解剖学と体の使い方の講座でした。
宇都宮ここからいふ広場で解剖学と体の使い方の講座をやってきました。
この講座はここからいふ広場で行われている、和ごころ式セラピスト養成講座の授業の一環として行われています。
和ごころ式を指導されている上田さんから、東日本大震災のボランティア後に依頼を受けて始まりました。
福島や宇都宮ではセラピストとしてのスキルがあるのに使っていない主婦や女性が多くいる。
だから、その人たちが活躍出来るようにベースとなる解剖学の話をしてくれないかと言うのが始まりだったと思います。
だからもう9年ほどの付き合いです。
今回参加された方々は、まだ勉強を始めて日が浅く、解剖学にはちょっと距離があるような印象でした。
難しいのかなぁ、取っ付きにくいなぁと言うような感じを抱いているようでした。
解剖学は難しい学問ではありません。
難しく感じるのは使われている用語で、漢字ばっかりで気楽に読めそうな印象がないんだろうと思います。
でも、究極的なことを言えば、体を色々なパーツに分けて行って名前を付けているだけとも言えます。
それよりも、形や動き、どうしてそうなったのかなど、考えてみると面白いことが沢山あります。
そんな話を部位別に話したりしました。
セラピストとして知っておいて欲しい内容になったと思います。
そして、どんな本を読んだら良いか、解剖学と言っても色々あるので、20冊くらいの本を持っていって紹介しました。
最後に話を聞くと、解剖学に対する印象が変わっていたので、良かったなと思います。
クラニオを中心としたセラピストを目指している方々です。
今後もゆっくり頑張ってもらいたいと思います。
ありがとうございました。
いつから人間の細胞は37兆個になったのか。前は60兆個だったのに。。。
人間の細胞は60兆個。
確か学校体育の授業で聞いたような記憶があるようなないようなと思っていたら、20年以上前に整体の勉強をしている時に60兆個の細胞で出来ていますと習いました。
それが最近ちょっと違うんです。
最近と言ってもおじさんの最近なので最近ではないんですが、5年以上前に何だかの本に書いてあったのを読みました。
人の体の細胞の数は37兆個。
???と思いましたね。
いつから細胞の数は60兆個から37兆個に変わったのか。
幾らなんでも減りすぎです。
身長180センチだったのが実は111センチでしたってなるみたいな感じですから。
それはちょっとアレでしょうと思いましたね。
まあ数が減ったと言っても、現実の生身の人間の細胞数が減った訳ではないので良いんですが、気にはなっていました。
卒業生で柔道整復学校や針灸師の学校に行っている人がいたので、何人かに聞きましたが、5年位前から聞いているので37兆個で習いましたと言ってました。
Eva Bianconiという人の2013年の論文にあるらしいです。
(これは最近調べた事です。)
そういうことなんですね。
解剖学は「学」という名前がついていることからも分かるように学問です。
学問というからには日々研究がされ、新しい発見があったり新しい学説が出たりします。
そうやって医学も発展していくという事もあるんだと思います。
人の細胞についても昔は単純計算で試算すると60兆個くらいなんだけど、もう少し器官別に詳しく計算すると37兆個になるという。
どちらも試算ですけど、より詳しい方が精度が高いんだろうと思います。
(原典に当たってないのではっきりはいえません。申し訳ない。)
解剖学には他にも色々面白いことがあります。
例えば小腰筋という筋肉があります。
整体を学んでいた時に、小腰筋はあったりなかったりすると聞きました。
あったりなかったりってどういう事!?と思いましたね。
だって、あったりなかったりするんですから。
どっちかはっきりして欲しい。
普通(と当時は思っていました)、骨や筋肉は決まった形があって決まった場所に決まったようにある物だと思っていました。
でもそんなことはありません。
骨も筋肉も血管も多分神経も、だいたい同じですけど、みんなそれぞれ違っている。
外見上は大体同じですけど、中は少しずつ違うということです。
筋骨格系のキネシオロジーという専門書に小腰筋の解説があります。
「第12胸椎と第1腰椎から起こり、恥骨櫛付近で骨盤に停止する。(p432)」とあり続いて「小腰筋は約40%の人で欠損する。」と書いてあります。
60%位の人には小腰筋はあるけど、40%の人にはないってことです。
