2023年 今年の映画
今年見た映画です。
今年の一番は「宇宙人のあいつ」が面白かったかな。
バナナマン日村さん、中村倫也さん、柄本時生さん、伊藤沙莉さんと言うキャストが良かったのはもちろん、日村さんの演技が日村さん以外では誰にも出来ない世界観を作っていて最高だった。
普通、あんな荒唐無稽な設定とストーリーは成立しない。
それを成立させていたのは凄いと思う。
あとは「BAD LANDS」かな。
安藤さくらさんは安定の良さだけど、宇崎竜童さんの存在感が最高だった。後、賭場の女性。
昨年の個人的一番は「偶然と想像」だったので、今年も似たテイストがないかと思ったけど、あまり見つからなかった。
外国と比べても仕方がないけど、韓国映画はいろいろは作風でどれも良い感じでした。
北野監督の「首」は期待が大きかっただけに、ちょっと残念。
コメディだったんだろうか?と思うが、設定も演技も含め海外では受けるのかなと思ったりもする。
しかしあの、獅童さんの走りは本当に時代を感じるような、素晴らしい演技だったなと思う。
日常的に和服着てることや畳をきちんと知ってる感じ。
TV番組からの映画は、普通に観られるけど、感動ということはないかな。
俳優さんが良くても、映画が良いかどうかは分からないと言うのは、最近とても思う事です。
あと、次回作の伏線的なことを最後に入れるのは如何なものかと思ったが、外国映画でもあったな。
では、一本ずつちょっとだけ感想も。
非常宣言・・・韓国映画、ソンガンホさんが出ているので観に行きました。
イチケイのカラス・・・TVが好きで観に行きました。まあ、まあ。
仕掛人 藤枝梅安・・・豊川さんは良いんだが、この年齢ではちょっと。
シャイロックの子供たち・・・思っていた内容と少し違った。
Winny・・・静かな面白い映画でした。
湯道・・・好きですこう言うの。
エブリシンング・エブリウェア・・・分からなくもないが私にはそれほど面白くない。
メグレと若い女の死・・・ちょっと暗過ぎるかな。
GOLD FISH・・・面白いんですけどね。
ロストケア・・・長澤さんと松山さんなので観に行ったが、どうも結末が分からなかったかな。
映画ネメシス黄金螺旋の謎・・・もうちょっと入り込めなかった。
AIR /エア・・・マットディモンさんなので観に行きました。上手くできた映画でした。
パリタクシー・・・静かな良き映画でしたが、少しありがち。
最後まで行く・・・やりすぎですね。でも面白い。
宇宙人のあいつ・・・結果的に今年一番面白かった。俳優陣が最高でした。
岸辺露伴ルーブルへ行く・・・美しい映画でした。が。
せかいのおきく・・・俳優の無駄遣い。せっかくだったのに。モノクロの意味は?
大名倒産・・・こう言うのはありです。
小説家の映画・・・韓国映画。 良い映画でした。
リバー流れないでよ。・・・タイムリープ系でしたが、面白く観られました。女優さんが良い。
君たちはどう生きるか・・・はい。ありがとうございます。
リボルバーリリー・・・ちょっとやり過ぎですが、美しい映画でした。続編の布石はいらん。
バラシファイト・・・作りたい気持ちは分かるが、ちょっとこれはなぁ。
コンフィデンシャル・・・韓国映画 韓国映画は大きな映画も良いよね。
アステロイド・シティ・・・これは何でしょうって感じ。
名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊・・・ちょっと大袈裟かなぁと思う。でも観やすい。
ミステリと言う勿れ・・・TVが好きで行きました。満足です。
いまダンスをするのは誰だ?・・・パーキンソン病の啓蒙映画としては良いと思うが。
イコライザー・・・デンゼルワシントンさんなので観に行きました。人を殺し過ぎ。
春画先生・・・良いんですが、ちょっとドキっとしますよね。
BAD LANDS・・・ 良くできた映画、安藤さくらさん良い俳優さんだなぁ。
ゆとりですがなにか・・・これも良く出来た軽い映画。
私はモーリーン・カーニー・・・実話原作で少し苦しくなる映画でしたが、良い映画でした。
