他の整体学校・整体スクールとの違い
こんにちは。
てあて整体スクールは東京と名古屋に教室のある整体学校です。
てあて整体スクールと他の整体学校や整体スクールの違いは何でしょう。
指針整体・マッスルエナジーテクニックという他にはない手技を教えている。
少人数。
院長一人が教えている。
院長が現役の整体師。
アレクサンダーテクニークを取り入れている。
姿勢と歩き方の授業がある。
ストレッチの授業がある。
卒業まで何度でも無料でリピート受講出来る。
触診に重点を置いている。
マッピングに重きを置いている。
数え上げるといろいろありました。
少人数なのは一人で教えているということもありますが、スクールの規模の問題もあります。
10人も20人も受け入れられない。
普通の家のような整体院でやっているからです。
現役整体師の院長が教えているのも、規模が小さいからということと関係しています。
スクールだけをやっている訳ではないので、先生を雇っていない。
その代わりに今も現場を持っている、患者さんを見ている整体師から学ぶことが出来る。
整体の技術は変わりませんが、受けに来る患者さんの状況は時代によって変化します。
18年前の開業当初と今では、患者さんの状況はずいぶん変わりました。
それを知って整体を学ぶことには大きな意味があると思っています。
授業の無料リピートは幾つかの学校でもやっていると負います。
そうなると、一番の違いは何か。
触診、歩き方や姿勢、アレクサンダーテクニーク、マッピングを取り入れているところだと思います。
どうしてこんなことをするのか。
触診は整体の手技ではありません。
歪みを整えたり、筋肉を柔らかくしたり、痛みを取るものではありません。
触診は一般的には歪みを整える手技の前段階として、どんな風に歪んでいるのかを鑑別するために行います。
これが実はすぐには出来ない。
すぐには出来ないけれど、やっていることは簡単です。
超簡単。
ただ触れているだけですから。
ところが触診で歪みや状態が分からなければ、歪みを整えられない。
どんな風に歪んでいるかが分からなければ、整える方向や強さが分からないからです。
姿勢と歩き方、アレクサンダーテクニークやマッピングは、患者さんだけでなく自分の見方や捉え方について学んでいます。
人の体は筋肉や骨格でできているので、普通はこんな風に動くということがあります。
生理的にはこれが正しい。
でもその生理的に正しいことが出来ないから痛みになったり症状に繋がったりします。
そんな時、触診と同じでどんな風になっているかが分からなければ、アドバイスすることが出来ません。
だから見方や捉え方を学びます。
ちょっとざっくりしていて分かりにくい説明で申し訳ないですが、そういうことです。
整体師としての視点を創るような意味合いがあります。
そこが他の整体学校や整体スクールとの一番の違いだろうと思います。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nifty.com
03-3922-7230
いわゆる一つの人生の悦び
4月18日(土)に神楽坂セッションハウスで舞台に出ます。
シアター21フェスという公募公演で、以前にも数回出演したことがありますが、今回はダンス仲間のおじさん二人で出ることにしました。
そのリハーサルが今日から始まりました。
いわゆる一つの人生の悦びだわな。
やっていることと言えば、10分間をどうするか。
始まりはどうする。
途中はどうする。
最後はどうする。
始まったら二人の関係はどうする。
ではどんな動きから始まる?
踊るの?
