成功する人は根拠のない自信を持っている。
会社を辞め独立して開業。
整体師やセラピスト、ピラティスやパーソナルトレーニングで成功している人は沢山います。
共通点は何か。
何か成功の秘訣はあるのかと考えます。
自分自身が独立して20年以上経つので、これまでも色々と考えて来ました。
どうすれば上手くいくのか。
どうすれば上手くいかないのか。
成功者に共通していることは何か。
失敗する人に共通していることは何か。
野球の野村克也さんが「負けに不思議の負けなし、勝ちに不思議の勝ちあり」と言ったと聞いたことがあります。
言い得て妙だなと思います。
成功する人は「根拠のない自信」を持っている。
というのが今の所の結論です。
共通しているという意味では、他に共通項は見出せない。
これをやれば良いとか、これはやっちゃいけないとか、そういう事は見つけられない。
でも、成功している人は殆ど(たぶん全員)、根拠のない自信を持っています。
ポジティブシンキング
というのではありません。
自信を持とうとしているのではなく、元々何の根拠もなく自信があるという事です。
自信は大きな自信のこともあるし、小さな自信のこともあります。
そこはかとないものであることもあります。
自分は絶対に大丈夫で成功するに決まっているという人もいますし。
なんとなくだけど失敗はしないような気がするという人もいます。
ポイントは根拠がないという点です。
根拠がない自信が、どこから来るか分からない自信が、元々備わっている人。
上手くいっている人にはそういう共通点がある様に思います。
謙虚な人でも自信がない人でも、失敗はしないんじゃないかという気持ちがどこかにある。
根拠のある自信の人は失敗することがあるように思います。
自分はこれだけやったんだから大丈夫とか。
失敗するような事はしないから大丈夫とか。
まして、誰それに言われたから大丈夫なんてのも。
根拠はないけど、なんとなく失敗はしない、という事は、成功するのかな。
みたいなマインドです。
そうしようというのではなく、そもそもそうなっているという。
開業前には考えてみると良いと思います。
自分はどんな風に思っているのか。
色々心配はあるけど、なんとなく大丈夫そうな気がする。
という人は成功の可能性があると思います。
でももちろん可能性の話です。
根拠のない自信を持っている人が全員成功するということではない様にも思います。
安心させたいのか不安にさせたいのか。
変な書き方ですね。
でも、開業10年以上の先生は分かってくれる様な気がします。
てあて整体スクール 授業紹介動画
てあて整体スクール症例別授業の動画を作りました。
先日、動画編集の講座に出席して、初めて編集した動画です。
実は撮影の講義は受けていますが、編集の講義はまだ受けていません。
もろもろあって延期になっています。
でも、動画編集の入門について動画を送って頂いたので、その動画を見て動画を編集したという。
ちょっとややこしそうなそうでも無さそうな手順でした。
動画編集面白い。
何度か見ると、繋げただけ感は否めませんが、しかし、授業風景と内容や雰囲気は伝わるかと思います。
こんな感じでやってるんだなと想像してみて下さい。
編集の講座を受けたらもう少し見やすくなるだろうと思います。
そうしたら量産しますので、お楽しみに。
てあて整体スクールでは人の体を整える手技を教えています。
手に職をつけて、自分で自分の将来を切り拓いて下さい。
入学や見学の問合せお待ちしています。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA愛知県名古屋市千種区今池 2−1−16−408
teate@nifty.com
03-3922-7230
諦めるのはまだ早い。
40代の知人の話を聞きました。
職業は書けませんが、最近はブラックで有名な業界です。
にも関わらず改善の手が入っているとか状況が変わっているなとはないようです。
最近はそのブラックさ故に成り手が少なくて困っているとも言われています。
諦めている。
という感じでした。
元々そうだしこれからもそうなんだろうと言っていました。
そうなんだろうかと思いました。
諦めるのは早いと思いますね。
最近は匿名で話を聞いてもらえる所もあるし、訴える場所もある。
にも関わらず諦めている感じです。
諦めは今後もそれが続くことを意味します。
良いのかなぁと思います。
自分の仕事だったら、少しはアクションしようとすると思います。
