遊んでいる時は忙しい時、仕事している時は暇な時
押さない揉まない体重をかけない指針整体
ボキボキしない骨格調整のMET
力を使わない整体で整体師を育てています。
てあて整体スクール・荒木です。
整体師は忙しい時に遊びます。
???
そして暇な時には仕事をしています。
???
何のことでしょう。
独立開業。
自分一人で整体をしている先生は、整体の患者さんが沢山入っていて予約が一杯。
休みも週に1日とかになると、遊びます。
休日にどこかに出かけたり旅行に行ったり。
趣味の何かをやったりします。
友人知人と会ったりするのも、そう言う整体を沢山やっていて時間がない時です。
反対に。
整体の患者さんが居なくて予約が空いている時。
整体師は仕事をします。
仕事と言っても整体ではなく、ブログの更新だったりSNSでの発信だったりセミナーの企画だったり。
患者さんを増やすための仕事をします。
整体の予約が一杯で休みの時間が少ない時。
売上が伸びて自分のために使うお金がある時です。
整体の予約がなくて使える時間が沢山ある時。
売上が少なくて自分のために使えるお金がない時です。
休みが少なくなると言うことは、整体が増えていることで、お金が入っている時です。
逆に休み時間があると言うことは、整体が減っていることで、お金が入ってこない時です。
なかなか上手く行きません。(笑)
ぜんぜん時間がないのに忙しそうに遊んでいる整体師、いますよね!?
それにはこう言うカラクリがあったんです。
どんな仕事もそうかもしれません。
遊んでいる仕事人は実は仕事が出来る人かもしれません。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230
最近の業界噺
最近の整体や手技療法の業界で流行っていること、よく目にすることがあります。
ちょっと備忘的に書いておきます。
一発で何でも治る
最初は何かの症状について効果があるとセミナーが始まります。暫くすると効果のある症状が増えてきます。
しだいにどんなものでも治るような表現になって来る。
これ一つでどんなものにも対応出来る。
セミナーやワークショップでそれを広めることになります。
しばらくすると少し落ち着いて静かになって来る。
そう言う療法が結構沢山あります。
それぞれに効果はあります。
だけど表現がだんだんと過激になってくる。
それはたぶん最初に始めた先生の本意ではないと思う。
とても良い療法なので広めたいという純粋な気持ちからなのではないかと思う。
同じような宣伝方法で、一発で治る!みたいな表現をされるものがあります。
最初は1回でと言っていたものが、そのうちほんの10分でということになり、最終的には一発で治ると言うような表現になる。
この療法も効果はあると思う。
ただ、表現がだんだん過激になる。
これも宣伝をする業者の問題なのかと思う。
そのことで広まっていくのは良いことだろうとは思うが、勘違いしてそれだけを勉強すれば良いと考えてしまう初心者がいると困るような気がする。
体の使い方
整体師自身の体の使い方について学ぼうという人が増えている。トレーニング方法だったり理論だったり。
整体師自身だけでなく患者さんの体の使い方についても同じ。
ニュアンスは違うが女性向けの、美脚や美尻やプロポーションを作るためのトレーニングだったり生活習慣だったり使い方だったりも似たような流れではないかと思っている。
どうすれば良いか分からない。
日常的に体を使う機会が減っているので、自分の体がどうなっているのかが分からない。(分かりにくい。感じにくい。)
そう言う人が増えている。
どうすれば自分の体を思い通りに動かせるか、あるいは思い通りの形に出来るのか。
それを人から教えてもらいたいと思う人が増えているのかもしれない。
教えてもらいたいとまでは言えないが、分からないので知りたいと言うことだろうかと思う。
かくいう、てあて整体スクールでも姿勢と歩き方だとかアレクサンダー・テクニークだとか、整体師自身と患者さんの体の使い方を学ぶ授業がある。
同業種交流会・儲け方交流会
異業種交流会と言うのが流行った時期があった。もう10年以上前だと思う。
知り合いを増やしてビジネス機会を広げていくと言うようなことだったかと思う。
最近は同業種交流会が増えているように思う。
