ストレッチは良いのか悪いのか。
ストレッチは良いのか悪いのか。
ストレッチしたら怪我をすると聞いたことがある。
ストレッチしないと怪我をすると言われた。
レッスン前のストレッチは良くないらしい。
レッスン前にはストレッチしないといけないらしい。
同じくらいの熱力で言われていることです。
どれが正しいんでしょうという質問を受けることがあります。
正確に言うと、どれも正しい。
正しい訳がないじゃないか。
ストレッチすると怪我をするけど、怪我をしないためにストレッチしろなんて理解出来ない。
はい。
そうですよね。
問題は「ストレッチ」と言う言葉と「良い悪い」と言う言葉にあります。
ストレッチには多くのことが含まれているし幾つかの種類があります。
また、普通ストレッチだと思っていることがストレッチじゃなかったりすることもあります。
そして良い悪いについても、何に対して良いのか悪いのか、誰に対して良いのか悪いのか。
目的語がなく話されているので、分かりにくくというかどっちか分からないことになってしまいます。
以下、ストレッチの種類と何に対してだとか、誰に対して良い悪いについて少し解説します。
ストレッチの種類
ストレッチには大きく分けると、スタティックストレッチ(静的ストレッチ)とバリスティックストレッチ(動的ストレッチ)の二つがあります。スタティックストレッチは静かにゆっくり引っ張るイメージのストレッチです。
バレエのレッスン前などに床の上で開脚して肘をついたりしているポーズ。
あの感じですね。(あくまでイメージですよ。)
そしてバリスティックは学校体育の最初にやる、脚を前後に開いて前膝を曲げ、後脚の踵を地面につけるように上下にバウンドするあれ。
動きながらする軽い体操のような準備運動のようなものです。
バリスティックストレッチは良くないという話が20年位前に噂となって流れたことがありました。
反動をつけてするストレッチは筋肉が傷つけられる事があるので危ないと言うことのようでした。
しかし、筋肉が温まっている状態で、可動域の範囲内であれば問題はありません。
でも噂は噂として広がります。
バリスティックストレッチは筋肉が傷つけられる可能性がある。
と言う話だったのが。
ストレッチは危ないと言う話になり。
ストレッチをすると怪我をすると聞いたと言う人までいました。
スタティックストレッチは静的なストレッチでゆっくり静かに伸ばしていくものです。
バリスティックストレッチが一時期学校などでやらなくなった時期には、スタティックストレッチをやっていたようです。
でも、このスタティックストレッチも危ないと言うような話が一時期ありました。
スタティックストレッチはある一定時間(40秒以上と聞いたことがあります。)伸ばしていると、筋肉の反応速度が落ちると言うエビデンスがあると聞きました。
スタティックストレッチをゆっくりやると、筋肉の反応が遅くなり、その後の運動パフォーマンスが落ちると言うことになります。
この話が噂として広がって行きます。
結果、スタティックストレッチをやると運動パフォーマンスが落ちるらしい。
と言う話だったのが。
ストレッチをするとパフォーマンスが落ちると言う話になり。
ストレッチで怪我をすると言う話になりました。
結果、バリスティックもスタティックもストレッチをすると怪我をする、あるいは危ないと言う噂は今でも少し残っているようです。
誰にとってのストレッチ
プロにとってのストレッチは、運動を始める前の準備段階に必要なことです。運動前にはウォーミングアップを行います。
厳密にはウォーミングアップとストレッチは別のものです。
筋温を上げるために、ジョギングや縄跳びなど軽い運動を含むものがウォーミングアップです。
その中でバリスティックストレッチは軽い運動としても、筋肉を柔らかく伸び縮みしやすくするものとしても、筋温を上げるものとしても使われます。
スポーツの本番の前にストレッチをする場合は、短い時間で行うことが大切です。
長い時間行うと筋肉の反応が少し遅くなってしまうからです。
もし、ゆっくりストレッチした場合は、その後にリトミック的な運動をすると反応速度は戻ってくることもあるので、軽い運動を組み合わせるという方法もあります。
