ぎっくり腰になったことのない整体師
整体スクールの授業で症例別という授業があります。
肩こり・腰痛・膝痛などの症例やその他の症状に対して、どんな風に原因を考えていくかを学ぶ授業です。
いつも授業の最初に聞くことがあります。
腰痛になったことある?
ぎっくり腰になったことある?
聞いてみると半分くらいの生徒さんが腰痛やぎっくり腰になったことがないことが分かります。
腰痛にはなったことはあるけど、ぎっくり腰にはなったことないと言う人もいます。
ぎっくり腰になったことのない整体師ってどうでしょうか?
体調管理ばっちりで健康な整体師は良いことだと思う人もいるでしょう。
逆にぎっくり腰の痛みが分からない整体師にぎっくり腰が治せるのかと思う人もいると思います。
腰痛やぎっくり腰になったことのない人が整体師にれるんだろうか?と思う人もいます。
どうなんでしょうか。
ぎっくり腰や腰痛になったことがなくても整体師にはなれます。
ただ、なったことがある人よりも少し想像力と時間を要すると思います。
例えば小説家という人たちがいます。
小説家は様々な人物や職業を書きます。
小説家は様々な人物や職業を経験していなくても小説を書く事が出来ます。
と言うかほとんどの小説は自分が経験したことのない職業や人物です。
芥川賞作家の又吉さんは『火花』で漫才師の小説を書きました。
彼が今後「火花」の続編あるいはスピンアウトのような漫才師やお笑い業界の小説しか書かないか。
その可能性はあるかもしれませんが、たぶん全く別の仕事や年齢性別の小説を書くでしょう。
それに彼が書いた漫才師は彼自身ではなく、彼が創造した人物です。
整体師も同じ。
ぎっくり腰や腰痛になったことがなくても、ぎっくり腰や腰痛を診られる整体師になれます。
ただ、痛みや状況を想像することは必要です。
想像の時間はなったことがある人よりも少し時間がかかるかもしれない。
逆もあります。
ぎっくり腰や腰痛になったことのある整体師が、ぎっくり腰とはこういうものだ、あの人のぎっくり腰もこの人のぎっくり腰も、ぎっくり腰というものはこう言うものだ、と思い込んだとしたら。
これは逆に、それまでの固定概念がじゃまをするということになります。
人の症状は千差万別。
年齢も性別も症状も様々です。
自分が経験したことがあるからと言って、それが全てに共通することだというのは思い過ごしのことが多い。
これはこれで勘違いしないようにしなければいけない問題です。
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2月のスクール見学日
てあて整体スク-ル・あら木です。
2月も整体スクールの見学が出来ます。
てあて整体スクールは大泉学園(東京)と千種(名古屋)で授業をやっています。
どちらも6ヶ月が基本のコースで整体師を育成します。
てあて整体スクールの手技は指針整体とマッスルエナジー・テクニック。
他にはない安心で安全な手技を身につけて下さい。
少人数で一人一人に合わせたアドバイスがあります。
そして、出来るようになるまで面倒を見る。
なかなかないですよ。
こんな整体スクール。
問い合わせ待ってます。
■てあて整体スクール・東京
東京都練馬区東大泉 5-27-18ーA
見学日=毎週土日月 授業の前にいらして下さい。
問合 電話 03-3922-7230
mail teate@nifty.com
■てあて整体スクール・名古屋
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
見学日=2月16~19日 9:30~
問合 電話 03-3922-7230
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この前はちょっと無茶しました。
