セラピストに必要なこと ~ アレクサンダーテクニーク・グループレッスンで思ったこと
ここからいふ広場の上田さんが指導育成している、和ごころ式セラピストの上級コースでアレクサンダーテクニーク・グループレッスンを行ってきました。
和ごころ式セラピスト養成コースでは荒木が解剖学やアレクサンダーテクニーク、体の使い方などの講座を受け持っています。
始めてから数年が経過して、上級コース卒業生が出ることになりました。
今回はその最終日でした。
参加者はセラピストとして既に活動されている人も、これから始める人もいます。
今回、何度目かのグループレッスンで感じたことは、皆さんの感受性の高さとそれを表現できる勇気のようなものでした。
アレクサンダーテクニークでは体に軽く触れるハンズオンワークという手法を使うことがあります。
また、荒木の行うゲームやワークショップでは、様々な条件や状態で体がどんな風になっているか、どんな感じがするかを聞きます。
その時に自分に起こっていることを、感じたまま思ったまま素直に表現されていました。
コレなかなか実は難しいことです。
普通、体に軽く触れられて何か感じましたか?と聞かれても、かなり微妙で繊細な感覚なので、勘違いなのかもしれないとか、間違っているかもしれないと思う人が殆どです。
その上、自分の表現が”正しいのか””皆も感じているのか”など、どんな風に見られているかを考えてしまうことが多々あります。
そんなことは全く気にすることはない訳ですが、突出しないということを良しとされるような教育をされている日本では、多くの場合、独自の表現を避けようとする傾向があると思います。
それを、出来るだけ自分の感覚に正直に話しをしていただけました。
セラピストとしてはとても大切なことだと思います。
自分で感じていることを言葉に出来ること。
その前に感じること。
皆さんそこがとても素晴らしいと思いました。
この日は子供がいるということで、葛西まで出張で伺いました。
ありがとうございました。
おつかれさまでした。
ワタリウム美術館
【 生きている東京展 】
ワタリウム美術館で開催されている展覧会を観に青山まで行ってきました。
ワタリウム美術館は主に現代美術の展示をする小さな美術館です。
夏位にクラウドファンディングを始めていて、それに参加。
せこいとは思いましたが、Tシャツとバッグと入場チケットを頂きました。
今回はそのチケットで観に行きました。
展示の中に寺山修司さんのものがあり、75年位の荻窪辺りでの野外演劇(今でいうインスタレーション的なもの)の映像がありました。
バスを待つ観客女性の一人が、taka-Qのロゴ入りの紙袋を持っていて、それがずっと写っていたのを発見。
なんだかとても懐かしく思ってしまいました。
観終わって近くの美術系写真集本屋さんやお洒落花屋さんを冷やかしながら、原宿まで散歩。
原宿ではマークジェイコブズの本屋!?がありました。
まーくジェイコブズの本屋で山口小夜子さんを発見して、70’sの原宿写真集を買ってしまいました。
12月15日から18日までは名古屋で授業です。
こんにちは。
てあて整体スクール・荒木です。
てあて整体スクールには東京の他に名古屋にも教室があります。
毎月、4日間連続で授業を行っています。
場所はJR・地下鉄千種駅徒歩1分のサロンを使っています。
今月の授業は指針整体です。
授業見学や整体の体験を受け付けています。
来年のことを言うと鬼が笑うなんて言いますが、来年のことを考えて行動してみてはどうでしょう。
問合せお待ちしています。
てあて整体スクール 名古屋教室
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20-2Fteate@nifty.com
03-3922-7230
授業 :
12月15日~18日 10:00~13:00
首は難しい?
整体スクールに入学して施術の練習をする時、ここは怖いなあ心配だなぁと思う部位があります。
首が特に心配が大きいようです。
確かに用心しながら触れることになります。
とは言え、とても重要な部位なので触れない訳には行きません。
心臓から脳に向かう血管が通っているし、頭を支えています。
中心に骨がはありますが、周りは筋肉が殆ど。
呼吸をした空気が通っているのも首です。
それに何となく・・・という部分でもあります。
首の施術をする時に注意することがあります。
・時間をかけない。
・強くしない。
・揉まない。
たぶん、一番大切なのは時間をかけないということです。
開業当初、いろいろとやりたいことも多く、首に時間を取ってしまったことがありました。(10分位)
終わってみると、どうも揉み返しのような感じがすると言われてしまいました。
整ってはいるんですが、なんとなく調子が出ない。
そんな感じです。
ではどうすれば良いかというと、骨を動かすことがポイントになって来ます。
骨を動かすためには、骨の形や関節の位置や形、動く方向などが頭に入っていて、触診出来て動かせるというのがポイントです。
てあて整体スクールでは頸椎のスラストはやっていませんので、先ずはゆっくり触診することから始めます。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
03-3922-7230
塩分控えめには慣れない、でも外国に来たみたいと思うと楽しいかもしれない。
塩分控えめ生活も1ヶ月近くになりました。
1ヶ月も経つと慣れる!?と思っていましたが、慣れることはありませんね。
目玉焼き問題はいまだにくすぶっていますが、当面はケチャップに頑張ってもらっています。
ケチャップだけだとパンチがない時には胡椒をかけることにしています。
胡椒のパンチでケチャップも少し良い味出してくれる感じです。
塩味はどうしようもないですね。
目玉焼きや天ぷらやカツなど揚げ物なんかに塩は鉄壁です。
しかしその塩を登場させられない状況なので、別物で代用することになります。
いや代用というのではないな。
ここポイントです。
代用と思ってしまうと、悲しい。
薄ら寂しい気分が立ち上がって来ます。
なので、別物と思うようにしました。
全く別の食い物を食べている。
そう思うとこれが意外に大丈夫です。
いや大丈夫と言うか別物ですから。
違う食べ物になる。
同じ目玉焼きですが違うメダマヤキになる。
外国に来た感じと言えば良いんでしょうか。
とても似た食べ物が出て来るのに、全く違う味付けがされている外国。
そんな感じです。
何でも和食にするのに醤油をかけてしまう人がいますが、アレの逆です。
???
