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胴体と言えば胸椎12番(Th12)

読了までの目安時間:約 4分

解剖学ページの更新です。
今日は胸椎12番(Th12)についてです。
先ず胸椎って何!?と言うことについて。
胸椎は脊椎(背骨)のうち上から8番目から19番目までの12個の骨のことを言います。
(上7個は頚椎・首の骨)
胸椎には左右に肋骨が付いて(関節して)いて、胸郭を形作っています。
だから動きはある程度制限されます。
英語ではスラシック(Thoracic)と言うので、頭文字を取ってTh1(胸椎1番)などと呼んだりします。
こんな骨です。


胸椎12・てあて整体スクール

この骨には他の椎骨にはない特徴があります。
先ず関節面です。
写真は胸椎の模型に色を塗ったものです。
左側が胸椎側で右側が腰椎側です。
関節面に少し色をつけたので分かるかと思いますが、左側の胸椎側との関節面は写真で言うと上(実際には背中側)を向いています。
そして右側の腰椎側との関節面は写真で言うと手前(実際には体の横側)を向いています。
胸椎12番の上の関節面と下の関節面の向きが90度違っています。
他の胸椎の関節面は上下とも全て背中側を向いています。
腰椎の関節面は上下とも全て横側を向いています。
なのに胸椎12番だけが、その椎体の上下で関節面の向きが90度違っている。
不思議ですね。
でもこの90度違う位相になっていると言うことで、脊椎と言う棒状の形態をしたものは、上下で回転が出来ることになります。
関節面が徐々に変化していくのでは回転が出来ない。


次はこの胸椎12番についている筋肉についてです。
胸椎12番の背中側には僧帽筋が付いています。
僧帽筋の停止部の殆どは肩甲骨です。(僧帽筋は背骨と肩甲骨をつなぐ筋肉)
肩甲骨は上肢(腕)の途中にある骨です。
つまり胸椎12番は腕の始まりにある骨と言うことになります。
また、胸椎12番の腹側には腸腰筋が付いています。
腸腰筋の停止部は大腿骨小転子です。
つまり胸椎12番は脚の始まりにある骨と言うことになります。


広背筋も上肢と肩甲骨に繋がっているので、胸椎12番だけでなく腰椎1番から5番までが、上肢と下肢に繋がっていると言えます。
ただし、胸椎12番だけが上下の関節面の位相の違いがあり、上肢と下肢に繋がっているので、胸椎12番は特別な骨と言えるように思います。
個人的には「胴体と言えば胸椎12番」だと思っています。


胸椎12番は上肢からも引っ張られ、下肢からも引っ張られます。
その上、上下の関節面の位相が違うことで、上下の関節での動きが違います。
左右の上肢や左右の下肢からの引っ張りにアンバランスが生まれると、胸椎12番の空間位置は歪むことになります。
他の椎体も歪みますが、胸椎12番の歪みが多いように臨床的には見えます。
東洋医学的には腰痛の特効穴がこの周りに多いのもうなずけます。




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