ドミノ・・・この手の映画は好きですが、最近はちょっと手が混み過ぎている感が。
OUT・・・品川監督の作品、やっぱり上手い。気軽に楽しめるエンタメ。
法定遊戯・・・まあまあ、と言うと失礼ですが。
首・・・ちょっと勉強し過ぎのような気が。イマイチでした。ただ、中村獅童さんとキム兄は良い。
ポッドジェネレーション・・・考えさせられる系でしたが、まあ静かに観られました。
飛んで埼玉・・・前回のような爆発はないが、とても楽しめました。
39本か、けっこう観たな。
君たちはどう生きるか
先日観た映画の話。
君たちはどう生きるか
リバー、流れないでよ
最近は観たい!と思う映画が少なく、これならと思う映画とも時間が合わない事が多くなって来た。
アニメ映画は基本的に観ないんだけど、ジブリだし宮崎さんのだしと思って観たのが「君たちはどう生きるか」だった。
正直言って期待はしていなかった。
「紅の豚」はとても好きだけど、最近のものは何となく考えさせられるものがあって、映画を観てあんまり考えたくはないと言う気分があるので、ちょっと敬遠してしまう所があった。
でも、割に良かった。
きっと賛否両論あるんだろうと思う。
あの⚪︎⚪︎は何の象徴なんだとか、あそこのアレは何なんだとか。
自分としてはそう言うことはあまり考えず、流れに乗って見る事が出来て良かったと思う。
ただまあ、戦争の時代については、自分でもそれほど実感に乏しく想像でしかないので、今の人たちにどんな風に受け止められるんだろうと、老婆心ながら思ってしまった。
全く関係ないんだけど、観た事もない黒澤映画の「夢」を思い起こしていた。
観た事ない映画を想起するってのは、本当に余計なお世話だなと思う。
「リバー、流れないでよ」は軽快で見やすい映画でした。
時間が行ったり来たりする設定で荒唐無稽なんだけど、途中から何となくストーリーに入り込める構成はうまく出来てるなと思った。
以前、同じように時間が行ったり来たりする設定のものを見たが、整合性をどこまで取ろうとするのか(実際には整合性は取れないけど)が、こちらの方がハマっていたように思う。
こちらは「宇宙人のあいつ」を思い出した。
荒唐無稽な設定という以外に似たところはないと思うが、軽快な芝居とテンポの良さで思い起こしたのかもしれない。
どちらも主人公の演技が全体を引っ張っている感じがした。
映画は好きで時間があれば観に行くようにしているが、最近は本当に観たい!という映画が減って来ている。
ハリソンやトムの映画も良いとは思うんだけど、ちょっと大袈裟というか大掛かりで敬遠してしまっている。
秋の北野映画が楽しみだけど、それまでに何を観るか。
考え中。
ドライブ・マイカー
「ドライブ・マイカー」を観た。
良い映画でした。
確かに良い映画でした。
調べてみたら1月に観た「偶然と想像」と同じ監督が撮られていた映画でした。
「偶然と想像」も良い映画でしたが、好きな映画ではありませんでした。
何だか好きになれない映画。
良い映画だというのはわかるが、好きにはなれない。
観たくないものを観せられた感じなんでしょうか。
分かりません。
でも良い映画で素晴らしい監督さんで素敵な俳優さんたちだと思いました。
「ドライブ・マイカー」
こちらは良い映画で好きな映画でした。
良かった。
良い映画だなと思った映画を好きになれると少し嬉しくなります。
観て喜ぶタイプの映画ではありませんけど、少し嬉しくなる。
「人生には物語が必要だ。」と言ったのは、村上春樹さんだったと思います。
そして、村上さんの本はなるべく普遍的なものになるように工夫されていると聞いたこともあります。
ご本人が言っていたのか、誰かがそう言っていたのかわかりません。
ただ、時代が産んだ作品だとしても、どんな時代でも国でも地域でも年代でも通用する普遍的なものを内包した作品になっている。
原作がその村上さんの小説だったようです。
確かに普遍的なものを含んだ内容になっていると思いました。