同じ目標に向かって頑張っている仲間として集まり、必要な情報やそれぞれの持っている知見をシェアすると言うことのようだ。
儲け方交流会的なものも多いように思う。
お金に対するバリアを取り払うだとか、ブログの書き方、自分のプロフィールのつくり方、SNSの利用の仕方や、ホームページなどの作り方や宣伝方法などなど。
整体師の業界でもブログやホームページの作り方や自分をプロデュースして売り出していくための講座など沢山ある。(ように聞く)
先ずは取っ掛りとして受けてみて、何かを始めると言う時にはとても良いことだと思う。
ただし交流会はやはり交流会。
そこから如何に外に向かって出て行くか、個人として離れていくかがポイントになるだろうと思う。
でも、昔と比べたら良い時代になったなぁと思う。
勉強して開業して宣伝してクライアントさんやお客さんを呼ぶ。
そこまで全部教えてもらえることになる。
上手く使って独り立ち出来るようになってもらいたい。
スピリチュアル、エネルギーと量子力学
スピリチュアル(精神世界)ワークやエネルギーワークが増えている。霊的な話や考え方、さまざまなエネルギーを使ったセラピーのことだ。
そこに10年位前から量子力学のことが言われるようになって来た。
エネルギーワークやスピリチュアルな世界を説明するために、量子力学を前提として解説し始めている。
気になって少し調べたことがあるが、ちょっと自分には分からなかった。
量子力学にはとても興味があるが、それをスピリチュアルやエネルギーと繋げる部分で自分の頭がついていかなくなっている。
デトックスとかステージを上げると言う言葉も、これらの領域から出てきた事だと思う。
それが体感的にフィットすると言うのは分かるが、自分の場合は別の言葉で説明がついてしまうように思っている。
皆んな知りたがっている。
どうしてこうなっているのか。
何故こんな風になるのか。
それを説明する物語としてスピリチュアルやエネルギーと言う概念が必要になっているんだろうと思う。
スピリチュアルやエネルギーの存在については、荒木は分からない。
否定はもちろん出来ない。
でも肯定出来るほど知ってもいない。
患者さんや生徒さんに対して、スピリチュアルやエネルギーでしか説明出来ないことが出てきたらそうするかもしれない。
業界噺と言っても、整体院が減った増えたと言う事ではありません。
業界の中でどんな話が出ているかという事でした。
これらのことには何か通底するものがあるのかないのか。
少しまた考えるかもしれません。
体の変化
整体師を20年くらいやっていて、人の体に触れる機会も診る機会も多いので感じることがあります。
最近の体の変化について。
20年前とはかなり変わりました。
ストレッチを患者さんにやってもらいます。
整体を始めた頃からずっと、腰痛や肩こりや他の症状に対しても、歪みや動きの悪さを改善させるためのストレッチをお願いしています。
説明をして実際に一緒にやってみて、いつやるかを決めます。
ところが、ストレッチで故障する人が出てきました。
10年くらい前からだと思います。
最初はどうしてなのか分かりませんでした。
ストレッチをしているのに痛みが改善しない、どころか悪化することもある。
どうしてなのか暫く分かりませんでしたが、いろいろと話をしているうちに、ストレッチをすること自体が負荷が大きいんだと言うことが分かりました。
ストレッチ出来る体になっていない。
ちょっと衝撃でしたね。
体の硬さを改善させるのにストレッチをしたら、ストレッチで調子が悪くなる。
ストレッチが運動として強すぎると言うことです。
最近はストレッチのためのウォーミングアップをしてもらっています。
ストレッチする前に10分くらい歩くとか、その場で足踏みするとか、屈伸運動をするとか、脚を振るとか。
そうやって血流を良くし、必要な関節を動かしておくようにしています。
小中学生の体の問題。
バレエを習っている子供たちを良く診るので、普通よりは体を動かしているはずなのに浮き指が多い。
そして足指を使えない子が増えています。
浮き指は足の指を使わないで歩いていることや、足の指を開いて歩いていることなどが原因となっているようです。
履きやすく脱ぎやすい(脱げやすい)サンダルのような靴を履いていると、歩いている時に脱げないようにするために、足指を開いて反らせて歩きます。
このことで足指を地面で蹴ることがなくなります。
