姿勢の授業
てあて整体スクールには姿勢の授業があります。
患者さんの姿勢を見て調整する授業です。
他に歩き方の授業と言うのもあります。
触診に時間を取ることも合わせて、患者さんを診る(見る・看る)テクニックの時間を多くとっています。
歪みや硬さの調整をしたりバランスを取ったりするにしても、みることが出来なければ始まりませんから。
姿勢を見るときには幾つかのポイント部位があります。
首頭の間だったり、胸だったり、股関節だったり、膝だったり。
そこがどうなっているかを見ますが、見て曲がっているから伸ばして下さい、なんて指導や調整をする訳ではありません。
それなら鏡があれば本人でも出来ることですから。
先ずは何が良い状態・良い姿勢なのかを知ることから。
そして良い姿勢を作ってみる。
作った良い姿勢を体感する。
それが自分でも再現出来るように。
そんなことが出来る授業を目指しています。
生徒さんでビフォーアフターを撮りました。
指導するのに一人当たり5分から10分位でした。
左がビフォーで右アフターです。
首あたりを見ると細くなっているのがわかります。
バストアップ、ヒップアップしています。
少し前かがみに見えますが、やっぱり首のあたりが細くなっています。
上半身と下半身ともに前後に細く(出っ張りがなく)見えます。
本人たちは何もやっていません。
ここがポイントです。
姿勢は鏡で確認出来れば、殆どの場合は自分で直すことが出来ます。
腰が反っていたら少し丸くする。
胸を張りすぎていたら少し猫背気味にする。
でも、それだと「何かをし続けないと」良い姿勢でいられません。
それは難しいですよね。
だから、本人たちは何かをやっている感覚がない状態で、良い姿勢を作ってあげる。
そうすると普段とはちょっと違った感じがしますが、何かをしていないので続けられる可能性があります。
ちょっと不思議な印象をもたれることはありますけど。
そんな指導をするための授業が「姿勢」の授業です。
形を作るための授業ではありません。
状態を作って感じてもらうための授業です。
そして休憩!
何故か日曜は差し入れが多いんです。
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