微妙ですね。
半分半分くらいなら、元々ある物なのか元々はないものなのか。
意見は分かれるんだろうと思います。
だから小腰筋は小さな解剖学書には書かれていないこともあります。
10年近く前だかに人体の不思議展という展示会がありました。
プラスティネイションという特殊な固定技術を使って、人体を標本にして展示するものでした。
整体スクールの生徒さんと行ったり個人でも行ったりして、4回くらい見に行きました。
横浜で開催されていた時に、出口付近に全身骨格標本がありました。
その前には全身の筋肉に透明な特殊なプラスティックが注入されて固定された標本も沢山ありました。
骨格標本だったので骨の数を数えて確認していたら、腰椎が6個ありました。
生徒さんと一緒に行っていたので、こうやって骨の数が多かったり少なかったりすることもあるんだという話をした記憶があります。
また、患者さんで大胸筋が片方ない男性がいたり、両手指の中節骨がない女性もいらっしゃいました。
細胞の数が60兆個から37兆個に変わったところで、人が元々持っている細胞の数には変わりはありません。
その数はそれぞれ個人差(個体差)があります。
それとはちょっと違いますが骨の数も違うし、筋肉も微妙に違っていたりします。
大体同じような働きをするように出来ているのが人間なんだと思います。
細胞の数について書かれているページをリンクしておきます。
参考まで。
北大リサーチ&ビジネスパーク 2014/11/17
https://www.hokudai-rbp.jp/news/116
再生医療 2021/05/13
https://saiseiiryou.clinic/dr_blog/regenerative_medicine/human_sell/
医療ジャーナリストのコラム
https://www.ortic.co.jp/column/maruyama/index_100.html
ダンサーのための解剖学 @ チャコット名古屋スタジオ
チャコット名古屋スタジオさんで特別講座「ダンサーのための解剖学」を行いました。
参加は5名。
皆さんバレエを習っている方々でした。
キャリアはそれぞれで長い方も短い方もいらっしゃいました。
いつもセミナーを始める前には、今日、どんなことを期待しているかを聞きます。
出来るだけ期待に沿うようにしたいなと思って聞きますが、全部に答えられないこともあります。
今日は8割くらいは答えられたと思いますが、2割は残してしまった感じでした。
とは言え、「ダンサーのための解剖学」として講座でやろうと思っていることはおよそ出来ました。
また、時間が足りなかった部分については、事前にテキストを作っておいたものを渡しました。
帰ってから忘れてしまうこともあるので、後で確認出来るようにです。
今回は解剖学の勉強と言うよりは、体の仕組みに対する誤解を解くのが目的です。
誤解が解ければ、体を動かすベースとなる体に対する認識が変わって、トレーニングやストレッチをしなくても、出来るようになる動きがあったりします。
どこを鍛えれば良いですか?と良く聞かれますが、今やっているやらなくても良いことをやめて、既に持っている使っていない筋肉が使えれば、今のままでも出来るようになったりします。
そんなことが起これば良いなと思って進めました。
幾つか???と言う感覚があったようで、それが良かったなと思っています。
チャコット名古屋スタジオさんでの講座は久しぶりでした。
引っ越しされてからは初めて。
以前の場所では5回くらいやった記憶があります。
久しぶりで皆さんが前のめりだったのが印象的でした。
また出来たら良いなと思います。
ありがとうございました。
お疲れ様でした。
ダンサーのための解剖学@チャコット名古屋スタジオ【8月16日】
8月にチャコット名古屋スタジオさんで行う「ダンサーのための解剖学」の募集が始まっています。
大人からバレエを始めた方や、ベリーダンス、フラダンス、ジャズダンスやコンテンポラリーダンスなど、どんなジャンルのダンスにも役立つ解剖学的な知識を、聞くだけでなく触れて動かして確認するセミナーです。
荒木自身が長くダンスを続け、60代になっても続けていられるのは、体に恵まれたからと言うよりは、故障をしないような使い方やケアを考えて来たからだと思っています。
整体師として20年、アレクサンダーテクニーク教師として7年の経験から、お伝えできることも多いと思います。
