整体学校・スクール 東京/名古屋で開業を目指すなら|てあて整体スクール » アーカイブ

イメージの力 ~ 特に大人バレエな皆さんへ

読了までの目安時間:約 4分

イメージの力は絶大です。
特にバレエなど普段と違う体の使い方をする時には、イメージを上手く使うと体が簡単に動いてくれることがあります。

天井から吊るされたように。
背骨が上に伸びていく感覚で。
背中から腕が生えているように。
みぞおちから脚が生えているように。
大きなボールを抱えるように。

バレエの先生に言われたことがあるかもしれません。
そんな風にすることで、バレエの体の使い方が出来る人がいます。
でも、逆の場合もあります。
どんなに吊るされたようにしても、先生からは注意されたりします。

違う違う!
それだと胸が反ってるだけですよ!

それはつまり、先生と自分の「天井から吊るされた」が違うということです。
先生と自分のイメージの違いということです。
そんな場合は、他の上手な人がやっている格好を真似してみるという方法があります。
それが「背中に棒を入れたような格好だ」と思ったらそうしてみる。
それでOKなら、先生が天井から吊るされたような、と言ったら、自分の中で「背中に棒を入れよう!」と変換することです。
同じものを見ても人それぞれに違う言葉にすることがありますから。

もう一つ。
体のイメージがあります。
腕が背中から生えているイメージとか、脚がみぞおちから生えているイメージとか。
こう言うイメージは解剖学的には正しいものです。
上肢帯と言えば、鎖骨から始まります。
鎖骨→肩甲骨→上腕骨→前腕→手、と繋がる全体が上肢です。
鎖骨の始まりは、顎の下・胸の中心ですから、腕は体の中心から始まっています。
同じように筋肉は背中の骨から始まります。
腕を動かす筋肉は、腕にある筋肉だけでなく、僧帽筋や広背筋も含まれます。
僧帽筋や広背筋は背中の中心から始まっている。
だから腕は背中の中心から動かすものです。

それをイメージする。

そうすると動き易くなったり、動きが良くなったりスムーズになったりすることがあります。
ここまではOK。
イメージの力を使いましょう。
解剖学のテキストや誰かに聞くのも良いしセミナーなどに参加するもの良いです。
でも、その先があります。

イメージはイメージです。
イメージは現実ではありません。
腕の中心からと頭で考えたイメージと、実際の腕の中心が一致するかどうかは分かりません。
およそ同じ位にはなりますが、完全一致は難しい。
なぜならイメージだからです。
そうなって来たら、最後は自分の感覚を信じましょう。
自分が動かしている感覚や使っている感覚です。
かなり上級編ですけど、そのあたりまで頭の片隅に置いておくと面白いかもしれません。



手技 WS セミナー
骨格調整専科 >>>

アレクサンダー・テクニーク
【感じる姿勢と使い方】NHK文化センター 光が丘教室 >>>
踊る人のためのアレクサンダー・テクニーク(チャコット名古屋スタジオ) >>>

ストレッチ教室
コア・ストレッチ教室 東京・名古屋 >>>

大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>

ダンスレッスンで無理をすると言うことについて。

読了までの目安時間:約 4分

あら木は50台も後半です。
ダンスは20台中盤に初めて30年以上経っています。
学生時代は運動ばかりやっていました。
小中と水泳・サッカー・陸上。
高校大学で剣道部でした。
15年以上前から整体師になって、ダンサーや運動での故障の人を診てきました。


運動の練習の時には無理をするものです。
でもその無理にはいろいろと種類があります。
やってイイ無理とやっちゃダメな無理がある。



やってイイ無理を続けると、筋力が上がりパフォーマンスが上がります。
体が出来てきて、その運動に必要な筋肉群がついてくる。
その必要な筋肉群の連携が良くなって運動パフォーマンスが上がる。
やっちゃダメな無理を続けると、故障します。
今持っている筋力で耐えられない運動が、筋肉や靭帯や腱などにダメージを与えます。
同時に出来ない動きが、捻挫や打撲や骨折につながります。
支えきれなくて倒れたりとかね。