ストーリーがと言うより、登場する人たちの間に流れる空気や感情や空間が持っている雰囲気のようなものが、普遍的な何かを持っているんだろうと思いました。
そう言う映画は少なかったように思います。
もっと絞り込んだ感情や状況を描いたものが多かった。
大勢ではないと思いますが、多かったような気がする。
それが、段々と増えてきている印象はあります。
話題になっている作品だと、パラサイトやノマドランドみたいな作品で登場人物の心の中に現れる状態は、言葉には出来ないけれど普遍的で色々な人が持っている可能性のあるような感情だったりするのかなと思ったりします。
ただちょっと映画としてはきちんとし過ぎている感じは少しだけありました。
だから最後はひとつまみの謎でもないような謎のような解釈を委ねる描き方にしたのかと思わなくもありませんけど。
3時間は長くはありませんでした。
長くないようになるような工夫もされていました。
良い映画でした。
そして好きな映画でした。
映画「鈴木さん」
映画「鈴木さん」を池袋シネマロサで観ました。
実は監督の佐々木想さんと10年以上前に、コンタクトインプロビゼーションのクラスでご一緒したことがありました。
参加者自体が数名しかおらず、その中でも男性は佐々木さんと荒木だけだったので、すごく覚えています。
帰りに一言二言お喋りをするくらいの仲でしたが、SNSのおかげで繋がって、今回の映画のことも知りました。
映画の公式サイトを観ると、以前にダンスでご一緒していた俳優さんの名前もあって、こりゃ観にいかないとということになりました。
日本映画としては稀有なディストピア映画、とチラシにはありましたが、ディストピアには見えないような気分になりました。
多分、それこそがこの映画のこの映画たる所ではないかと思ったりします。
ストーリーを書いても読んでも、きっと映画の面白みは伝わらないので書きません。
ただ、いとうあさこさんと大方斐紗子さんが素晴らしかった。
最後の最後の方で佐々木さんも見切れていて、ちょっと懐かしく拝見しました。
今年に入ってけっこう映画を見ています。
多分、感じていないストレスがあるんだろうと思います。
感じていないストレスはあまり良くないなと思います。
あっこれはストレスだと体が緊張するようなタイミングが感じられるならまだしも、感じないままにストレスが溜まっているんじゃないかと思ったりします。
ストレス発散は体を動かしたり、いろいろと書いたり、考えたりしますが、映画もその一つになっているような気がします。
溜め込まないように、発散しながら行きたいと思います。
映画「鈴木さん」面白いですよ。
映像も良くて、静か。
でも、考える事が沢山。
そして多分感じることも沢山あると思います。
映画 「 鈴木さん 」 公式サイト >>>
名付けようのない踊り
えらいものを見てしまった。
と思った。
この歳になって突きつけられるものが大きい。
と思って見ていた。
ただ、後半の土方巽に振付られて踊ったというあたりから、その後の田中泯さんが振付をする辺りで楽になった。
やれやれ。
「名付けようのない踊り」
ダンサー田中泯さんの2017年から2019年の踊りを背景に描かれた映画だった。
映画としてとても面白いと思う。
ただダンスを観たいという人にとってはどうなのかは分からない。
一般でいうところのダンスではないのかもしれない。
でもそれこそが田中泯のダンスなんだろうと思わなくもない。
でもやっぱりリアルには勝てない。
田中泯の名前を初めて聞いたのは、もう30年近く前かもしれない。
みんさんはとにかく格好よかったんだと言うように聞いた。
でも、その頃は日本では踊っていなくて、海外をずっと回っているという話だった。
20年位前、映画で観た。
「たそがれ清兵衛」
終盤に村の外れのあばらやの中で真田広之に切られる所を鮮明に覚えている。
切られた後、ありえない方向にゆっくり沈むように倒れてくる。
信じられなかった。
ナンダコレ
誰だコレ
しばらくして東京国際フォーラムで田中泯さん振付の作品を観た。
現代舞踊協会が委託して出来た作品で、知人がでていた。