また、歩く距離や歩数が極端に少ないので、足指を使わなくてもそれほど問題なく歩くことが出来ます。
浮き指だと前ももを使って歩くことになります。
前ももを使って浮き指で歩くと、前ももに筋肉がついて脚が太くなります。
また、内股になりO脚にもなりやすい歩き方です。
内股O脚だと骨盤内臓器が圧迫されることがあります。
将来的にはあまり良くない姿勢や歩き方になってしまいます。
小学生には最近もっと大変なことが起きているようです。
今年に入って授業で走って骨折をした子供がいました。
ころんで骨折ではありません。
走ったことによって、フクラハギの筋肉が剥離骨折をしてころんだそうです。
走ることが非日常になっていて、急に走ることに体が耐えられないような状態だと言うことです。
聞くところによると、高校生でも剥離骨折は増えているとのこと。
ここ20年位の間の運動不足は劇的なものがあると思います。
体脂肪率の問題。
女性の20歳代くらいまでの人たちの体です。
腰痛や肩こりや冷え性や生理痛などを訴える女性の体脂肪率です。
体型は普通なのに体脂肪率だけ高い人が増えているように思います。
身長160センチくらいで45キロから55キロ位まで、体脂肪率が30%から35%位。
実際に確認してはいないんですが、数名の方からは話を聞いたことがあります。
体脂肪率が高いと相対的に筋肉量が少なくなります。
筋肉の中には血管があるので、血流が悪くなってしまう。
動くのも大変だし体温を維持するのも大変ということになっている印象です。
いろいろなことが軽い運動で改善されるのがわかります。
日常的な運動です。
歩くこと。
階段を登ること。
そういった普通のことです。
調子が悪くなったら薬を飲む前に、体を動かすことを習慣にすることが大切です。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
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あとこの確認作業で余生生きんのか?
力を使わない整体で整体師・セラピストを育てています。
てあて整体スクール・荒木です。
殆ど見ないんですがたまにユーチューブを見ます。
登録しているチャンネルが幾つかあって、その中にカジサックの部屋があります。
お笑い芸人キングコングの梶原さんがユーチューバー・カジサックとしてやっているサイトです。
そこに【登録者90万人記念】で相方の西野さんが来た回があって、それを見ました。
この中の23分前後のところで西野さんが言っています。
「俺あとこの確認作業で余生生きんのか? と思ったらちょっと嫌だなと」
個人的には全く見ていなかったんですが、「はねるのトびら」というテレビ番組がありました。
その番組には5組のお笑い芸人が出ていて、20%位の視聴率を稼いでいたそうです。
ところがそこからスーパースターが出てこない。
番組が始まって5年くらい経った時に、そうなるとその後30歳代40歳代になったらこんな芸人生活があるだろうと見えてしまったということでした。
そこで、あの言葉です。
「俺あとこの確認作業で余生生きんのか? と思ったらちょっとヤだなと」
と西野さんは思ったそうです。
そこで西野さんは次のことを考えたそうです。
始めたのが絵を描く事や、全国を独演会を始めたそうです。
絶好調の時期にです。
準備を始めたということですね。
それも本業の番組などを120%でやりながらです。
「えんとつ町のプペル」という絵本があります。
https://r25.jp/article/581356883170827173
3年前に出版されて40万部くらい売れているベストセラーです。
この本を出版する数年前だったと思います。
たぶん今から5年くらい前に、深夜番組に出てきた西野さんが、芸人やめて絵本作家になると宣言したことがありました。
たしかネットでいろいろ言われて、言っている本人と対峙した時に、自分はどっちでもイイけど、そこまで言うなら絵本作家と名乗ります、事務所にも言います、と言ってすぐにそうしていました。
その後たしかしばらくして「えんとつ町のプペル」が出版され、すぐに売れてベストセラーとなりました。
途中、絵本を買えない主婦からの声が届いて、全編無料でネット公開を始めました。
(それが上のリンクです。)
ちょっと話がそれました。
確認作業で余生生きるんか?
