股関節と坐骨の位置関係
アレクサンダー・テクニークの個人レッスンを受けてきました。
整体師が整体を受けるようなもんで、アレクサンダー教師もアレクサンダー・テクニークを受けます。
先生はマーサ・ファートマンさん。
僕の師匠でもあり師匠佐季子さんの師匠でもあるマスター・ティーチャーです。
彼女はとてもシンプル。
混じりっけのない手でアプローチしてくるように感じます。
今回はシンプルでベーシックなことを感じたいと思い、立つ座る・歩く、ことをしました。
知らない人には分かりにくいですね。
アレクサンダー・テクニークは自分の使い方。
元々持っている使い方を思い出すワークです。
立ってるところから歩くことや、立っているところから座ること、座っているところから立つことなど、とても基本的な感覚を再確認したいと思いました。
いつもやっていることで、自分がどんな風に立っているかとか、どんな風に座っているかなど、基本的なことは注意をして感じるようにはしていますが、なかなかレッスンを受けられなかったり、授業に参加出来なかったりすると、ちょっと違ってるんじゃないか?と疑問が出てきたりします。
それを確認するために、マーサのワークで基本を思い出そうと思いました。
ハンズオン・ワークをして歩く。
ハンズオン・ワークをして立つ。
ハンズオン・ワークをして止まる。
ハンズオン・ワークをして座る。
考えすぎてたなぁ。
こんなに簡単なことだったんだ。
もっとシンプルで軽いものだったんだ。
難しく考えすぎだったな。
そんな風に感じました。
股関節と坐骨の位置は?
と聞かれました。
知っていることを話をし、こことここですと指さしました。
そこだと思ってる?
そんな風に聞かれたような気がしました。
場所は分かっていたし、自分の生徒さんや患者さんにも説明して感じてもらっていたつもりでした。
でも、ちょっと違っていた。
歩く時、膝は前に、股関節は相対的に後ろに。
その感覚もはっきりしました。
けっこうすっきりしましたね。
時間を作って自分を感じることは大切です。
やっぱり整体師にはアレクサンダー・テクニークのように自分の使い方を学ぶ必要があると思います。
(てあて整体スクールではだから取り入れたんですけどね。)
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
骨格調整始まりました。
4月の月曜授業は骨格調整です。
今月は神奈川県のセラピストさんも受講しに来ています。
指針整体ではなく骨格調整だけや症例別の授業だけを受けることも出来る「専科」に入学されました。
専科の人もスクール生なので、終了後には何度でもリピート受講することが出来ます。
(1回1000円)
一回の受講では心配と言う方や、忘れてしまったと言う方は、何度でも確認に来ていただいています。
骨格調整の授業は骨格のズレや動きの悪さ(サブラクセーションとフィクセーション)の調整、動きにくくなっている筋肉の調整をします。
手技はマッスルエナジー・テクニックがメインですが、今回は産前産後(マタニティー)専門のセラピストさんがいるので、妊婦さんにも出来る手技も取り入れています。
卒業生や在校生は知っていますが、テキストに乗っている以外の手技も、その時その時の参加者に合わせて指導するようにしています。
骨格調整はだいたい80%くらいはいつも同じことを指導していますが、20%くらいは別のことを指導しています。
症例別だと60%くらいが同じで40%くらいは違うかもしれない。
残りはテキストでフォローしてもらっています。
だからリピート受講する卒業生が多いんだろうと思います。
今月は日曜の症例別に神戸から参加されているセラピストの方がいます。
4週に渡って東京まで来てくれるのには頭が下がります。
リピートは東京でなくても名古屋でも出来るので、7月にまた名古屋で会いましょうなんて言っています。
やっぱり先ずは触診から。
骨盤の開きの調整
梨状筋の調整
マッスルエナジー・テクニックは原理を知れば単純な手技です。
どんな風にやっても調整されます。
授業では効率良く調整するために、手順に沿って説明をし実技をやっています。
手の位置や動きの報告だけでなく、整体師自身の立ち方や位置についても教えます。
卒業するまではその方法でやってみて下さい。
出来ている実感がなくても、調整されています。
工夫するのは卒業後で大丈夫。
でも、工夫してもテキストに乗っている、このやり方に戻ってくると思います。
あら木が15年使ってきた方法で、たぶんかなり効率的効果的ですから。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
触診はどこが悪いか探しているのではありません。
てあて整体スクールでは指針整体の練習を始める前に、必ず触診の練習をします。
触診は整体の基本で、とても大切だと考えているからです。
触診は手で患者さんの身体に触れ、骨の歪みや筋肉の状態(硬さ・張り・温感・状態他)、身体の状態を感覚的に感じるものです。
そのため練習が必要です。
順番や手の当て方や身体の使い方を知っているだけで出来るようになるものではありません。