50台に入った頃から、とにかく故障を避けることを考えてレッスンしています。
故障は避けられる。
やっちゃダメな無理をしないように考えます。
でもやってイイ(というか今はしなきゃいけない)無理はします。
ここが難しい所。
筋力が回復出来るような、疲労が次のレッスンまでに抜けるような無理はします。
そうしないとこの年齢では筋力は落ちるし、パフォーマンスも落ちる一方です。
そして新しい振り付けを貰ったら、それが体に入るようになるまではレッスンします。
でも無理そうな無理だったら、その日はちょっとだけ諦めて次のレッスンに積み残しをする。
嫌な感じですね。
目一杯全開でやりたい。
ま、やってる時はほぼほぼ全開なので、はあはあ言いながらへばってますけど。
もう一つ気をつけてることがあります。


レッスンの途中で簡単に力を抜かない。


あまりにも疲れたら、無理を続けられないので少し力が抜けそうになります。
脱力と言うかリラックスと言うか、マーキング的(マークするなんて言いますね)なことです。
でも、これ危ない。
少なくとも僕にとっては危険なことです。
マークしながら動いていると、力が半端に抜けているので、歩幅が小さくなったり動きが小さくなったりしてしまうことがある。
そうなると違う筋肉を使うことになり、結局、レッスンの意味がなくなってしまいます。
そして、それくらいのタイミングだと、集中力も切れて来ていることが多い。
集中力が切れて注意散漫になっている状態で力を抜いて踊ったら、結局、故障に繋がるような動きに繋がることがあります。

難しいですね。
でも、最近はそこを楽しんで踊っています。
ご同輩!
頑張りましょう。




大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>>

プリエで殆どのことは分かります。

読了までの目安時間:約 3分

プリエというのはバレエで一番先に覚える動きだと思います。
とてもベーシックで基本中の基本。
単純で簡単に見える動きですが、これがなかなか手ごわい相手です。


プリエには沢山の動きが入っています。
股関節を開く(外旋・ターンアウト)。
股関節を曲げる(屈曲)。
膝関節を曲げる(屈曲)。
足関節を曲げる(屈曲)。
下半身の動きだとこれくらい。
これに腕の動きが加わったり、上半身や首や頭の動きや目線が加わったりします。


下半身の動きだけを見ていても色々なことが分かります。
その人の癖。
強いところ弱いところ。
足裏の重心が乗る位置。
ターンアウトをしながらプリエ出来ているかどうか。
踵がいつ床から離れるのか。
膝の使い方。
そしてクセや習慣になっている体の使い方。


プリエをする時に踵がすぐに上がる人はターンアウトが出来ません。
ターンアウトが出来ないでプリエしている人は、前ももに力が入ります。
前ももに力が入っている人は、ターンアウトが出来ず脚を上げる時に骨盤が傾きます。
(俗に言うアラベゴン)
ターンアウトが出来ず、前ももに力が入ると、ポアントで立ちにくく、膝が曲がりやすくなります。
自分では一生懸命やっているだけに辛いものがあります。


プリエを見れば殆どのことは分かります。
バレエの基本はプリエに現れます。
プリエがきちんとできない人はきちんと踊れません。
基本中の基本だけど、注意して追求したいものです。




整体スクール・整体学校
東京・名古屋で整体師の独立・開業なら てあて整体スクールへ! >@>>

手技 WS セミナー
骨格調整専科 >>>

アレクサンダー・テクニーク
【感じる姿勢と使い方】NHK文化センター 光が丘教室 >>>
踊る人のためのアレクサンダー・テクニーク(チャコット名古屋スタジオ) >>>

ストレッチ教室
コア・ストレッチ教室 東京・名古屋 >>>

大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>>

レッスンで力が抜けない人

読了までの目安時間:約 4分

バレエレッスン・てあて整体スクール

コア・ストレッチ教室にいらした大人バレエな方から、バレエのレッスンをしていて気になることや困ったことや悩みはないですか?と聞きました。
帰ってきた答えは。


力が抜けない。


と言うものでした。
先生からいつも力を抜いてと言われる。
肩の力だったり腕の力だったり脚の力だったり。
でも、自分ではなかなか力が入っているのが分からない。
いつ力が入るのかも分からない。
力を抜いてと言われても、入っているのかどうかが分からないこともある。
そんな話でした。
ストレッチをしながら見ていて分かったことがありました。