実は後から思い出すと、自分が会社を辞めた時にちょっとこんな感じがありました。
全体の理由の数割でしたけど、こんな気分があった。
たぶん20代後半から30代前半くらいまでの人は感じることがあるかもしれない。
40代になるとさすがに、その時の人生が自分の人生になっていくんだろうと思う人が大部分だと思いますけど。
社会人になって10年前後経つと、自分のこの先もなんとなく見えてきて、これはこれで良いけど別の人生はないのかな、このままで良いのかなぁなんて思ったりして。
もちろんそのまま突き進んでいく選択もあるし。
別の道を目指す選択もあります。
人生は一回だからね。
てあて整体スクール 2019年8月生 募集
てあて整体スクール新入生募集中です。
8月の授業見学や指針整体体験の日程が決まりましたのでお知らせします。
東京校は曜日によって時間帯が違いますのでご注意下さい。
土曜日・月曜日は10:00から、日曜日は16:00から授業です。
名古屋教室は10:00から行います。
東京校 スクール見学日程
3日(土)・ 4日(日)・ 5日(月)10日(土)・11日(日)・12日(月)
17日(土)・18日(日)・19日(月)
31日(土)
場所 : てあて整体スクール東京校
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
申込フォーム :
名古屋教室 スクール見学日程
20日(土)・21日(日)・22日(月) ・23日(土)場所 : てあて整体スクール 名古屋教室
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20-2F
申込フォーム : 連絡欄に名古屋校希望と明記下さい。
てあて整体スクールでは指針整体とMETという他校にはない手技を指導しています。
力を使わないのに体が緩む。
筋肉の反応と自律神経に働きかける、気持ちの良い整体です。
体を使わなくなった現代人に、強い刺激は無理が来ています。
軽い刺激、優しい刺激で体をゆるめ、骨のズレや歪みを整え動きを調整していく。
整体師としての体の見方や自分の使い方まで勉強の出来る整体スクールです。
どうなんだろうと考えてばかりいないで、行動を起こしてみて下さい。
頻尿マッサージ
頻尿大変ですね。
夜中に5回も6回も起きたりして。
水分を取らないと熱中症にもなるし。
薬は分かるけど、自分でなんとかならないかと思います。
そこで、マッサージを紹介します。
頻尿マッサージ
座ります。
おへその下10センチか15センチ位のところにある骨を探します。
恥骨です。
この恥骨のちょっと上に両方の親指を当て押します。
骨盤の中の下の方に軽く。
何回か押します。
中の方に少し硬い筋肉みたいな塊を感じることもあります。
膀胱です。
指を左右に少しずらしながら押します。
軽くです。
何回か。
少し柔らかくなったら終わり。
途中で尿意を催すかもしれません。
数分我慢してマッサージを続けトイレに行ってください。
頻尿は膀胱に尿が溜まっていないのに、尿意を感じることでなってしまうことがあります。
普段は尿意は膀胱に尿が貯まることで感じます。
膀胱に尿が貯まると膀胱が張って硬くなります。
膀胱も筋肉で出来た器官なので、風船のように膨らむと少し硬くなります。
その膀胱が年齢や他の理由で、普段から硬くなることがあります。
尿が溜まっていなくても、膀胱が硬くなることで尿意を感じてしまうんですね。
だから柔らかくする。
そのために軽くマッサージします。
炎症があることもあるので、軽くしてみてください。
症状が劇的に改善されることがあります。
骨盤模型を置いてみました。
恥骨と指の位置関係はこんな感じです。
何度かやって上手くいかないようなら、病院で検査をして下さい。
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東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20-2F
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体の使い方のワークショップ
来週の土曜日に体の使い方のワークショップをやります。
ベリーダンスをやっている患者さんから、クラスに来ている人たちに体の構造や使い方について何かセミナーのような講座のようなものが出来ないかと相談されました。
【カラダの座学】というのとアレクサンダー・テクニークを組み合わせたようなワークショップで、体の仕組みを話題にしながら体の使い方を確認していくようなものはどうかと提案しました。
ベリーダンスクラスの先生に話をしてもらったら、先生も興味があってぜひとのことになりました。
子供のバレエクラスで体の使い方のワークショップをしたことがあります。
その時はターンアウトとプリエについてをメインに、軸の話などもしました。