繰り返し繰り返し何度も何度も触れることで、どんどん手の解像度が上がっていきます。
触診で身体の悪いところが分かるかと言うと、それはありません。
触診では上に書いたように、身体の状態が分かるだけです。
今現在その時に患者さんの身体がどうなっているか、どんな状態なのかを知るだけです。
状態が分かれば調整することも出来ます。
歪みが分かれば戻そうとすることが出来ます。
逆に言えば
良い悪いは判断しません。
触診だけでなく整体師は患者さんの良い所や悪い所を探して直しているのではありません。
患者さんがいつもと違っているところ、生理的ではなくなっているところを、触知して、いつものように、生理的になるようにしています。
痛みや症状は、いつもと違う状態、生理的でない状態の時に起こります。
そして、人の身体はいつもの状態、生理的な状態に戻ろうとするように出来ています。
(これ恒常性の維持なんて言いますね。)
だから、強く矯正したりギュウギュウ押したりしなくても、調整は出来ていきます。
流れを作ってあげるだけでも、元に戻ろうとします。
では、痛みや症状は「悪い所」なんではないか、良くないことなんじゃないか、と思う人もいると思います。
痛みや症状は嫌なものです。
でも悪いところとか良くないこととかであるかどうかは、捉え方次第。
ジャッジ(評価)することで、良い悪いと決める必要はないことかもしれません。
例えば、痛みがないのが良いとしたら、痛みを感じなくすれば良いことです。
でも、先天的に痛みを感じない人は、骨が折れても指が切れても傷が出来ても痛まないために、短命になる人が多い。
痛みは身体に現れた状態を知らせてくれるセンサーと言う意味合いもあります。
もちろん嫌です。
でも、なければ良いと言うものでもない。
ならばジャッジしない評価しないで、その状態を知ると言うことが大切かと思います。
ジャッジしない評価しないで、状態を知ること。
それが触診です。
状態が分かれば対処法はいくつも考えられます。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
てあて整体スクール 学校見学
てあて整体スクールの4月の学校見学日が決まりました。
整体学校・整体スクールへの入学を考えている方は問合せ下さい。
■てあて整体スクール・東京校 学校見学
日時 : 4月2・3・4日、9・10・11日、16・17・18日
授業が始まる30分前にスクール説明をします。
場所 : てあて整体スクール・東京
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
問合 : 電話 03-3922-7230
mail teate@nifty.com
■てあて整体スク-ル・名古屋教室
日時 : 4月19~22日 9:30~
場所 : てあて整体スクール・名古屋教室
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20 2階
問合 : 電話 03-3922-7230
mail teate@nifty.com
てあて整体スクールは押さない揉まない体重を掛けない指針整体と、ボキボキしない骨格調整・筋肉調整のマッスルエナジーテクニックで整体師を養成する整体学校です。
アレクサンダー・テクニークや姿勢と歩き方の授業など、体の見方や整え方を体感を持って学ぶことの出来るスクールです。
指針整体もマッスルエナジー・テクニックも他では殆ど教えていないユニークな方法なので、見学に来て自分の体で体感して下さい。
整体は人に自分の手で施すものです。
文章や写真や動画では伝わらないものを感じてから、学校選びをして下さい。
授業見学・学校見学は無料です。
勧誘もしません。
安心して見に来て下さい。
お待ちしています。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
てあて整体塾@宇都宮
数ヶ月に一度、宇都宮でアレクサンダー・テクニークと整体のセミナー『てあて整体塾@宇都宮』を、宇都宮にある「ここからいふ広場」と言うセラピーや人の集まる場所でやっています。
「ここからいふ広場」主宰の上田さんとは以前からセラピスト仲間として付き合いがありましたが、東日本大震災のボランティアの後から整体塾を一緒に企画するようになりました。
3月22日にも行ってきました。
今回は午前中にアレクサンダー・テクニークを、午後から膝の症例についてをやりました。
始めての人がいたのでアレクサンダー・テクニークって何と言う話から始まって、ハンズオンワークをしながら自分の体がどんな感じか感じてもらうようにしました。
始めて受けると「何これ!」ってなりますが、実はそれが本来の自分の使い方に近かったりします。
いつもの使い方ややり方がちょっと不便になって来たら、いつもと違う使い方をしてみるのも良いものです。
セラピストの場合だと自分の体をある程度コントロール出来た方がセラピーがやりやすくなります。
そのためにもアレクサンダーは良いと思います。
