今年も一年ありがとうございました。
急にやって来た暮も、もう本当に数日で来年になってしまいます。
今年も一年本当にありがとうございました。
終わってみるとまだ終わった訳ではないからねという印象の今年でした。
ニュースと言えば60になったことくらいでしょうか。
何が変わったと言うことではありませんが、いろいろと一年間考えていました。
ホントウに。
何が変わったと言う訳ではありません。
ただ、生まれてから丁度60回目の誕生日が過ぎたというだけで、50回目より区切りは悪いけど10年に一回の区切りだなぁと思います。
次の区切りは70で、その時も同じようにこんなこと言ってるんでしょうか。
その次の区切りは生きているやら死んでいるやら。
そうです。
この生きているやら死んでいるやらが現実的になりけっこうひしひしと迫ってきます。
やってないことで出来ることはやっておこうかと本当に思うようになりました。
同時に、人生は意味ではないけれど、生きるだけの価値があるなら、その自分にとっての価値を産むくらいのことはしておこうと思うようになりました。
明日出来ることは今日やらないというのは、若い頃に座右の銘にしたいと思っていた言葉ですが、なかなか世の中そうはいかないだろうと思っているうちに、やっと、今日出来ることはやっぱり今日やっておこうと思うようになりました。
7月に舞台に出ました。
出ておこうと思ったからです。
これもそのいろいろと考えた結果でした。
出てみて、このまま70くらいまで一人で舞台に出てたら面白いなぁと思いました。
そんな人がたまにいても良いのかなと思います。
昨日今日は大好きなローザスのナンバーのワークショップでした。
昨日はアレクサンダー・テクニークで今日は整体の仕事もしました。
この土日月には整体スクールの先生もやっていて、日曜は花伝舎でバレエな大人達に脚の上げ方を教えたりしていました。
「中年以後」という本を昨日読み終えました。
今日は今年最後の仕事だったのでワークショップ帰りにビールを飲みました。
なかなか良い年の瀬です。
来年はどんな年になるでしょう。
体はやっと年齢に馴染んできた印象なので、少し滑らかにやっていけるかもしれないと思っています。
今後共宜しくお願いしたいと思います。
本年のお仕事は今日まで。
皆さん
良いお年をお迎え下さい。
※12月30日から1月3日まではお休み。
この期間の様子はFBに書くかもしれません。
https://www.facebook.com/teateseitai/
てあて整体 @teateseitai
年末ダンス三昧
” TIME TO GO 2018 ”
下北沢ハーフムーンホールで太田ゆかりさんのTIME TO GOを見てきた。
今回は太田さんに加えてCI.coの勝部ちこさん鹿島聖子さん、現在ローザスの橋本唯香さんに、バイオリンの和田明佐美さんが参加してのパフォーマンスでした。
圧巻のパフォーマンスと言うよりは、年末に気軽に見られる良い時間になったと思います。
とは言え、先ずは静謐な空間と景色が出来上がったところから始まり。
少しずつ動きが繋がり離れ関係しあい、関係しあわず。
時に砕けて笑いを誘い。
やめてみることもやりすぎてみることもあり。
ないようである場面が展開していきました。
バイオリンが圧巻だったなぁ。
とても良かった。
音が素晴らしい。
力強く繊細で。
引っかかりのある和音や音が雑音のようにもメロディーにも環境音にも聞こえるような。
素敵な演奏でした。
明日明後日は田町アーキタンツで池田扶美代さんのワークショップ。
ローザスのActerlandとRainを踊る。
3時間を二日間のワークショップ。
持つんだろうか。
今年の最後はダンス三昧。
観て踊って終わります。
とは言え行く前に患者さんをやってから。
そして今日は年賀はがきも書いたし。
なんとか年が越せそうになって来ました。
年末は29日まで年始は4日から
てあて整体スクール・荒木です。
てあて整体スクールと整体院の年内の営業は12月29日まで、年始営業は1月4日から始まります。
12月28日(金)午前中は指針整体体験会があります。
てあて整体スクールに興味のある方はご連絡下さい。
整体などの予約は年内は既に埋まっています。
申し訳ありませんが、整体を受けたい方は年が明けてからになります。
宜しくお願いします。
年始営業は1月4日(金)12:00から行います。
この日の午前中も指針整体体験会があります。
新年の整体の予約はまだ空きがあります。
今年はどんな年でしたか?