アマチュアにとってのストレッチには幾つかの目的があると思っています。
運動前・レッスン前の準備運動やウォーミングアップの目的と、関節の可動域を広げる目的です。
レッスン前のストレッチはウォーミングアップの一環ですので、出来るだけ短時間で行うことが大切です。
これはプロと同じ。
関節の可動域を広げたい、体を柔らかくしたい目的であれば、運動後やレッスン後にゆっくり時間をかけて行うことがポイントになると思います。
運動後やパフォーマンス後は筋肉も反応しずらくなっているので、ゆっくり伸ばすのにも好都合です。
ストレッチは良いのか悪いのか
ストレッチは良いのか悪いのか。レッスン前にバリスティックなストレッチを取り入れてウォーミングアップするのは良いことです。
でも、同じレッスン前にスタティックストレッチを長時間行って、筋肉を柔らかく緩く伸ばしてしまうと、肝心の運動やレッスンやパフォーマンスが上手くいかない可能性があるので、あまり良いこととは言えません。
だからストレッチは良くも悪くもある。
時と場合と自分の状況を考えて判断することです。
ここでもう一つ考えなければ行けないのは、アマチュアダンサーやアマチュアスポーツマンの問題です。
仕事帰りや週末にレッスンや練習をする場合。
日中は椅子に座りっぱなしで体を固めている人が、軽いウォーミングアップだけでレッスンをすると、筋肉が伸び縮みしずらくパフォーマンスも上がらず、逆に故障につながる可能性もあります。
普段は仕事仕事で体を動かさないアマチュアの場合は、レッスンや練習前に、まずはウォーミングアップとして軽い運動(足上げ・ジョギング・ラジヲ体操的運動)をやった後、ゆっくりストレッチをする。
体が温まった後に、ゆっくりストレッチをして体が緩み筋肉も伸びやすくなった状態で、軽くその場ジャンプなどで、筋肉の反応を回復した後に、レッスンや運動をすると良いと思います。
練習やレッスンの後には、必ずゆっくりとストレッチをして可動域を広げることと、筋肉中の疲労物質を流すことをします。
ざっくりした言葉に騙されないようにしましょう。
ストレッチは必要です。
でも、時と場合と自分のことを考えて内容を決めましょう。
ダンスの楽しさ
最近、ちょっと思うところがあります。
なんというかこれはちょっとアレで、何が言いたいのかわからなくなるような予感がしながら書き始めています。
35歳位の時にニューヨークに行きました。
もう30年近く前になります。
会社の関係で半分以上は仕事。
でも夜の時間と日曜に自分で使って良い時間をもらいました。
夜、意を決してアルビンエイリー舞踊団のクラスを受けに行きました。
初めてのニューヨークでしかも夜。
全く行ったことがないクラスに一人で行くんだから、けっこうな決心がいったのを覚えています。
当時はセントラルパークの真ん中くらいの西に沢山並んだアパートのようなマンションのようなビルの上の階にありました。
入り口は本当に暗くて、エレベーターの前に黒人のおじさんがこっちを睨んで(のように見えた)座っていました。
恐る恐る上層階に行き、受付に行くと日本人のような人がいて受付をしました。
カ・タ・コ・トの英語で話すと、日本人ではなく中国人のようでしたけど。
クラスはコンガの生演奏にアフロヘアを振り乱しながら杖で床をゴンゴン叩きながら行う女性。
参加してたのは10数人の黒人女性と白人女性一人で日本人荒木。
同じツアーの日曜にブロードウェイダンスセンター(BDC)というところにも行きました。
こちらは日曜ということもあってか、様々な年齢と人種が入り混じっていました。
鏡前を占拠していたのは日本人女性4・5名。
踊れる人達です。
荒木はものすごくスタイルの良い黒人男性の後ろにつきました。
斜め前には老婆と隣に10歳くらいの少女がいました。
先生は恐ろしく踊れる人でしたが、スタイル男性は全く踊れず、ちょっとがっかり。
でも老婆と少女は楽しそうに曲に体を動かしていました。
次にニューヨークに行ったのは7・8年前で55歳の時。
その時はダンス・ニュー・アムステルダム(DNA)というスタジオに数回。
DNAは今はないようで残念ですけど。
そしてルイジスタジオとステップス(steps)にも行きました。
