指針整体の特徴について
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てあて整体スクールでは指針整体(ししんせいたい)とMETを教えています。
あまり聞いたことがない整体だと思います。
だいたい整体と言えばこんな感じと言うものを皆さんお持ちですが、これが全然違う。
みんな同じ訳ではないんです。
なので、説明をします。
説明だけでは実感として分からないんですが、それでも説明をしないよりはマシです。
指先でなるべく軽い刺激を入れていく。
指針整体の刺激は「引く刺激」と言っています。
押すのではなく引くことによって、皮下に引圧の流れを作ります。
また、強く押さない体重をかけないことで、筋繊維や毛細血管にダメージを与えません。
体重を掛けたり揉んだりすると、筋繊維や毛細血管が切れたりすることがあると言われています。
指針整体はそれがないので、終わった後のダルさや翌日の揉み返しがない。
逆に終わった後に、体が軽く翌日になってもそれが続きます。
ポンポンとリズミカルに刺激を入れていく。
低振幅の反復刺激を入れると筋肉は弛緩する。
これは筋肉の持っている特有の性質です。
軽くポンポンと指で刺激を入れていくことで、筋肉は緩むような反射をします。
またリズミカルな刺激が副交感神経に影響を与えると考えます。
副交感神経が優位になると、リラックスし筋肉は緩みます。
子供の肩たたきで体が楽になるのと似ています。
うつ伏せと仰向きの両方をセットで行う。
一般的な整体ではうつ伏せで施術をすることが殆どです。
でも指針整体ではうつ伏せ6割仰向け4割位の割合で整体を行います。
血管は全身で繋がっています。
うつ伏せだけでなく仰向けでも毛細血管に刺激を入れるので、全身の血流が良くなり、疲労物質が流れたり酸素やエネルギーとなる栄養素が供給され易くなります。
指針整体を受けた翌朝に体が軽くなったり調子が良くなるのは、血流が改善することによって自分の力(自然治癒力・回復力)で体が軽くなっていくと言うことです。
力を使わない。
力を使わないので患者さんも安心して受けられます。
やっている側の整体師も体力を使いません。
長く続けていくためには、なるべく力を使わない方法は有利です。
背骨に沿った刺激なので歪みが整う。
指で入れる刺激は背骨と四肢に沿った方向に入れます。
背骨の歪みなど小さなものは整い、動きの悪さも整って来ます。
体の芯(中心)の部分が整うことで、全身の姿勢や歩き方など基本的な動作が整います。
経絡に刺激を入れている。
経絡を使って治療をする訳ではありませんが、指針整体の刺激は経絡の流れに添って行われます。
経絡は全身に十二本流れている、気血水の流れです。
全身の経絡を刺激していくことで、知らず知らずのうちに気血水の流れも整い易くなります。
床の上でするので安心
指針整体は基本的には床で受けてもらいます。
ベッドだとどうしても落ちる心配がありますが、床ではそれがありません。
安心して受けてもらえます。
また、整体師として仕事をするのにも、ベッドも道具もいりません。
体ひとつでどこでも整体をすることが出来ます。
指針整体の特徴はこんなところです。
他にはないユニーク(独特)な手技です。
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