夏休みの1日を自分のために使って下さい。
【 ダンサーのための解剖学 】
少しモノモノしい題名がついていますが、内容は理解しやすくわかりやすいものです。
オリジナルのテキストを無料進呈しますので、後から確認することもできます。
ダンサー(踊る人)にとって知っておくべき、身体の仕組みや使い方を実際に触れたり動かしたりしながら確認する講座です。
特に大人からバレエやジャズダンス、コンテンポラリーダンスやベリーダンス、フラダンスなどさまざまなダンスを始められた方にはぜひ受けてもらいたいと思っています。
名古屋では久しぶりの開催です。
興味のある方はチャコットさんに直接申し込んで下さい。
ダンサーのための解剖学
日時:8月16日(月)16:45〜18:05場所:チャコット名古屋スタジオ(栄)
料金:会員2,640円(非会員 3,300円)
申込・詳細:下のリンクをクリックして下さい。
https://www.chacott-jp.com/lesson/studio/nagoya/schedule/detail022306.html
ダンサーのための解剖学 〜 体の地図 〜
8月にチャコット名古屋スタジオさんで「ダンサーのための解剖学」というのやります。
解剖学と言っても解剖図を見ながら一つ一つ解説していくという内容ではありません。
体の中がどうなっているのか、図を見ながら確認したら、触れたり動かしたりします。
ここがポイントです。
人は目から入る視覚情報にかなり引っ張られます。
見た目に騙されるってやつです。
体の中には骨格があって、筋肉や靱帯で繋がって、内臓や血管や神経もあります。
でも外から見ると皮膚の上から見える形に見えます。
そのうえ普段は服を着ています。
服は全体的には体の形をしていますが、体の構造と同じ場所で分けられている訳ではありません。
体は筋肉が働いて関節で曲がって動きます。
でも外見からは関節は見えません。
そのうえ服を着ていると、体の構造とは違う区分をしてしまうこともあります。
知らないうちに自分の頭の中には、骨や筋肉の構造とは違う「身体の形」みたいなものが出来てしまっていることがあります。
腕や脚は胴体よりも細いので、細くなっているところから区別されて名前がついています。
洋服もそこで切り替えがあったりして、区別が強調されます。
そうすると、そこから動くように認識される。
でも微妙に違います。
腕の始まりは胸鎖関節という胸の中心近くにある関節で、肩は腕の途中にあります。
脚も太ももの太い部分から動きそうですが、動くのは股関節という脚の付け根のもうちょっと内側にある部分です。
鏡に見える首は、顎から下の部分です。
そこに首という名前がついていて、頭よりも少し細くなっている。
顎の後ろあたりから動きそうです。
でも実際の首と頭の関節は、両耳を繋いだ頭の中心あたりです。
間違っているというよりは勘違い。
勘違いしたままでも動きます。
でも、動きにくくなっている場合もあります。
本来動く場所と動かそうとしている場所が微妙に違うと、微妙なズレが生まれてしまう。
そこんところを再確認するというか微調整出来るようにするというか、頭の中にある「身体の地図」を書き換える。
そんなことをやりたいと思って、チャコット名古屋スタジオに行きます。
ダンサーのためのと書いたのは、ダンス用語で説明する事になるからです。
チャコットさんですからね。
踊っている人がいらっしゃると思って。
アレクサンダーテクニークと書いたのは、この講座でお伝えしたいことがアレクサンダーテクニークのアプローチに近いからです。
アレクサンダーテクニークは「知らず知らずのうちにやってしまっているやらなくても良い事を、やめることで、自分の持っている本来の可能性を引き出す。」というような身体の使い方のアプローチです。
身体の形や動きに対する誤解や勘違いを再確認することで、知らないうちに勝手にやってしまっていた本来的ではない動きではなく、自分本来の動きができる可能性があります。
動きを直そうとする方法もありますが、その動きをしてしまう前提となっている身体に対する認識を変える、という方法と言っても良いかもしれません。
まあそんな難しいこと言わなくても、自分のホントをもっと知ると、自分が出てくるかもという話です。
そして荒木は60超えてますが、現役で踊ってます。
去年も今年も本番がありました。
そんな話も出来たらと思います。
申込待ってます!