DNAの更衣室では老人男性と一緒になったので、なんとなくカ・タ・コ・ト英語でタドタド聞いてみると、どこかの大学の教授とかで、休日に体を動かしに来ているとのこと。
また、別のクラスではダンスで在外研修に来ている日本人と同じクラスを受けましたが、半分はプロのような人たちで半分は近所のおばちゃんと言うと失礼ですが、普段着の女性達が来ていました。
ルイジスタジオに行った時は、半分は近所のマダムで一人日本人OLさんが来ていました。
ルイジスタジオのマダムは、指導しているフランシスさんにルイジはそんなこと言ってなかった的なことを言っていたりして、楽しく踊っているようでした。
同じクラスにブロードウェイで踊っていると言う女性が一人いて、もう引退したと言う男性と最後にデュエットを踊っていました。
最近はどうなんでしょう。
日本のダンスの楽しみ方はどうなっているんでしょう。
ジャズダンスのオープンクラスが出来始めて多分30年以上経ちます。
大人バレエが広まり始めて20年以上経つと思います。
スポーツクラブのダンスクラスは何となく減っているようですけど、バレエ熱は減っているような印象は受けません。
数年前からは学校でダンスが必須になりました。
あんまりギスギスしないで楽しく踊れれば良いなと思っています。
でも楽しく踊るのにある程度ガチガチやらないとと言うのも事実かもしれません。
いやいや、本当に体がストレッチされて動かすだけで良いと言うのもありでしょうし。
どうなんでしょう。
みんなが故障をしないようにと思って発信しています。
でも、それよりも楽しく踊りたいとか上手くなりたいと言うのが先に来ると思います。
自分もそうでしたから。
でもやっぱり長く続けるなら、故障は最小限にとどめておきたい。
そのためにはとも思います。
楽しく踊るんだって故障はないに越したことはありませんし。
ストレッチやケアは気がついた時にはやるようにして欲しいなと思っています。
やっぱり何が言いたいのか分からなくなりました。
ま、こんな日もあります。
7・8年前のルイジスタジオ前の荒木。
50代半ばにしちゃ若いよねぇと自分で言っておきます。(笑)
会社で仕事が出来ない人は整体師でも成功しません。
脱サラ、起業の話です。
会社で仕事が出来ない人は、整体師でも成功しません。
元も子もないような話ですかね。
でも本当です。
整体師を20年もやっていると、沢山の整体師に会ったり知り合いになったりします。
少なくとも10年以上整体を続けている先生は、仕事が出来る。
会社に勤めても仕事の出来る人たちだと思います。
見た目や開業形態の違いとは関係なく、仕事が出来る。
と思います。
仕事が出来るってどういうことか。
何を見てそれを感じるのかというと。
脱サラするにも起業するにも、準備が必要です。
その準備を過不足なく行っている。
ように見えます。
何も考えていないように笑いながら仕事をしている先生でも、聞いてみると準備は出来ている。
誰もが分かるような必要な準備だけでなく、その先生の開業には特別に必要になりそうな準備も行っている。
準備に抜け目がない感じがします。
そして事前に予測をしている。
開業する前には様々な準備が必要ですけど、準備を始める前に事前に予測し考えている。
また、開業した後にも様々なことを予測し考えています。
患者さんが増えた時にはどうするか。
患者さんが減った時にはどうするか。
1年後にはどうなっているか。
5年後にはどうなっているか。
そんな事を日々考えながら、でも毎日の仕事(整体)はきちんとやっている。
当たり前。
ですよね。
確かに当たり前です。
でも、それを確実に続けられている先生達だけが、10年以上継続して仕事(整体)を続けています。
整体を軸に仕事を続けている。
だから、会社で仕事が出来ない人は、整体師でも成功しません。
だから、脱サラして成功したいなら、今いる会社で仕事が出来るようになっておくと良いと思います。
愚痴
単なる愚痴です。本当に。
今日、会社の税金を納付しに銀行に行きました。
某某某銀行の大泉学園支店。
窓口の手前に受付的な人が立っていて、何用?と言うようなことを聞くので、税金を支払いに来たと言うと、ここは半年前から個人専用の支店になったとおっしゃる。
個人専用?
