50歳からの手技療法
転職や起業して手技療法をやろうとしている人。
50歳くらいからの勉強法や練習法について、ちょっと考えたことがあります。
50歳から新しい手技を勉強するなら一つだけ。
セミナーやワークショップで新たな手技を学ぶべきではない。(かもしれない。)
50歳になってから整体師や手技療法を学ぶ方が沢山います。
勉強して練習して開業・起業を考えている方も多い。
とても良いことです。
人生経験も豊かで、患者さんに出来るアドバイスも多岐に渡ることが出来る。
健康や体に対する知識も多い。
開業したら「引き出し」を増やし「差別化」出来る手技を、出来るだけ学んで行きたい。
そんな風に考える方もいると思います。
でも、引き出しや差別化をするために新しい手技を学ぶことはお勧めしません。
今、勉強しているその手技を突き詰めていくことが大切だろうと思います。
50台ってのは結構早く過ぎます。
50歳で整体師になったとして、60歳になったら10年選手。
20年選手になる頃には70歳を迎えています。
手技が自分の体に染み込む時間があります。
患者さんを見ていくうちに分かることがあります。
分かることはどんどん変わって行きます。
触診して見えるもの感じるものが変わってきます。
整体や調整をして起こる変化の見え方も変わります。
たぶん、3年目から5年目位で、やっと今やっている手技が身についてくる。
身についてくると言うのは出来るようになると言う意味ではない。
出来るようになるのはそんなに時間はかからない。
でも、自分の身に付く、血肉になるには時間がかかる。
そこからが始まりのように思う。
まああの、そんなに難しく考えなくても、体に馴染む自分に馴染むと考えてもらえば良いですが。
そうすると始めて5年くらい経ってやっと、自分の体に馴染んできて、そこからやっぱり3年5年は時間が欲しい。
8年から10年かけて、自分のものになってくる感じがする。
自分の体から出てくる手技が、相手の体とどんな関係になっているのか。
そこまで分からなくても、結果は出ます。
手技がきちんとしていれば、自分がきちんとしていなくても、結果は出る。
でも、やっぱり自分でも分かりたいでしょう、腑に落ちたい。
だとすると8年とか10年とかは、一つのコトでやってもらえればと思う。
20台30台40台なら良いと思います。
10年かけてものにするコトを、一つだけでなく二つ三つとやっても良いと思う。
でも50台からだと少しきついかなぁと思います。
出来ないとは思わないけど。
いっぱしのナニガシカになるんだったら、50歳からは一つの手技でドドンと押して行くのが良いのかなと思います。
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