その職場の状況や労働環境を変えるために、何かアクションする。
そんな凄いことではなくても、やる方法はあるんじゃないかと思います。
無駄に思えることでも、続けることで変化が生まれる可能性もある。
同じように考えている人が同じ職場にいるかもしれない。
可能性を最初から全て放棄していたら、可能性は全て無くなります。
仕事はルールを作る側になってからが面白と会社員時代に思いました。
30代に入ってしばらくして、少しそんな風に考えられるようになりました。
まして40代ならそろそろそんなことも考えて良いのではと思います。
ルールは変わります。
変えようとすればですけど変わります。
そうやって世の中は変わってきました。
そうでなければ今の仕事は辞めて仕事を変える。
どこかで書いたかも知れませんが、人間なんとか食っていけるものです。
今の仕事を続けていて展望がないのであれば、転職は一つの選択肢だと思います。
やったことがないことは心配ですが、やってみるという手もあるということは忘れないで欲しいと思います。
そんな風にしていたら何も変わりません。
体を壊すか心を壊すかしてしまいます。
体を壊したら仕事も出来ません。
意味ないなと思います。
心を壊したら長引きます。
同じことです。
諦めるのはまだ早いと思います。
整体師を目指すなら治療系かケア系。
整体と言っても様々な形態があります。
治療系、癒し系、揉みほぐし系、など。
癒し系は整体ではないとか揉み解し系は整体ではないと言う方もいるかもしれませんが、受ける患者さんお客さんからしたら同じです。
そして、ケア系と言うのもあると考えています。
街を歩くと良く眼にするのは揉みほぐし系です。
60分3000円くらいでやっているところが多いと思います。
時間で区切る形態です。
ある程度の広さのあるサロンにベッドを何台か置いてやっている所が多いように思います。
治療系は個人でやられているイメージがあります。
こちらは料金は時間ではなく一回幾らで決まっていて、大体は60分7・8000円位からもっと上の料金体系のようです。
癒し系というのは揉みほぐし系と呼ばれる以前の呼ばれ方でしたが、アロマやリフレクソロジーやタイ式なども含まれていたと思います。
どれが良いということではありませんが、個人で整体師を目指し、独立開業・起業するなら治療系だろうと思います。
もしくはケア系。
揉みほぐし系なら人を雇って経営に回るか、プレイングマネージャーでやるということになるんだろうと思います。
40代なら大丈夫だと思いますが、50代60代以降になると個人で60分3000円では収益的に厳しいと思います。
1日5人出来たとして、25日で売上は375,000円です。(=5人×3000円×25日)
ここから賃借料や公共料金を差し引くと、アルバイト程度しか手元に残りません。
それに毎日5人の患者さんをみる事になります。
治療系で1日3人を7000円で出来たとして、25日で売上は525,000円です。(=3人×7000円×25日)
これなら賃借料や公共料金を支払っても、収益が計算出来る売り上げになると思います。
3人なら50代60代でも毎日出来ると思います。
もちろん、その3人や5人を集客するのが大変なんですけどね。
最初から収益的に成立しない計画を立てても意味がありません。
1日に何人やるつもりなのか。
料金は一人当たり平均して幾ら頂くのか。
月に何日営業するのか。
掛け算すれば月の売り上げは簡単に計算できます。
固定的にかかる費用(賃借料、公共料金など)は、家賃の大体二倍で計算してみて下さい。
5万円の賃貸物件なら、合計で10万円くらいが固定的に掛かる費用(賃料、水道光熱費、電話代等)となります。
それを売り上げから差し引けば、月に手元に幾ら残るか分かります。
それで成立するのかしないのか。
先ず計算してみる事です。
揉みほぐし系は個人では難しいと思います。
治療系なら整体だけでも成立します。
整体の営業日数を減らして別のことを考えても良いと思います。
ストレッチ教室や月一講座など。
あるいは整体は副業にしてプラスアルファで考えて行く。
最初は出張や自宅を使って、土日や夜の時間だけやってみる方法もあります。
経験を積んでカルテが増えたら、次の段階を考える。
レンタルサロンを使う方法もあります。
もう一つ
ケア系というのもあるんじゃないかと思っています。
パーソナルトレーナーやピラティスやヨガのインストラクターと被る部分です。