息が止まる。


レッスンでも良く言われるそうです。
「息をしてね!」
では息をしないとどうなるんでしょう。

人間は息をする時に呼吸筋と言う筋肉を使います。
よく知られているのが横隔膜。
横隔膜は膜と名前が付いていますが、筋肉です。
そして外肋間筋と内肋間筋という肋骨の間にある筋肉。
胸鎖乳突筋や斜角筋など肋骨の上にある筋肉もあります。
その他に腹斜筋や腹直筋などもそうです。

横隔膜は鳥かごのようになった胸郭(肋骨で包まれた空間)の下についていて、横隔膜が上がったり下がったりすることで胸郭のスペースが狭くなったり広くなったりします。
肋間筋は一本一歩の肋骨の間にある筋肉で、どちらかが縮むことで肋骨が広がったり閉じたりします。
胸鎖乳突筋や斜角筋などは、胸郭の上についていて、息を吸うときに胸郭を持ち上げる働きがあります。
全体に胸郭の中のスペースを広げたり狭くしたりするために使われている筋肉です。

呼吸が止まっている時は、その筋肉(呼吸筋)が動いていない状態になっています。
例えば拳を握って力を入れた時みたいに、ぎゅっと筋肉に力が入って動かなくなってしまった状態。
これでは胸郭や上半身は固くなって動かなくなってしまっています。
上半身が動かない状態で、腕や首頭や脚を動かそうとしても、全体の動きはギクシャクしてしまいます。
だから、ということもあって息を止めないでと言われる訳です。

でも、自分としてはわざわざ息を止めている訳ではない。
そう思いますね。
止めようという意思はないのに止まってしまうのは、クセや習慣や反射的なことになっているかもしれません。
そんな時は先ず自分の状態を知ってから練習してみると良いかもしれません。

バーを持ったら、先ず呼吸を感じます。
呼吸を感じたら、吐く息とともに何かの動きをしてみます。
先ずはポールドブラだけでも。
アンバー(下)からアンナバー(前)へ、そこからセカンドポジション(横)にしてまたアンバー。
またはプリエだけでも。
腕はアンバーで息を吐きながらドゥミプリエをするなど。
息を吐きながら動きをすると、息を吐ききったところからは息が入ってきます。
動きの切りの良いところで、吐く息から吸う息に切り替える。
そんなことをレッスンの前にやってみるのも良いと思います。

息が止まることが、力が入る原因の全てではありませんが、息を自然に続けながら踊ることができれば、力も入りにくくなることは間違いありません。




大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>>

ターンアウトはどうして必要なのか

読了までの目安時間:約 4分

クラシックバレエではターンアウトは絶対です。
180度開いていなくても、角度は少なくても、ターンアウトにしながら体や脚を動かします。
どうしてでしょう。
ターンアウトにしないとダメなことでもあるんでしょうか。


ターンアウトは股関節でします。
股関節は骨盤(寛骨)の臼蓋と大腿骨(太ももの骨)で出来た関節です。
大腿骨の形はL字をひっくり返したような形をしています。
そのL字をひっくり返した先の骨頭と呼ばれる部分が、ソケットのようになった臼蓋にはまりこんでいます。
骨盤と股関節の図を見ると、大腿骨の上が斜め横に曲がって股関節に入っているのがわかります。


骨盤1・てあて整体スクール

股関節から斜め下に伸びている首のような部分(大腿骨頚部)があって、そこから曲がって床の方に骨が伸びています。
太ももの骨は股関節から斜め横に出た後、下に曲がって伸びている、と分かっている人は以外に少ないかもしれません。
股関節から真下に骨が伸びている、または脚の骨の真上に股関節や骨盤があると思っている人もいるかもしれません。
手を体の横にして脚の付け根あたりを探ると、脚の上の方の横に骨があるのが分かります。
L字をひっくり返した角にあたる部分で大転子(だいてんし)と言います。
大転子に手指を当てて、踵を床についた脚の爪先を内外に動かしてみて下さい。
大転子が動くのがわかります。
大転子を体の横から後ろに動かすのがターンアウトの動きです。
これを股関節の外旋と言います。