ダンサーのための解剖学
日時 : 8月16日(月)16:45〜18:05場所 : チャコット名古屋スタジオ(栄)
料金 : 会員 2,645円 非会員 3,300円
申込 : 以下のリンクから直接チャコットさんへお願いします。
https://www.chacott-jp.com/lesson/studio/nagoya/schedule/detail022306.html
【ダンサーのための解剖学】 8月に名古屋チャコットで行います。
やっと募集が始まりました。
8月にチャコット名古屋スタジオさんでダンサー(踊る人)向けのワークショップを行います。
【 ダンサーのための解剖学 】
少しモノモノしい題名がついていますが、内容は理解しやすくわかりやすいものです。
オリジナルのテキストも無料進呈しますので、後から確認したりすることもできます。
ダンサー(踊る人)にとって知っておくべき、身体の仕組みや使い方を実際に触れたり動かしたりしながら確認していく講座です。
特に大人からバレエやジャズダンス、コンテンポラリーダンスやベリーダンス、フラダンスなどさまざまなダンスを始められた方にはぜひ受けてもらいたいと思っています。
名古屋では久しぶりの開催です。
興味のある方はチャコットさんに直接申し込んで下さい。
ダンサーのための解剖学
日時:8月16日(月)16:45〜18:05場所:チャコット名古屋スタジオ(栄)
料金:会員2,640円(非会員 3,300円)
申込・詳細:下のリンクをクリックして下さい。
https://www.chacott-jp.com/lesson/studio/nagoya/schedule/detail022306.html
【踊る人のためのカラダの地図】 8月16日(月)@チャコット名古屋スタジオ
【 踊る人のためのカラダの地図 】
数年前に何度か開催させていただきました。
「踊る人のためのカラダの地図」を名古屋栄にあるチャコット名古屋スタジオさんで、8月16日(月)16:45から行います。
「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!」を出版してからはやっていなかったので、夏休み期間に出来ないかと相談してみたら、8月16日(月)なら空いていますよとのことで開催が決まりました。
チャコットさんでの告知は6月下旬からだそうですが、開催は決まっているので予定を空けておいて下さい。
大人からバレエを始めたり、ジャズダンスや社交ダンス、ベリーダンスやフラダンス、コンテンポラリーダンスなど、さまざまなダンスがありますが、どんなダンスにも共通する自分の体の使い方を見直すワークショップです。
体は外から見た形と、内側の関節などの位置がかなり違っている場所があります。
上半身と下半身の分かれ目、前屈するときに体を前に折る場所は、股関節だとはなんとなく分かっていると思いますが、では股関節はどのあたりで、どんな風に動かすものなのか。
解剖学の図をみて確認し、自分の手で触れてみて、そこから実際に動かしてみる。
そうやっていくつかの場所を確認していきます。
人は以前から持っている自分のイメージに引きずられて体を動かします。
そのイメージが誤っていたら、せっかく動く場所も動きません。
それを確認するだけで、ダンスの体が変わってきます。
東海地方、愛知県(名古屋)では久しぶりのワークショップです。
荒木は整体師だけでなくアレクサンダーテクニーク教師です。
そして現役で踊っているダンサーでもあります。
しかもアラカン!
