骨格調整の授業
てあて整体スクール東京校の11月の土曜日授業は骨格調整です。
来週の名古屋教室の授業も骨格調整の授業を行います。
てあて整体スクールの骨格調整授業では、骨格調整だけでなく筋肉の調整も行います。
整体師としては骨格のズレや特定の筋肉の硬さを緩めることが出来る必要がありますから。
調整法は主にマッスルエナジーテクニックを使っています。
ファシリテーションと関節モビライゼーションを併せた手技と言われますが、筋肉の持っている独特の性質を使って緩める方法と、テコの原理を応用した関節を動かす方法、なんて説明しています。
患者さんに2・3割の力で関節を動かしてもらい、それを止めることで筋肉を緩めたり関節を動かしたりします。
2・3割の力なのでボキボキもなければ強い力も使いません。
それなのに関節や筋肉に変化が起きる手技です。
ちょっと不思議ですね。
習い始めの生徒さんは、手順通りにやって結果が出ているのに、自分では何もしていないような感覚になってしまいます。
何度か練習するうちに自分の感覚として分かってくるようになります。
マッスルエナジーテクニックは検査と調整が一体になっています。
調子が悪くなっている側などを検査で判定して調整します。
間違いがないのは安心ですね。
触診同様、目で見るのも練習が必要です。
マッスルエナジーテクニックの他にも幾つかの手技を練習しますが、目的は関節を動かすことと特定の筋肉を緩めること。
それを患者さんの負荷を少なく行うことです。
関節は歪んでいることよりも、その場所で止まって固まって動かなくなっていることが問題だと考えます。
だから関節を動かす。
元々、動きが殆どない骨盤の関節(仙腸関節)だったり、硬くなってしまった背骨(脊椎)の関節だったりです。
今月も授業見学やスクール見学を受け付けています。
希望のある方は問い合わせ下さい。
お待ちしています。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230
自分を信じて良いんですね。
先日、アレクサンダーテクニークを受けた方の言葉です。
今を信じて良いですね。
自分を信じて良いんですね。
人生相談をした訳でも、特にそんな話をした訳でもありません。
身体の使い方のレッスン(アレクサンダーテクニーク)をしただけでした。
荒木のアレクサンダーテクニークのレッスンでは、「観察」「気づき」「インヒビション(抑制)」「ディレクション(方向性・指示)」といった手順を踏むことをします。
全てではありませんが、殆どの生徒さん(受ける方)にそんな話をします。
先ずは自分がやっていることを観察する。
知らず知らずのうちにやっていること、習慣的になってしまって気づいていないことに気づくために。
観察します。
これがなかなか難しいことがあります。
習慣ですから、知らないうちにそうなっている。
それが前提のようになっていたりする。
他の方法や道筋や手順は、ないように感じてしまうこともある。
これ以外出来ない。
”これ”は習慣ではなく、必然で、どうやってやってもこうなる。
そんな風に思ってしまう。
でも、先ずは、そこに気づくために観察します。
観察することで気が付きます。
上に書いたように、知らないうちにやっている。
習慣的になっていて、これしか方法はないようになっていて、動いていても違和感がある訳ではないので気が付きにくい。
それでも気が付くように観察します。
観察しているうちに気が付きます。
あるいは、気が付かないうちに、身体が反応して変化が起きる。
やっていることに気が付くこともありますが、変化に気が付くこともあります。
変化があるということは、事前に何かやっていたということ。
と、変化から元々のやっていることを探ることもあったりします。
やっていることが分かったらやめてみる。
やってしまってからでは遅いこともあるので、やりそうになったらやめる。
やめるためには、ソレが始まる、やっていることが起きる予兆を感じます。
何かをしようとすると、ソレが起きそうになる。
上手くやろうとすると、そうなりそうになる。
そんなことがあるかもしれません。
そこでやめてみる。
荒木の言葉で言えば、諦める。
ソレが起きる前の、元のままにしておく。
ホッタラカシにする。
その上で方向性を思います。
元々、人が持っているものなので、思うだけでOK。
首が自由。
頭は首の上でバランスしている。
背骨が長く、背中が広く。
膝は前に。
そんな方向性(ディレクション)を思う。
思うだけで良いです。
習慣的な動きや考えから離れた状態で、自分が自由になって。
で、やってみる。
そんなことをレッスンでやりました。
そうしたら、「信じて良いんですね。」という言葉が出てきました。
じっくりと自分に向き合った結果なんだろうかと思います。
いつものように、普通にしていることも楽ですが、時間を取って自分と向き合うのも良い時間だなと思いました。
アレクサンダーテクニーク・レッスン@ここからいふ広場
ここからいふ広場(宇都宮市雀宮)で11月3日、アレクサンダーテクニークのグループレッスンと個人レッスンをして来ました。
ここからいふ広場での講座は東日本大震災のボランティアが切っ掛けで始まりました。
元々、主宰の上田さんとはクラニオの仲間でしたが、上田さんの活動に引っ張り込まれたような恰好になりました。(笑)
この日のレッスンは前半がグループで後半が個人レッスンでした。
アレクサンダーテクニークは二度目くらいの方々でしたので、基本的な話と基本的な動きなどを行い、午後になってから個人のレッスンになりました。
皆さんクラニオのセラピストを目指している方で、クラニオをしている時の自分の使い方をテーマに行いました。
それぞれに習慣的な動きや使い方があり、それに気づくことが出来たのが収穫でした。
終わって頂いた自然食もとても美味しく充実した一日になりました。
次は12月に東京で行います。
そちらも楽しみです。