バーレッスンはフロアレッスン
大人からバレエを始めて最初に戸惑うのがバーレッスンかもしれません。
バーと呼ばれる棒に掴まって、脚を動かしたり腕を動かしたり。
それをひとしきりやった後にフロアレッスンが待っています。
フロアは床、つまりバーのないダンススタジオの中を踊るレッスンのことです。
バーレッスンはストレッチや準備運動だと言われたりするし、思っている人が多いと思います。
クラシックバレエの基礎的な練習になっていると思ってる人も多いかもしれません。
実は「バーレッスンの動きでバレエの動きの殆どは説明出来る」」と言われています。
どういうことでしょうか。
バーレッスンでやっていることは、1番から5番までのそれぞれの足のポジションで体を動かす練習です。
そもそもそのままのポジションで立っているだけで、脚をターンアウトに使う練習になっています。
足裏を床に密着させて動かなくさせることで、1番や5番にしている訳じゃあありません。(笑)
バレエでは舞台に立っている時は常に、脚はターンアウトに使っています。(指示がない限り。)
そこから、タンデュやロンドゥジャンプやクドゥピエやパッセなどの脚の動かし方の練習もします。
例えばドゥバン(前)にタンデュ(脚を出し)した足に乗り込んで、軸足を後ろか脚から前の脚に移動する動きがあります。
(片足を前に床を擦ったまま出して、出した足に乗り込む動き。)
これをアテール(床に足をつけて)からアンレール(空中に足を浮かして)にして行くと、その延長上にジュテのジャンプがあります。
床の上で脚を動かしている練習なんですが、それと同じ筋肉を使って大きなジャンプもしている訳です。
また例えばプリエから元のポジションに戻ってきて、そこからルルベになる練習があります。
これはその場でジャンプする動きになります。
同じ筋肉を使っている訳ですね。
結局、バーレッスンでやっていることの組み合わせが、フロアでやるレッスンにつながります。
フロアでするレッスンは舞台上で踊る踊りに繋がります。
もちろんバレエは振り付けで踊るだけでなく、舞台上でストーリーを展開するためのお芝居(マイム)もあります。
優雅なマイムの練習はどうすれば良いんですかね。
日常生活の体の使い方が出てしまうと言うことになるんでしょう。
バーレッスンでバレエの殆どの動きは説明出来る。
だからバーレッスンは大切なんですね。
基礎的な体の使い方を体に覚えこませることで、フロア(舞台)での動きがバレエになってくることになると思います。
※タンデュ = 足を床につけたまま前や横や後ろに出していく動きのこと。
※プリエ = 股関節・膝関節・足関節を曲げていく動き。(結果的に腰が下がる)
※ルルベ = 爪先立ち。
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