ターンアウトを股関節の外旋ではなく、爪先を外に向ける運動だと思ってやっていると、ちょっと違う動きになることがあります。
では、どうしてこんなこと(ターンアウト)するんでしょう。
ターンアウトしないとダメなんでしょうか。
上の図の右股関節をもう一度見て下さい。
右股関節は爪先を前に向けたまま、股関節を外旋(ターンアウト)しないで外転して(横に持ち上げて)います。
そうすると、外に出っ張った部分が、骨盤に当たって止まっているのが分かります。
これ以上、脚を外転(持ち上げ)しようとすると、骨盤を傾けなければいけなくなります。
アラベゴン!
てやつですね。
お尻が持ち上がって良くありません。
では次の図。


骨盤2・てあて整体スクール

右の股関節を外旋(ターンアウト)して、脚を横に持ち上げ(外転)しています。
脚を横にあげた時に骨盤に当たっていた部分が、ターンアウトによって後ろに行くことで当たらなくなりました。
これだと大腿骨の出っ張った部分が骨盤に当たらないので、いくらでも脚が挙げられます。
ターンアウト・てあて整体スクール

こんな感じ。
床に仰向けに寝て爪先を天井に向けたまま脚を持ってもらい、そのまま腕の方に持ち上げていくと、意外に早く骨盤が動き始めるのがわかります。
だからターンアウトは必須なんです。
そしてターンアウトをしようとしていないと、脚が上がりにくくお尻が持ち上がってしまう。
では前や後ろに上げる時はどうでしょう。
前に脚を上げる時に爪先を前に向けたまま、ターンアウトしないままで上げていくとどうなるか。
前ももの筋肉が骨盤と挟まれて、脚が上がるのが途中で止まります。
やっぱりターンアウトして前ももの筋肉を横にしておけば挟まれなくなります。
では後ろは。
後ろは分かりにくいですが、横に上げるのと同じことが起きています。
結果、ターンアウトしないままで脚を動かそうとすると、骨盤が動いてしまいバレエに見えないことになってしまいます。
やっぱり必須なんですね。




大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>>>

ピンタイ・レオタードには意味がある。

読了までの目安時間:約 3分

大人バレエな皆さんは経験ありますか?
スポーツクラブや大人バレエクラスではあまり言われないかもしれませんが、普通のバレエ・スタジオのクラスでたまに言われることがあるようです。


ピンク(白)タイツとレオタード(黒)をなるべく着るように。


恐ろしいことですねぇ。(笑)
引いてしまいます。
たいがいは聞かなかったことにしてしまいます。
だって。
ねぇ。
だいたいどうしてそんな恐ろし・・・いや無謀なことを仰るんでしょう先生は。
あれは子供が着るから可愛いんであって、我々のように人生経験豊富で仕事も持っていて二の腕に振袖を隠し持っている大人の女性が着るものではないでしょう。
ほっほっほ。。。


いや失礼しました。
確かに黒のレオタードにピンクや白のタイツを着ているのは子供が殆どです。
大人でも着ているとすれば、プロのバレリーナのレッスン中くらいなもんだろうと思います。
でも、あの濃い色のレオタードと薄い色のタイツには意味があります。
体のラインを見せる。とか。
人に見られることで絞まる。とか言うだけではない意味があります。


特に大人バレエな皆さんは確かに人生経験が豊富です。
それはつまり大人になってからの体の使い方が染み付いていると言うことでもあります。
普段はスカートやパンツを履いていらっしゃると思います。
スカートやパンツはウエストのところにベルトのラインがあります。
そこから脚のように見えます。
そしてそこから脚のように使う人が本当に多い。
バレエを始めたばかりの人のプリエでよくある間違いがあります。
鼠径部(股関節)を伸ばしたまま、腰をタック(後傾)させて使ってしまう。
この使い方だと前ももに力が入り、股関節が曲がらないため、きちんとしたプリエになりません。


