右対称)は出来ない、あるいはその動きをする筋肉がなくなったみたいな感覚になると思います。
それを補助しながら、何度かやっているとその動きが再現できるようになってくる。
弱った筋肉を鍛えるというのとは違います。
そういう場合もありますけど。
痛みがなくてそうなっている場合は、使わなかった筋肉を使ってもらうようにするということです。
これ意外に難しいです。


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