体の使い方やストレッチやトレーニング方法の指導、食事や日常生活の提案など、これに整体など手技療法で体の調整をプラスしていく。
患者さんは聞きたがっています。
アドバイスが欲しい。
でもどこに行って良いか分からない様子です。
てあて整体院でも整体だけでなく、ストレッチ方法や姿勢のこと歩き方など指導することが増えています。
アレクサンダーテクニークもやっているので、姿勢だけ見て欲しいとくる方もいます。
整体だけでなく、色々考えて開業に備えましょう。
退職後、第二の人生応援します。
今月の名古屋教室が終わりました。
授業の内容は骨格調整でした。
明日からはまた東京で授業があります。
水曜日に授業の見学にいらした男性がいました。
60歳ちょうど還暦になられた方です。
荒木と同年代。
いや少し年下になります。
定年退職をして別の仕事、整体をやることは決めているとのことでした。
今まではメーカーのカスタマー(顧客)サービス部門で、お客様の対応をされていたそうです。
その仕事が嫌になったと言うことではないですね。
定年退職ですから。
でも、これからはこれまでの仕事とは別の、整体の仕事をやろうと決めたとおっしゃっていました。
応援します。
第二の人生。
最近はそんな言い方はしないんだろうと思います。
昭和の終身雇用の時代に就職し仕事をして来た我々のような世代の言葉だと思います。
今と違い以前は新卒で入社した会社に定年退職までいると言うのが一般的でした。
その場合、定年後の人生を「第二の人生」なんて呼んでいました。
今は転職も当たり前になり、起業するのも以前ほどは珍しく無くなっているので、そんな言い方はしないと思います。
ただ、今、定年に差し掛かる人たちには、そんな気分もあるだろうと思います。
第二の人生。
キャリアを生かして別の仕事を始めると言う人もいると思います。
会社員時代にお金を貯めて、ファイアではありませんが、仕事はせず資産を運用しながら生活すると言う人もいるかもしれません。
全く別の仕事や、実はやってみたかった別のことを始めたいと言う人もいると思います。
整体師やセラピストがその、第二の人生なのか、別の仕事なのかになルのなら、応援したいと思います。
てあて整体スクールで教えている、指針整体やマッスルエナジーテクニックは力を使いません。
定年の年齢から始めても無理なく出来る手技だと思います。
どうなんだろうと思う方は問い合わせ下さい。
授業の見学や整体の体験をして考えてみて下さい。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA愛知県名古屋市千種区今池 2−1−16−408
teate@nifty.com
03-3922-7230
整体の料金設定。
整体の料金設定の話です。
これから卒業する生徒さんが、出張で少しずつ始めると言うので聞いてみました。
料金はいくらにするんですか?
5,000円
それはやめたほうが良い。
絶対にやめたほうが良い。
安すぎる。
彼は現在、揉み解し系のチェーンでアルバイトをしています。
そのチェーンの料金は60分3,000円程度。
そこよりも高く。
でも、1時間6,000円までにはしない。
だから5、000円にすると考えたようです。
揉み解しの整体ではなく、指針整体と骨格や筋肉を調整して症状に対して施述する整体を考えています。
とは言え6、000円以上になると高いのではないか、自分の技量でそこまでは頂けないんじゃないか。
そんな風に思ってもいるようです。
整体の料金は施術の対価です。
そしてこれから来院される患者さんに対して、自分の所はこれくらいの価値のある整体をやっていると言う宣言でもあります。
出張でわざわざ行くのに5、000円なら、それくらいのことしか出来ないと宣言しているようなものです。
ボランティアでやるなら別です。
もしそうなら無料でやれば良い。
揉み解しでチェーン店のように流作業ではなく、一人一人の症状や状態に合わせて施述をするのなら全く別です。
自分に自信があるとかないとか、そんなことは関係ありません。
もし本当に自信がないのであれば、まだ整体はやらない方が良い。
お金を頂いてやるなら、自信のあるなしに関係なく、料金はやっている事の価値に合わせないといけません。
マーケッティング的な側面もあります。
マーケティング的には10、000円なら、60分3、000円とは別の何かだと認識されます。