荒木はバレエの先生ではないので、バレエの先生とは違う説明になりますが、子供達は目をパチクリさせながら楽しんでくれました。
大人バレエな人たちに【カラダの座学】とアレクサンダー・テクニークを別々にグループレッスンをしたことがあります。
大人から始めるとカラダの中の構造や、気をつけるところはどこなのか、知りたいという人が多いので沢山の人に集まってもらいました。
コンテンポラリーダンスの人たちに【カラダの座学】をやったこともありました。
コンテンポラリーはレッスンしているところや先生で全然違う動きがあったりしますが、カラダの構造は一緒ですから楽しんでもらえた見たいです。
そう言えばフラメンコのスタジオでカラダの使い方の講座をしたこともあります。
でも、ベリーダンスの人たちには今回が始めてです。
だから楽しみ。
体の構造は皆さん同じです。
ところが体に対する認識は皆さん違います。
それぞれがそれぞれの認識で自分の体を使っています。
同じ構造なんだから同じように動くはず。
そう思っていても、使い方が違えば違った動きになったりします。
骨が200。
筋肉が600もあるので、少しくらい違った骨や違う筋肉を使ったって似たような動きになることがあります。
例えば一つの動きをするのに、筋肉を100使うとして、10くらい違う筋肉を使っても似た動きになるってことです。
でも、似た動きというのは、違う動きです。
似ているだけで違う場合がある。
例えばクラシックバレエでは前ももを使わずに脚を動かしたりします。
全く使わない訳ではないけど、普段使っているよりは使わない。
例えばバレエをやっている時は脚が外側に回っていて爪先が外を向くようにしています。
爪先が外を向くということは、内ももにあった筋肉が前に向くということです。
筋肉の位置が違えば、同じような動きをしようとしても違う筋肉を使うのは当たり前です。
でも、ついいつもと同じ筋肉を使ってしまう。
そんなことがあります。
実はここを使っているとか、ここから動かしているとか。
そんな話をすることになると思います。
目から鱗。
目が点。
始めて聞くことや始めての動きが出ると、皆さん笑い出します。
え~
へへへへへ。
なんでぇ~
その驚きや喜びが次に繋がると思います。
そんな風に動かすことも出来る。
いつもと違う動きも出来るかもしれない。
そう思ってもらえたらラッキーです。
体について。
ダンスについて。
何か知りたいことがあったら聞いて下さい。
ワークショップやセミナーも受け付けています。
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10年以上やっているのに、なかなかバレエやダンスが上手くならないのは何故か。 2
昨日に引き続き「10年以上やっているのに、なかなかバレエやダンスが上手くならないのは何故か。」です。
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大人からバレエやダンスを始めて10年以上経っているのに、実はなかなか上手くならない。
そうとは言いたくないけど、もうひとつ踊りが進歩しない。
週に3回とか4回レッスンに行っているのに、いつも同じようなことを注意されてしまう。
自分としては気をつけてレッスンしているんだけれど、どうも同じことの繰り返しみたいになっている。
先生が言ってることは分かるんだけど、それが出来ないで苦労している。
いつになったら思うように踊れるようになるんだろう。
そんな風に思っている大人バレエなダンサーは意外に多いんじゃないでしょうか。
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ひとつ前の記事
https://teate.co.jp/ballet/blog1907252.html
に、「ターンアウトし続けて股関節痛くなって更に動かなくなるのは間違っていたからでしょうか」とコメント頂きました。
はい。
書き忘れていました。
もうひとつあります。
レッスンは楽しい。
日々の疲れやストレスを発散出来る。
これがないと張り合いがない。
休むなんて考えられない。
分かっちゃいるけど、もう少し頑張れる気がする。
でもちょっと痛みがある。
動きが硬くなって重たくなって来た。
そんな時にどうするか。
大人になってバレエやダンスを始めたとなれば、アラフォーよりも上の年齢の人が多いでしょう。
実はこの年代、自分の年齢を実感していない人が多い。
まだ大丈夫でしょう。
少し軽くすれば。
休むよりは動いていた方が良いかもしれない。
そうやって痛みが出ても動きが悪くなっても体が重くなっても休みません。
10年前にバレエやダンスを始めた頃のことが頭にある。
もうちょっとで回復するんじゃないか。
まだ大丈夫なんじゃないか。
でも10年歳をとりました。
確実に10歳は上の年代になっています。
自分がバレエやダンスを始めた時に、10歳年上の人がどんな風に見えましたか?
