3月20日から23日は名古屋教室で授業です。
こんにちは。
てあて整体スクール・あら木です。
3月20日から23日までは名古屋教室で整体の授業です。
名古屋教室はJR・地下鉄千種駅から徒歩1分にあるとても便利な場所。
東京と全く同じ授業をあら木が行って指導します。
今月の授業はアレクサンダー・テクニークと姿勢と歩き方を午前中にやって、午後からは指針整体の練習をします。
授業見学は毎日受け付けているので、ご希望の方は連絡下さい。
( teate@nifty.com 03-3922-7230 )
アレクサンダー・テクニークの授業は自分の使い方を見直す授業です。
整体師として自分を整える練習。
整体師が歪んでいたり無駄な力が入っていたりすると、患者さんにも良い影響を与えないし、治るものも治らなくなってしまいます。
それに整体師自身が疲れたり故障をしたりしてしまう。
故障や疲れ防いで効果を上げるための授業です。
姿勢と歩き方は姿勢や歩き方を教える授業です。
ちょうど大泉学園の教室で姿勢の授業だったので、ビフォーアフターの写真を掲載します。
左がビフォーで右がアフターです。
左 → 右
見てすぐ分かりますね。
反っていた腰が真っ直ぐになっています。
背も少し高くなっている感じです。
本人は、「こんな格好してたんですね、全然、自分の思ってたのと違う。」と言っていました。
そこがポイントです。
姿勢は自分では分かりにくい。
左から右に姿勢を調整しましたが、腰を立てて下さいとか背筋を伸ばしてなどは一切言っていません。
それをどうやって指導するのかと言うのが姿勢の授業です。
左は踵に重心があり、膝が後ろに押され反張膝気味になっています。
同時に胸が上を向き顎が少し前に出ています。
それが右のように”元に戻った”感じです。
前後の張り出しが取れると、上下に長くなるのでちょっと痩せたみたいに見えますね。
この生徒さんも自分の姿勢(左)がこんなだったとは思わなかったようです。
では何をやったのか。
例えば。
こんなことをします。
ナンダカ分からないですね。
座って上半身の姿勢を整えます。
整えると言っても、胸を後ろにとか、背筋を伸ばしてとか、顎を引いてとか、指示はしません。
自分の感覚を使ってもらいます。
姿勢は形ですけど、形ではなく状態です。
状態が変わって呼吸と血流が良くなっているのを良い姿勢と呼んでいます。
見学待ってます!
てあて整体スクール 名古屋教室
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230
※授業は午前10時から午後2時まで4時間。
授業の前にスクール説明をするので、見学の方は30分位前に来て下さい。
見学は一日OKです。 もちろん午前だけ午後だけでも大丈夫。
気兼ねなく問合せ下さい。
整体師になるには? ~ 向き不向きってあるの!? ~
整体師になるのに一番大切な資質はなんでしょう。
整体師に向き不向きがあるとしたらそれはどんなことでしょう。
人の話が聞ける人
実はこれが一番大切な資質だと思います。
話上手と言うのとは違います。
また聞き上手と言うのとも少し違うように思います。
患者さんの話が聞ける人。
患者さんが話をしやすい人
患者さんが安心して話が出来る人
患者さんの話を過不足なく聞ける人
患者さんの話を判断しない人
患者さんが自分のことを過不足なく話せる人
患者さんの話を否定も肯定もしない人
手先の器用さや解剖学の知識などは時間をかけて努力すれば何とかなります。
でも人の話が聞けると言うのは意外に難しい。
出来ないとは言いませんが、なかなかに難しいところがあります。
話が聞けるからと言って、距離が近すぎてもだめです。
もちろん遠すぎてもだめ。
友達でも家族でもないし、かと言って全くの他人と言う位置関係では、患者さんも体を任せられません。
人の話を聞くのが嫌いと言う人は向かないかもしれません。
人の話を聞くのが苦手と言う人は練習や努力で何とかなるかもしれません。
人の話を聞いた時の自分の反応がどうしてなのか。
どうしてこんな反応をしたのか。
考える練習をしておくと良いと思います。
自分と違う考えを聞くと、こんな反応をするんだ。
自分と同じ考えを聞くと、こんな反応。
自分の知らないことを聞くと、こんな反応。
自分の良く知っていることを聞くと、こんな反応。
自分に興味があることを聞くと、こんな反応。