来年はどんな年にしましょう。
そろそろ門松や注連縄を準備する時期になりました。
食べ過ぎ飲みすぎで、ぎっくり腰になる人が増える時期です。
体調管理は気をつけて下さい。
てあて整体スクール・てあて整体院 荒木
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
金継ぎ
「金継ぎ」と書いて「きんつぎ」と読みます。
昨年、割れてしまった湯呑を金継ぎしました。
三角形の小片二つが欠け落ちてしまった湯呑が、一年かけて綺麗に仕上がって来ました。
漆(うるし)を使って銀色に仕上げたとのことでした。
プロの職人さんではありませんが、趣味で金継ぎをやっている人にお願いしました。
いつになるか分からなくても良ければと受けて頂きました。
以前から金継ぎには興味があって、展示会等を見に行ったこともありました。
たしか「初恋の来た道」という映画で、主演のチャンツィーさんのお母さんが金継ぎをしていたような記憶もあります。
壊れてしまったものは捨ててしまうというのは、最近の風潮というか傾向と言うか常識的になっているようにも思います。
高度経済成長があってバブルがあって、それ以前には修繕をしたり作り変えたりして使うのが当たり前だったように思います。
自分自身も大量消費の時代に生きて来たので偉そうなことは言えませんが、勿体ないなぁと思うことがしばしば。
金継ぎはそれに綺麗。
大きさや色などから、最近は日用品の修繕と言うよりは美術品としての価値もあるようです。
金継ぎはセラピストの仕事と似ているなぁと思ったりします。
職人技で蘇って元の状態とは違う良さが出る。
整体師は左官さんみたいな仕事と言ったりすることもありますが、整体は金継ぎみたいなこともするとも言えるかもしれません。
年の瀬は突然に。
急に年末がやって来た。
去年は12月中旬になっても年の暮の感じがしないなんて言っていたが、今年は感じがしないということさえ感じず、年末のことを忘れていた。
それが突然やって来た。
先週名古屋で忘年会をやったと思ったら、今週に入って大掃除がありそのまま忘年会。
あっと思ったらあと一週間で新しい年を迎えることになった。
年賀状のことを思い出したのも数日前だったのに。
えらいことだ。
(注:「えらい」とは関西弁で大変だとか疲れるという意味。)
今年はどんな年でしたかとか、来年はどんな年にしたいですかとか。
そして今年に限っては平成最後のというような形容詞がつく会話が増えてきた。
いや、なんとなく頭の上をそんな会話が通過していく。
どうですか?