この人すごいなこの年齢で。
よく頑張れるな。
そんな風に思った先輩がいませんでしたか。
例えば自分のこととして考えるのではなく、客観的な数字だけで考えてみて下さい。
50歳。
子供は高校生。
旦那さんの帰りは遅く。
子供は朝、お弁当を作らなきゃいけない。
週に3日はパートをやっている。
睡眠時間は5時間か6時間。
そんな人が週に3回バレエのレッスンをやっているとしたらどうでしょう。
体のケアです。
50代以降の大人バレエ大人ダンサーは先ずは自分の体のケアを考える。
もうケアやメンテナンスなしでは続けられません。
そう言う年代です。
そして早めに休むことも考える。
疲れだと思って甘く見ていると、故障につながります。
疲れがたまったり痛みが出てきたら、一週間くらい休んでみる。
その間に睡眠時間を取り、ゆっくりお風呂に入って、ウォーキングや軽くストレッチをします。
痛みがあるようならアイシングや湿布だけでなく、病院や整体などでケアをする。
40代後半くらいからはケアと休みをとにかく頭の片隅に置いてレッスンして下さい。
そうしないと上手くなることも出来なくなります。
10年以上やっているのに、なかなかバレエやダンスが上手くならないのは何故か。
大人からバレエやダンスを始めて10年以上経っているのに、実はなかなか上手くならない。
そうとは言いたくないけど、もうひとつ踊りが進歩しない。
週に3回とか4回レッスンに行っているのに、いつも同じようなことを注意されてしまう。
自分としては気をつけてレッスンしているんだけれど、どうも同じことの繰り返しみたいになっている。
先生が言ってることは分かるんだけど、それが出来ないで苦労している。
いつになったら思うように踊れるようになるんだろう。
そんな風に思っている大人バレエなダンサーは意外に多いんじゃないでしょうか。
軸を感じて。
胸を上げて。
でも肋骨の下は締めて。
肩は下げて。
でも肘は下げないで。
ターンアウトは股関節から。
お尻はタックしない。
でもダックでもない。
一つ一つの注意は分かる。
でもそれを全部やろうとすると、どれかが抜けてしまう。
どうやれば全部出来る!?
そう。
そこがポイント。
どうやれば全部、ここです。
一つ一つに分けて考える。
だから難しくなってしまいます。
実は全部合わせてひとつのことです。
大人になって始めたバレエを言葉で解釈しようとします。
言葉は便利です。
胸を上げないとか上げるとか、部分を説明出来ます。
でも実は、バレエで胸を上げる時には他の部分はそれに繋がって追随して同時に一緒に動きます。
その他の部分も含めた全部を一緒にやらないといけない。
そこを全部別々に言葉にして別々にコントロールしようとするから出来なくなります。
そうは言ってもね。
だから、たまに(笑)先生に褒められた時、そうよ今のよ今の!と言われた時、ほら出来たじゃないと言われた時の「体の感覚」。
その時の体の感覚全部を感じて、それを再現しようとしてみて下さい。
部分部分だけでは捉えない。
自分全体を一つのものとしてイメージして、そのイメージを頭の中に思い描いてレッスをしてみるのも一つの方法です。
これは出来ないよな。
そう思うことってありますよね。
先生は出来ている。
でもだってそれは股関節が開いているからで、可動域が広いからで、子供の頃からやっているから。
だから出来ている。
でも私は体は硬いし、股関節は開いていないし、可動域は狭いし、それに大人から始めたし。
だから出来ない。
そんな風に心の奥底で思ってませんか?
もし心のどこかにそんな思いがあったら、体はその思いに辻褄を合わせようとします。
どんなにやっても出来ない自分で居ようとします。
そんな馬鹿な。
と思うでしょ。
いえいえそんなことないんです。
人の脳は整合性を取ろうとします。辻褄を合わせようとする。
そのために病気になることもある。
信じて下さい。
人の体は変わります。
大人から始めたって股関節は広がります。
20年間整体師としてダンサー見てきましたが、骨の形が問題で股関節が開かないという人は一人もいませんでした。
地道にストレッチをやっていれば、必ず開くようになりました。
もちろん当然ですが、個人差はあります。
すぐに出来るようになる人もたまにいますが、たいていは時間が掛かりました。
変化は月単位年単位です。
2年くらいかかって開脚が出来るようになった人もいました。
問題は信じることです。
先ずは信じる。
両親も硬かったし子供の頃から硬かった、というのは理由にはなりません。
両親はストレッチしていなかったかもしれないし、子供の頃から体を硬く使う子だったかもしれない。
使い方やストレッチが効率的でなかったかもしれない。
