笑っちゃうほど下手な人、泣けてくるほど上手い人
初めて整体を受けてから30年くらい立っていると思います。
整体師になって20年近く経ちますが、その間も様々な整体院やサロンに行きました。
調査をしようと思っていく時もあるし、純粋に痛みや疲れを何とかしたいと思っていくこともあります。
業界には本当に色々な先生がいます。
失礼だとは思うんですが、笑っちゃうほどに下手な先生がいいます。
好みもあるかと思いますが、それとは別に本当に下手な先生がいます。
治るとか治らないとか。
強いとか弱いとか。
当たっているとか当たっていないとか。
もうそう言うレベルを超えて下手な先生です。
何をしているのかが全く分からない。
その先生の手が僕の体に当たっている触れているのは分かる。
でもその手が何を意図して何をしているのかが全く分からない。
受け取るこちら側の問題かもしれませんが、とにかく分からない。
動かそうとしているところが動くところでなかったり。
触れて押すでもなく置くでもなく感じるでもなく伝えるでもなく。
落ち着かない。
過去に二人いました。
強く押されたり痛くされたりはしなかったので、手技の印象はとても薄い。
とにかく下手だった!ということだけが印象に残っている二人でした。
でも、悪い人じゃなかったんです。
良い人だったんだよなぁ。
という印象です。
受けていて途中から何だか笑えてしまいました。
馬鹿にしているというのではありません。
なんかこうすがすがしさを覚えてしまいました。
不思議な感覚です。
これとは真逆で泣けてくるほと上手い先生がいました。
もう絶対にこの先生には叶わないと思ってしまいました。
上手いと言っても、テクニックが良かったと言うのではありません。
もちろんテクニックも良かったんです。
でもテクニックよりも何よりも手が良かった。
うつ伏せに寝た背中に手掌が置かれます。
それだけで、フワフワのスポンジケーキの上に手掌を置いたみたいに、背中がふわ~っつと沈んでいきます。
手掌の形で沈んでいく。
突然背中が柔らかで底なしの低反発マットになったようです。
もうそれだけで全てが整ってしまうような手でした。
手掌を乗せたのは柔らかな筋肉の上ではなく、背骨(脊椎)の上です。
その背骨が低反発みたいに沈んでいく。
実際に見ていてもそんな印象の動き方をしていました。
今でも憧れの手です。
もう一人はテクニックでした。
頚椎のスラスト。
椎骨を一つだけ単独で調整します。
ボキボキとかポキポキとかそういった音ではなく、ポキンと言う軽い乾いた音がします。
そして頚椎だけでなく脊椎は全部に、股関節や肘関節のアジャストまでする先生でした。
これを見て受けた時にアジャストはやめようと思いました。
それまで自分が受けていたアジャストとは異次元だったんですね。
てあて整体スクールの指導は笑っちゃうほど下手な先生は作りません。
どこに手を当てるのか指が当たるのか、その部位をどうしたいのか、目的は何なのか、などを知って練習するからです。
泣けてくるほど上手な先生になるかどうかは本人次第です。
そうなれる可能性のある人材を作ります。
てあて整体スクールの手技はとても基本的です。
指導も基本を大切にします。
自分がやっていることの意味を知って、基本に忠実に練習を続け臨床を続けていくと、泣けてくるほど上手い先生になれる可能性があります。
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