股関節はレオタードの鼠径部のラインで曲がります。
レオタードとタイツだとそれが良く分かります。
股関節から曲げることを感じるためにも、レオタードとタイツはとても良い効果があると言えます。


大人バレエな方でレオタードを着ている人も、その上に巻スカートを巻いている人が多くいらっしゃいます。
巻スカートだと動きやすいのは良いんですが、巻いて縛っている腰のところが、体が曲がるラインと意識しやすいと言うことがあります。
巻きスカートを履いている場合は、巻きスカートのウエストラインではなくレオタードの鼠径部のラインを意識するようにして下さい。


名古屋チャコット1608256・てあて整体スク-ル

夏のチャコットさんでのセミナー写真です。
殆どの方はジェージとTシャツでした。
これだとウエストが意識されやすいと思います。




大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>>>

スポーツクラブのバレエで上手くなれるのか?

読了までの目安時間:約 10分

大人からバレエを始める人が増えています。
バレエ教室やバレエ・スタジオだけでなくスポーツクラブで始める人も多くいます。


スポーツクラブのバレエで上手くなれるんでしょうか?


正直に言うと難しいと思います。
よほどのことがない限り難しい。
とは言っても上手くなりたい。
ではどうするか。
よほどのことってどんなことなのか。
知りたいところですよね。
その前にまずは幾つかの上手くなりにくい条件を確認してみましょう。


・レッスン時間が短い。
・レッスン回数と期間が少ない。
・全く初めてでも、ある程度動くクラスに出られる。
・クラスによって先生が変わる。
・周りの人を見てしまう。
・大人の経験が邪魔をする。
・レッスン後に女子会が。


これらを一つずつ潰していくと、上手くなる可能性があるのではと思います。


「レッスン時間が短い。」
これはどうしようもない、と言ってしまっては始まりません。
バレエ教室やスタジオではバレエのレッスンは90分から120分が通常です。
スポーツクラブだと短いと30分、長くても60分位のレッスン時間です。
これだと出来ることが限られます。
それでも先生は上手になって楽しんでもらいたいと、それぞれに工夫しながらされています。
そんな時はレッスン前後の時間を仮想レッスン時間にしてはどうかと思います。
レッスン前の15分位はウォーミングアップをします。
ウォーミングアップをすることで、レッスンが始まってすぐに体が動くようになります。
レッスン後の15分位は復習とクールダウンにあてます。
スタジオやスポーツクラブの端っこで、脚の動きや腕の動きを確認したら、ゆっくりストレッチをします。
クールダウンをすることで、翌日に残る筋疲労が少なくなり、翌日以降のレッスンの動きが変わります。


「レッスン回数と期間が短い。」
週に1回のレッスンではスポーツクラブでなくても上手にはなりません。
大人から始めたのであれば、最低でも3回以上レッスンを受けないと上手くなるのは難しいと思います。
小中学生までやっていた経験がある人なら別ですけど、大人から始めたのならそれくらいは必要と思います。
では、週3回は難しいと言う人はどうするか。
動画を見ましょう。
自分が受けたレッスン動画ではなく、バレエ団の舞台の動画や販売されているレッスン動画です。
人の脳にはミラー細胞があります。
動画を見ると、目で見た人の動きと同じ筋肉につながる運動神経(筋肉を動かす神経)が発火して信号が伝わります。
(ただし信号が小さいので実際には動かない。)
イメージトレーニングなどと同じですね。
いつも綺麗な動きや正しい動きを見ていると、同じように動きやすくなります。