聞いてみたいことは何でも答えます。
スケジュール空けといて下さい。
踊る人のためのカラダの地図
日時 : 8月16日(月)16:45から80分場所 : チャコット名古屋スタジオ
料金 : 3,000円前後(未定)
申込 : チャコットでの申込が始まったらお知らせします。
てあて整体スクールで身につけることが出来ること。
てあて整体スクールは独立して独りでやっていけるようになるためのスキルを教えています。
その内容は荒木が開業以来20年やってきた実績と経験に基づいたものになっています。
指針整体やマッスルエナジーテクニックなどの手技もほかとは違いますが、姿勢や体の見方捉え方などを教えているのも他校との違いになっています。
腰痛や肩こりなど症例についても、体の見方や捉え方からの視点を大切にしています。
以下に授業の内容はどんなものなのか解説をします。
どんなことが勉強できるのか確認して下さい。
もっと知りたい方はどんどん連絡してきて下さい。( teate@nifty.com )
患者さんの身体を整える手技
整体学校で学ぶと言えばこれを思い浮かべると思います。てあて整体スクールで教えている整体の手技です。
種類は大きく二つ。
指針整体と骨格調整・筋肉調整の手技を学びます。
指針整体は押さない揉まない体重をかけない、「引く刺激」を全身にいれていく他にはないユニークな手技です。
力を使わないので施術側も患者さんも安心して受けることが出来ます。
骨格調整・筋肉調整の手技の殆どはマッスルエナジーテクニックと呼ばれている方法を使います。
ボキボキしない調整法で、患者さんに筋肉を使ってもらいそれに抵抗を加えることで調整します。
こちらも力を使わないので、ボキボキする骨格調整が苦手な方にも喜ばれます。
手技はどちらも力を使いませんが、効果は押したり揉んだりボキボキしたりするものと同じす。
荒木が開業以来20年使ってきたもので、実績のある手技を教えます。
患者さんの症例に対応する方法
症例別という授業があります。腰痛や肩こり・膝痛など患者さんが持ってくるさまざまな症例にどう対応するのかを学びます。
腰痛の場合はこうだとか肩こりならこうと決まった手順を教えるのではなく、原因がどこにあるのかを知りそれをどんな風に調整していくのか。
そもそも痛みをどう捉えれば良いのか、などについて話をします。
自分で考えて組み立てが出来る整体師になってもらう為の勉強です。
解剖学や体の捉え方について
整体を全く初めて学ぶ方が多くいらっしゃるので、体の仕組みについて学びます。解剖学はオリジナルテキストを用意して、整体師やセラピストにとって必要な視点を入れたものを教えます。
また、どんな風に勉強したら良いのか、どんな本を読むと良いのかなど、個人個人にアドバイスします。
これとは別にボディマッピング(体の地図)の視点を持ってもらいたいので、解剖学の授業のほかに体の地図についての時間を作っています。
体の捉え方の違いで、腰痛や肩こりになる人もいます。
解剖学は知っているだけではつかえません。
患者さんへのアドバイスに使える解剖学を、知識だけでなく指導法としても知ってもらいます。
触診
触診は全ての手技の基本です。患者さんの状態が分からなければ骨格調整も出来ないし筋肉調整もできません。
どんなふうに組み立てて整体をしていくのかもきめられません。
指や手の触れ方、自分の体の使い方から、患者さんのどこに触れるのかなど。
また、触れてはいけない場所や、触れる時に気をつけておかなければいけないこと。
触診については入学から卒業まで徹底的に練習もします。
ストレッチ
患者さんにストレッチを教える為の授業があります。ストレッチとはどんなものなのか。
腰痛や肩こりなどに対してどんなストレッチをするのか。
どんなアドバイスをするのかなどについて学びます。
姿勢と歩き方
姿勢や歩き方が腰痛や肩こりの原因になっていることがあります。姿勢と歩き方の見方と指導方法について学びます。
体の地図やアレクサンダーテクニーク(後述)を使って教える方法。
姿勢や歩き方にはどんなタイプがあるのかなどを知っておくことで、患者さんに安心してアドバイスすることが出来ます。
アレクサンダーテクニーク
整体師が自分自身を整えられなければ、患者さんを良くすることはできません。アレクサンダーテクニークは自分の使い方のワークと呼ばれます。
整体師が整体をやっている時の、体の使い方や整え方、患者さんに自分の使い方を教えるときのヒントを学びます。
アレクサンダーテクニークは訓練を受けたアレクサンダーテクニーク教師だけが指導することが出来ます。
荒木は国内の教育機関で訓練を受け認定を受けたアレクサンダーテクニーク教師です。
開業相談
開業するときの準備や考え方、開業後にしなければいけないこと等について、課外授業を行っています。どこから手をつけて良いか分からないとか、何か抜けていることはないかなどの心配を払拭します。
卒業してから開業する人も多いのでので、開業については個別に相談に乗っています。
整体師の法律問題
整体師やセラピストは民間療法です。国家資格になっている柔道整復師や按摩マッサージ指圧師などとの違いについて法律的な話をします。
知っておかなければいけないことですが、意外に知らない整体師が多いことです。
脊柱はお好きですか?
