7月のこれから
あっと思ったら7月。
どうですか今年は。
なんだか4月5月がなくなってしまったような。
春はどこに行ったって感じがしています。
6月の経費のまとめをしていたら、4月5月の交通費がゼロだったことに気が付きました。
一応、毎月仕事で使った経費をまとめて一覧表を作っています。
で、経理ソフトに入力しているんですが、今年はソフトの入替をすることになっていて、今のところ経費を月別にまとめているだけ。
エクセルで表を作って、何に幾らかかったかは分かるようにしています。
それにしてもゼロ。
交通費がゼロなんて開業以来初めてです。
ま、自分だけではなく皆がそうなんでしょうけど。
この間にいろいろと考えました。
いや正確には考えたというより、自分の体感というか体が感じていることを、頭の中で言葉にしてみて、その言葉にしたことからいろいろと考えたってことでしょうか。
何だか分かりませんね。
整体スクールの授業を見直そうと思ったんです。
どこをどう見直そうと思ったかは分からなかったんですが、これはそろそろ変え時のような気がしました。
患者さんや生徒さんと会わない時間があったので、今まで心のどこかに眠ってたことが表に出てきたのかもしれません。
何となく実態とかけ離れている。
少しでも実態に合わせないと。
まあそんな感じです。
でもこれが意外に難しい。
受講期間のことが気になりました。
調べると約2年くらい在籍している。
じゃあ最初から2年のカリキュラムにするか?
いやそれは難しい。
そんな長い期間をイメージして入学を検討する人は少ないだろう。
じゃ1年位をめどに考えるか。
でも1年にすると今の二倍だから、授業料も二倍になるのか?
百万円超えの授業料に今の時期にしたらどうなるのか。
でも、1年位のスパンで指導が出来れば、面白いことになりそうだ。
とは言えタイミングはいつにする。
1年にしても毎月入学は出来るのか?
みたいなことが、意識の上には上らなくても、心のどこかにあったんだろうと思います。
それを上のように意識に上らせ言葉にして、実際にカリキュラムを組んでみて。
授業料の検討もしてみて。
何とか形になりそうです。
そしてこういう時は、先に発表してしまう。
自分の悪いところは、考え過ぎて行動が後手後手になってしまうことがあるところです。
勇み足かと思うくらいのところで、ブログに書き始めました。
そうやって後戻りは出来ないように仕向けています。
なんか仕事の話になりました。
4月はレッスンもなかったので、仕事場でストレッチとトレーニングをしてました。
ちょうどストレッチ動画をSNSに上げ始めていたので、それの撮影もしたりしていました。
5月はオンラインでダンスレッスンを受けました。
自分でもオンライン講座をやりましたが、これは意外にアレですね。
良い部分もありますが、やっぱりいまいちな部分が多い。
付け焼刃でやってしまったので、応急措置としては仕方がないけど、継続するならオンラインに特化したものを作らない限り長続きはしないと思います。
ダンスのオンラインレッスンは少し汗も出るし、動いていなかったのが動けるのでスッキリはしますが、逆にいつものように大きく動けないストレスが微妙に出て来たりしました。
それは6月に入ってスタジオでのレッスンが再開されてよく分かりました。
明日から7月です。
どんな夏になるんでしょう。
ウィズマスクの夏なんでしょうか。
それも良いけど、新しい何かが待っているような気がします。
コロナは人と人の間に距離を作る生活をもたらしました。
これがいつまで続くのかは分かりませんが、少なくとも年内くらいは続くんでしょう。
その後、薬が出来、ワクチンが開発されたとしたら、去年までと全く同じ日常が戻ってくるんでしょうか。
戻ったとしても、人の心の中に何かを残しているんじゃないかと思ったりします。
それが何かは分かりません。
人と人との距離の捉え方が変わるかもしれません。
距離があっても大丈夫なのか、距離はやはり辛いものなのか。
仕事についても色々と考えるところが出てくるかもしれません。
今回、生活必需以外のものは全て自粛対象となったと思います。
では生活必需以外のものの必要性はどこにあるのか。
自分の仕事は生きていく上でどんな対象になっているのか。
仕事とは別に、自分はどんなものにお金を使うのか。
また、ビジネスを考える上でも変化が起きるだろうと思います。
国や個人に対する考えも変わるかもしれない。
でも、全然変わらないこともあるかもしれない。
面白い時代になるんじゃないかな。
皆、いろいろなことを考えたんだから。
いつもなら考えなくても良いことを考えたってことは、それだけ自分が変化したってことでしょう。
ところで4月の人口動態統計速報 >>> が出ていました。
死亡数を昨年と比べると、若干増えているだけで大きく昨年からかけ離れているということはありませんでした。