アレセゴン・てあて整体スクール

「全く初めてでも、ある程度動くクラスに出られる。」
スポーツクラブでは全くの初心者でも初中級位のクラスに出られます。
これは実は悪いことではありません。
バレエを初めて始めた時に、動きが再現出来ないようなクラスに出ていると、いつのまにか動きだけは同じように出来るようになります。
運動は筋トレだけをしていれば出来るようになる訳ではありません。
必要な筋肉をトレーニングすることは、その運動独特の動きが出来るようになることとは別物です。
バレエは特に日常生活とは違う動きをするので、その独特の動きになれるには良いことです。
但し
間違った動きのまま、動きだけ出来るようになってしまう可能性があります。
自分の今のレベルよりも高いと思うクラスに出る時は、大きな動きの練習だと思って動いてみて下さい。
しばらくすると動きにだけはついていけるようになります。
そしたら次は、毎回、一つ課題を決めてレッスンするようにします。
例えば爪先を伸ばすことだけを考えてレッスンに出る。
その他のことは無視します。
肩が上がろうが、胸が反ろうが、手首が曲がろうが、ターンインしようが、関係ありません。
爪先だけを考えて60分過ごします。
そうやって爪先が伸びるようになったら、次の課題に取り組みます。
一度に沢山の課題を負うのは無理です。
とにかく一つだけやってみましょう。


「クラスによって先生が変わる。」
先生が変わっても注意されることが一緒なら問題ありません。
先生が変わって注意されることが違っていると混乱します。
アノ先生とコノ先生の言っていることが真逆!なんてこともあると思います。
そんな時は
毎回、そのクラスの先生の言っていることを再現しようと努力する。
それじゃあ全然オカシイと思うでしょ。
でも、実はそんなことはありません。
先生によって同じ事に対して違うアプローチをしている可能性があります。
肩を下げてと言うのと、肩甲骨を寄せてとか、首を長くとか、胸をあげてとか、軸を感じては、全部同じことを言っていることがあります。
人によって使う言葉は違います。
人によってポイントとする視点が違います。
人によって重要と思う部分が違いあす。
アノ先生はこう言っていたからとか、コノ先生はこういっているからとか、前の先生のことを考えずに、その時その時の注意に従ってみてはどうでしょう。


「周りの人を見てしまう。」
スポーツクラブでも、脚が肩のあたりまで上がる人や、開脚180度出来る人や、ピルエット3回転出来る人がいたりします。
そういった人を見ると、出来ない自分が変なんじゃないかと思う人がいます。
普通はあんな風に出来るもの、と思う人がいます。
あれくらい出来ないとおかしいんじゃないかと思ったりします。
そして、一足飛びに脚を上げたい、股関節を開きたい、ピルエットが回りたいと思ってしまうようです。
でも、脚が肩まで上がったり、開脚180度したり、ピルエット3回転出来たりするのは、普通ではありません。
一つ一つの課題を積み重ねた上で出来るようになっています。
例えば
片手バーで片脚パッセにしてルルベで立つ。
これはバランスのレッスンだと思っていると思います。
でもこれ、ピルエットの一番大切な基礎練習です。
ピルエットは立つ運動で、回る運動ではありません。
ルルベで立つことが出来れば何回も回れるようになります。
ウソだと思ったら、いつでもどれだけでも立てるようになってみて下さい。
そしたら分かりますから。(笑)
そんな風にバレエのレッスンは、基礎の上に難しい動き(パ)が出来上がっています。
バーレッスンの動きで、フロアの動きは殆ど説明が出来ます。
フロアでのトンベ・パドブレ・グリサード・パドシャも、バーレッスンの動きの組み合わせです。
周りを見ることも大切ですけど、それよりもバーレッスンの一つ一つの動きを自分を感じながらやってみてください。


「大人の経験が邪魔をする。」
バレエの動きは日常の動きに似ています。
歩いたり手を動かしたり、ジャンプしたり、動作的には同じように見えます。
でも、実は使っている筋肉が違います。
例えば歩く。
普段、歩いている時は前ももの筋肉(大腿四頭筋)は前を向いています。
でも、バレエではどんな時も前ももは外を向いています。
あるいは前ももが外を向くように使っています。
バレエで歩くときは、内側の筋肉が前を向くことになります。
歩くと言う動作は同じでも、使う筋肉が違うのがわかります。
全てのことにこれが言えます。
同じように大人には常識があります。
指は指、腕は腕、胴体は胴体、見えているように使っています。
でも、バレエでは例えば「腕は胸の中心から、背中の真ん中から伸びていると思って。」などと言われます。
そんなこと言っても、肩から先が腕でしょ、そんな風に見えているし。
いいえ、実際の骨格や筋肉は、体の中心から腕になっています。
だから先生が言うように、胸の中心から背中の真ん中から腕を使うと、とても効率的に動かせることになります。
大人の経験はバレエとは違う。
そんな風に思って、先生の言うようにやってみましょう。