午後は膝。
膝痛は痛みの大きさと関係なく辛いものです。
まずは構造の確認をしてから、原因について話をしました。
膝関節の構造から痛みの原因が見えてきます。
手技療法で出来ることで、かなりの効果が出るものと考えます。
位置関係やズレの問題、動きの問題を確認して、調整手技などやりました。
次回は6月10日(金)を予定しています。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
整体師認定です。
昨夜、新しく整体師が認定されました。
Sさんは僕と同年代の男性です。
入学したのが2013年秋。
今月で2年半弱になります。
少し時間がかかりましたが、納得のいく合格で卒業です。
この日もスクールは触診から始まりました。
日曜のスクールはお昼を挟まないので昼食休憩がありません。
その替りに20分位の休憩を取るようにしています。
最近は誰からともなく差し入れを持ってくるようになり、それを囲んで皆で話をしながら休憩します。
他愛もない話ですが、開業のことや業界のことだけでなく色々な仕事の話が飛び交います。
昨日は最近の音楽の話。
ボイストレーナーの方が入学されたからか、そんな話になりました。
授業が終わったら、Sさんと1年以上一緒に勉強していた卒業生も来て卒業祝いの飲み会でした。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
姿勢の授業
名古屋に続き東京でも姿勢の授業でした。
今年から、姿勢の授業は30分くらい説明をしたら、授業に出ている生徒さんをモデルにしてケーススタディをやることにしました。
その時に普通に立った姿勢を見て、どこがどんな風になっているか見立てをします。
見立てをしたら、そこをどうしていくのかの話をし、実際に生徒さんを相手に指導していきます。
指導前と後の写真があります。
左:ビフォー → 右:アフター
左:ビフォー → 右:アフター
姿勢が悪くて相談に来た患者さんではないので、あまり大きな違いは見られないかもしれません。
それでも幾つか見るところがありました。
頭の位置・胸骨辺り(デコルテ)・膝 です。
それぞれ頭が前に出ていて、胸骨辺りが後ろに引かれ、膝が伸びていました。
調整した訳ではありません。
「頭を後ろに」
「胸を引かないように」
「膝を緩めて」
とは言っていません。
それだと、体が歪んでいる人に歪まないようにして下さい、って言うのと同じですから。
こんな絵を見てもらったり体に触れたりしながら、自分の感覚を確認してもらいます。
普段の普通の姿勢は「いつもの姿勢」です。
人はいつもの姿勢で、自分がどこかに力を入れていると感じることは殆どありません。
でも実際は、猫背の人は自分で肩を前に出しているか、脊椎(背骨)を丸くしているか、です。
それに気がついていない。
もしくはそんな感覚がない。
気がついていないことを治してもらうように言うと、気がついていないことに新たに別のことをプラスすることになります。
肩を後ろに引くように言うと、肩を前に出していない(実際は出している)のに、前に出している筋肉をそのままに引くことになります。
アクセルを踏みながらブレーキをふむようなものです。
なので、まずは自分がやっていることに気がついてもらいます。
肩を前に出している、あるいは背中を丸くしている、ことに気がついてもらいます。
そのために絵を描いたり、姿勢をいろいろ変えたり、の指導や実際に体を動かして行きます。
そこからニュートラルな位置になった時の感覚を感じてもらいます。
分かりにくいですね。
言葉ではなかなか伝えにくい。
でも授業では目の前で実際に患者さんに対するようにやっていくので、とても分かりやすいことです。
それを後から解説して行きます。
左:ビフォー → 右:アフター
これは別の角度からの写真です。
右肩が上がっていたので、上と同じように自分がやっていることに気がついてもらい、肩をニュートラルにしてみました。
本人が右肩を下げた訳ではありません。
フワフワして変な感じと言っていましたが、それでも左右の肩はある程度整いました。
直さなくても治る。
まずは相手がどうなっているか見るところから始まります。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
歩き方の二分類
てあて整体スクールには「姿勢と歩き方」の授業があります。
「姿勢」の授業は姿勢の見方・捉え方と整え方についての授業。
「歩き方」の授業は歩き方の分類と指導方法についてです。
先日、名古屋でもその授業がありました。
歩き方の授業で近くの公園に行って、実際に歩いている写真です。
歩き方を二つに分類して、それぞれの歩き方をやってみます。
写真は『前もも歩き』です。
良くない方の歩き方。
脚を前ももを使って体の前に持ち上げるような歩き方です。
特徴があります。
前ももを体の前に持ち上げる。
足首が動かない・伸びない。(曲げ伸ばしされない。)
このことで、O脚の原因になったり、お尻が落ちたり、脚が太く見えるようになったりします。