同じように整体に分類されてはいるけど、揉み解しだけではない何かと認識されやすい。
そして患者さんに与える期待もあります。
10、000円だから大丈夫だという安心感もあります。
それに答えようとする整体師側の気持ちや心構えの問題もあります。
極端に言えば、そのほうが治りやすいこともあるかも知れない。
だから 10,000円くらいで始めてはどうかと提案しました。
少し考えますと言うことでした。
ここまで書いてなんですけど、良かったです。
例え結果として、5,000円になったとしても、上に書いたようなことを考えてから料金設定するのは良いことだと思います。
5、000円にする理由が、自信がないからと言うことではなく、別の理由であれば問題はないと思います。
整体師認定です。
整体師認定です。
おめでとうございます。
Mさんは入学からちょうど2年で卒業することになりました。
ちょっと長い。
在籍は少し長くなりましたが、指針整体の精度を上げることだけでなく、骨格調整や症例別の授業を繰り返し受講されることで、卒業後の将来を見据えた履修になったと思います。
現在は普通の会社に普通に勤めていらっしゃるので、すぐに脱サラしたり開業したりするということではありませんが、遠くない将来に備えて整体の技術と知識を身につけられました。
新型コロナ感染症や現在の仕事のこともあるので、少しずつ臨床経験をしながらタイミングと準備を図っていくことになると思います。
流石に長い社会経験もあるので、とても安定して信頼のおける先生になられると思います。
あとは準備とタイミング。
定年退職は少し先ですが、最近はさまざまな退職制度もあるので、円満に準備をしながら今後を考えられたらと思っています。
リピート受講もしながら、個人でモニターや家族や知人などから始めたら良いと思っています。
改めておめでとうございます。
起業時代
起業時代という本が創刊されました。
https://www.freee.co.jp/publishing/book/kigyojidai/
てあて整体スクールを卒業すると起業する方も多くいるので、チェックのため購入。
パラパラと内容を見ました。
思っていた内容と少し違いました。
実は20年ほど前にも同じような雑誌がありました。
アントレという名前の雑誌だったと思います。
月刊でしたけど何冊か読んだ記憶がありました。
そして取材も受けました。
同じ時期に別の雑誌でも脱サラの特集があって、何故か取材を受けて掲載されました。
こちらはオブラという月刊誌でした。
アントレで取材を受けた号は「独立事典」として特集号のような形で出版されました。
発行は平成14年8月(2002年)。
アントレという雑誌は(株)リクルートが発行している雑誌で独立開業のための本でした。
毎月毎月、特集が組まれていて、業界別だったりした記憶があります。
そしていつも最後の方に、開業準備のノウハウのような定形のページがありました。
届出や事業計画、借入などについて15ページくらいでまとまっていたように記憶しています。
オブラ(obra)は全く別のテイストの雑誌で男性向けの趣味の雑誌でした。
当時は似たような雑誌が何紙かありましたが、今はもっと何かに特化したものが多いように思います。
penのようなBURUTUSのようなdancyuのような、男性向けのクロワッサンとかそんな雰囲気の本でした。
そのオブラで特集があって取材を受けました。
こちらの取材は覚えていて、後になってFacebookで当時のライターさんと繋がったりもしました。
当時の起業系の雑誌と今回創刊された「起業時代」の内容はかなり違います。
今回は「起業のダンドリ」が圧倒的に多く書かれていました。
以前のものと比べると、夢や憧れというよりは、実際に何をどうやっていくか。
起業準備のためのレクチャーがなされています。
個人事業で起業する場合と会社組織を作って起業する場合。
資金の借入の問題だったり届出の問題だったり。
税金や申告の問題なども書かれていました。
20年前は税金や申告の問題までここまで細かには書かれていなかったように思います。
創刊号ということなので、これから別の特集などが組まれて発行されていくのかなとも思いますが、やはり時代を感じます。
20年経って起業はかなり認知され増えて来ているんでしょう。
会社とは違って誰もダンドリしてくれないんだから、今までやったことのないダンドリをきちんと踏んでオープンまで繋げようという感じなのかなと思います。
