腰痛の解説とストレッチ
腰痛の動画をアップしました。
腰痛にもいろいろあって簡単には言えませんが、そうは言っても傾向はあります。
あまり難しく考えず誰にでも出来る対処法を二つ動画に上げました。
本当に簡単で、簡単すぎてコレデデイジョウブと思うくらいだと思います。
でも、先ずは1週間やってみて下さい。
必ず効果が現れます。
腰痛の8割は良くなると思います。
ただ、この動画では言ってないことが幾つかあって、それを加えるともっと効果は上がります。
湯舟につかる。
出来れば6・7時間は睡眠時間を取る。
食べ過ぎない。
痛みがある時はアルコールを摂らない。
です。
やってみましょう。
難しい事より簡単なことを先に練習しましょう@大人バレエ
大人からバレエを始めるとやりたい事が盛りだくさんです。
ピルエットもジュテもシェネもアントゥルシャもパディシャも。
とにかく色々やりたい事ばかり。
出来ればバーなんてやらずにフロアから始めたなんて思う人もいるかもしれません。
でも、難しい事を先に練習してもなかなか上手くはなりません。
先ずは簡単な事、これは簡単だと思ってしまう事から始めましょう。
簡単な事、簡単だと思ってしまう事には、難しい事の要素が詰まっています。
簡単な事の積み重ねがあの美しいバレエの踊りに繋がっています。
例えばプリエ。
例えばタンデュ。
床にしゃがんで脚を前に出す。
ただこれだけです。
ただこれだけとしか思えないかもしれません。
でもこれが全ての始まりだったりします。
特にプリエはバレエの全ての始まり、だと大人からダンスやバレエを始めた荒木は思っています。
プリエをするにはターンアウトが前提です。
ターンアウトをしていないと、前腿の力の入りやすい脚の使い方になってしまいます。
前腿に力が入っていると、ターンアウトが出来ません。
これどっちが先ということはないんですね。
そしてターンアウトはある程度開いていたい。
90度しか開いていないターンアウトでは、やっぱり前腿に力が入りやすい。
出来れば135度以上位は開いていたい。
そうすればターンアウトをするための筋肉も使えるし、プリエもしやすくなります。
ターンアウトは動きです。
プリエをしている時はずっと、ターンアウトし続けています。
このことはバレエの体の使い方に共通しています。
バレエでは指示がない限り、脚はターンアウトの状態、ターンアウトし続けています。
タンデュもそう。
1番や5番から前脚を前にタンデュする時、ターンアウトが前提です。
ターンアウトに下肢を使っているから、タンデュの脚は前に出て行きます。
踵が先に動くなんて言われたりします。
腿の付け根から回すなんて言います。
最後に爪先が伸びるなんて言われます。
これ全てターンアウトしている脚を前に出すから、そうなる、ということです。
プリエが出来てタンデュが出来れば、グランジュテなどフロアでのジャンプに繋がります。
ジュテの直前の脚はプリエした状態です。
そして前に出す脚はタンデュと同じような動きをして出て行きます。
プリエやダンデュが出来ていない状態では、グランジュテは飛べません。
ジャンプをしたとしても、残念ながらグランジュテにはならない。
プリエやタンデュの体の使い方が出来ていないからです。
難しい動きは簡単(だと思ってしまう)動きの組み合わせです。
バーレッスンで行っている動きで、バレエの殆どの動きは説明できます。
つまりバレエの動きは、バーの動きの組み合わせです。
難しい事より簡単なことを先に練習しましょう。
それが上達の近道です。
こう言うこともあります。
2月から名古屋で新しい部屋を借りることになりました。
整体やアレクサンダーテクニークをする部屋です。
中には何もありません。
テーブルも椅子も棚も鏡も何もありません。
ということで東京から持って行くことにしました。
開業20年近くになると少しずつ物が増えて来ます。
この棚もそうです。
今の部屋に移って来た時に、収納の中に棚がないので買いました。
棚があると物が増えます。
今年は物を減らそうと思って少しずつ断捨離をしている最中で、やっと一つ棚が空きました。
それがコレなんですが、なんとも色気がない。
いや味気がない。
ちょうど随分昔に何に使うのか買っておいた塗装スプレーがありました。
で塗ってみることにしました。
こんな感じ。
この辺りでやめておけばまだ何とかなったと思う。