なんて聞かれても、ぼんやりしていたら何となく時間が過ぎていてみたいなことになりそうだ。
今年は実感がない年だったような気がします。
生徒さんや患者さんや取引先や仕事関係の人も読んでいるブログでこんなことを書くのも何なんですが、ちょっと実感に薄い年だった。
何がという訳ではないけど、少し上滑りしていたような印象がありました。
自分のことなのに、気がしたとか印象がというところが正にそれを表しています。
それが、ここに来て実感が掴め始めました。
バレエカレッジという企画に参加しないかと声をかけられて、10月から毎月1回バレエ関係のワークショップを始めたのが関係しているのかもしれません。
1回の講座のために、毎月、結果的に20ページくらいのテキストを作っています。
それが3ヶ月続いていたら、今までの自分の考えていたことや指導したりアドバイスしたりしてきたことがはっきりしてきた。
そして実際に講座をやることで問題点や新しい発見があった。
それが少し影響しているような気がします。
とてもありがたいことです。
自分だけではそうは掴めない感覚ですから。
他にもアレクサンダー・テクニークのATIという国際組織の総会に参加したことや、日々の患者さんとの会話や整体スクールの新しい生徒さんとの授業でも、発見が少しずつつながってきた感じがします。
還暦になったことで少し気負っていたところもあるのかもしれません。
もう〇〇なんだから、みたいな。
それは自分が一番面倒だなと思っている考え方なのに、そんな風にどこかで考えるってのはまた面白いことでもあるけど、ちょっと厄介なことでもありました。
それが意外に慣れてきたというか、自分の年齢に自分がフィットしてきた感じ。
60を超えたところで踊ったのも良かったかもしれません。
なんちゃって。
まだまだ振り返るには早すぎるんですが、そんなことを思った朝でした。
あと一週間、実感を伴って過ごしたいと思います。
名古屋教室忘年会
東京校忘年会
吉村芳生 ~ 超絶技巧を超えて
東京ステーションギャラリーでやっと見てきました。
吉村芳生さんの展覧会。
超絶技巧を超えて。
美大出身の患者さんが教えてくれた美術展です。
「センセイ、この人はどうかしてますよ。ホントに。」
と平仮名とカタカナで声が聞こえるような連絡がありました。
しかし、スーパーリアリズムではありません。
以前、練馬区立美術館で見たグスタボ磯江さんの作品のように、全くどうやって見ても近づいても遠ざかっても老眼鏡を取り出して覗き込んでも写真にしか見えない。
手で描かれた痕跡が全く分からない。
というものではありませんでした。
たしかに写実だし現実を写し取っています。
それはたぶん、デジタルカメラがする手法を手で再現している。
でも超写実ではない。
手で描いているのが分かります。
そして多作。
信じられないほどの多作です。
自画像が2000点以上。
どうかしてます。
ある年の自画像を一日一日ハガキ大の紙に一日残らず書いていく連作の作品。
ある年の自画像を毎日来る新聞に書いていく作品。
ハガキ大の連作は365枚。
新聞の自画像は364枚。(1月2日が休刊日だったから。)
しかも新聞の自画像は364枚を9年かけて書いている。
新聞の紙面と自画像の両方を手書きで描いている作品も多数ある。
他の仕事もしながら。
そして17メートルの金網の絵。
金網だけを17メートル描いた絵。
自分の手で17メートル。
金網だけ書くって。
あなた。。。。。。
年明けまでやっています。
興味のある人はどうぞ。
ホントどうかしてます。
超絶技巧を超えて。
2018.11.23 - 2019.1.20
東京ステーションギャラリー
入場 900円
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/18899
整体師になれますか?
たまに整体スクールの見学に来た人やこれから整体学校を探している人、整体師になろうかと思っている人から質問されます。
私は整体師になれますか。
考えて見れば不思議な質問です。
大学の医学部に入って勉強をし、国家試験を受けて医師になるのは本人です。
その本人が大学の先生に私は医者になれますかと聞くのか。
空手の道場に通って稽古をし、黒帯になるのは本人です。
その本人が道場の先生に、私は黒帯になれますかと聞くのか。
多分、どちらも聞かないと思う。
いや待てよ。
最近は聞くのか。
聞くのかもしれない。
気持ちは分かります。
初めてのことだし不安だし。
ちゃんとこの先生は整体師にしてくれるのか?
そんな気持ちで質問しているんだろうと思います。
でもね、やっぱりなるのは本人なんです。
勉強して知識を身につけ、技術を身につけて自分のものにして、整体師と名乗るのは自分なんです。
質問がちょっと違うんですよね。
質問の中に小さな小さな依存というか甘えのようなものを感じます。
ちゃんと教えくれるのか?