自分に興味がないことを聞くと、こんな反応。
自分の反応の原因を知っておくと、今どうしてこんな反応をしてしまったのかが分かります。
患者さんと相対する時には、フラットな状態で否定も肯定もしない話されるままに飲み込むような聞き方が大切です。
予断を持って判断しないために。
痛みや症状の原因を考えるためにも大切なことです。
そして話だけでなく、患者さんの体の状態を知る時(触診)にも同じことが言えます。
予断を持って触診をしない。
触れて動かして。
あるがままの患者さんの体を受け取る。
そこは大切なところだろうと思います。
まだ始めていない人には分かりにくい話だったかもしれません。
いや、普通の社会でも同じことかもしれません。
てあて整体スクール生徒募集中
こんにちは。
てあて整体スクール・あら木です。
てあて整体スクールでは生徒さんを募集しています。
今の仕事が何かしっくり来ない。
人に喜ばれる仕事がしたい。
自分で稼いでみたい。
手に職をつけて自分で生活したい。
時間を自由に使いたい。
整体を勉強して整体師になる。
パーソナルトレーナーやピラティスインストラクターのスキルアップの一環として勉強する。
家族の健康のため、でも将来的には仕事に出来れば。
他の整体学校を出たけど指針整体やMETに興味がある。
そんな人は見学に来て下さい。
見学に来て指針整体やMETを体験して、てあて整体スクールはアリなのかナシなのか考えてみて下さい。
てあて整体スクールには東京と名古屋に教室があります。
どちらも院長あら木が直接教えています。
東京は毎週土日月、名古屋は月に4日連続で授業があります。
名古屋は短期集中なので大阪や京都や和歌山や静岡などからも通学していた卒業生がいます。
どの授業も見学出来ます。
事前に予約をして来て下さい。
あっ見学や体験はもちろん無料です。
【 てあて整体スクール 】
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com 03-3922-7230
※名古屋は3月20日から23日まで授業です。
販売テキスト
てあて整体スクールではインターネットでテキスト販売を行っています。
あら木自身がダンスを30年以上続けている。
ダンサーやダンス好きの方々が患者さんに多い。
ダンススタジオでセミナーやワークショップの経験が豊富。
アレクサンダー教師としてダンサーの体の使い方の指導をしていること。
そんなことから特に大人からバレエを始めた方に向けたテキストを販売しています。
以下のリンクからご覧下さい。
■【バレエのコツと体の使い方】【35歳からのバレエ入門】 2冊セット
https://teate.co.jp/2set/ >>>
■大人からバレエを始めた人のための今すぐできる 【 バレエのコツと体の使い方 】
http://www.teate.co.jp/letter/index.html >>>
■【 35歳からのバレエ入門 】
https://teate.co.jp/35letter/ >>>
熊谷守一
熊谷守一と言う画家はいつだったか池袋の地下街を歩いている時に、壁面に小さな額が飾られているのを目に留めたことがあった。
何の絵だったか、柿だったか猫だったか。
線も色もシンプルで通り過ぎると何が描かれているのか分からない程だった。
たぶん柿だ。
渋い橙色と草色と単純な線が目から頭の中に広がった。
映画が公開されると知ったの去年だったと思う。
熊谷守一を山崎努が演じると言う。
地面に顔を横にしている写真を見た。
これは見なきゃなと思っていた。
近代美術館だかで熊谷の展覧会があると知った。
でも何となくちょっとアレだ。
調べているうちに熊谷守一美術館が沿線にあることを知った。
椎名町から8分。
実際は10分以上掛かって美術館についた。
とても静かな住宅街にある。
一階には池袋の地下街で見たのと似た絵がある。
それ以前の油もあった。
二階は書や日本画。
三階に上がったら線で描かれた絵が。
ほとんどピカソかと思われるようなものもある。
入って右のコーナーに熊谷守一還暦のポートレートがあった。
白黒でもチャンチャンコと頭巾が赤いのが分かる。
その還暦の熊谷守一に睨まれた。
彼の絵は70になっても80になっても衰えることを知らず、90を超えても瑞々しい力強いタッチで迫ってくる。
おいっ!