2016年10月3日に書いたブログに「頸椎と胸椎と腰椎の違い~解剖学ページ~」というページがあります。
( 興味のある方はどうぞ >>> https://teate.co.jp/blog/blog1610032.html )
何が書いてあるかと言うと題名の通り、頸椎と胸椎と腰椎の違いについて書いてあります。
解剖学を学んだ人なら誰でも知っていることです。
知っていることなんですけど、改めて言われると、ああそうだったかそうだったよねと、何となく膝を打ちたくなるという種類の情報です。
あれっそう言えば気が付かなかったというようなことも含まれているのかもしれません。
この記事がとにかく毎日10数回も閲覧されています。
公開から今日までの4年半で17,842回です。
4年半以上、毎日10回以上見られているなんて、ちょっと本当に不思議です。
皆さんそんなに脊柱好きなんですかね。
それとも気になるんでしょうか。
頸椎と胸椎と腰椎には違いがあります。
当たり前です。
違いがないのなら脊椎1番から24番までなんて名前になっていたかもしれません。
整体的に確認したくなるのは、棘突起の向き、関節面の向きです。
この違いが体幹の動きの違いに影響しています。
ついでに胸椎12番の形と付着している筋肉も確認したくなるところです。
名前が違うということは、区別されるべき機能があったり構造があったりするということです。
同じ名前で番号が付けられたりしているということは、機能が同じであったり構造の基本が同じだったりということだろうと思います。
そして、人は名前が付いていると、それはあると認識していることが殆どです。
たまに話をしますが、「ドーナツの穴」はドーナツなしには存在しません。
そのもの自体はないんですけど、ドーナツを持ってくると急に穴が存在するという。
面白いですね。
いや、そう言うことが体を解釈する時にも大切になってくるという話です。
これも良く話をしますが、肩は肩だけで存在しません。(ちょっと大げさですけど。)
胴体と腕の途中辺りのことを、そう呼んでいます。
肩はひとそれぞれ違います。
違うというのは認識が違うという話です。
認識が違うと使い方が変わる可能性があります。
腕だと思っていれば、肩や肩甲骨は動くものとして使われる可能性がありますが、胴体だと認識していると動かないものとして認識されているので、無意識のうちに固定しているかもしれません。
以前、大阪なおみさんがテニスの大会で優勝した時のトロフィーを掲げた時の写真について書いたことがあります。
彼女がトロフィーを掲げた写真を思い浮かべてみて下さい。
両腕が耳にくっつくくらい、肩と一般に呼ばれいている部分が持ち上がっています。
子供のようです。
普通の大人はあんな風に掲げないことが殆どです。
腕と耳の間には空間が空きます。
彼女はきっと肩を腕として使っています。
認識がどうかは分かりませんが、その方が腕(肩を含む)の可動域は増えます。
パワーも増えるのかもしれない。
頸椎と胸椎と腰椎は別々の名前がついていますが、同じ脊柱の一部です。
それぞれが独立して動くことは出来ません。
別々の名前がついていると別々に認識してしまうのが人間でしょう。
首と背中が一緒に動くなんてねぇ。
でも考えてい見ると、頸椎と胸椎は同じ脊柱の一部で繋がっています。
たまたま違う名前を付けられただけとも言えます。
もちろん、胸椎には肋骨がついているので動きに制限がかかるのは当然です。
でも、頸椎と胸椎は別々には動けません。
何しろ繋がっているんですから。
話が長くなりました。
解剖学の本を読んだり見たいしている時、そんなことを考えながらいつも見ています。
何か発見があると嬉しいものです。
ここからいふ広場で解剖学セミナー
宇都宮雀宮にある「ここからいふ広場」で解剖学セミナーでした。
参加者はここからいふ広場上田さん主宰の和ごころ式セラピーの受講者です。
これからクラニオを使ったセラピストになられる方々です。
まだまだ勉強を始めたばかりの方々でしたので、解剖学の導入のような内容でした。
短い時間の講座なので、勉強の方法とか読むべき本、セラピストとして知っておいてもらいたい考え方などについて話をしました。
質問時間では皆さんいろいろな悩みというか疑問があって、けっこう白熱した質問時間になったと思います。
同じメンバーが参加する講座が来月もあります。
来月は体の使い方。
アレクサンダーテクニークをベースに、考え方や実際の使い方などもやります。
楽しみです。