何言ってんだか分からなくなってきた。
いや、分からなくなくはないか。
キャベツの千切りにはレモンと塩です。
餃子は酢胡椒で食べてます。
昼に弁当のお供にカップ麺を食べてたんですが、それはほぼやめにして、それでも週に1回位食べる時には塩分40%カットのものにしています。
ラーメンは出来るだけ食べません。
先月からは食べてません。
味噌汁も出来る時は少し残したりしています。
すまぬすまぬと言いつつですね。
私の年代は出されたものを残すなんて失礼で勿体ないというような教育を受けているので、最初は若干苦痛でした。
しかしまあアレです。
人間そういうことには慣れたりします。
良いことなのか良くないのかは分かりません。
どこまで続くのか。
またたまにご報告します。
マッスルエナジー・テクニック(MET)ってどんな手技ですか。
てあて整体スクールでは骨格調整と筋肉調整の手技として、マッスルエナジーテクニック(MET)を使っています。
マッスルエナジーテクニックは関節モビライゼーションとPNFを合わせた手技などと言われます。
荒木の言葉で言えば、テコの原理と筋肉の持っている独特の性質を使った調整法です。
特徴は力を使わないこと。
患者さんに動いてもらって、それに抵抗を加えることで関節の歪みや筋肉の硬さをとります。
ボキボキもしないし、強く押したりもしません。
なのに調整される。
ちょっと不思議に感じるかもしれません。
調整されていても、調整されている感じがたぶんしません。
でも終わって立ち上がってみると、体が整っている。
その実感は受けている患者さんにはあります。
骨がズレているとか歪んでいるというのは、実際には関節が本来の位置とは違う位置で止まってしまっている状態です。
背骨(脊椎)は上下に殆どは真っすぐに並んでいますが、そのうちのどれか一つだけが横を向いたままという状態。
ダルマ落としのどれか一つの台が横に少しズレたままみたいな感じです。
(背骨の場合は実際は横にズレるよりも、回転してしまうことが殆どです。)
関節なので動くことは全く問題がありません。
でも、動いたところから戻らなくなると問題です。
骨がズレたままだと、周りの組織(筋肉・腱・筋膜等)が引っ張られてしまいます。
それが故障や痛みの原因になったり、動きが制限されたりする原因になったりします。
だから、ズレた骨を動かす。
そのズレている骨だけを選択的に動かすことが目的でポイントです。
それが出来ればボキボキする必要もないし、強い力を使う必要もありません。
筋肉の調整も同じように、狙った筋肉だけを選択的に緩めたい。
全体を緩めるのなら筋肉を揉んだり押したりすれば出来ます。
でも、ある動きをする筋肉だったり、ある場所の筋肉だけを緩めるのは、意外に難しい。
それが出来るのがMETです。
てあて整体スクールの骨格調整・筋肉調整の手技はマッスルエナジーテクニックです。(他にも少しだけありますけど。)
ボキボキしないい、強い力を使わないので、安心して使う事が出来ます。
ボキボキが悪い訳ではありませんが、心配される患者さんもいます。
そういう人には受けてもらいやすい調整法だと思います。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
033922-7230
STARS展 ~ 現代美術のスターたち ー 日本から世界へ
先週の休みに観に行ってきました。
六本木 森美術館でやっている「STARS展」。
お目当ては奈良美智さん、草間彌生先生、村上隆さんです。
奈良さん草間先生は安定の良さだったんですが、村上さんが何故か迫力を感じなかった。
どうしてなんだろうと思いますが、展示方法だったんじゃないかと思ったりしました。
大きな像がありましたが、照明が明るすぎる。
村上さんで良かったなと思ったのは、「原発を見に行くよ」という映像作品でした。
現代美術でも言葉や言語を使ったり、張り付いた意味のある何かを使った作品は苦手ですが、これは違いました。
それともう一つ、奈良さんの家の周りに貼ってあった白いテープに書かれていた、本人自筆の注意書き(学芸員確認済)も良かったな。
STARS展は来年1月3日まで。
ネット予約をすると1200円で入場することが出来ます。(通常2000円)
森美術館でこの値段はお安いと思います。
人も少なくて見やすいので、時間がある方はどうぞ。
それにしても森美術館の出口が分かりにくいよね。
いつもウロウロしてしまいます。
【 STARS展 】
STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ
世界が認める現代アートのトップランナー6名
その初期作品と最新作をつないで見せる待望の展覧会!