広い舞台上にこれでもかと言うダンサー達が並んでいた。
正直、踊りはあまり記憶にない。
次はその数年後の夏の夜、井の頭公園で海外の若手ダンサーに振付をした作品に自身も出ていた。
地面にゴザを敷いて座って観た。
林の中の一本の木の上に一つだけ黄色い照明が光っていた。
泯さんは20メートルくらい向こうから、30分かけて地面の上を這いずってこちらに向かって来た。
どてらを着ていた記憶がある。
暑い夏の夜、蚊に刺されながら見た田中泯は、恐ろしく重たい何かを背負って蠢いているんだと感じた。
それから暫くは映画などでたまに見ることもあったが、つい数年前、池袋芸術劇場の前で「場踊り」を観る機会があった。
単の着物にキャップを被り、カーキのパラデュームを履いて軽快にステップを踏んだり、木の影に潜んでみたりしていた。
70代と聞いていたが全くそうは見えなかった。
数年前、池袋芸術劇場シアターイーストで田中泯さんが作品作りをして公演をすると言うオーディションがあった。
悩みに悩んだ挙句にオーディションを受けなかったが、友人が合格して出演すると言うので見に行った。
かすかに悔しい思いもあったが、1時間の舞台は圧巻であった。
田中泯の踊りは分からない。
と思う事がある。
ただ物凄く心に迫るモノがある。
踊りは分かるとか分からないとか、そんなんじゃないんですよ。
と自分で言っておいて、分からなくなる事があるなんて馬鹿じゃないかと自分で思う。
口先だけ頭で考えながら観ていたんだと思い知らされる。
やっぱり、踊りは分かるとか分からないじゃない、と本物は教えてくれるんだろう。
田中泯さんは体全部心全部、一つ一つの細胞全てで存在している。
だから迫り来るんだろう。
やっぱり、えらいものを観てしまった。
今年の映画
今年も映画を観ました。
日付を確認すると、短期間に続けて見ていたと思ったら数ヶ月空いていたりと、世の中の状況と自分の状況を思い出したりしてしまいます。
個人的な☆を付けようかと思います。
・新解釈・三國志 ☆☆☆
これはまあアレです。これでヨシという作品です。嫌いじゃない。
・オン・ザ・ロック ☆☆☆
信じられないことに、信じられないくらい覚えていない。
・キング・オブ・シーヴズ ☆☆☆
銀行強盗の爺さん達 楽しい映画でした。
・KCIA 南山の部長達 ☆☆☆☆
韓国映画はいつも面白い。
・日本独立 ☆☆☆
小林薫の吉田茂は良かった。
・バッファロー’66 ☆☆☆
面白かったんですけどね、なんだかちょっと分からない感じもありました。
・素晴らしき世界 ☆☆☆☆
これは本当に良い映画だった。 パラサイトがアカデミー獲るならこれの方が面白いと思う。
役所さん中野さんとも素晴らしい演技でした。
・ワン・モア・ライフ! ☆☆☆
普通。
・騙し絵の牙 ☆☆☆☆
洋ちゃん大きくなって、という目でつい見てしまう。 しかし面白い映画でした。
・バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜 ☆☆☆
もうちょっとかな、でも普通に見られる映画でした。
・ノマドランド ☆☆☆
アメリカは病んでるな、でも日本もかと思う。 良い映画でした。
でもフランシス・マクドーマンドは「スリー・ビルボード」の方が好きだった。
・JUNK HEAD ☆☆☆☆
話題にたがわず凄い映画でした。 次作も見たいかな。
・HOKUSAI ☆☆☆
柳楽さんと田中さんのダブル主演だったけど、どちらか一人で見てみたい。
・はるヲうるひと ☆☆☆☆
これは凄いね二郎さん尊敬する。 役者の力を見た映画でした。
・鳩の撃退法 ☆☆☆
藤原さんはどうしていつも藤原さんになってしまうんだろう。
・レミニセンス ☆☆☆
ちょっと無理があるし映像の割に底が浅い気がする。
・その日、カレーライスができるまで ☆☆
リリーフランキーさんだったけど、これはちょっと頂けない。
・マスカレード・ナイト ☆☆☆
面白かったが、前作の方がより面白かったような気がする。
・007/ノータイム・トゥ・ダイ ☆☆☆☆