法人は窓口では扱わなくなったと言うことらしく、電車に乗って三つ目の駅の支店で今後は扱うらしい。
いや今後じゃなくて半年前から。
がしかし今回だけは(荒木が)初めてだったようなので、こちらで扱いますとおっしゃられる。
法人は扱わない。
ナゼ。
何故なんだろう。
そもそも銀行には色々と思うところがある。
同じ銀行なのにこっちに行けとかあっちに行けとか。
ちょっとしか借りない困っている小さなところよりも、沢山借りるあんまり困らなさそうなでかいところの方が金利が低いとか。
利息は天文学的に低いのに手数料は天文学的に高いとか。
(いや天文学的という言葉の使い方が間違っていることくらいは分かるが気持ちとして使いたいんだから仕方がない。)
ATMが定期的に動かなくなったり。
あっこれは某某某銀行だけの問題か。
それにしてもだ。
どうもあれだ。
誰のために何をしたいんだか分からん。
まあ大変なんだろうけど。
これじゃ中の人も大変ですねと窓口の手前の受付的な人に言ったら、一瞬俯いて苦笑しそうになったのを隠してすぐに立て直していた。
思い当たるふしがないでもないんだろう。
いや、単なる愚痴です。
ホント〜にタンナルグチ。
書いててつまらんのだから読んでもつまらんでしょう。
すまぬすまぬ。
しかしまあたまには。
荒木もこんなこと考える人間です。
骨盤調整は三方向から
てあて整体スクールの骨盤調整は三方向から行います。
骨盤のズレを三方向に分けて触診して調整します。
前から見た時の右と左の骨盤(腸骨稜)の高さ。
上から見た時の右と左の骨盤(寛骨)の開き具合。
横から見た時の骨盤(寛骨)の前後の傾き。
この書き方だと分かりにくいかもしれませんが、3つの方向から見た歪みを別々に調整すると言うことです。
この調整方の良い点は、骨盤という立体的なモノの歪みを3つに分けているので、一つ一つの歪みは分かりやすいと言うこと。
そして3つに分けているので、一つ一つの調整は単純で難しくなく、調整されたかどうかも分かり易いと言うこと。
良くない点は三方向に調整しなければいけないので、一回で出来る方法があるのであれば、それよりは面倒かもしれません。
また、覚えることも3つなので、最初は戸惑いがあるかもしれません。
三方向のうちどれか整っている方向があれば、その方向については調整する必要はありませんけど、3つ知って出来なければ実際には使えませんからね。
荒木が最初に習った骨盤調整は、骨盤の捩れを一つの手技で治していました。
これも効果的で有効です。
でも、熟練に時間がかかる手技だと思いました。
立体的な歪みを一つの手技で行っていましたから。
そこで整体スクールではマッスルエナジーテクニックで出来る三方向からの調整法を教えるようにしました。
三方向を知っていれば色々なことに応用も出来る可能性もあります。
関節をどんな風に動かしているのかが理解出来て体に入ってくれば、違った姿勢(腹臥・側臥・仰臥)でも調整することが出来ます。
動画は骨盤周りの調整法の授業風景です。
梨状筋(臀部)と腸腰筋(腹部)の調整の後に、骨盤の歪みを調整しています。
起業時代
起業時代という本が創刊されました。
https://www.freee.co.jp/publishing/book/kigyojidai/
てあて整体スクールを卒業すると起業する方も多くいるので、チェックのため購入。
パラパラと内容を見ました。
思っていた内容と少し違いました。
実は20年ほど前にも同じような雑誌がありました。
アントレという名前の雑誌だったと思います。
月刊でしたけど何冊か読んだ記憶がありました。
そして取材も受けました。
同じ時期に別の雑誌でも脱サラの特集があって、何故か取材を受けて掲載されました。
こちらはオブラという月刊誌でした。
