整体学校・スクール 東京/名古屋で開業を目指すなら|てあて整体スクール » 解剖生理学 » 首の動きの半分は頚椎一番二番 ~ 解剖学ページ更新

首の動きの半分は頚椎一番二番 ~ 解剖学ページ更新

読了までの目安時間:約 4分

脊椎(背骨)の話です。
首の骨のことを頚椎(けいつい)と言います。
頭の形の記事(頭は卵を横に寝かせた形 >>>)でも書きましたが、ちょうど耳と耳を繋いだ真ん中辺りから始まっています。
上から順番に名前が付いていますが、分かりやすい名前としては、頚椎1番・頚椎2番・・・頚椎7番と番号で呼ぶ呼び方です。
このうち頚椎1番と2番は別の名前で呼ばれることがあります。
頚椎1番を環椎(かんつい)、頚椎2番を軸椎(じくつい)と言います。
この呼び方は形から来ています。


頚椎1・2番・てあて整体スクール

環椎は環(輪=わ)のような形をしていて、軸椎は椎体の部分に軸のような突起があります。
この突起は歯突起(しとっき)と呼ばれています。(写真参照)
軸椎骨(第2頚椎)の歯突起の上に環椎(第1頚椎)が被さったような位置関係になっています。


脊椎の一つ一つの椎骨の間には椎間板があります。
腰椎などではヘルニアを起こすことがあるので聞いたことがあると思います。
この椎間板は軸椎(頚椎2番)から仙骨までの椎骨の間全てににあります。
ただし、頚椎の1番(環椎)と2番(軸椎)の間にはありません。
(頚椎一番と頭蓋骨の間にもありません。)
替りに頚椎1番と2番の間には関節があります。
頚椎2番を人が座っている形になぞらえると、ちょうど肩の部分が関節面になっています。
頚椎2番から下の回旋などの可動域(首を横に向けるなど)は、椎間板があるので制限されます。
椎間板で上下の骨が繋がっているので、左右に回りにくいってことですね。
でも、頚椎の1番と2番の間には椎間板がありません。
なので、回旋の制限はかなり少なくなります。


首を横に向ける動き(回旋)の45%くらいは、頚椎1番と2番で起こっていると言われています。


ということは、頚椎1番と2番の動きを止めてしまえば、首を横に向け(回旋)にくくなるということになります。
例えば、首を上に向けると(頚椎伸展)、後頭骨と頚椎1番2番をつなぐ筋群が収縮するために、首を横に向けにくくなります。
上に向けなくても、顔を前に出すと同じ状態になります。
猫背で首を前にしている人は、首を横に向けにくくなっているということです。
自分ではそうはなっていない、これが普通だと思っていても、解剖学的には制限せれています。
自分の今の感覚が普通になっているので、制限されていない状態が分からないってことですね。
首の動きが制限されると、横を向く時などに代償運動として肩や上半身を動かすことになります。
これが肩こりに繋がったりと言うこともありますね。
首が前に出ている人は、首だけ後ろに引いても状態はよくはなりにくいですね。
首(頚椎)から繋がっている、胸椎や腰椎、そして腰椎から繋がっている骨盤の向きや動きも見ていく必要があります。


とおろでにちょっと別の話。
頭蓋骨と頚椎1番の間の関節を動かすとYESの動きになります。
頚椎1番と2番の間の関節はNOの動きになります。
人の頭を動かす動きの、一番上はYESで二番目がNOってのは面白いですね。

参考 :
頚椎と胸椎と腰椎の違い >>> http://teate.co.jp/blog/blog1610032.html
頚椎の特徴 >>> http://teate.co.jp/blog/blog1707061.html

 

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

トラックバックURL: