背骨はけっこう長い
背骨というとどの辺りをイメージしますか?
背中にある骨だから、首の付け根から腰くらいまでと思っている人が多いと思います。
それ、かなり違います。
背骨=脊柱は頭の中心から骨盤の中までつながる、かなり長い骨格(のつながり)です。
背骨は頚椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨からなる骨格のつながりで、体の半分くらいは背骨の長さになります。
背骨の長さのイメージを変えると、体の動きが変わります。
座る姿勢も見直すのに良いと思います。
実際に動画で見て確認して下さい。
頭は硬い? 【動画】
頭は20個以上の骨で出来ています。
鉄兜のような球体になった骨ではありません。
20個以上の別々の骨がリアス式海岸みたいに入り組んだ縫合(ほうごう=関節的なもの)で隣り合っています。
くっついて癒着していないって事は、隙間があるということで、手技療法では動く可能性があると考えています。
そんなに大きくは動きませんよ。
でも微妙に動きがあると考えている。
その動きがなくなると硬くなります。
いつもいつも同じ状態ではありません。
人の体ですから、疲労や血流や運動(動き)などで変化します。
硬くなると頭痛になったり肩こりになったり。
良いことはありません。
ゆるめる努力をしておくと、楽な日常が手に入れられます。
動画もどうぞ。
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カラダの地図を知る
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が減る! (さくら舎刊)
さくら舎さんから3年前に出版しました。
荒木の最初の著書です。
と言っても2冊目はまだですけど。(笑)
カラダの地図というのは簡単な解剖学の事です。
人の体は外見で見えるモノと、内側は違っています。
関節の位置だったり骨の形だったり。
そして人それぞれ体に対する考え方や捉え方も違います
動かないと思って動かないように使っていても、実際は動く場所があったりします。
逆に動くと思って使っていても、関節がなくて動かない場所もあります。
見た目と実際のズレや差を合わせる事で、今までよりも楽に動いたりスムーズになったりします。
そんな事を狙って書きました。
カラダの地図を知らずに生活するより、知っている方が楽ですから。
とくに最近は体を動かすことが減っていて、体の感覚に勘違いが多いように思います。
だから知ってもらいたい。
3年経ちましたが、人の体は変わりません。
どの時代でも役にたつと思います。
ぜひ!
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が減る! (さくら舎刊)
すぐには役に立たないカラダのハナシ
何となく知っていると、いつか役にたつかもしれない。
すぐには役に立たないけど、どこかで思い出すと良いかもしれない。
そんなカラダの話を少しずつ動画にしています。
コスパとかタイパとか。
大切だとは思います。
時間は有限だしお金も有限。
だけどそればっかりじゃ世知辛いとも思います。
面白くないでしょ。
今すぐにどうこうではないけど、知っておいて損はないかもしれない話を、これからも話ていこうと思います。
今まで上げたものを貼っておきます。
このシリーズに先立って「カラダのハナシ」ってシリーズもあるんですが、ちょっと役に立ちそうな事に拘ってしまって、ちょっと鼻につくんですよね。
我ながら。
ということで
すぐには役に立たない(かもしれない)カラダのハナシ。
宜しくお願いします。
体は固まらない
股関節はどこにある
手首は捻れない
背骨の前側
体全体
足の指の話
股関節はどこにある 【動画あり】
股関節がどこにあるか分かりますか?
いや失礼。
皆さん知っていると思います。
でもちょっとズレている事が多いように思います。
勘違いってやつですね。
股関節は上半身と下半身を繋いでいる筋肉です。
骨盤の真ん中あたりにあります。
向きは横向き!
太ももの骨は股関節から外に出て、Lに曲がって膝の方に向かいます。
太ももの付け根の真ん中辺り、下着のラインの真ん中あたりにあります。
そこで曲がります。
座っている時も、歩いている時も、おじぎをする時も。
大人バレエな皆さんならプリエの時に曲がる場所です。
意外に太ももの筋肉の端っこあたりだと間違っている人がいます。
骨盤から曲げて、”仙骨座り”みたいになっている人もいるし、猫背の人は腰で曲げていたりします。
格好悪いし体にも良くないですね。
動画で確認しています。
どうぞ。
背骨の前側のイメージ【動画】
背骨のイメージというとどこですか?
背中に触れることのできる骨の出っ張りをイメージする人が多いと思います。
だからなのか背骨というと背中側にあると思っている人が多い。
でも、背骨にも前側があります。
背骨の前側・前面は内臓の後ろで、体の中心くらいにあります。
そこのイメージを持つと、姿勢を考えたり立ち方や体の使い方を考える時に役に立ちます。
動画にまとめましたのでどうぞ。
もっと楽に踊るためのカラダの地図
カラダの地図(ボディマッピング)のワークショップを行います。
ちょっと久しぶりになりました。
大人バレエな皆さんやダンスを続けている人に受けてもらいたい。
体の仕組みを知って、今よりもっと動きやすくなってもらいたい。
人は視覚情報に強く影響されます。
目から入って来る見た目が、自分の動きの前提となっています。
外から見た形と関節の位置は違うことが殆ど。
普通に使っている分には問題ありませんが、踊るとなるとちょっと違いますね。
ピルエットやプリエは普通の生活ではやりません。
似た動きはありますけど、実際にやっている動きは違う。
そこを”解剖学的”に知ることで、動きが格段に楽になります。
初めての方でも大丈夫。
解剖学って難しそうと思っている人も。
解説して触れて実際に動かして、自分の体を確認して行きましょう。
もっと楽に踊るためのカラダの地図
日時:7月17日(月祝)15:00から18:00場所:てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA
料金:12,000円(税込)
問合:mail teate@nifty.com
LINE https://lin.ee/H5NyjYT
備考:実際に体を動かしますので、動きやすい服装をご用意下さい。
どうしても聞きたいことがあれば、事前にメールで質問しておいて下さい。
【 卵が私になるまで 】@今日の一冊
今日の一冊(動画)は【卵が私になるまで】です。
解剖学者三木成夫先生のような内容かと思って読み始めましたが、ちょっとそれとは違いました。
受精卵がどうやって形をなしていくのか、面白い内容でした。
動画で紹介。
荒木は何でも良く知っている、と言われる話
自慢話ではありません。
自慢話と昔話と説教は年をとったらしてはいけないと、高田純次先生がおっしゃっていました。笑
本当に。
自慢話ではありません。
荒木は卒業生やセミナーを受講した方から、「何でも良くしっている。」「知識量が半端ない。」などと言われることが結構あります。
そりゃあ長く整体師をやって良く勉強しているからと言いたいところですが、実はそうでもありません。
民間の整体学校だったので時間数も限られていたし、自分で勉強はしましたが好きな分野に特化しているので、知らない事が本当に多い。
というか知らない事ばかりで恥ずかしくなる。
医療系の大学に行けば700時間位は勉強するものだと思います。
10分の1とは言いませんが、足元にも及びません。
でも、卒業生やセミナー受講生からは、よく知っていると言われます。
何故か。
気になった事は片っ端から調べたからです。
整体スクールに入学して卒業した人たちや、整体や手技やダンスのことについてセミナーに参加された方々が疑問に思う事は、殆ど全部荒木も気になった事があります。
これどうなってるんだろう。
どうしてこうなるんだろう。
何故、こうなるのか。
これ分からない。
と、疑問に思ったり気になったことは、出来るだけ、というか片っ端から調べました。
調べても分からないことは、頭の端っこに置いたままにして、何か関連しそうな本や情報を見つけた時には飛びついて確認したりしました。
だから、質問をされたりすると、一度は考えたことがあることばかりなので、答えられたり周辺情報を話したり出来ます。
と言うことだと思います。
荒木はそんなに物知りではありません。
気になったことや分からないなぁと思う事を、調べたり考えた経験があると言うことです。
調べても分からなかったことは、頭の端っこにおいたままにします。
完全に手放すということがないようにしています。
だから、分からないことはどんどん頭の端っこに増えていきます。
低気圧が来ると調子が悪くなる訳 【動画あり】
開業出来て長く続けられる整体師になるなら。
てあて整体スクール・荒木です。
低気圧が来ると調子が悪くなる、という人がいます。
そんなの気のせいじゃないの?と思う人もいるかもしれません。
でも最近は天気病(気象病)と呼ばれて一般的な認知度も上がっている症状です。
実際にあると言うことですね。
でも、天気で調子が変わるってどう言うこと?と思います。
てあて整体スクールの解剖学の授業でも話をする内容です。
気圧で体の調子が変わる理由について動画で解説しました。
体の中と外が関係しています。
体の中とはいったいどこでしょうと言う話。