先ずは信じることから始めて下さい。
これは出来ないよなぁ。
そんなにずっと気をつけていられないよな。
レッスで注意してやっていても、すぐに忘れてしまう。
つい踊りに集中して気をつけられなくなる。
そう言う人もいます。
諦めが早い。
バレエの体の使い方は独特です。
普通、股関節を開いて爪先を外に向けて歩く人はいません。
異常です。
その異常なことをずっと継続しているのがバレエです。
だから普通に努力していても出来るようにはなりません。
そこに勘違いがある人がいます。
出来ている人を見ていると、普通にやっているように見える。
だから自分も普通に努力していれば出来るはず。
いやいや。
そうじゃないんです。
ターンアウトをレッスンの最初から最後までしながら、体を動かすのは尋常な努力では出来ません。
体が自動的にそのモードに入ってしまうような、スイッチが入ったら戻らないような。
それくらいまで練習します。
そうやって無意識でもターンアウトを続け、足先が伸び続けるような、体の感覚が身につくまでやります。
バーについて一番になったら、先ずはバーが終わるまでターンアウトをし続けます。
お尻や脚が大変になっても続けます。
プリエしながら、タンデュしながら、ロンドゥジャンプしながら続けます。
いちいち確認しながら。
途中で力を抜かないようにしながら。
続けます。
それをレッスン毎にしていかないと身につきません。
お尻がつりそうだとか脚がつるとか。
それでも続けないと身につきません。
ターンアウトし続けることや爪先を伸ばすことは、どこかで休むことが出来ません。
それは前提となっているからです。
だから指示が出るのは、ターンインだったりフレックスなんです。
指示がなければ前提としてターンアウトでポアントだからです。
10年以上やっていてなかなか上手くならない。
心当たりがあったら試して下さい。
見ているとこういう人が多いように思います。
調子が悪くなったら。 薬?病院?休む?
押さない揉まない体重をかけない指針整体とボキボキしないMETで、東京練馬と愛知名古屋で整体スクールをやっています。
てあて整体スクール・荒木です。
調子が悪くなったらどうするか?
病院に行って薬を休む、というのが先ず最初に考えることのようです。
確かに。
調子が悪いんだから病院に行く。
薬を飲んで横になる。
調子が戻ります。。。か?
調子が良くなりますか?
そこなんです。
対して良くならないことありませんか。
悪い調子が普通の調子に戻り始める感じ。
マイナス100がマイナス20くらいになる感じ。
マイナス20がプラマイゼロになるくらいになったら、日常に戻ろうとする感じ。
違いますかね。
どうもそんな印象を受けます。
確かに疲れが溜まったとか気分が優れないとか、それぞれの症状に対する薬はあるようです。
それぞれの症状が軽くなる。
症状を抑えるための薬ですから。
それは症状が減るだけで、調子が良くなっているのとは別問題だったりします。
心身の調子は戻っていない。
ただ悪い感じや症状が減っているだけ。
だからマイナス100が20くらいになるようにしか感じられない。
そんな風に思います。
ジャドウスリャイインダ!
はいそこです。
動きましょう。
体を動かします。
いやいや疲れてるんだから、調子が悪いんだから、動けないでしょう。
そうではありません。
疲れているから調子が悪いから動きます。
もちろん動けないほど疲れていたり調子が悪い時はそうは行きませんよ。
でも、なんとなく調子が悪いとか疲れが溜まっちゃってって時は動きましょう。
動くと関節や筋肉が伸び縮みします。
関節筋肉が動くと血流が良くなります。
血管は筋肉の中にありますから。
血液の流れが良くなると、血液に乗って疲労物質が流ます。
体を動かす細胞に酸素や栄養素が運ばれます。
疲れが抜けて細胞が活発に動くようになります。
それだけではありません。
軽く体を動かしていると、ストレスを感じるホルモンが減ります。
つまり爽やかになっちゃったりします。(勝手に。)
逆に幸せホルモンと呼ばれているホルモンが出たりします。
つまりなんとなく気分が良くなったりします。
問題はどれくらいの調子悪さくらいだったら動けば良いのか。
どれくらいの疲れや痛みだったら病院なのか。
ですね。
突然来た急な痛みや調子悪さは病院が良いですね。
でも、なんとなく少しずつ日に日に気がついたら、というような調子悪さだったら、先ずは動いてみることをお勧めします。
でもやりすぎは禁物。
土日が休みだったら、土曜の午前だけ軽く1時間くらいとか。
それくらいから始めましょう。
それでもダメだったら病院やドラッグストアを考えて下さい。