2020.7.31(金)~ 2021.1.3(日)
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/stars/
外にはこんな像もありました。
出口で迷う直前なのに写真撮ってる荒木です。
アレクサンダーテクニーク・グループレッスン 12月終了
毎月1回、第一日曜に大泉学園でやっているアレクサンダーテクニーク・グループレッスン。
先日、今年最後のレッスンでした。
今月のテーマは先月に続いて「歩く」。
そして来月のテーマも「歩く」になりました。
歩くことは動きの基本、立つこと座ることは姿勢の基本です。
何度やっても新しい発見があります。
今月は全身の連動を感じてもらうのに、椅子に座っていろいろやったり、床に四つ這いになってみたりしました。
毎月恒例のアレクサンダーテクニーク・グループレッスンは、誰でも受講することが出来ます。
次回は来年1月10日(日)10:00から712:00まで、大泉学園・てあて整体スクールで行います。(3000円)
興味のある方は問い合わせ下さい。
自分の身体を思い出し、無駄な力をやめて、自分の持っている自由さ楽さを取り戻して下さい。
アレクサンダーテクニーク・グループレッスン
場所 : 東京都練馬区東大泉 5-27-18-A西武新宿線 大泉学園 7分
料金 : 3,000円
問合 : teate@nifty.com
今週の授業 ~ 触診・ボディマッピング
今週の整体スクールの授業ではボディマッピングや触診も行いました。
他の整体学校ではたぶんやっていない授業です。
解剖学を学ぶことはあっても、それをボディマッピングとして紹介することはないと思います。
ボディマッピングは体の地図とも言われ、アレクサンダーテクニークやボディワークなどでも取り入れられている手法です。
外から見た体の形と実際の骨格や関節の位置の違いを知ることから、動きのぎこちなさや体に出てしまう症状などまで改善の手助けをすることが期待されます。
単に骨の形や関節の位置、筋肉の付き方を知るだけでなく、それを実際に動かしたり触れてることで体感したり、認識を新たにしたりします。
殆どのことは「知っている」と思っていることです。
それが実は勘違いが多いことに驚きます。
分かっていると思っていたことの誤差や差異や誤解を感じられた時に、発見があって面白い学びになると思います。
触診はどんな手技療法でもやりますが、それに時間を取って説明をするようなことはあまりないと思います。
この骨の歪みを識るにはここに触れて、ということはありますが、その時の自分の身体の使い方、手指の形、どんなことを考えながら触れるかなど、いろいろとやることはあります。
最初は骨があることが分かるくらいだったものが、歪みや動きや熱感、張り具合や血流なども分かるようになります。
その入り口を案内しているような授業です。
今週は新人がいたので、卒業に近い生徒さんに説明をしてもらいました。
これもまた勉強です。
患者さんに話をする時の練習になりますから。
てあて整体スクールでは新入生を募集しています。
授業見学や整体の体験は無料で受け付けています。
年内の授業は12月28日(月)まで行っています。
興味のある方は問い合わせ下さい。
※名古屋教室は12月15日から18日まで。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
03-3922-7230
2分で体は変わる
左:ビフォー 右:アフター
体が硬いという生徒さんがいたので、ストレッチの効果を実感してもらうためにビフォーアフターの写真を撮りました。
左ビフォーで右アフターです。
見ての通り、前屈がかなり柔らかく出来るようになりました。
右の方がこちらに見えている背中が長い。
より前に倒れたからです。
左と右の間に何をやったのか。
ストレッチボードに乗ってもらいました。
爪先が10センチ位高くなっているストレッチボードです。
爪先を台の上に乗せ、踵を後ろの床に置いて立っているだけです。
これでフクラハギの筋肉がストレッチされます。
感覚的には膝裏までピキンと伸びている感じです。
実際にはフクラハギの筋肉から太もも裏の筋肉くらいまでの筋膜の繋がりが緩んでいると考えられます。
骨盤を後ろ側から引っ張っている筋肉が柔らかくなるので、前屈が出来るようになります。
前屈は骨盤が前に倒れることで出来ます。
前屈が出来ないのは、骨盤が前に倒れにくいから。
骨盤が前に倒れにくいのは、骨盤を後ろ側から引っ張っている(繋がっている)筋肉が伸びていないから。
ということで、骨盤の後ろ側の筋肉を伸ばせば、前屈が出来るようになります。
体はすぐに変わります。
やり方さえ間違えなければ、誰でも出来ます。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
03-3922-7230