おまえっ!
そんな声が聞こえた。
首肩の痛みが増える季節
特に女性の皆さん
気をつけてくださいね。
首肩の痛みが増える季節です。
春や梅雨、そして秋。
何故か胸の上の方と首の骨が歪みます。
特に女性。
経験則で言うと
細くて
疲れやストレスが溜まっていて
睡眠が短いか浅くて
どちらかと言えば仕事が出来て(家事育児もね)
最近運動出来てないなって感じ
どれかに心当たりがある女性は特に気をつけてください。
首周りや胸の上の方の骨が歪むと、肩こりだけでなく寝違いみたいになったり色々調子が悪くなります。
歪みが直接の原因ではないかもしれませんが、ナンダカ調子イマイチみたいになります。
突然来ることもあるし。
ジワジワ来ることもあります。
首が動きにくくなったら注意して下さい。
動かないからと言ってグリグリ突然回したり、頑張って傾けたりしないで下さい。
そうやって短期勝負で何とかしようとするのはイケマセン。
動きにくくなったら、先ずは少し休めてあげる。
温めたり。
休みの日を作ったり。
休みの日に休んだり。
散歩したり。
腕を回したり。
寝転んで軽く頭を左右にゴロゴロしたり。
そう言うところから始めて下さい。
いきなりはダメです。
徐々にやっていきましょう。
それでもガマン出来ないことになったら、整体院に相談して下さい。
ゆっくり調整してくれる所を見つけて連絡してみて下さい。
※写真は本文と関係ありません。
奈良美智さんのドローイングです。
でもナンカこんな感じになりますよね。
やりたいことをやりませんか?
整体スクールサイトにご挨拶のページを作りました。
こんにちは。あら木です。 >>> https://teate.co.jp/hello
人生は一度きり。
やりたいことをやりませんか。
と言うメッセージです。
大人になると、こんなこと思っていても言えません。
言えたとしても行動に移せません。
やりたいことをやる。
昨今流行りの「好きなことを仕事にする。」とはちょっと違うと思ってるんですが、でもちょっと似ているとも思います。
嫌なことばかりやってないで、やりたいこともやりましょう。
今日、アラフォー女性と話しをしました。
何か違うかもと思うんですよね。
仕事してると。
この場所は私の場所じゃない。
そんな気がするんですよ。
別に今の仕事が嫌いって訳じゃない。
生活も安定しているし。
でも、何かこう違う感じがしちゃうんですよね。
すぐにと言う訳じゃなく、探してみようと思っているとも言ってました。
自分の今のスキルも使って、前々からやってみたいと思っていることとも繋がってて。
そんなことを探そうと思っている。
人生は一度きりです。
考えてみるのも良いと思います。
大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツ >>>
整体師になるには? ~ 勉強の仕方 ~
整体師になるために練習や勉強をしなければいけません。
先ずは基本が大切です。
・解剖学
・触診・
・筋肉を緩める手技
・歪みや硬さを調整する手技
・症状に対する考え方
これらは基本中の基本です。
整体の学校や整体スクールに入る前には、ざっくり整体の手技を身につければ良いと思っている人もいるようです。
でもそれでは仕事を始めたり開業したりした後に苦労することになります。
患者さんは色々なことを聞いてきます。
不安に駆られて体のプロのアドバイスを聞きたいと思っています。
体はゆがんでいるのか。
歪んでいたらどうなるのか。
これからどうなっていくのか。
自分で出来るセルフケアはあるのか。
この症状はどこが原因なのか。
などは普通に聞かれることです。
夜眠れないのはどうしてなのか。
先週は右肩が痛かったのに今週は左なのは何故か。
お腹のこのあたりが固くなるのはどうしてか。
手足が冷たいのは何故。
朝起きると頭が痛いのに夕方にはそうでもなくなるのは。
などなど。
これらに答える時に、基本が入っていないと何も答えることが出来ません。