アントレで取材を受けた号は「独立事典」として特集号のような形で出版されました。
発行は平成14年8月(2002年)。
アントレという雑誌は(株)リクルートが発行している雑誌で独立開業のための本でした。
毎月毎月、特集が組まれていて、業界別だったりした記憶があります。
そしていつも最後の方に、開業準備のノウハウのような定形のページがありました。
届出や事業計画、借入などについて15ページくらいでまとまっていたように記憶しています。
オブラ(obra)は全く別のテイストの雑誌で男性向けの趣味の雑誌でした。
当時は似たような雑誌が何紙かありましたが、今はもっと何かに特化したものが多いように思います。
penのようなBURUTUSのようなdancyuのような、男性向けのクロワッサンとかそんな雰囲気の本でした。
そのオブラで特集があって取材を受けました。
こちらの取材は覚えていて、後になってFacebookで当時のライターさんと繋がったりもしました。
当時の起業系の雑誌と今回創刊された「起業時代」の内容はかなり違います。
今回は「起業のダンドリ」が圧倒的に多く書かれていました。
以前のものと比べると、夢や憧れというよりは、実際に何をどうやっていくか。
起業準備のためのレクチャーがなされています。
個人事業で起業する場合と会社組織を作って起業する場合。
資金の借入の問題だったり届出の問題だったり。
税金や申告の問題なども書かれていました。
20年前は税金や申告の問題までここまで細かには書かれていなかったように思います。
創刊号ということなので、これから別の特集などが組まれて発行されていくのかなとも思いますが、やはり時代を感じます。
20年経って起業はかなり認知され増えて来ているんでしょう。
会社とは違って誰もダンドリしてくれないんだから、今までやったことのないダンドリをきちんと踏んでオープンまで繋げようという感じなのかなと思います。
起業する業種も少し違っているように思いました。
以前はセラピーや手技療法も多く取り上げられていましたが、今回の雑誌にはスポーツトレーナーだけで他には似たような業種はありませんでした。
代わりに増えている印象なのは、コンサルだとか企画だとか何かを人に指導するような事だとかです。
夢の話がないなぁと思いますけど。
まあ、起業が夢や憧れではなくなったってことなんでしょう。
考えてみれば当たり前ですね。
20年前はバブルの後。
頑張れば給料は上がった時代。
次は自分のやりたいことをという時代だったのかもしれません。
今は身につけたスキルで生きていくための、会社員ではない方法として起業があるということなのかもしれません。
それはそうだよなと思います。
起業が少し注目されて来ているんだとしたら嬉しいですね。
整体やセラピーも起業出来る業種です。
この雑誌もしばらくはチェックしたいと思います。
Dama Dam Tal 「2年後の世界」
Dama Dam Tal 「2年後の世界」 を観に市民会館おおみや小ホールまで行きました。
「さいたまアーツセンタープロジェクト、深呼吸する水曜日」という企画の一環だったようです。
大宮はけっこう近いと思ってましたが、意外に遠くてちょっとびっくり。
でもかなり早めに着いてしまいました。
DamaDamTalは元患者さんがたぶん発起人となったプロジェクトで、活動の幅も広く色々な場所で踊ったりパフォーマンスしたり企画したりしています。
そのDamaDamTalに現患者さんも居て、大宮でやるという事だったので観に行きました。
この前は上野の美術館でパフォーマンスなしの展示もやっていて、それも観たりしました。
面白い。
とにかく大好きな作品です。
作品の構造がドンピシャ。
制限のある照明だったにも関わらず、それを調整しながら使い。
客席と舞台の境界をどうやって見せ、どうやって認知させるか。