いや踊らなくても。
とは言え踊り的なことが30秒くらいは。
なんてこと。
一般的には意味のないこと。
10分を人前でどうするか。
表現しようとしていることは何か。
これ面白いよね。
面白いと思う。
いいんですかね。
いいんじゃないですか。
みたいな。
以外に半分くらいまで構成は出来たようなイメージ。
面白い。
というか楽しい。
何なんでしょうね。
いつも思います。
仕事の時間削って。
わざわざ場所とって合って。
人のためとか人類のためとか全然ないことを。
しかも儲からないのに。
全然儲からないのに。
体も疲れちゃうのに。
翌日に残るのに。
やってる。
それはやっぱりいわゆるひとつの人生の悦びだから。
でしょうね。
カラダの時代
名古屋の生徒さんが持っていた解剖学の参考書です。
数年前に自分でも購入して、一時期はスクールで読書会をしたりしていました。
読みやすく馴染みやすい本です。
解剖学の入門書としては良いのではと思います。
それにしても、帯を見て驚きました。
80万部突破
シリーズとありますけど、80万部突破はすごい。
最初にこの本を見つけたのは、私鉄の小さな駅の改札前にある本当に小さな街の書店でした。
その入口すぐ目の前の平台に平積みされていました。
解剖学の本が街の本屋さんの店頭に平積みです。
ナンデナンダ。
と思った記憶があります。
普通の本屋さんの一番売れると思われる場所に、平積みされているなんてどうして。
読みやすいとは言え解剖学の本なのに。
でも、やっぱり売れていたんですね。
その時は15万部突破と書いてありました。
詳しくはないですが、一般に書籍は1万部売れればベストセラーに入ると聞いたことがあります。
それが10万部を超え100万部に迫ろうという勢いです。
どうしてでしょう。
解剖学の本がです。
身体論が少し話題になっているという印象があります。
身体論というとちょっと大げさですけど、カラダについてのことを知りたいと思う人が増えているように思います。
カラダと言っても純粋に身体だけのことではなく、心と体の関係だったりも含まれます。
ダイエットも美脚も美尻もボディラインを創ることも。
瞑想やマインドフルネスも。
ヨガもピラティスも。
24時間フィットネスも30分フィットネスも。
カラダから離れ過ぎたんじゃないかなと思います。
カラダを使わなさ過ぎるので分からなくなってしまった。
だから頭ではなく体がカラダを知りたいと思うようになって来たような気がする。
そういう意味ではカラダの時代だと思います。
良いことです。
東京の整体学校といえば「てあて整体スクール」
そういう意味でも頑張ります。
てあて整体スクール
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芝浜
毎月、名古屋に仕事に行くのに、このところ高速バスで行く事が多い。
最近になって落語を聴くようになりました。
もう半世紀近くも前、実家にいた頃にはテレビでよく落語を見ていました。
柳家小さん
三遊亭圓生
こういう方々はどうしても敬称をつけられない。
どうしてか自分と同じ人間とは思えない。
小さんは小さん。
圓生は圓生。
噺家だ。
少し若くなると、柳家小三治、桂枝雀、立川談志、古今亭志ん朝。
林家三平、三遊亭円楽。
三平さんは三平さんで、小さん師匠と同じくらいなのか違うのか。
噺は聞いた事ないけど、柳亭痴楽、桂文治、桂米朝。
で金髪豚野郎の年代が思い浮かんでくる。
失礼、昔は天才子供落語家って触れ込みだったか。
年代はばらばら。
でもいろいろな噺家さんを思い出す。
好きだったのは小さん師匠。
子供には面白かったんだと思う。
寿限無をやったりタコ入道やったり。
少し大人になって、何の話だったか小さん師匠の関西弁が出てくる噺があった。
これを聞いて凄まじい技術・話術の持ち主だと知った。
人間国宝になるんだから当たり前か。
もう30年も前だけど、池袋から目白に向かう途中の小料理屋さんに行っていた折、毎回小さん師匠が居たのを思い出す。
カウンターに斜めに座って無言でお猪口を飲み干すと、ひょいと差し出す。
隣の奥さんと思しき女性がお銚子から日本酒を注ぐ。
すぐ後ろで飲んでいたが、とにかく声をかけるような雰囲気ではなかった。
人を寄せ付けない何かをまとっていたような印象だった。
怖い印象ではないけど、静かにプライベートを過ごしておられた様子。
たぶん毎晩のように食事がてら飲みに来ているのではないか。
でも会えて本当に嬉しかった。
圓生は面白いんだけど、なんだか怖い顔したおじさんが話すもんだから、ちょっと不思議な気分になった記憶もある。
少し後になると枝雀が圧倒的に面白かった。
落語というよりはエンタテイメント。
だったんだろうと思う。
今回、名古屋から帰ってくる道すがら、談志と志ん朝の芝浜を聴き比べた。
好きなのはずっと談志だった。
志ん朝はなよなよしていてどうもはっきりしない、と思っていた。
もう何十年も前の子供の頃の印象だ。
その分、談志ははっきりしていてくっきりしているような印象。
でも、聞いてみるとどちらも良かった。
当たり前か。
志ん朝もいいねと思いましたね。
談志とは熊公とおっかあの関係が違う。
それぞれに設定を変えているのがよく分かる。
それぞれが表現したいものが違うんだろう。
落語をたまに聴くようになって、表現や面白さの質が随分人によって違うもんだと思いました。
談志は何となくドキュメンタリーを見ているような、時に劇中劇があったり解説があったり。
志ん朝はホームドラマというか良くできた商業演劇みたいな。
ま、面白ければなんでも良いか。
そういえば先日は小三治さんの何かを聞いた。
病気で入院した後で、ずいぶん適当なことやっていた。
あれが出来るようになったら噺家としては向かうところ敵なしですな。
だって高座に上がって座ってお茶飲むだけで面白いんだから。
小三治は高校生の頃にミッドナイト東海で、深夜にラジヲ番組をやっていた。
受験の頃で良く聞いた記憶があります。
ま、いいか。
たまにこんな話も。
猫背はどこの筋肉を鍛えれば良いのか。
てあて整体スクールの症例別の授業でした。
今日はO脚や足首の痛みなどの話をした後に、猫背について話をしました。
猫背はやっぱり背中の筋肉を鍛えると良いんですか?