新型コロナウィルス感染症で亡くなった方の数が少なく発表されているのではと、憶測が飛び交っていましたが、実際には発表された数に大きな間違いはないだろうと思えるような数値でした。(新型コロナで亡くなった方を、別の死因で計上されているのではという声がありましたが、全体の数値が大きく増えていないので、それを含めても大きな差はなかったんだろうと思われます。)
面白かったのは、(いや面白くないのか)離婚数が1・2・3月と昨年並みだったのに、4月になって120%くらに増えているところですね。
一緒に家にいる時間が長くなると、離婚する人が増えるのかしら。
ちょっと悲しい現実のような気がします。
明日から7月です。
いろいろと頑張ります。
授業料の値上げについて
こんにちは。
てあて整体スクール・荒木です。
このところ何度か書いていたスクールのカリキュラムなどについて、概要が固まって来ました。
今週中にも新たな募集要項を発表したいと思いますが、今回は授業料について少し書きます。
授業料は値上げします。
カリキュラムなどの見直しを行っていて、基本受講期間を1年とすることにしました。
今までは半年を基本としたカリキュラムだったので、期間が二倍になります。
とは言えここ数年の在籍期間は2年でしたので、受講期間が二倍になることはないと思います。
逆に1年コースのつもりで指導をしますので、2年よりは短い期間で卒業出来るのではないかと思っています。
とは言え基本の期間が延びますので、授業料は上がることになります。
単純に二倍にすることはしませんが、ある程度の値上げになることは決めました。
替わりに一括払いの場合に値引き出来るようにしようと思っています。
また、2020年の年内に入学される方については、卒業は1年以上先になりますが、授業料は現行のまま据え置きにする予定です。
7月以降年内に入学の方は、授業料は現行のままで、受講期間は1年になります。
2021年になってから入学される方は、新しい授業料が適用されることになります。
もし、入学をお考えの方は、年内にされるてはどうかと思います。
まだ半年ありますから、少し考えて見学などして検討下さい。
詳しい内容は明日以降にお知らせします。
授業内容はあまり変更がありません。
ただ授業時間が変わります。
指針整体と骨格調整の授業時間がかなり増えます。
アレクサンダーテクニークの授業が少し増えます。
「姿勢と歩き方」の授業がなくなり、替わりに「触診」と「カラダの地図」の授業が出来ます。
「姿勢と歩き方」の内容は「カラダの地図」の授業で説明します。」
また、2月と8月をお休みにします。
冬休みと夏休みです。
セミナーや課題を出す月にすると思いますが、他にも少し意図があってそうすることにしました。
宜しくお願いします。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
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NHK柏でのアレクサンダーテクニーク 継続します。
昨日はNHK文化センター柏教室でアレクサンダーテクニークのグループレッスンでした。
参加者は5名。
当初8名の申込でしたが、雨だったからかいらっしゃらない方がいました。
内容はアレクサンダーテクニークの紹介と、ハンズオンワーク、姿勢を整える時の自分の在り方のようなことをやりました。
少し広い教室を用意して頂いて、広々とした中でレッスンでした。
ハンズオンワークという手で触れるワークがありますが、一人一人終わるごとに手をアルコール消毒して行いました。
また、生徒さんとは正面にはならず、マスクをしたまま横からだったり斜め後ろから話しかけていました。
少し気になるかと思っていましたが、殆ど気にならずにレッスンを進められました。
昨日もボディマッピング(カラダの地図)のことを少し話をしましたが、来月からの講座でもこれをやろうということになりました。
ちょうど先月上梓した本を使って、姿勢や体の使い方について、カラダの中身がどうなっているかを確認するところから始めるようなクラスにしようと思っています。
書籍代金分は受講料を安くしてもらうことにしたので、受講すると本が手に入り、講座が終わっても読み返したり確認したり出来るのかと思っています。
これから、内容を少し詰めて、連絡することになります。
募集が始まったらまた告知します。
NHK文化センター柏教室はJR常磐線柏駅すぐ隣、徒歩でも3分くらいの場所にあります。
7月から9月までやった後はどうなるのか、さすがにそこまでは話していませんが、継続もあるのかなと少し思っています。
※ 「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える! (さくら舎刊)全国書店、アマゾンなど通販でも購入出来ます。
アマゾンの「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!」のページ >>>
久しぶりのNHK文化センター
明日はNHK文化センター柏教室でアレクサンダーテクニークのグループレッスンです。