振りや動きやダンスや動作を、切り刻みバラバラにして再構築したものを並列させたり同機させたり。
同じことの続く日常と非日常の境目やズレを感じさせたり。
プロジェクターを使った映像も時間をバラバラにするのに一役買って。
限られた時間と空間の中でそれらを無理なく、クリアに見せていたと思います。
いや、クリアに見えるように構成されていた。
そんな構造だったと思います。
この構造だから感じられるものがあったと思います。
とにかく面白かった。
例えばシアタートラムとか新国立小ホールとか横浜レンガ館倉庫とか、舞台が客席よりも少し下にあるこじんまりした劇場でも観たいと思いました。
そして、三木さんには小説を書いてもらいたい。
この作品を見てそんな風に思いました。
小説は文体でもあるけど構造でもあると思っているので。
ところで市民会館おおみや小ホールは素晴らしく渋い。
入り口にたどり着いたら京都で入った銭湯を思い出してしまいました。
この入り口を入って地下二階に劇場があります。
劇場は扇形で客席も扇状になっていて、ティアラこうとう小ホールとそっくりでした。
座ってしばらくしたら変な既視感を覚えてしまうくらい。
同じくらいの時代に出来た建築で、自治体のひらがな小ホールあるあるなんだろうかと思ったりしました。
それにしてもこの渋い空間で、この作品は本当に素晴らしいと思いました。
演者の皆さんお疲れ様でした。
次回作も楽しみにしています。
本番中の写真撮影はOKでした。
でも、撮ったのはこの2枚だけです。
さいたま国際芸術祭2020「Art Saitama」に昨日の映像がもうアップされていました!
作品は45分くらいです。
名古屋教室で授業の見学受付てます。
来週、2月22日からは名古屋教室で授業があります。
授業見学や整体体験を受け付けていますので、興味のある方はご連絡ください。
てあて整体スクール名古屋教室
住所:愛知県名古屋市千種今池 2−1−16−408期間:2月22日から25日
時間:10:00から14:00(途中休憩あり)
授業:22日 カラダの地図、指針整体
23日 アレクサンダー、指針整体、無料アレクサンダーWS
24日 指針整体
25日 指針整体
申込:teate@nifty.com
カラダの地図は患者さんに体の構造を説明するための授業です。
(荒木の著書「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎)」に書いた内容を学びます。)
腰痛や肩こりや膝痛など筋骨格系の痛みの原因は様々ですが、自分の体に対する誤解が原因となっていることがあります。
本来、動く場所と動かそうとしている場所が違うと、動きにぎこちなさが出たり上手く動かなかったりします。
それを防ぐためにカラダの仕組みを教えてあげることで、スムーズに体を動かす事ができるようになる。
患者さんに分かりやすく教えるための授業です。
アレクサンダーテクニークは体の使い方のレッスン。
整体師として自分の体を効率的に楽に使うための授業です。
自身の体が上手く使えることで、整体の効率も上がり自分自身の故障も防ぐことが出来ます。
そして指針整体の練習をします。
指針整体は他校では学ぶことの出来ない整体の手技です。
トントンと軽い刺激を全身に入れて行きます。
単純な動作ですが、それが逆に難しい。
身に付くまで何度でも練習をしてもらいます。
無料アレクサンダーWSはアレクサンダーテクニーク入門ワークショップ。
アレクサンダーテクニークってどんなものなのか、まだあまりご存知ない方が多いので説明会のようなワークショップを無料で開催します。
アレクサンダーテクニークってそもそも何、歴史、どんなことをするのか、何に役立つのか。
そして実際にワークを少しやります。