前と後ろの筋肉のバランスが悪くて、どちらかが弱いから猫背になるんでしょうか?
そんな質問がありました。
腰痛もそうですが、どこかの筋力が弱いから痛みが出たり、姿勢が悪くなったりしているという風には捉えていません。
鍛えるよりもストレッチの方が大切だと考えています。
どうして鍛えるのではなくストレッチなのか。
猫背の時に背筋(広背筋、僧帽筋等)を鍛えるというのは、筋肉が弱いために背中を立てていることが出来ず、それが原因で背中が丸くなり、肩が前に出てしまった状態、と考えているんだろうと思います。
違います。
簡単に断定は出来ませんが、多くの場合は違うと考えています。
例えば筋肉を鍛えたとしても、その筋肉を使わなければ姿勢は維持出来ません。
強い筋肉があったとしても、力が入っていなければ、背中は丸くなる可能性がある。
今持っている筋肉を使っていないから姿勢がうまく維持できていないと考えます。
哺乳類は四足で生活しています。
それが人間は直立二足歩行になりました。
四足であれば四本の足を支えに、背中側の背骨だけで姿勢は作れます。
でも二本足で立つと、背中側には背骨がありますが、腹には骨がありません。
背中側は固くて、腹側は柔らかい。
そんな印象があるんだろうと思います。
上手く脚の上に骨盤が乗り、上手く骨盤の上に緩やかにカーブのある背骨が乗り、上手く背骨の上に頭が乗っていれば、前後のバランスは取れます。
その上で姿勢を保つための必要最小限の筋肉の緊張や筋膜の緊張があれば、筋力はさほど必要ではない。
と考えます。
そうでなければ、立っているだけで力を使うことになってしまいますから。
猫背の人は体の前側を縮めて生活しています。
体の前側の筋肉は、どちらかと言えば短縮して固くなっている。
長期間そんな状態が続いて、体の前側が伸びにくくなっていると、バランス良く姿勢を作りにくくなってしまいます。
先ずはストレッチというのは、そういうことから言っています。
同じようなことが腰痛にも言えます。
どこかが弱いから痛みが出たり姿勢が悪くなっていると思う気持ちは分かります。
でも筋力よりも体の部分部分の柔らかさ、バランスの取り方、体の使い方が問題です。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
03-3922-7230
仕組みを知りたい
整体スクールの授業見学に来た人には、アンケートに答えてもらっています。
見学に来て聞いてみたい事は何ですか?
アンケートの中にそんな質問があります。
仕組み
アンケートにはそう書かれていました。
仕組みって何ですか?と聞くと、体の仕組みやどうして痛みが取れるかなどの仕組みが知りたい、との事でした。
それはスクールに入学されれば、授業の中で話をしますけどね、今日一日ではなかなか厳しいですね(笑)と答えました。
とは言え、仕組みを知りたい、と言うのは凄く基本的な疑問ですね。
体のつながりの事や、痛みの事、原因をどうやって考えていくかなど、授業の中で話をしました。
例えば関節の事です。
写真に写っているのは、膝関節の模式図と、もっともっと簡略化した膝と肘の関節と足と手の関係についての模式図です。
一番右が膝と足で、そのすぐ左が肘と手です。
膝の関節は太ももの骨(大腿骨)とスネの骨(脛骨)の二本の骨で出来ています。
これに対し肘の関節は上腕の骨(上腕骨)と肘から先の二本の骨(橈骨と尺骨)の三本で出来ています。
それが何?