たまには何でもない記事でも。
今週の火曜日は夜にコア・ストレッチ教室のある日でした。
そして水曜の午前中に歯を抜くことが決まっていました。
となると水曜以降は来週までは運動が出来ない。
体が動かせないと言うことになります。
どうしようか・・・
と思いました。
火曜の午後には太田ゆかりさんという10年以上前からレッスンを受けているダンサーのダンスクラスがある。
ちょうど今週の火曜日は午前中に整体の患者さんが終わる。
夜には六本木でストレッチ教室。
つまり途中に時間がある。
しかも出かける予定になっている。
行ってしまいました。
午後のコンテンポラリー・ダンスクラスを受けました。
その足で六本木に向かい、途中、コーヒー飲みながら時間を潰してストレッチに。
無茶でした。
ストレッチもきちんと出来ましたし、ストレッチ前後に質問コーナーもやりました。
でも帰りの地下鉄の中で右脹脛が攣りそうでした。
というか少し攣っていた。
あぶないのでお風呂でいつもよりゆっくりとマッサージをしました。
なんとかそれで乗り切った。
やっぱり一日2レッスンは厳しいですね。
でも、出来ることは出来る。
厳しいからと言ってやらなくなると出来なくなっていく年齢です。
厳しい厳しいと言いつつやっていこうと思います。
そんなことを考えながら、昨日は外で弁当。
通称『外弁』
お疲れ様でした。
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肩こりはどこがコルのか。
肩こりは皆さん経験があると思います。
肩こりは腰痛・膝痛と合わせて整体院に来る患者さんの多くが訴える症状です。
整体スクールで肩こりの症例について教える時、一番最初に話をするのが「肩こりはどこがコルのか。」という話です。
肩こりだから肩でしょ。
と思うのは当然です。
でも、これ意外とそうでもないことがあります。
授業で生徒さんに聞くことがあります。
肩はどこですか?
肩こりはどこがコリますか?
この二つの質問に全く同じ場所を指す人は意外に少ない。
だいたいみんな少しズレています。
たまに
肩は肩パットの位置で曲がり角の角のところ。
肩こりはその肩と首の付け根の間(僧帽筋上部)。
を指す人がいます。
こうなると、全然別の場所です。
何が言いたいのか。
言葉に騙されてませんか?
ってことです。
肩こりと言うときの肩はどこなのか。
意外に人によって違います。
微妙な違いはもちろんですが、全く違う場所を指している場合もあります。
腰も同じ。
腰痛と言った時の腰はひょっとして他の人にとってお尻だったり背中だったりすることがあります。
そんなの当然。
痛みの場所を確認するのは整体師としてあったりまえでしょ。
と思います。
でもそれだけでもない。
その人にとって「肩」はどう言う場所なのか。
例えば
肩は胴体だと考えているのか。
肩は腕の一部だと考えているのか。
肩は腕と胴体の間だと考えているのか。
肩は腕や胴体とは別の独立した部位だと考えているのか。
その捉え方によって使い方が変わります。
筋肉は脳の出力器官です。
頭(脳)で考えているように使います。
肩は腕の一部だと考えれば腕として使います。
肩は胴体の一部だと考えれば胴体として使っています。
実際の骨格や筋肉とは関係なくです。
ひょっとしてそれが肩こりの原因になる使い方に繋がっているかもしれません。
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てあて整体スクールは少人数で安心の整体学校です。
どんな整体学校を探してますか?
就職に強いところ?
それとも
開業に強いところ?
一発で症状を取れる手技を教えてくれるところ?
全身をきちんと診られる整体師になれるところ?
