整体師の勉強
これから整体の勉強をしようとか、今、勉強をしているとか。
整体師になるのに、どんな本を読めば良いかと聞かれることがあります。
先ずは解剖学からとか生理学からとか行きたいところですが、いきなり解剖学や生理学の専門書を読むと目が凝ってしまう。(笑)
そう言う本もいつかは読むことになりますが、そこに行く前にどんな本に手をつければ良いかが分からない。
てあて整体スクールに入学された生徒さんに、勧めている本はだいたい以下のような本です。
■感じて分かる! セラピストのための解剖整理 >>>
解剖生理と言っても、カラダについての考え方・捉え方が書かれています。
読んでみたらスクールでやっている解剖学の授業で話をしていることと、ものすごく似ていて驚きました。
たぶん7割くらいは同じことを言っています。
この本を先に読んだ人が僕の講義を聞いたら、あら木完全にパクッたな!?と思われることでしょう。
でも、パクッてません!
同じような考えの先生っているもんだなぁと思っています。
後から知ったことですが、野見山先生はダンスの知り合いの知り合いだそうで、ダンスも手技の業界も世界は狭いなぁと思っています。
■おもしろ解剖学読本 >>>
解剖学というよりも「カラダについてのあるある本」です。
骨格系や筋系、消化器系・神経系などに分けて書かれているので、とても読みやすいと思います。
■よくわかる筋肉・関節の動きとしくみ >>>
よくわかるシリーズです。
秀和システムと言う出版社から出ている本で、この他にも「よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ」など面白く読みやすい本があります。
■解剖学教室へようこそ >>>
養老先生の本です。
これはもう解剖学や生理学の本ではありません。
周辺本と僕が呼んでいる本たちの一冊です。
解剖学から発想される様々なことが書かれています。
養老先生は「バカの壁」が有名ですが、『唯脳論』がやっぱりオススメです。
ただしどちらも解剖生理関係の本ではありません。
■動的平衡 >>>
あら木の整体の考え方の基本はここにあります。
人は動的平衡を保ちながら生きています。
その機構を整えるのが整体だと思っています。
てことで、てあて整体スクール以外の学校の方は読んでも面白くないかも。
■単純な脳、複雑な「私」 >>>
池谷先生だけではありませんが、脳科学系の本は読んでおくと良いと思います。
整体師の手技的なスキルとは別に、人の考え方や心と体などの関係を考える上では必須だろうと思います。
これら読みやすい本を片っ端から読んだら、解剖学の専門書を1冊以上読むと良いと思います。
それと図解されている本も、一冊は手元に欲しい。
・プロメテウス 解剖学アトラス >>>
・ネッター 解剖学図譜 >>>
プロメテウスはCGで描かれた美しい図が魅力的です。
ただし、運動器系には頭部関係と内蔵が含まれていません。
また、骨格や筋肉の並べ方が独特なので、慣れるまでは時間がかかるかもしれません。
そして、最初に書かれている解剖学総論のところが、とても良いです。
分かりやすく整体師などの手技療法・ボディーワーカーは読んでおくと良いと思います。
ネッターは元々医者で油絵画家だったネッターさんがモノした本で、手書きの絵が魅力的です。
ただ、CGに慣れている人には見づらいかもしれません。
これらと関係ありませんが三木成男先生の本も面白いです。
系統発生など読むと、骨格や筋肉に対する見方が変わります。
自分が読みやすいものから読んでみて下さい。
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