ってなると終わりますね。
膝は二本の骨の関係だけで動くので単純です。
膝を伸ばした時には、膝と爪先の位置関係は変わりません。
足を床につけて膝を伸ばすと、膝は前を向いたままです。
ところが肘は三本の骨の関係で動きます。
上腕の骨と小指側の骨(尺骨)は太ももの骨とスネの骨の関係と同じですが、小指側の骨に対して親指側の骨が動きます。
手を床につけて肘を伸ばしても、肘は前を向いたり内側を向いたり動かす事が出来る。
考えてみると不思議ですね。
でもこんな風に違う。
この動きが痛みや不調の原因になる事があります。
そのために解剖学を勉強したりします。
そんな話です。
てあて整体スクールの授業ではこんな話をいつもしています。
腰痛だったらここを揉め!では、いろいろな患者さんに対応出来ません。
自分で考えられる頭を持ってもらいたいと思います。
見学受け付けてますよ。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
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整体スクール入学
昨年12月と今月に整体スクールの見学に来た方が数名いらっしゃいました。
ほとんど全員が入りたいと仰っています。
ただ。。。
と続きます。
どうしても処理しなければいけない問題がある。
生活を安定させなければいけない。
周りに話をしないと始められない。
スケジュールが整い次第始めたい。
と仰います。
他にも。
皆さん始めたい。
始めたいが、のっぴきならない、不可抗力の、自分ではどうしようもない、問題があり、それを何とかしてから始める。
そう仰います。
それなら仕方がない。
と思わない方が良いと思います。
15年もスクールをやっていると、どういう人が入学し、どういう人が入学しないのか分かります。
始めたいが、のっぴきならない、不可抗力の、自分ではどうしようもない、問題は、即座に解決して始めないと、入学出来なくなってしまいます。
いや、脅している訳ではありません。
入学して欲しいから言っている訳でもありません。
何故かそういうものなんです。
それでも仕方ないや、それなら入学しなくても仕方がない。
そう思われるのなら、それで良いと思います。
それくらいのつもりだと、卒業も出来ないかもしれません。
整体師になっても開業したり、就職したりする時に、またまた、のっぴきならない、不可抗力の、、自分ではどうしようもない問題が出てきたりします。
それはひょっとして考え方の癖や習慣であったり、行動の癖や習慣であったりします。
上手くいかない方法を選んでしまう。
行動を起こさない方、現状を変えない方を選んでしまう。
幸運の女神には前髪しかない。
と言うのはよく聞く言葉です。
タイミングを外すと良い事はありません。
あくまでもそれでもまあイイかと言うのなら、オススメはしません。
てあて整体スクール
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てあて整体スクール 1月の見学日
てあて整体スクールは練馬区大泉学園と名古屋市千種に教室のある整体学校です。
指針整体とマッスルエナジーテクニック(MET)という手技を教えています。
整体にも多くの考え方や手技がありますが、指針整体とMETは少し変わった手技です。
指針整体は押さない揉まない体重をかけない、そして『引く』刺激を入れていく整体です。
全身をうつ伏せだけでなく仰向けの状態でも刺激を入れていきます。
刺激は主に親指でするので、指圧のように見えますが、やっていることも受けた印象も効果も全く違うものです。
強い力を使わないので、揉み返しのようなものがなく、うけ終わると体が軽く動きやすくなります。
また、体に負担なく全身の血流が良くなるので、翌朝起きると更に体が軽くなっています。
マッスルエナジーテクニックも力を使いません。
ボキボキ調整することもなく、強く押したり捻ったりすることもありません。
ファシリテーションテクニックといって、患者さんの力を利用して骨格のズレや筋肉の硬さを柔らかくします。
どちらも力を使わないので、患者さんが安心して受けられ、やっている整体師も疲れることがありません。
現代人は体を使わなくなりました。
体を使わないでも移動したり連絡したり出来るほどに社会は発達しました。
おかげで楽になりましたが、体は強くはなっていませんし、体の感覚も鋭くはなっていません。
そんな現代人に軽い力で全身を調整し、楽になってもらえる方法を指導しているのが、てあて整体スクールです。
力を使わないでも、安心して開業できる技術を身につけて下さい。
開業のためのノウハウも指導しています。
整体の手技だけでなく、解剖学やマッピング(体の地図)や姿勢と歩き方やストレッチなど、患者さんを診るために必要な考え方や捉え方や見方の勉強もします。
ただ揉むだけが整体ではありません。
患者さんの体の調整が出来て、どんな状態かを説明出来る。
ストレッチや姿勢のアドバイスもできる整体師になって下さい。
スクールの見学を受け付けています。
授業は無料で体験することが出来ます。
どうなのかなぁと思ったら連絡下さい。
どんな質問にも答えます。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20-2F
teate@nifty.com
03-3922-7230
※1月の見学日
東京校 25、26、27日
名古屋教室 21、22,23,24日
自宅サロンで困ること
自宅でサロンを始めるのってどうなの!?