興味のある方は無料ですので、ぜひ参加してください。
定員5名で残り3名募集中です。
( アレクサンダーテクニーク無料イントロ・ワークショップ >>> )
授業見学と整体の体験も無料です。
受けてみてから考えましょう。
連絡お待ちしています。
やりたいことがあったら人の言うことは聞くな。
数年前、日本人のカズ・ヒロさんがアカデミー賞のメークアップ賞を取りました。
カズ・ヒロさんは日本メディアからの「日本の若い方にアドバイスをお願いします。」と言う質問に、こんな風に答えていました。
「とにかく人の言う事を聞かないように。
友達も先生も親も、誰の言うことも聞かない方が良い。
誰も責任を取ってくれない。」
みたいな内容でした。
インタビュアーは親友のアドバイスもですか?と言うような事を聞いていましたが、彼の答えは変わらず。
そうです親友にも誰にも聞かない方が良い、親身になって話をしてくれる人でも、聞かない方が良いというようなことを言っていました。
凄いなと思います。
本質を突いていると思います。
自分で決断し責任を取ってきた人の言葉だなと思います。
アドバイスを聞いて何かを決断した時、自分で決断したとしても、結果として誰かの意見を参考にしています。
なんというか決断が柔らかくなる。
決断の後、苦しい時や失敗した時に、少しでも誰かのアドバイスがあったことを思い出したとしたら。
心は微妙に楽になります。
自分だけの判断じゃない。
言い訳とまでは行かない。
でも少し気持ちが楽になる。
それは避けた方が良い。
そんな状況を作らない方が良い。
そういう言葉だろうと思います。
本当にそう思います。
何となくカズ・ヒロさんの言葉を思い出しました。
待乳山聖天様
待乳山聖天様に行ってきました。
今日は六本木でストレッチ教室があります。
先週に続き2週連続は珍しいが、新しい年のチャレンジとしてやってみました。
せっかく外に出るんだからと、先週は映画。
「名付けようのない踊り」
凄かった。
今週はどうしようかと思ったが、2週連続で映画を観るというのも何だか気が引けるので、待乳山聖天様に行くことにしました。
別に気が引けなくても良さそうなもんだが、昭和生まれは贅沢が苦手なんですよね。
待乳山聖天様は患者さんに教えてもらいました。
もう10年以上も前になると思う。
「センセイ、困った時のマッチ山ですよ。」
そう言ったように聞こえた。
マッチ!?って?
火でも点くの?
ドユコト。
と思って聞き直すと、待乳山という名前で江戸時代から地元の人に慕われているということだった。
困った時のというのは、コンビニのようなものなのか、安心のためのというような事なのか。
信仰というのはそう言うことを含んだものなんだろうと思いました。
そしてご利益が凄いらしいと聞いて行くようになりました。
一昨年から続くコロナコロナで、なかなかはっきりしない日々が続きます。
正直言って整体は厳しい状況です。
整体院もスクールも。
こんなこと書かない方が良いのかも知れないけど、まあそうなんだから仕方がない。
それに、こういうこともあります。
いろいろとくぐり抜けての20年です。
でもやっぱり今回は少し厳しい。
と言うことで、少し待乳山さんに忘れられないように行ってきました。
それでどうなるってことでもないんですけどね。
待乳山聖天様は大根をお供えします。
社務所のようなところで大根が買えます。
それを買って拝殿でお供えする。
帰ってくる時に、お下がりが頂けるシステムになっています。
今日は殆ど閉める時間だったこともあって、お下がりは残っていませんでした。
お下がりをいただいた時は、大根料理にして食べたりします。
何か面白いシステムですね。
それもまた愛される要因なのかと思ったりします。
これからストレッチです。
床の上でゴロゴロして体の芯を緩めます。
頑張って行きましょう。