と言う質問なら答えられます。
100%教えます。
当然です。
授業料を頂いて教えるんですから。
整体師としての技術や知識を教え、身につくまで指導します。
身につくまで指導しますけど、その技術と知識を使って整体師になるのは自分です。
開業すると言う意味ではありませんよ。
整体の技術と知識と言う道具を使って仕事をするのは自分と言う事です。
昨夜はそんな話をしました。
昨日は名古屋教室の忘年会でした。
一人の卒業生が25年務めた会社辞め、来年には開業するそうです。
マグカップ
センセイ、この人はどうかしてます!
美大出身の患者さんからの連絡があった。
これはという美術展があると連絡をくれる。
今回は東京ステーションギャラリーでやっている吉村芳生さんの「超絶技巧を超えて」という展覧会。
月に一度の名古屋の整体スクールに向かうのに時間があったので寄ってみた。
月曜定休。
はいありがとうございます。
調べずに行くとこういう事あるよね。
時間を持て余したのでお茶でもとカフェに入った。
ダージリンを頼んだら、マグカップで、薄っす〜い色の飲み物が来た。
ティバックも茶葉も入っていない。
薄い。
絶望的に薄い。
なるほどこういう事は続くものだ。
マグカップは紅茶用なのか。
知らなかった。
鳥取の砂場珈琲に似た名前のカフェでもそうだった。
しかし店内を見るとコーヒーもカヘラテもそのようだ。
知らなかった。
マグカップには騙されるな。
そして月曜日は東京ステーションギャラリーはお休みだ。
帰ってきたら行こ。
指針整体体験会
押さない揉まない体重をかけない。
「引く刺激」を入れていく。
指針整体の無料体験会を行います。
これから整体を学ぼうかと考えている人
整体スクールや整体学校を探している人
どの手技が良いのか分からない人
てあて整体スクールの指針整体を確認しておきたい人
整体スクールの入学を検討している人が対象です。
年末年始の時間を利用して、体験に来て下さい。
今回は限定3人ずつです。
【 指針整体 体験会 】
日時 : 2018年12月28日(金)10:00~12:00
2019年 1月 4日(金)10:00~12:00
場所 : てあて整体スクール 東京校
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
定員 : 各回 3名限定
問合 : teate@nifty.com
詳細 :
てあて整体スクールで指針整体を30分から40分受けていただきます。
代金は無料。
他の参加者がいらした場合は、一緒に見て頂くことになります。
整体をしながらスクールの説明をします。
また、整体や業界のことなどについて質問にもお答えします。
普段時間ができない人は来てみて下さい。
ただし冷やかしはご遠慮下さい。
ご連絡お待ちしています。
てあて整体スクールの目的。
てあて整体スクールは本当に小さな整体学校です。
指導は基本的に荒木が一人でやっています。
大きな整体学校とは随分様子が違います。
一番の違いは何でしょうか。
整体師を育てる。
と言うところです。
???
整体学校は整体師を育てるところでしょう?
はい。
確かにそうです。
整体学校や整体スクールを卒業すると整体師になります。
でも、指導法はかなり違います。
大きな整体学校では沢山の先生がいます。
さまざまな学科やさまざまな手技を何人もの先生が、それぞれの専門性を活かして教えています。
そこが売りで強みです。
目的は授業の内容をきちんと身につけてもらうこと。
解剖学や整体の手技を教えることが主な目的です。
てあて整体スクールの目的は違います。
解剖学や指針整体の手技を教えるのは手段です。
学科や実技の授業を通じて、整体師を育てることが目的です。
いえいえ。
実はこれも手段です。
整体師になることで、成功してもらいたい。
そこが最終目的です。
でも、学校の中では整体師になってもらうことが目的です。
手技が出来れば良いって訳ではありません。
人の体の捉え方や痛みや症状の原因の見つけ方。
患者さんとの話方や自分の整え方も必要です。
患者さんの体の触れ方や言葉がけなども必要。
ベースの知識として様々な整体やボディワークの知識もあった方が良い。
ちょっとメンドクサイですね。(笑)