昨年9月末まで光が丘教室で毎月レッスンをしていましたが、教室の閉鎖に伴ってクラスもなくなりました。
光が丘の生徒さんたちは今は整体スクールに来て頂いて、月に一回レッスンを行っています。
これとは別に柏教室さんからもお声をかけて頂いて、クラスをすることになりました。
最初の予定では4月から月一回の3回コースの予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の影響で4月5月がなくなり、結局6月一回になってしまいました。
その最初で最後の一回が明日、6月28日(日)10:00からあります。
3回コースを予定していたので、3回で完結する内容を考えていましたが、一回になってしまったので少し内容を変えて行う予定です。
アレクサンダーテクニークの紹介のような話を少しして、体感してもらうこと自分を観察すること、そして自分の姿勢を考えたり見たりするときに出来ることなどをやろうと思います。
2時間しかないので消化不良にならないようにしたいと思います。
来月以降はどうなるのか。
柏教室さんからは事前に次の話も頂きましたが、参加される方の状態を見て考えたいと思っています。
出来れば5月に上梓した「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊)」を使って出来るようなレッスン内容にしたいと思っていますが、どうなるのかは分かりません。
しかし、ありがたいことです。
こんな状況下、お声をかけて頂けるのは光栄です。
出来るだけのことをしたいと思います。
※「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊) >>>
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ダンスフォーラム アキオキムラ先生とエクササイズ
先日、北浦和にあるダンスフォーラムにおじゃまして、アキオキムラ先生のダンス・エクササイズを体験して来ました。
荒木が35年ほど前にダンスを始めた時、同じスタジオグループにいたアキオさんは雲の上の人でした。
ジュンキョウヤ先生(後のエムザブロウ先生)の教え子のうちの数人だけが、カンパニーメンバーとして舞台に出たり指導をしていたりしていました。
後にアキオさんは独立し遠藤彩子さんとスタジオを持ちますが、そのスタジオがダンスフォーラム。
何度か舞台を拝見しました。
そして現在も多くの後進を育てていらっしゃいます。
そんなアキオさんからメールを頂きました。
「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!」を読んだところ、アキオさんが考えていることと共通することがあり、その考えていることを具体化して30年ほど伝えているエクササイズを見てくれないかとのことでした。
もちろん!
アキオさんが読んでくれるなんて思ってもみなかったし、憧れのダンサーでもあった方からのお誘いでしたので、すぐに返事をしてスタジオに伺うことにしました。
着くなりエクササイズやるけど一緒にやる?と聞かれ、それならとスタジオで一緒にエクササイズをさせてもらいました。
筋膜を意識したエクササイズになっている。
というのが最初の印象でした。
それを言葉ではなく体の使い方や意識の仕方で体に教えるような方法です。
筋膜を上手くストレッチしたり、動かしたり、つなげたりするために、体の中心(芯)を意識させて使ったり。
肩や腕や頭などの重さを意識させたりしているようでした。
バランストレーニングもバランスを取るよりは、立つこととストレッチを組み合わせたり、ストレッチと関節の動きを組み合わせたりしているようでした。
バレエのバーレッスンだと体の周りの大きな筋肉を使いがちになるところや、ジャズダンスのエクササイズだと筋肉運動になりがちなところを、関節を動かすことと筋膜を意識させることでクリアしているようでした。
筋膜を意識してねとか、筋膜のつながり全体を伸ばすとか、脱力してとか、そんな風に直接言葉がけをしたり注意やアドバイスするのは簡単です。
でも直接的な注意だと出来ないことが殆どです。
それを別の言葉を使いながらやっている。
脱力して下さいねとは言わずに、脱力させたまま動くのって、言葉で言うのとは裏腹にとても難しいことなんです。
それをすんなりやっている印象でした。
本人は別のことを考えて、指示したり言葉がけをしたりしているみたいでしたけど。
1時間くらい動いて終わってみると、関節という関節の隙間が広がり、筋膜がストレッチされて、とても動きやすくなっているのが分かりました。
終わってそんな話を少しさせてもらうと、へ~そうなんだぁとうなずいて頂きました。
関節や筋肉に着目したエクササイズは沢山あると思いますが、筋膜が気持ちよくストレッチされるようになったエクササイズは初めてだったと思います。
コンテンポラリーダンスのフロアエクササイズとはまた違った伸び方も面白いと思いました。