ここまで徹底していて金使ってるとやっぱり面白い。
・スターダスト ☆☆
デビットボウイだったので見たが、ちょっと頂けません。
・燃えよ剣 ☆☆☆☆
岡田さんの殺陣を見たいと思って見たけど、それ以上に良かったな。
・SAYONARA AMERICA ☆☆☆
細野さんの映画二本目。 良き。
・スパゲティーコード・ラブ ☆☆☆☆
これは多分今年の一番。 絵も綺麗で展開も面白かった。
・1秒先の彼女 ☆☆☆
台湾映画なのかな。静かに安心して観られました。
今年は24本でした。
半券で題名を確認しながら思い出しましたが、2/3は内容をちゃんと覚えていませんでした。
題名見てすぐわかったのは数作品。
ということはあまり頭に入ってこなかった、いや体にずしんとこなかったのかもしれない。
ではなく、映画をゆっくり観て体に染み込ませるような年ではなかったのかもしれません。
観たい映画があるから観に行ったというより、無理に時間を作って観に行っていたような感じがします。
コロナの影響なんですかね。
来年はゆっくり楽しみたいと思います。
今年の一番は甲乙つけがたいですけど、「素晴らしき世界」「スパゲティー・コード・ラブ」と「はるヲうるひと」もかな。
「ノマドランド」は巷間言われているほどではなく、「パラサイト」を評しているアメリカだからという気がしました。
年明けに時間があったら、キングスマンとマトリックスは見たいかなと思ってます。
あと邦画の99.9とかもです。
スパゲティコード・ラブ
今日は休み。
ということで映画を観に行った。
スパゲティコード・ラブ
絡み合った配線のことをスパゲティコードと言うらしい。
先日、映画を観た時にちらっとCMが流れていた。
ゆりあんレトリィバァが出ていたので、ちょっと観てみたくなって。
探してみたら近くの映画館でやっているので行ってきた。
良かった。
出演者がみんな若く。
高校生から多分アラサーまでの若者の映画だったので、最近は腰が引けていたが、観に行って良かった。
13人の登場人物の群像劇というんでしょうか。
場所は東京、たぶん渋谷と六本木あたりを舞台にいろいろな人間模様が展開されます。
これ以上はネタバレになるので書きませんが、観ていて気持ちのよい展開とストーリー。
そして映像でした。
映像が特に好きです。
ストーリーのようなものもあるにはあるけど、それよりもそれぞれの登場人物の展開が面白く観られました。
たまには若い登場人物の映画も良いなと思いましたね。
今年観た中ではかなり上位の映画です。
ひょっとして一位かも。
監督の丸山健志さんはこれが初めての長編映画ということでしたが、とても好きな作風でした。
今後追っかけようかと思います。
スパゲティコード・ラブ
https://happinet-phantom.com/spaghetticodelove/
マイルス・デイヴィス
渋谷のアップリンクで「マイルス・デイビス クールの誕生」を観た。
期待通りの面白さだった。
マイルス・デイビスを初めて聞いたのは、たぶん大学生の頃だったんじゃないかと思う。
まだ存命の頃で、ギロリと光る大きな目が印象的で、音楽はジャスではあるけどジャズと言えるんかいな、みたいな部分もあるものだったと記憶している。
でもとにかく恰好良い。
それが印象だった。
この映画はマイルスが10代から音楽の世界に入り、成功を収め新しいジャズを作っていく過程を追った作品。
最後半になるまではマイルス本人のダミ声でナレーションが語られている。
いやナレーションと言うより一人語りを映像に乗せているという感じか。
何度も薬で失敗し、都度、復活する。
40代50代には新しい音楽(ロックなどエレクトリック系)も取り入れていく。
60代になってまた再起。
この辺りでグッと来ましたね。
それまでの流れから、そろそろ面倒になって引退していくんじゃないかという時期だったし、自分の今の年齢に近く心象的にも頷けるものがありました。
ただ、残念だったのは60代半ばで死んでしまう事。
死んじゃあいかんな。
死んじゃあ。
マイケル・ジャクソンもそうだったけど。