起業する業種も少し違っているように思いました。
以前はセラピーや手技療法も多く取り上げられていましたが、今回の雑誌にはスポーツトレーナーだけで他には似たような業種はありませんでした。
代わりに増えている印象なのは、コンサルだとか企画だとか何かを人に指導するような事だとかです。
夢の話がないなぁと思いますけど。
まあ、起業が夢や憧れではなくなったってことなんでしょう。
考えてみれば当たり前ですね。
20年前はバブルの後。
頑張れば給料は上がった時代。
次は自分のやりたいことをという時代だったのかもしれません。
今は身につけたスキルで生きていくための、会社員ではない方法として起業があるということなのかもしれません。
それはそうだよなと思います。
起業が少し注目されて来ているんだとしたら嬉しいですね。
整体やセラピーも起業出来る業種です。
この雑誌もしばらくはチェックしたいと思います。
やりたいことがあったら人の言うことは聞くな。
数年前、日本人のカズ・ヒロさんがアカデミー賞のメークアップ賞を取りました。
カズ・ヒロさんは日本メディアからの「日本の若い方にアドバイスをお願いします。」と言う質問に、こんな風に答えていました。
「とにかく人の言う事を聞かないように。
友達も先生も親も、誰の言うことも聞かない方が良い。
誰も責任を取ってくれない。」
みたいな内容でした。
インタビュアーは親友のアドバイスもですか?と言うような事を聞いていましたが、彼の答えは変わらず。
そうです親友にも誰にも聞かない方が良い、親身になって話をしてくれる人でも、聞かない方が良いというようなことを言っていました。
凄いなと思います。
本質を突いていると思います。
自分で決断し責任を取ってきた人の言葉だなと思います。
アドバイスを聞いて何かを決断した時、自分で決断したとしても、結果として誰かの意見を参考にしています。
なんというか決断が柔らかくなる。
決断の後、苦しい時や失敗した時に、少しでも誰かのアドバイスがあったことを思い出したとしたら。
心は微妙に楽になります。
自分だけの判断じゃない。
言い訳とまでは行かない。
でも少し気持ちが楽になる。
それは避けた方が良い。
そんな状況を作らない方が良い。
そういう言葉だろうと思います。
本当にそう思います。
何となくカズ・ヒロさんの言葉を思い出しました。
開業するのは簡単だ、でも成功するのは大変だ。
転職や起業をする人で開業が目標という人がたまにいます。
荒木が開業した20年前は今よりもっと多かったと思います。
脱サラブーム、起業ブームで開業する事を目標に頑張っている人たち。
絶対に開業してやるんだと頑張っていました。
でもちょっと待てよと。
少し考えてみてもらいたいと思います。
開業はそもそも目標になるのか問題です。
整体師は民間資格の民間療法です。
国家資格にはまだなっていないので、所定の試験や資格がある訳ではありません。
また、場所もどこでもやろうと思えば出来ます。
出張整体という形態もありますし、自宅の一室を片付けて整体ルームにするという方法もあります。
てあて整体スクールの卒業生でワンルームに住んでいて、営業時間内はカーテンなどで壁を隠して見えないようにし、ワンルームを施術室として開業している人がいました。
資格は厳密に言えば必要なく、場所もなくても開業出来ます。
だったら。
開業しました。
私は整体師です。
こう宣言するだけで開業することは出来ます。
ちょっと極端ですけど。
自分なりの手技を考え練習して、名刺を作り、ブログを書いたりSNSを始めれば、もう立派な開業です。
資金も殆どかからずに出来てしまいます。
だから。
開業は目標にはなりません。
開業して成功することが目標です。
もっと言えば、成功し続けること。
あるいは失敗して廃業しないことが目標です。
だから。
目標達成は結構先になりますね。
仕事を辞める時です。
70歳なのか80歳なのか。
もうリタイアしようとなった時に、達成したかどうかが分かります。
脱サラして起業独立して開業して。
リタイアするまで続けられたら成功です。
いや、別の形もありますね。
整体師で生活をして、また別のことがやりたくなって、別の道に進んで。
結果的にやりたいことが続けられたら成功と言えるかも知れません。
先は長い。
でも面白いチャレンジだとは思います。
目標だと思っている目の前の事だけ見ていると、変な方向に行くこともあります。
自分の目標をちゃんと見据えて行動して行きましょう。