このところ整体やセラピーに限らず、自宅でサロンを始める人が増えています。
賃料がかからないし、子供や旦那さんのこともあるという女性が多いようです。
派遣や契約で仕事をしている人の場合は、休みの日や自分で都合が付けられるタイミングで出来るので、手軽に始められるということでしょう。
とは言え、困ることもあります。
第一は部屋です。
サロンとして使う部屋をどうするか。
完全にサロンとして使う部屋をつくるのか、普段は別のことに使う部屋をサロンとして使えるようにするのか。
整体や何らかのセラピーの場合は、普段別のことに使っている部屋は難しいかもしれません。
例えば書斎的な部屋なら可能かもしれませんけど、最近は書斎って部屋はないですよね。
物置のようになっている部屋も落ち着きません。
居間では騒がしいし、やっぱり何らか施術をするようなものの場合は、それ用の部屋が必要だろうと思います。
それ用の部屋が用意出来ない場合は、サロンとして使うときだけ見え方を変えます。
日常が見えすぎるものを別の部屋に移動するとか、大きな布をかけるとか。
整体やセラピーでなければ、専用の部屋を作らなくても大丈夫なことがあります。
コーナーのような場所でも良いし、ひょっとして居間で出来ることもあるかもしれません。
次に気になるのは、宣伝の時の住所です。
自宅の住所をホームページやSNSなどに載せるのは良くありません。
誰が見ているか分かりませんから。
自宅開業する場合、住所は所番地は載せないのが基本だと思います。
予約が決まった時に相手にお知らせすることになります。
看板などをどうするかという問題もあります。
自宅前に看板が出せれば良いですが、そうはいかない場合もあります。
その場合は小さな表札のようなものだけだすことになります。
誰でも来られるようにするかどうかの問題もあります。
女性の場合、女性専用にする方が安心です。
整体やセラピーやサロンの内容にもよりますが、自宅サロンに来てくれるのは、やはり女性が多いと思われます。
整体などの場合は、患者さん(お客さん)の割合は7:3で女性が多く来ています。
男性が多い整体院もありますが、やはり体のことを考えているのは女性が多いようです。
また女性専用でも紹介の場合は男性もOKなどにすることもできます。
女性専用にすると、サロンに来る女性が安心ということもあります。
来院される方を限定するのは気になる(来院数が減る?)という方もいますが、女性専用の場合は気にすることはありません。
男性でも女性でも構わないという場合でも、同居人が反対することもあるので、同居人との相談は事前に必要だと思います。
同居人がいる場合は、そもそも自宅でサロンをすることに反対かどうかも確認が必要です。
自宅サロンに誰かが来ている時、同居人は静かにしている必要があります。
時間帯や営業日なども合わせて話をすると良いでしょう。
最初にも書きましたが、自宅サロンは賃料がかからないこと、移動時間がないこと、すぐに日常に戻れること、空いている時間を利用できること、などから何かを始める時の最初には良いと思います。
平日の子供がいない時間帯だけとか、休日だけとか。
始められる時から始めて経験を積む。
その上でカルテが溜まり経験が増えてきたら、外の物件を借りることを考える。
外の物件が大変なら、レンタルサロンを借りて始めてみる。
そんな風に少しずつ進んでいける可能性もあります。
頑張りましょう。
てあて整体スクールでは生徒さんや卒業生の、個別の開業相談を受けています。(もちろん無料)
開業講座も必要な人が居る時には、授業とは他に無料で行っています。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20-2F (1月授業 1/21-24)
teate@nifty.com
03-3922-7230
触診は分かろう思わなければ分からない。
触診をしていても分からないという人がいます。
いくら触れても分からない。
ズレくらいは分かるが、他には何が分かるのか分からないようです。
たぶん、ズレ以外のことを分かろうと思って触れていないんだろうと思います。