そう言う意味ではある程度の解剖学は必須です。
そして触診。
調整する手技が出来たとしても、歪みや硬さが分からなければ調整出来ません。
それと症状に対する考え方。
これらを身につけた上で、自分が診たいと思っている方々の症状や状態に対する知識もあると良いと思います。
失礼しました。
勉強の仕方の話でした。
基本を網羅する必要があるということは確認出来ました。
ではその勉強や練習はどんな風にするのか。
練習は本番のように、本番は練習のように。
と言う言葉があります。
練習は練習なんだからと思ってやっていると、本番になって全く違うことが起きることがあります。
例えば練習中には手技に集中して無言で通すことも出来ます。
でも、話をしたい患者さんもいるし、患者さんの状態を聞くために話をしながら手技をする必要があることもあります。
そんな時、手を動かしながら話が出来ないと、手を止めて話をしなければいけなくなります。
これでは仕事にならない(こともある)。
また例えば触診をして歪みが分からなかった場合、どちらかに歪んでいると設定して練習することがあるかもしれない。
時間も限られているし、実際に歪んでいないのかもしれない。(と思ってしまう)
それでは実際の患者さんが来た時に、歪みを特定出来ないし調整も出来ません。
不安であっても自分の触診に確信を持って施術が出来るようでなければ整体師にはなれません。
例えば生徒同士だと手足の扱いがぞんざいになるかもしれません。
片手で相手の手足を動かすようなことをしていると、患者さんにもそうしてしまう可能性があります。
実際の患者さんを目の前にしたのと同じように練習をする。
難しく考える必要はありません。
目の前の人が患者さんだと思って練習すれば良いだけです。
そんな風に身につけた技術や知識は、必ず開業したり仕事にした時に使えるものになっていると思います。
手技 WS セミナー
骨格調整専科 募集中 >>>アレクサンダー・テクニーク
【感じる姿勢と使い方】NHK文化センター 光が丘教室 >>>踊る人のためのアレクサンダー・テクニーク(チャコット名古屋スタジオ) >>>
ストレッチ教室
コア・ストレッチ教室 東京・名古屋 >>>大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツ
整体師になるには? ~ 学校の選び方 ~
整体師になるには色々な方法があります。
昔は修行と言って整体の先生に弟子入りして、技術や知識を教えてもらう方法もありました。
整体仲間で何人かそんな風にして住み込みで働きながら修行をしていた人もいました。
将来的には独立して開業することになりますが、修行時代は給料もなく今ならブラックと言われかねない方法です。
でも先生(師匠)と弟子と言う人間関係も出来、様々な技術や知識を惜しみなく教えてくれる場合もあるので、悪い方法ではないと思います。
今は殆どないとは思いますが。
今、一般的な方法は整体学校や整体スクールに入学して勉強すると言う方法です。
様々な整体学校や整体スクールがあります。
どの学校やスクールを選べば良いのか分からないと言う人もいると思います。
考え方は様々ですが、ポイントはやっぱり手技だと思います。
整体師は患者さんに対して整体するんですから、手技が自分の思い描いているものでなければ元も子もありません。
整体の手技は沢山あります。
昔からあるものや最近出来たものまで様々です。
何が良いのかは受けてみなければ分かりません。
たぶん10年以上開業していたり指導している手技であれば、効果や結果は出ているだろうと思います。
結果も効果も出ていない手技で10年以上開業は続けられないし、指導したなら卒業生からの評判もあるので、やはり10年は続かないと思います。
ある程度の期間開業していたり指導している手技であれば、結果も効果も期待出来るので殆ど間違いはないでしょう。
ではどの整体学校や整体スクールがそうなのか。
実は殆どの整体学校や整体スクールは実績がありある程度の期間指導や開業しています。