冷え性や浮腫などの原因になることも考えられます。
写真ほど酷くない場合は、足首を使わないのではなく、拇指を使わないで歩く歩き方もあります。
拇指を持ち上げて歩くと、前脛骨筋(すねの前の筋肉)や前ももの筋肉を使うことになります。
これも疲れたり脚が太くなる原因だったりします。
前もも歩きと違うもう一つの歩き方は「爪先残し歩き」です。
語呂が悪いですね。
ハムスト歩きとかでも良いかもしれません。
脚を後ろに残し、爪先まで使って歩く歩き方です。
昔は爪先で地面を蹴ってと言っていましたが、それだと大変です。
体の後ろで足首を伸ばして爪先を残せば、前もも歩きとは逆の歩き方になります。
下肢後面を使うので、ヒップアップしやすく血流も改善しやすくなります。
こっちの方が良い歩き方と言えると思います。
ついでに、ヒールを履いた時の足の重心について。
爪先ばかりに乗る人が多いようですが、踵にも体重は載っています。
足の裏全体で体を支えるようにしないと、上手くヒールは履けません。
重心が爪先だけになっても踵だけになっても、前もも歩きになってしまいます。
授業では前もも歩きの指導方法もやります。
爪先を体の残してと言うだけでは、なかなか出来るようになりません。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
良い姿勢は姿勢では説明出来ない。
姿勢の授業をやりました。
今年に入って復活した授業です。
以前はテキストに沿って話を進めていましたが、今年からは授業の進め方を少し変えています。
最初に「何を良い姿勢と言うのか。」の話をし、次にどこを見ていくかの話をします。
その後はスクール生一人一人の姿勢を解説しながら見て、患者さんに話をするように一人一人の姿勢を変えていきます。
ケーススタディですね。
変えると言っても、「ここをこうして。」とか「力を抜いて。」とか「力を入れて。」と言うようなやり方ではありません。
イメージと体を動かすこと、それと本人の筋感覚を確認しながら進めます。
終わると、楽になる。
そこがポイントです。
胸を張ったり、首を伸ばしたりではなく、楽になる姿勢。
そこが目指すところです。
姿勢と言いながら、形で説明出来ないのが何ともなぁなんですが、良い姿勢は姿勢では説明出来ないと思います。
見た目は、自然、とか、優雅、とか、楽そう、とか、ナチュラル、とか。
そこを目指します。
写真を撮りました。
左がビフォーで右がアフター。
全員の出来上がりが違って見えるのがミソです。
背中をピンと伸ばしたモデルのような立ち姿勢なんかを希望して来る方はいませんか?と質問がありました。
てあて整体院にはそう言う方は来たことがありません。
たぶん、別の美しい歩き方とか美姿勢などを標榜しているサロンに行かれるんだろうと思います。
そちらはそちらに任せます。
整体的には楽さ自然さを追い求めます。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"
「覚悟が足りない。」ってどういう事。
整体スクールの卒業生と話しをしていて気がついた。
「覚悟は足りる足りないじゃなく、あるかないか。」
卒業生が誰かと話しをしていて、覚悟が足りないんだよなぁと言う話になった。
確かになぁとその時は話しをしていたそうです。
それを聞いて違和感を感じ、ちょっと考えました。
覚悟はあるかないかであって、足りる足りないって話じゃない。
足りない覚悟をいくら頑張って多くしていっても、足りないものは足りない。
ボリュームをいくら上げていってもスイッチはオンにはならない。
スイッチをオンにするように、今までオフでなかったものをあるにしないといけない。
だから覚悟は大きくても小さくても、あるかないかが問題だってこと。
だって覚悟してすることって実際は大きなことじゃない。
筋肉運動としてはほんの小さな事です。
会社を辞める覚悟は大きな事に感じます。
でも実際に行われる筋肉運動はほんの少し。
辞めます。
たった4文字、4つのコトバを発語するだけです。
おはよう。
ただいま。
ありがと。
と同じ。
たったそれだけのことです。
後は会社に行かないだけ。
その後が大変ですけどね。(笑)
でも覚悟してすることは4文字の発語だけです。
それが大変なのは分かってるけど。
0と1には質的な違いがあります。
全く違うものです。
1と100は同じものの延長です。
大きな隔たりに見えるけど質的には同じです。
0を1にしましょう。
小さな覚悟です。
覚悟を持つことです。
■ ■ ■ ■ ■ 手技 WS セミナー ■ ■ ■ ■
骨格調整専科 募集中 !! >>>
マッスルエナジー・テクニック セミナー >>>
■ ■ ■ ■ ■ アレクサンダー・テクニーク ■ ■ ■ ■ ■
【感じる姿勢と使い方】 NHK文化センター 光が丘教室 >>>
■ ■ ■ ■ ■ ストレッチ教室 ■ ■ ■ ■ ■
コア・ストレッチ教室 東京・六本木 >>>
コア・ストレッチ教室 名古屋 >>>
■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"