てあて整体スクール 東京/名古屋で開業を目指すなら » アーカイブ

ターンアウトはどうして必要なのか

読了までの目安時間:約 5分

クラシックバレエではターンアウトは絶対です。
180度開いていなくても、角度は少なくても、ターンアウトにしながら体や脚を動かします。
どうしてでしょう。
ターンアウトにしないとダメなことでもあるんでしょうか。


ターンアウトは股関節でします。
股関節は骨盤(寛骨)の臼蓋と大腿骨(太ももの骨)で出来た関節です。
大腿骨の形はL字をひっくり返したような形をしています。
そのL字をひっくり返した先の骨頭と呼ばれる部分が、ソケットのようになった臼蓋にはまりこんでいます。
骨盤と股関節の図を見ると、大腿骨の上が斜め横に曲がって股関節に入っているのがわかります。


骨盤1・てあて整体スクール

股関節から斜め下に伸びている首のような部分(大腿骨頚部)があって、そこから曲がって床の方に骨が伸びています。
太ももの骨は股関節から斜め横に出た後、下に曲がって伸びている、と分かっている人は以外に少ないかもしれません。
股関節から真下に骨が伸びている、または脚の骨の真上に股関節や骨盤があると思っている人もいるかもしれません。
手を体の横にして脚の付け根あたりを探ると、脚の上の方の横に骨があるのが分かります。
L字をひっくり返した角にあたる部分で大転子(だいてんし)と言います。
大転子に手指を当てて、踵を床についた脚の爪先を内外に動かしてみて下さい。
大転子が動くのがわかります。
大転子を体の横から後ろに動かすのがターンアウトの動きです。
これを股関節の外旋と言います。


ターンアウトを股関節の外旋ではなく、爪先を外に向ける運動だと思ってやっていると、ちょっと違う動きになることがあります。
では、どうしてこんなこと(ターンアウト)するんでしょう。
ターンアウトしないとダメなんでしょうか。
上の図の右股関節をもう一度見て下さい。
右股関節は爪先を前に向けたまま、股関節を外旋(ターンアウト)しないで外転して(横に持ち上げて)います。
そうすると、外に出っ張った部分が、骨盤に当たって止まっているのが分かります。
これ以上、脚を外転(持ち上げ)しようとすると、骨盤を傾けなければいけなくなります。
アラベゴン!
てやつですね。
お尻が持ち上がって良くありません。
では次の図。


骨盤2・てあて整体スクール

右の股関節を外旋(ターンアウト)して、脚を横に持ち上げ(外転)しています。
脚を横にあげた時に骨盤に当たっていた部分が、ターンアウトによって後ろに行くことで当たらなくなりました。
これだと大腿骨の出っ張った部分が骨盤に当たらないので、いくらでも脚が挙げられます。
ターンアウト・てあて整体スクール

こんな感じ。
床に仰向けに寝て爪先を天井に向けたまま脚を持ってもらい、そのまま腕の方に持ち上げていくと、意外に早く骨盤が動き始めるのがわかります。
だからターンアウトは必須なんです。
そしてターンアウトをしようとしていないと、脚が上がりにくくお尻が持ち上がってしまう。
では前や後ろに上げる時はどうでしょう。
前に脚を上げる時に爪先を前に向けたまま、ターンアウトしないままで上げていくとどうなるか。
前ももの筋肉が骨盤と挟まれて、脚が上がるのが途中で止まります。
やっぱりターンアウトして前ももの筋肉を横にしておけば挟まれなくなります。
では後ろは。
後ろは分かりにくいですが、横に上げるのと同じことが起きています。
結果、ターンアウトしないままで脚を動かそうとすると、骨盤が動いてしまいバレエに見えないことになってしまいます。
やっぱり必須なんですね。




整体スクール・整体学校
東京・名古屋で整体師の独立・開業なら てあて整体スクールへ! >>>

手技 WS セミナー
骨格調整専科 >>>
10
アレクサンダー・テクニーク
【感じる姿勢と使い方】NHK文化センター 光が丘教室 >>>
踊る人のためのアレクサンダー・テクニーク(チャコット名古屋スタジオ) >>>

ストレッチ教室
コア・ストレッチ教室 東京・名古屋 >>>

大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>>>

ターンアウトは、「爪先を横にして、膝を爪先と同じ方向にすること。」ではありません。

読了までの目安時間:約 5分

今回はバレエの話です。
よくバレエの先生がレッスン中におっしゃることがあります。


肩を下げて。
もっと引き上げて。
軸を感じて。
プリエで座らない。
爪先を開いて(横にして)膝は爪先と同じ方向 等々


分かるようで分からない。
分からないようで分かったりする。
でも、誤解が多いのも事実です。
特に最近気になっているのがこれです。


爪先を開いて(横にして)膝を爪先と同じ方向にして。


バレエでは脚は常にターンアウトするように言われます。
ターンアウトとは股関節を外旋(外に回し)することです。
結果として爪先は外に向き膝も外に向きます。
1番や5番で立っている時もターンアウトはしています。
そこからプリエしたりする時に、「爪先を外に開いて膝と爪先は同じ方向」などと言われます。
大人からバレエを始めた人は、プリエをしていく時に爪先は外に開いていても、膝が前方向に動きやすいからです。
でもこの指示ちょっと誤解されやすいと思います。
実際、誤解したまま身体を使っている人が多い。


プリエする時などに膝を爪先同じ方向に出そうと意識しても、膝は爪先と同じ方向には行きません。


例えば普通に立った時に膝を曲げていくと、膝は爪先とだいたい同じ方向に出ます。
膝を爪先と同じ方向に出そうとしなくても、です。
と言うことは膝を真っ直ぐ出せば膝は爪先とだいたい同じ方向に出るようになっていると言うことです。
そりゃそうですね。
普通に歩いている時に爪先と膝はだいたい同じ方向です。
だから


爪先を外に向けた状態で立ってプリエする(膝を曲げる)時
膝を爪先と同じ方向に真っ直ぐ動かそうとすると
股関節のターンアウト(外旋)を気にしていないので
膝は前に出て行くことになります。


???ですね。


ではどうすれば良いのか。
ターンアウトするんです。
そのまんまです。


1番で立ってプリエしていく時
股関節をターンアウトに使いながら
股関節と膝関節を曲げていきます。
そうすると
結果として
膝は爪先と同じ方向に出ていきます。
根元(股関節)がターンアウト(外旋)していくんだから、爪先よりも膝が先に外に向きます。
爪先は、膝から下がそのまま捻らないで普通にまっすぐ使っていれば、膝と同じ方向を向きます。


言い方の問題なんだろうと思います。
膝を爪先と同じ方向に出して。
ではなく
「膝をターンアウトしながらプリエ。」
とか
「膝が外に回れば爪先と同じ向きになります。」
とか
「股関節が周りながらプリエ。」
とかです。


アラセゴン・てあて整体スクール
※ターンアウト=左右の下肢を股関節から外旋させる運動。
※1番・5番=バレエで脚を揃えて立っている時の足のポジション。
       1番は左右の踵がついて、爪先が外に開いている。
       5番は左右の爪先と踵がついて、横に並行になるような位置になっている。


■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>


■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>


■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>


■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>