触診は分かろうと思って触れないと分かるようにはなりません。
何かを分かろうと思って触れていると、それが少しずつぼんやりと分かってくるようになります。
最初は???みたいな感じですが、そのうちボンヤリと何かがあることが分かり、だんだんと解像度が上がって行きます。
ただし、分かろうと思って触れているということが前提です。
ただ触れているだけだとどんなに長い期間触れていても分かるようにはなりません。
以前、整体学校時代の同期と話をしたことがあります。
10年くらい揉みほぐし系のサロンで働いていたその人は、触診は一度もしたことがありませんでした。
彼は触診なんて何も分からないと言っていました。
必要性を感じていないのかもしれません。
ズレだけでなく様々なことを触診で分かろうと思って触れていないので、分からないままでいるんだろうと思います。
能力の問題ではありません。
分かろうと思っていないんだから分からないだけです。
触診て何が分かるんですか?と聞かれることがあります。
何だって分かる可能性があると思いますが、そんな風には答えません。
・関節のズレ(歪み)
・関節の動きの悪さ良さ
・筋肉の温度の違い
・筋肉や皮膚の張り
・張りの種類の違い
・筋肉や皮膚の硬さ
・硬さの種類の違い
・筋膜の硬さ
・血流
なんかが分かると思うと答えます。
これくらいはすぐに分かるようになります。
最低限これくらい分かっていないと整体や施術には使えません。
こんなに!?と思う人が居るかもしれませんが、そんなに難しいことではありません。
試しにやってみると良いです。
毎日、誰かの背中に手の平を置いて滑らせてみて下さい。
1ヶ月もやっていれば、上に書いたことくらいは分かるようになります。
なんとなく、他にも分かるようになるかもしれません。
相手の性格だったりとか、今の状態だったりとか。
でもやっぱり分からないという人がいます。
そういう人は先ず「分からないと言わないこと」が大切になってきます。
分からないということは、判定をしないということです。
歪んでいるのかいないのか判定をしない(出来ないと本人は思っている)。
そうすると、そこから先に進みません。
判定をしないので、間違うこともない。
間違うことがないというのは、実は失敗を回避している可能性もあります。
分からないと言っていると、失敗しない状態が続きます。
ちょっと意地悪な言い方をすれば、安心してます。
失敗しないんだから。
だから先ず分からないと言わない。
どうなっているか決めることにします。
間違っているかもしれないし合っているかもしれません。
そんなのどうでも良いことです。
触診の練習をしているんですから。
正解なんて練習中には必要がない。
練習して正解出来るようになれば良いだけです。
そのために決める。
判定することです。
判定する時には言葉にするのが一般的です。
右に曲がっている、左に曲がっている。
言葉にすると現実になります。
間違ったり正解だったりします。
さっきも書きましたが、それはどうでも良いことです。
触診をして判定をすることが出来た。
ここがポイントです。
でも、言葉にするのが苦手な人がいます。
感覚を言葉にするのは実は難しいことです。
そんな時は言葉ではなく、映像や感覚にするのでも大丈夫です。
これはこんな感じになっている(映像イメージ)、こんな感覚がする(感覚イメージ)です。
言葉に出来なくても分かっていれば先ずは良い。
分からないままにしないことです。
そして、そのうちに映像や感覚を言葉に置き換える練習をする。
映像や感覚は例え話が良いかもしれません。
何かに例える。
蒸したばかりの肉まんみたい、柔らかい粘土、低反発まくら、ウォーターベッドなどなど
なんでも構いません。
そしてそれを、受けてと共有してみます。
こんな感じがしたんだけど、どうだろう。
そのうち共感してくれるようになると思います。
自分が思っていることが相手にも通じるようになる。
そうするともう触診で分かることが出来たということになります。
分かろうと思って触れて下さい。
分かったことを言葉にして下さい。
面白いと思います。