ありがとうございました。
終わった後の二人の写真を貼っておきます。
どうみても普通のおじさん二人。
これが動けるんですよね。(笑)
面白いです。
ダンスフォーラム
埼玉県さいたま市浦和区元町2-22-12048-877-6885
月曜日~土曜日 9:00~20:00
HP : https://www.danceforum.jp/
※「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊) 全国書店・アマゾンなど通販で発売中 >>>
出版記念 踊る人のための「カラダの地図」オンライン講座
「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!」出版記念企画第二弾。
踊る人のための「カラダの地図」 オンライン講座
開催します。
もともとこの本の題材は「カラダの座学」という講座名でダンサー向けに行って来たものをベースにしています。
ピルエットやシェネの時の首の付け方。
プリエの時の動き。
引き上げの時のイメージ。
腕の使い方(ぽーるどぶら)について。
などなど。
カラダの地図(簡単な解剖学)の知識を持っていることや、それを体感していることが、自分の動きを楽に自然にすることに繋がります。
本に書いたことを元に、バレエやダンスをするときの体の動きに照らし合わせて解説をしていきたいと思います。
参加費は無料。
ただし、本が参加券になります。
申込の前に本を購入して頂ければ、参加費の振込などありません。
オンラインですので日本全国、海外からの参加も大丈夫です。
お待ちしています。
踊る人のための「カラダの地図」
日時 : 7月25日(土)19:00~ 90分程度申込 : teate@nifty.com
氏名・ダンス歴を記入して申し込み下さい。
申込された方にZoom招待状(リンク)を送ります。
条件 : 本の購入(全国書店、アマゾンなど通販で購入出来ます)
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊 1650円税込) >>>
内容 : 本に書いてある内容をバレエやダンスの動きにとともに解説します。
ピルエット・シェネの頭の動き。
ポールドブラの腕ってどこ!
軸の引き上げについて。
プリエはどこから。
備考 : Zoomを使います。
スマホやPCに事前にインストールして下さい。
23日から名古屋です。
てあて整体スクール名古屋教室の授業を6月23日から26日まで行います。
4月5月と名古屋に行くことが出来なかったので、3か月ぶりの名古屋になります。
今月の授業は指針整体です。
指針整体は押さない揉まない体重を掛けない整体です。
トントンと軽い刺激を全身を流れる経絡に沿って入れていきます。
リズミカルな刺激は自律神経系に働きかけ、物理的に筋肉や血流にも良い影響を与えます。
6月は新入生の募集はしていませんが、授業見学を希望の方は連絡下さい。
実際に指針整体を受けることも出来ます。
授業の概要は以下の通りです。
てあて整体スクール 名古屋教室
場所 : 愛知県名古屋市東区葵 3-14-20-2F日時 : 6月23日~26日 10:00~13:00
授業 : 指針整体
見学 : 無料、メールで申込
問合 : teate@nifty.com
出版一か月
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊)
全国書店に並んだのが5月21日からでした。
奥付には5月24日となっていますが、アマゾンの発売日もこの日だったので、ちょうど今日で一か月が経ちました。
売れ行きは分かりません。
本の売れ行きって意外に調べられないんですね。
出版社には情報があると思うんですが、まだ恐ろしくて聞いておりません。(汗)
アマゾンでは最初の一週間は健康関連で20位くらいだったんですが、それから右肩下がりに落ちていき、今見たら318位でした。
だいたい健康関連では200位くらいから600位くらい、総合では20,000位から60,000位くらいをうろちょろしています。
これがどんなものなのかさっぱり分かりません。
聞くところによると発売3カ月、100日くらいが勝負の期間で、その期間にある程度売れないと重版は難しく、そうなると書店から返本されるのではと思っています。
出きれば長くぼちぼち売れるような本になってもらいたいので、状況を確認していろいろと暫くは宣伝をしたいと思います。
これを読んでいる方々にはうるさいとは思いますが、まあ、荒木がやってんだから仕方がないと多めに見て下さい。
出版の経緯を少し書きます。
昨年6月に前に本を書いた友人から話を聞きました。
いろいろ聞いた上で出版関係のセミナーがあるので、そこで話を聞いてはどうかと言われました。
早速、聞きに行き、もう一つのセミナーがあることを知りましたが、そちらは断念して自分で企画書を作ることにしました。
出来た企画書を7月に10数社に送りましたが、なしのつぶて。