その中からどうやって整体スクールや整体学校を選ぶのか。
その整体を受けてみることです。
受けてみれば自分に合っているのかどうかは分かります。
相性のようなものです。
あっこれ良いなとか。
これなら行けそうとか。
やっていたいとか。
受けてて楽しいとか。
受けると楽になるとか。
理由はないかもしれません。
あえて理由を考えると、年齢や性別や体力や身長や体重やそれまでの経験や、開業や就職した後にどんな患者さんを相手にしたいとか。
でもやっぱり直感です。
どんなに結果が出ている手技でも。
これは出来そうにないとか。
ちょっと嫌な感じとか。
これは無理だなとか。
体力的についていけないとか。
そうなってしまうと、どんなに頑張って勉強しようとしても難しいです。
途中で嫌になってしまう。
嫌になったものは続けられません。
授業料が無駄になってしまいます。
その上で距離的にあ通えるのか、授業料は支払いが出来るのか、などを考えます。
安い授業料や短期間で学べるとか就職が出来るとか、それよりも自分に合っているかが大切だと思います。
手技 WS セミナー
骨格調整専科 募集中 >>>アレクサンダー・テクニーク
【感じる姿勢と使い方】NHK文化センター 光が丘教室 >>>踊る人のためのアレクサンダー・テクニーク(チャコット名古屋スタジオ) >>>
ストレッチ教室
コア・ストレッチ教室 東京・名古屋 >>>大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツ
ヒールの履き方と解剖学とアレクサンダーテクニーク
先日、【ヒールの履き方】についてを、NHK文化センターのアレクサンダー・テクニーク講座で取り上げました。
こうやって立てばOKって言うのとは違って、自分で自分の立ち方を感じて、立ち方自体を練習するという方法でした。
ヒールは最後に履くわけですけど、これがかなり良かったようです。
あら木自信はヒールは履きません。
なので参加された女性の方々の感想ですけど、思っていた通りで良かったです。
先ず足の構造の話をします。
足の骨と外から見たイメージです。
ポイントがいくつかあります。
・足には沢山の骨がある。
・足の骨(スネの骨=脛骨)の真下に骨はない。
・踵の骨は踝(くるぶし)から斜め後ろに出ている。
イメージとしては三脚の一本を短くしたような形になっています。
踵はL字になっているのではなく、Yを逆さまにしたような形です。
見て分かる通り重心は踵にはありません。
もう少し前にある。
でも一点じゃないですね。
足裏にも靭帯や筋肉や筋膜が沢山あるので、足裏全体に乗ってるイメージ。
でも重心と考えると少し前気味。
ではヒールを履くとどうなるか。
こんな感じですね。
ここでもポイントがあります。
・重心は踵=ヒールには落ない。
・踵だけや爪先だけに乗るイメージではない。
床の上でヒールを履かないで立っているのと同じことですね。
足指の付け根や踵に重心があると、偏ってしまうと言うのは図を見れば明らかです。
ではどうすれば良いか。
足指の付け根と踵の両方に乗る練習をします。
ヒールを履いたままでも出来ますが、ヒールを履くとどうしてもいつもの習慣やクセが出やすいので、ヒールを履かずに練習します。
ヒールの高さくらいの台を用意して、踵を台の上に乗せ爪先側は床に乗せます。
こんな感じですね。
この状態で踵と足指の付け根の両方に体重が乗る練習をします。
膝を伸ばしていると難しいので、膝を曲げ股関節を曲げて踵と足指付け根に乗ったのを確認したら、少しずつ膝と足首を伸ばして来ます。
何も考えずに立つと、いつもヒールを履いているのと同じ側(台の上か床)に体重が乗ります。
踵か爪先側ですね。
その使い方だと太ももが太くなったりします。
軽く膝を曲げ伸ばししながら重心がかかっているところを感じ、足裏全体に乗れたら伸ばして来ます。
意外に出来ます。
その後でヒールを履いてみてください。
これも意外に上手く履けるようになったりします。