経験は伝えられるか。
整体やセラピーを勉強している人に、決定的に欠けているのは経験です。
まだ整体師にもセラピストにもなっていないんだから当たり前。
整体やセラピーを誰かにするまでは経験はない訳です。
では。
経験は伝えられるか?
整体を教える身としては考えさせられる問題です。
自分の経験してきたことを話すことは出来ます。
これでも整体師になって15年。
スクールもやっていて(言い訳か!)少ないとはいえ、それでも8,000人以上の患者さんを診て来ました。
ある程度の症状や状態は経験しているつもりです。
でもそれは僕の経験でしかない。
生徒さんの経験ではない訳です。
どうやって伝えるか。
もしくは伝えられないのか。
言葉をえらびます。
生徒さんの使っている言葉の意味を確認します。
自分の言葉と生徒さんの言葉の意味が違っていたら、説明すればするほど誤解は深まります。
例え話をします。
例え話はモノゴトの本質を伝えますから。
何故そうなるのか、伝わりやすい。
(もちろん諸刃の剣という事も知っています)
そうやって伝えられるだけ伝えます。
知っていることを出来る限り。
でも経験は伝わりません。
そのことも伝えます。
そうしないと、「この患者さんの症状は聞いたことがない。」あるいは「勉強したことや聞いた話と違う!」なんてバカな反応をしてしまいかねませんから。
目の前の患者さんが全てです。
それを一つ一つ経験していく。
それを自分が学んだこととすり合わせていく。
そう言う作業が大切です。
そう言う話もします。
自分で積み重ねること。
想像を働かせること。
そうやって経験して行くしかないことが、やっぱりあります。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>
コメントフォーム