ならば別の企画だと企画書を再度作って9月に送ったところ、一社から話を頂き書くことになりました。
10月に話を頂いて3週間くらいで最初の文章が出来ました。
今回の本の内容は整体院で患者さんやアレクサンダーで生徒さんに話している内容で、セミナーやワークショップ用に資料も作ってあったので、早かったんだと思います。
読みにくいところや内容の確認をしながら年内は過ぎて、年が明けて今年になって5月の出版だから急ぎましょうと突然言われました。
担当編集者さんの個人的な問題で少し停滞していたものが、急に動き出した感じです。
イラストに全く手をつけていなかったので、それから資料のための写真を撮ったり参考文献を探したりして数か月が経ち、5月後半の出版になりました。
コロナ騒ぎがなければ連休明けくらいの出版を予定していましたが、連絡しずらい状況や(たぶん)営業的な問題もあって少し遅れました。
文章の書き直し見直しも結構な回数ありましたが、それよりもイラストが大変でした。
なかなか伝わらない。
イラストレーターの方と打ち合わせをしたかったんですが、結局一度も出来ずじまいでした。
一冊出版しても何も変わりません。
全然全くさっぱりそれまでと同じ。
本当に何も変わらない。
というのは出版セミナーで言われたことでした。
確かに。
本当にそうです。
全然全くさっぱり何も変わりません。
だから5冊書きなさいとも言われました。
5冊!
聞いた時には目がナニイッチャッテンノと思いましたが、今はそうなんだろうなぁと思います。
確かに現状を変えるのなら5冊くらいは必要なんだろうと思います。
5冊書けばそれなりに何かの専門家として、自分から説明をしなくても認知される可能性があります。
出版してみてあああそうだったと思い直した確認したことがあります。
出版は手段であって目的ではない。
まあ当たり前と言えば当たり前のことなんですが、それほど意識はしていませんでした。
書いている時にどうすれば伝わるだろうと考えているのは、そういうことなんですけど、改めて手段なんだよなと思います。
出版で何をやりたいかというと、今まで患者さんや生徒さんに話をして来たこと、体は捉え方を変えるだけで動きやすくなるし調子も良くなるということを、より多くの人に伝えられるということです。
整体やアレクサンダーテクニークだったら、基本的には一対一。
だけど本にして読んでもらえれば、その何千倍何万倍の人に伝えることが出来るということです。
開業と似てますね。
開業も目的ではなく手段です。
開業して痛みを持っている人を楽にしたいとか、体の使い方を伝えたいとか。
そっちが目的であって、開業は目的ではありません。
そこ間違ってしまう人がいます。
おめでとう!
というお祝いの言葉を聞いた時にも思いました。
出版しておめでとう!
お祝いを言葉を頂くと嬉しい。
でも、まてよと思います。
おめでとうというお祝いの言葉は嬉しいし、人に対して自分もそう声をかけるけど、出版した本人としては、出版自体が別におめでたい訳ではない。
確かに出版する人はあまり多くありません。
だから選ばれた人のようなイメージがあります。
でも、出版はそこにニーズがあるからする訳です。
出版社としては売れそうな文章や内容を見つけてきて売ることが商売ですから。
選ばれたというより、見つけられたというイメージがあります。
多くの人は見つけられようとあまりしないので、見つけられて出版することは少ないけれど、見つかれば誰だって出版は出来ます。
そこはやっぱり目的があるかどうかがポイントになってくると思います。
たまたま声がかかって出版したのなら、おめでとう!って感じですけど、荒木のように企画書を書いて出版社に送り、出しましょうという出版社があったから出版したというのだと、自分としてはおめでとう!という感じはあまりしていません。
いや、もちろん、おめでとう!と言われるのは嬉しいですし、おめでとう!という気持ちもありがたく分かります。
ただね、個人的にはね、出版ではなく売れることです。
なんだ商売かよ!なんて言葉だけだと、突っ込み入れたくなりますが、やっぱり多くの人に読んでもらいたい。
自分が考えていて、今まで患者さんや生徒さんが楽になった方法を伝えたい。
そう思っています。
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊 1650円税込) >>>
絶賛発売中です。
全国書店、アマゾンなどインターネットでも買う事が出来ます。
この前、髪を切りに久我山の美容室に行ったら、駅前の啓文堂さんには置いていませんでした。
小さな書店では難しいんでしょう。
力不足を感じます。
卒業生の本は並んでたんだよな。(汗)
体幹は縦長の卵型 ~ 解剖学のページ ~
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎)という本を上梓しました。
その本の最初に書いたのが「頭は横長の卵型です。」というものでした。
ナンダソレ???