やはり70代80代の世界を見せて欲しい。
70代のマイケル。
80代のマイルス。
隣でやっていた「ジャズ喫茶 ベイシー」も気になりました。
スノーデン
アップリンクで【スノーデン】を観てきました。
数年前に問題になった事件。
スノーデンと言うアメリカの諜報部員が、国が個人の情報を際限なく世界中で集めていると言うことを暴露。
その後、ロシアに亡命したスノーデンは本を上梓。
そして映画ができた。
これは見ないとと思ってなかなかいけず、やっとのことで観ることができました。
まあ、時間がなくて行けなかっただけなんですけどね。
面白かったです。
かなり面白い。
そして背筋が寒くなるような空恐ろしさを感じました。
小説よりも奇なり、といいますけど、映画の中で起こっていることは殆どが事実に基づいている。(と思われる。)
個人の情報は個人間のメールのやり取りまで、傍受され集められている。
それは戦争にも使われている。
特定秘密保護法と言う法案が数年前に出来ました。
今、共謀罪の法案が出来そうです。
スノーデン氏は日本にもアメリカから、個人の通信や個人情報を傍受するソフトが渡っていると言っています。
つまり。
そう言うことです。
整体スクール・整体学校
東京・名古屋で整体師の独立・開業なら てあて整体スクールへ! >@>>手技 WS セミナー
骨格調整専科 >>>アレクサンダー・テクニーク
【感じる姿勢と使い方】NHK文化センター 光が丘教室 >>>踊る人のためのアレクサンダー・テクニーク(チャコット名古屋スタジオ) >>>
ストレッチ教室
コア・ストレッチ教室 東京・名古屋 >>>大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>35歳からのバレエ入門 >>>
わたしは、ダニエル・ブレイク
映画を観ました。
最近は少なくなって月に1本くらいですけど、それでもボチボチ観ています。
今回は渋谷アップリンク( コチラ>>> )で観てきました。
わたしは、ダニエル・ブレイク
イギリスの映画です。
ケン・ローチと言う監督の作品だそうです。
巨匠と書いてありましたが、よく知りません。
主演はデイヴ・ジョーンズ。
この方もよく知りません。
主役の名前がダニエル・ブレイク。
59歳の設定だそうです。
イギリスの現在がよく分かる作品て感じです。
ダニエルは大工。
心臓病で医者から仕事を休むように言われます。
そして休業給付の手続きを始める。
そこからストーリーが始まります。
そうなんだろうなぁ。
大変だよな。
ちょっと誇張してるのかなぁ。
でもきっとこんな感じだろうなぁ。
しかしまあなぁ。
とストーリーは進んでいきます。
ネタバレになるから書きませんけど。
最後、静かな終わり方なんですけど、ちょっと衝撃的です。
静かとは言え大きなことがダニエルに起こります。
辛いことです。
でも、誰にでも起こることです。
最近の映画はこう言う終わり方のものが増えてきているように思います。
世の中がハッピーになったからなのか、アンハッピーになったからなのか。
どちらなのかは分かりません。
でもまあこう言う映画も好きです。
こう言う映画ばかりだと困りますけど。
静かに見るのに良い映画です。
アップリンクはアラサー・アラフォー女性が多く来ていました。
そして半分くらい涙していたように思います。
きっと身につまされることもあるのかもしれません。
良い映画でした。
整体スクール・整体学校
東京・名古屋で整体師の独立・開業なら てあて整体スクールへ! >@>>手技 WS セミナー
骨格調整専科 >>>アレクサンダー・テクニーク
【感じる姿勢と使い方】NHK文化センター 光が丘教室 >>>踊る人のためのアレクサンダー・テクニーク(チャコット名古屋スタジオ) >>>
ストレッチ教室
コア・ストレッチ教室 東京・名古屋 >>>大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>35歳からのバレエ入門 >>>