てあて整体スクールでは指針整体とマッスルエナジー・テクニック(MET)を教えています。
指針整体は体を巡る経絡に順に軽い刺激を入れていく手技です。
順番が決まっています。
やることは単純。
でも単純なだけに奥が深い。
マッスエナジー・テクニック(MET)は筋肉と骨格調整の手技です。
こちらは部位によってやり方が様々です。
でもベースとなっている考え方は共通です。
当尺性収縮後弛緩(ポスト・アイソメトリック・リラクゼーション)。
漢字で書くとむつかしそうですね。
実際には患者さんに2・3割の力で動いてもらい、それを止めることで筋肉を緩めたり関節を動かしてズレを調整したりします。
指針整体もMETも軽い力で行なう手技なので安全で安心です。
これらの手技以外にも学ぶことは幾つかあります。
それは整体師としての素養であり基礎となることです。
全く初めての方でも整体師になれるように。
既に勉強した方でも使える技術・知識を身につけてもらうために。
カリキュラム全体で整体師を目指すように出来ています。
卒業生は多種多様。
整体師になる人が多いのはもちろんです。
パーソナル・トレーナーやピラティス・インストラクターとして自分のジムやスタジオでメニューに加える人もいます。
メニューには入れずに自分のスキルアップとして学ぶ人もいます。
家族のために学ぶ人もいます。
将来のために学んでおいて、いつか独立したいと考えている方もいます。
てあて整体スクールが考えているのは、自分で考えられる整体師です。
体の捉え方を知り。
体の基本を知り。
体の調整法・操作法を身につけていて。
体の状態が分かる整体師。
もちろん1年くらいで全て完璧にとまでは行かない。
必要最低限のものを身につけてもらいます。
そこからが勝負。
スタートラインに立てるようにお膳立てします。
だから開業の相談や自分の打ち出しの相談もします。
■てあて整体スクール
東京:東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
名古屋:愛知県名古屋市東区葵 3-14-20-2F
問合:電話 03-3922-7230
MAIL teate@nifty.com
見学など連絡お待ちしています。
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たまにはダンスの話
てあて整体院にはクラシックバレエやダンスをしている患者さんが多くいらっしゃいます。
プロもアマもいます。
それはたぶん僕自身がダンスを現在もやっているからだろうと思います。
26歳の時に初めてジャズダンスのクラスに行きました。
1984年でした。
キャッツを観た僕に何故にキャッツ?と聞いてきた同僚女性に、ダンスに興味ありと答えたところから始まりました。
当時サラリーマンでした。
ならば自分の通っているジャズダンス・クラスに来ないか?
現在、新しくクラスを始めたばかりで鋭意生徒募集中であると言う。
そうですか。
行きましょうと言うことで行きました。
愕然。
でした。
クラスに来ていた人たちの殆ど全員が「土」の字になってストレッチしています。
(開脚180度で前に倒れ腹も胸も頭も床にべったりついている。)
皆さんプロ的な感じだったんですね。
運動について”だけ”は自信がありましたが、その自信が崩壊しそうでした。
と言うことでダンスを始めてみることにしました。
大学までは体育会剣道部でしたので、全く畑違い。
でも、面白くすぐにのめり込みました。
以来31年です。
長いですね。
長い。
そして今も踊っています。
踊れんの!?
と思うでしょ。
他人のことならそう思います。
その年齢で踊れんの?
踊れます。
これが意外に踊れるんですね。
もちろん疲れます。
20代30代とは比べものになりません。
でも、疲れるまで踊れる時は調子が良い時です。
調子が悪い時は疲れるまで踊れません。
年をとったなぁと思うのはそういう時です。
ダンスをしている患者さんの気持ちは痛いほどわかります。
大人からクラシックバレエやダンスを始めたら、最初はてんでダメです。
それまでの自分の常識が通用しません。
出来たと思ったら出来てません。
出来ていないと思ったら出来ていたりして。
31年前初めてのクラスで床に長座した時、背中を出来る限り丸くして腕を前に置いておかないと後ろに倒れました。
なぜ前に体が傾くのかがわからなかった。
脚をあげようとすると80度くらいしか上がらない。
それ以上にあげるための筋肉の存在が全く判明しない。
あるいは筋肉が痛いだけ。
無理だ!
と思いました。
それでも5年10年と続けていると、意外や意外これが少しずつ変化していきますね。
長座で座れるようになるし、開脚も140度くらいは開くようになる。
そして現在に至っております。
だから何をどうすればどうなるかは分かります。
最初は言葉ではなかなか説明出来ませんでしたが、最近は割合と解剖学用語を使っても説明できます。
もちろん一般的な言葉でも説明します。
ダンスをやっているからと言って解剖学用語は知らない人が一般的ですから。
プロダンサーも診ています。
開業して3日目に来た殆ど最初の患者さんがプロダンサーでした。
(1日目は患者さんゼロ、2日目の患者さんは知り合い)
以来15年、ダンサーの体を見ているので、自分の体験とも合わせて分かることも多い。
本番前2週間だとこんな感じ。
本番前2ヶ月だとこんな感じ。
痛みの場所によって原因もある程度は似てくる。
ダンスのことで聞きたいことがあったら質問して下さい。
公開して良いものはお答えします。
知りたい人が沢山いると思います。
ダンスの話はまた書きます。
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出来ない理由では飯は食えない。
整体院でもサロンでも個人スタジオでも、開業してしばらく経って数字が上がってこない。
そんな時どうしますか?