と一瞬なんだなんだと思ってもらうのが狙いです。
いつも見ているものが、実際とはちょっと違う、ということに気が付いてもらいたい。
そうやって新しい視点や見方を持ってもらうのは、整体師にとっても大切なことだと思っています。
で。
解剖学の授業で話をする内容です。
体幹は縦長の卵型。
こんな絵を描き始めます。
縦長の卵。
胸骨と肋骨を描きたします。
骨盤はこんな感じ。
体幹は縦長の卵型ですね!
余分な線を消します。
鎖骨と肩甲骨と上腕骨から先の腕を足します。
大腿骨から先の脚を足します。
輪郭を足します。
はい、体幹は縦長の卵型でした。
その縦長の卵型の体幹から、鎖骨や肩甲骨から先の腕(上肢)が始まり、大腿骨から先の脚が始まっています。
整体師はこんな風に人の体を見ている、という一例ですね。
全員がこんな風に見ているかどうかは分かりませんが、てあて整体スクールではこんなことも教えています。
出来れば絵が描けると良いよねと、横長の頭だとか足部の骨なんかも簡略的に描いて見てもらうようにしています。
最後に中の骨格が取れるとどんな感じなのか。
今回はとても外枠が下手でスミマセン。
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入学時期と授業内容
7月以降にきちんと発表しますが、てあて整体スクールのカリキュラムや受講期間・授業料などを大幅に改定する検討をしています。
このところスクール生の平均在籍期間が約2年になって来ていて、半年をベースにしたカリキュラムでは少し忙しい感じがしています。
とは言え、最初から2年を予定して入学される方も少ないように思います。
一年位なら先のこととしても見える範囲なんだろうと思い、1年をめどにカリキュラムの検討を進めています。
ベースとしての指針整体とマッスルエナジーテクニックをベースにした骨格調整は変わりません。
また、リピート制もそのままにしようと思います。
他の授業についても幾つか考えているものがあります。
「姿勢と歩き方」の授業はアレクサンダーテクニークの授業の一環として行うことが出来ないか考えています。
また、触診は授業として独立させようと思っています。
解剖学の授業の他に「カラダの地図」を増やそうかと思います。
同じ内容で重なる部分が殆どですが、患者さんへのアドバイスをするものとして、別に授業を作っても良いかと思っています。
( 本も出版したしね。 「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える! >>> )
入学時期を毎月とするのは難しそうです。
今までの入学生の様子を見ても、症例別や骨格調整の月に入学された方は、最初かなり苦労されている様子でした。
そうなると入学月は指針整体の月にしたい。
たぶん、3月、6月、9月、12月の年4回の入学時期になると思います。
そして夏休みと冬休みを少し長めに取ることにしようと思っています。
夏休み冬休みと言っても授業がないだけで、自主練やモニターやセミナー・ワークショップなど、授業以外の課題を考えようかと思っています。
限られた入学時期にすることは、経営的には少し不安な部分もあります。
入学出来ない月が出来る訳ですから。
でも、入学して学びやすい環境が必要かと思っています。
今月一杯はいろいろ考えます。
どんなものになるのか、自分でも興味があります。
1年コースにして誰も来なかったらどうしようなんて思うこともありますが、本当にダメだったらまた半年に戻します。
あまり固定して考えないようにすることも、大事だろうと思います。
そういう態度はスクール生にとっても良い影響を与えると思います。
整体師は個人で仕事をする人で、自分で考え身軽に動けるところが強みでもあります。
いずれにしても、授業内容の幹の部分と曜日は変えないので、スクール生に迷惑はかけません。
もう少しお待ちください。
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※てあて整体スクールに対する疑問・質問・問合お待ちしています。
何でもどうぞ。