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痛みって何!?

読了までの目安時間:約 5分

痛みとは

腰が痛い。
膝が痛い。
首が痛い。

痛みって何でしょうか。
怪我をしたから痛いんでしょうか。
転んで打ったから痛いんでしょうか。
病気になったから痛いんでしょうか。

「痛みは受容体と呼ばれるセンサーで、機械刺激(手をきる、画鋲がささるなどの刺激)、温度刺激(熱い、冷たいなどの刺激)、化学刺激(炎症が起こるなどの刺激)など様々な刺激を感じとります。」(「痛み・鎮痛の基本としくみ」秀和システムより)
この、痛みを発生させる受容体(受容器)は侵害受容器(感覚受容器)と呼ばれ、高閾値機械受容器とポリモーダル受容器のふたつがあります。
高閾値機械受容器は侵害性の機械刺激に反応する受容体があるだけですが、ポリモーダル受容器には侵害性機械刺激の受容体だけでなく、痛み物質(ブラジキニン)や痛みを増強させる物質(プロスタグランジン)に反応する受容体など沢山の刺激に反応する受容体があります。

え~とつまり、転んだり打ったりした時の痛みを感じる神経と、痛み物質やそれを増強させる物質に反応する神経があるってことです。
打ったり転んだりした時のものはどうしようもありませんが、腰痛や肩凝や膝痛などの痛みはその場所にある細胞から出た痛み物質などを神経がキャッチして痛みとして感じていると言うことです。

痛み物質って?

腰痛や膝痛や肩凝などで整体院に行くと、筋肉を緩めたり骨格の歪みを整えたりします。
そのことと痛みには何か関係があるんでしょうか。

人の体では毎日、新陳代謝が行われています。
新陳代謝とは古くなった細胞が新しい細胞に入れ替わることで、ある器官がそれまでと同じ働きを出来るようにしていると言うことです。
人の体には約60兆個の細胞があると言われ、平均して数だけで言えば約2年で全てが入れ替わるほどの新陳代謝が行われています。
新陳代謝をするためには、様々な物質が必要になるし、入れ替わって古くなった細胞は体の外に出す必要があります。
また、細胞が生きていくためには酸素が必要です。
今、生きている細胞に酸素や必要な物質(栄養素)を届け、古くなった細胞や物質を外に運んでいるのは、血液です。
血液がとても大切なのはそのためでもあります。

古くなった細胞が壊れたり、傷をしたり打ったりした細胞からも、痛み物質が出てきます。
痛み物質は細胞の中にある内や濃度が低ければ痛みとして感じません。
その痛み物質が濃くなると痛みとして感じることがあります。
慢性の腰痛や肩凝などはこれだろうと思われます。

自分で出来ることは?

痛みが物質であるならば、溜まってしまった痛み物質を体の外にどんどん流してしまえば痛みは軽くなります。
また、痛み物質が貯まらないようにすることも大切です。

痛み物質を流すには、血流を良くすることがとても大切です。
心臓から遠くて大きな筋肉と言えば、腓腹筋やヒラメ筋など脚のフクラハギの筋肉です。
これを動かすこと、つまり歩くことや運動することがとても大切と言うことになります。

また貯まらないようにするにはどうするか。
同じ姿勢で長時間いることや、歪んだまま同じ姿勢でいることは、血流を悪くさせてしまいます。
仕事中でも一定時間が経ったら少し体を動かすとか、休み時間や休日にはストレッチやラジヲ体操などをすることが、歪みや筋肉の硬さ(血流の悪さ)を改善することになります。

他にも

痛みは痛み物質だけが原因ではありません。
筋肉や骨格などの原因がなくても痛みを感じることはあります。
痛みの感覚が頭の中で繋がってしまいグルグルと同じループを回るような場合です。
原因がないから気のせいかと言うと、そんなことはありません。
本人の痛みは大きな筋骨格系の原因がある場合と同じです。
原因がほとんどなくても痛みを感じるので、歪みの調整や運動など血流改善だけでは対処出来ないことがあります。
最近では認知行動療法など、さまざまな対処法も出てきています。
痛みを諦めず、整体師だけでなく医師にも相談してください。