現状分析をしますよね。
現状がどうなっているかを数値化して分析します。
チラシの効果
看板の効果
紹介数
インターネットのアクセス数と問合の分析
患者さんの年齢層・職業・症状
などなど
それ効果あるんでしょうか。
現状は分かります。
でもそこまでだと効果はない。
数字が上がってこない理由は分かります。
でも数字を上げるための根拠は見つからない。
たぶんですけど。
先ずすべきことは。
自分が何をやっていないか。
ですね。
現状分析を自分が何をやっていないかを知るためのデータに使うのであれば意味はあると思います。
そして。
どうしてやっていないのか。
これが大切です。
どうしてソレをやらないのかの理由。
それが自分の考え方の性向・癖です。
効果がない。
やっても仕方がない。
自分の店舗には向いていない。
自分のキャラとは合わない。
そういう売り方をしたくない。
お金がない。
この考え方が失敗している現状を作り出しているのかもしれません。
嫌な感じですよね。
そう言われると。
でも、それが原因かもしれないです。
そこの分析が大切だろうと思います。
失敗した理由がいくら分かっても、人は集まりません。
今やっていることが、自分のどんな考え方から来ているのか。
その考え方は大丈夫?
と言うところを見つめることが大切だろうと思います。
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股関節は曲がりません。
股関節は骨盤(寛骨)にある関節です。
寛骨に臼蓋というソケットのような形の場所があって、太ももの骨(大腿骨)の骨頭がはまりこんでいます。
大腿骨の骨頭は半球形をしていて、臼蓋(ソケット)にはまって動くようにできています。
(後ろから見た図)
股関節を曲げるとか股関節で曲げるとか言いますが、股関節は曲がりません。
大腿骨の骨頭は股関節で「回り」ます。
言葉の遊びではなく、この言い回しが誤解を生んでいることがあります。
整体院に来た患者さんに説明をした図です。
椅子に座るとどうしても背中が落ちてしまうので、背中を伸ばそうまっすぐにしようと胸を張りすぎますと仰っていました。
椅子に座っている姿勢が悪いので、良くしようとして無理に胸を上げてしまい辛くなるとのことです。
長時間座っていると、どうしても腰が落ちていってしまうと。
そこで書いたのが上の図です。
たしかにお尻のラインは図の右のように曲がっています。
まさしく股関節で曲げている感じです。
でもこうなると背中の下(腰)の方はストレッチされて伸びてしまいます。
同時に背中の下(腰)の方が、肩から背中の上にかけてを下に引っ張る形になります。
そうなると長時間は座っていられない。
でも。
実際は左の絵のように、骨盤から背骨(脊椎)・頭部にかけては直線になっていて曲がっていません。
股関節が骨盤の臼蓋にはまっていて、そこで回るので背中をまっすぐにしていても背中の下(腰)はストレッチされません。
坐骨から背骨(脊椎)・頭部までは真っ直ぐに椅子の上に乗っている感じ。
その骨盤の坐骨よりも上から脚部が出ていることになります。
勘違いですよね。
この図の感覚をイメージできるようになると、長時間座っていても背中を伸ばさなくてもストンと椅子の上に乗ることができます。
股関節は曲がりません。
股関節は回る関節です。
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これは何に効きますか?
よく聞く言葉です。
整体師として質問されることも整体の先生として質問されることもあります。
これは何に効きますか?