「レッスン後に女子会が。」
大人から始めると様々な情報が入ってきます。
特にレッスン後のスタジオの仲間との話は楽しいものです。
でも、ちょっとキケンです。
どんなに上手くてもプロではありません。
上手なアマチュアです。
面白い先生やセミナーや雑誌の記事の情報を得るには良いと思います。
でも、体の使い方や動かし方などは、アマチュアのアドバイスと思っておく方が良いと思います。


他にもちょっと気をつけてみると良いことがあります。
出来ればスポーツクラブだけでなく、月謝制のようなダンスクラスに週に1回でも出てみる。
注意のされ方が変わると思います。
スポーツクラブではクラスのレベルを上げすぎないようにコントロールしているようなところもありますから。
週に3回以上クラスを取っているのなら、クラス毎に課題を決めておくと良いと思います。
このクラスはバーを徹底的に細かく注意しながらやるとか、逆にこのクラスは楽しむだけとか。
頑張って楽しんでください。




大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>

一生懸命と力を入れることは別のこと。 ~ 大人バレエな皆さんへ ~

読了までの目安時間:約 4分

一生懸命に何かをする時、身体に力が入ってしまうことが良くあります。
逆に力を入れて何かをしている時、一生懸命にやっている気分になったりします。
でも


一生懸命やることと力を入れることは別のことです。


てあて整体院には大人からバレエを始めた方が良くいらっしゃいます。
腰痛や膝痛などで来られる人もいます。
バレエの体の使い方が分からないからと、質問をしにいらっしゃる人もいます。
「どうしても力が抜けない。」
「知らないうちに力が入っている。」
レッスンの時に何かをしようとすると、知らず知らずのうちに力が入っていることがあると言うんです。
先生から注意されたことを頭に描き、そのことに注意を払って動いているとそうなります。



肩の力を抜いて!



先生からはそんな風に言われます。
それをどうにかしよう、何とかしようと、一生懸命頑張っている時には上手くいきません。
それが、注意していることを確認しようと、力を抜いて鼻歌を歌うようなイメージで形だけやってみていると。。。



そう!
それそれっ!
それでイイの!
出来るじゃな~い!(笑)



なんて言われます。
「えっ!全然、何もしてないのに!」
そんな風に思う訳です。
実際、自分としては注意をしているのではなく、どこを注意しようか考えているだけで、気をつけるところを気をつけて動かしてはいません。
ようするに、自分としては何もしていない。
注意していない。
全然、ちゃんとやっていない。
と思っている時に限って、『それでイイ!』と褒められてしまう。
そんなことが良くあります。


何かをする時に、力を入れなくても出来ることがあります。
力を入れないことが、出来ることに繋がることがあります。
でも、力を入れないと、出来るように思わない。
それは一生懸命と力を入れるが一緒になっちゃってるからです。


もう一つ。
自分がやってること(自分が体をどう動かしているか)と、実際の動きが違うってこともあります。
これはアレクサンダー・テクニークでも良く言うことです。
注意をして一生懸命やろうとして、自分としてはそうなっていると思っていることが、実際にはそうなっていない
ならば、一生懸命やろうとせず力を入れずにやってみることが解決に繋がるかもしれない。
だって、一生懸命やろうとすると、力が入って別のことをしてしまっているかもしれないんですから。
やっかいですね。(笑)
でもそう言う方法もあります。


とは言っても、基礎練習は大切です。
基礎的な練習が出来ていれば、力を入れずに(一生懸命と思わずに)出来る可能性があるってことですから。




■ ■ ■ ■ ■ 大人バレエな皆さんのテキスト ■ ■ ■ ■ ■
大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
"35歳からのバレエ入門"