ストレッチ教室ならストレッチについて。
整体スクールなら整体の手技について。
整体院なら運動やストレッチや生活習慣について。
何のためにこれをするのか。
これをすると何に効果があるのか。
ホントは答えたくない。(笑)
意地悪で言っているのではありません。
何かをすることが、何かにだけ効果があることはありません。
また、何かをすることが、いつも何かに効果があるとも言えません。
人間は機械ではないので、「何かをする」と言っても一つのことをしている訳ではありません。
例えばウォーキング。
歩くことです。
歩くとはなんでしょうか。
股関節・膝関節・足関節の屈曲伸展。
腸腰筋・大腿四頭筋・前脛骨筋・臀筋群・ハムストリングス・腓腹筋・ヒラメ筋などなどの収縮と弛緩。
時間あたりの血流量を増やすこと。
時間あたりの呼気吸気の量を増やすこと。
新しい景色を見ること。
順路を決めること。
などなどなどなど
これのどれが何に効くのか?
一言で答えるのは実は大変です。
例えば上に書いたようなこととは関係なく、ウォーキングが「普段と違うこと」だからしてもらうこともあったりします。
意外に色々と考えています。
ま、それでも答えますけどね。(笑)
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型があるから「型破り」、型がなければ「形無し」
亡くなった勘三郎さんが言っていたと思って調べたら違ってました。
無着成恭さんと言う僧侶で教育者の方が、電話相談で答えていたそうです。
「型破りと形無しの違いはなんですか?」との質問に、『そりゃあんた、型がある人間が型を破ると「型破り」、型がない人間が型を破ったら「形無し」ですよ。』と答えたそうです。
そして故立川談志師匠もこれを使っていたようです。
ピカソのデッサン力が素晴らしいものだったのは良く知られた話です。
きちんとしたデッサン力があってこその抽象であったと言う訳です。
デッサン力がなければ唯の落書きになってしまうと。
きちんと型を身につけて、そこから突き抜けるから、型破りなもの独自のものオリジナルなものが出てくる。
元々の型がなければグズグズの形無しになってしまう。
だから型を身につけてから自分のオリジナルを追求すべし。
と解釈されそうです。
でもこれ違うんじゃないかと思い始めました。
型はそんなに簡単に習得出来るものだろうかと思います。
数年やったくらいで身につくものなんだろうかと思います。
合気道の先生だったか古武術の先生だったかが仰っていたことがあります。
練習は決められた型だけをする。
実践練習(実戦練習)をしても強くはならない。
何故なら型を習得・体得しておけば、どんな相手にもどんな戦法にもどんな状況にも型で対応出来る。
実践(実戦)練習をやっていると、その実践(実戦)練習で出てきた状況にしか対応出来ないことになる。
不測の事態・想定外の事態・対応出来ない事態に出会った時に、動けなくなってしまう可能性がある。
つまり究極的には型の方が実戦よりも強いと。
結局はオリジナルや独自なものよりも、型を追求するものなのではないか。
現在ただいまの自分が体得した型を表現する。
その型でさまざまな目の前にあることに対応する。
そのことが個性に繋がるのではないか。
と思い始めました。
表現が難しいんですが、そういうことなのかと。
常に追い求める型を体得・習得する過程にあることが大切なのではないか。
と思っています。
ではオリジナルは?
最初から型もなくオリジナルを追求していくと、一般の型が出来るまでに掛かった時間が掛かる可能性があります。
初めてソノコトをする人は初めてなので、すぐにオリジナルなものが出来てしま可能性はもちろんある。
でも例えば手技で考えれば、有史以前から手技的なことはあった訳です。
その有史以前からの試行錯誤と同じだけの試行錯誤を、個人が生きている時間のなかで再試行するのは大変なことだろうと思います。
もちろんピカソの例もあるので、現代になって個人が新しいオリジナルを作る可能性はあるとは思います。
僕は型を追求する方法を取っています。
難しい問題です
正解かどうかはわかりません。
でも、考えている時間はないようにも思います。
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