イイ気になってどんどんスプレーしていたら、最後の最後で液体の粒みたいなものが飛び出し始めました。
まあいいかと続けていて、最後に布で綺麗に塗りつけようと拭いていたら、なんどマダラに。
マダラ模様になってしまいました。
全面的にマダラだったら大阪おばちゃんのヒョウ柄みたいで何とかなりそうですが、とにかく中途半端なマダラになった。
ま、でもこれもありかなと思って持って行くことにしました。
マダラ模様になった自作の棚を見たい方は、2月16日から名古屋の営業です。
スクール見学や整体予約受け付けてますのでよろしくお願いします。(汗)
てあて整体スクール名古屋教室
愛知県名古屋市千種区今池 2-1-16 八晃ビル408teate@nifty.com
肩こりストレッチ
「コロナ疲れ」という言葉が少し増えて来たようです。
昨年から続く自粛生活や心配事で、ストレスが溜まったり疲れが溜まったり。
整体院の患者さんを診ていても、背中が硬くなっている人が増えています。
肩こりのストレッチをまとめました。
ストレッチだけでなく肩こりの解説もしています。
簡単に出来るものばかりを集めましたので、出来るものからやってみて下さい。
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える! 発売中
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊) >>>
新型コロナウィルス感染症でリモートワークが増えたり、オンライン会議が増えたり。
外出をあまりしなくなった人も多いと思います。
自宅リビングの椅子に長く座っていると調子が悪くなったり、外を歩くことが減って何となく歩き方がぎくしゃくしたり。
普段から気になっていた姿勢や自分の体の使い方が、ますます気になることがあります。
この本はそんな人に読んでもらいたい本です。
人が自分の体を動かす時、いちいちどうやって動かそうなんて思いません。
いつものように、普段通り、特別なことがない限り、あまり考えることなく動かしています。
姿勢や歩き方は特にそうです。
いつもの通り。
普段通り。
その体の使い方の前提となっているのが「カラダの地図」です。
頭の中には、自分がどんな体でどうなっているかという地図のようなものがあります。
腕や首や胴体や腰が、どんな風になっているか。
どんな形でどこから動くのか。
その地図に沿って動かしています。
姿勢や歩き方が気になる人や、ちょっと変だなんて言われる人は、その前提となる地図に勘違いがあることがあります。
「首は顎の下」だと思っていると、頭を回す時には顎の下の首辺りを動かします。
でも実際の首は、耳と耳を繋いだ頭の中央辺りから始まっています。
外から見た形と骨や関節の位置が違うことが多いんですね。
それを確認して、触れてみて、少しずつ動かしてみる。
そうやって、勘違いを見直していくことで、体が動かしやすくなります。
自宅で過ごす時間が増えた今、この本をパラバラめくって自分の体を再確認してください。
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊) >>>
一生懸命やってるのに全然上達しない。 @大人バレエ
一生懸命やってるのに全然上達しないっ!
大人からバレエを始めた人から聞くことがあります。
これってどう言うことなんでしょう。
原因はいろいろあると思いますが、いくつかのパターンにはまっている人がいると思います。
上達する為の基礎的な技術が身についてない人
一生懸命の方向が違っている人
実は一生懸命やってない人(本人は一生懸命と思っているけど)
上達の為の基礎的な技術が身についてない人は、例えばプリエやルルベ、タンデュやロンデジャンプなど、バーで練習していることが出来ていないことがあります。
バーレッスンとフロアでは別のことをやっていると思っている人もいたりします。
バレエではバーレッスンで行っていることで、バレエの動きの殆どは説明出来ます。
つまり、バーでやっていることの組み合わせがバレエの動きになっています。
???
ホント!?
と思う人もいるかもしれません。
例えば1番で立って前脚をドゥバン(前)にタンデュして、タンデュした脚に移動したとします。
これジュテジャンプの動きと同じです。
前脚を前に出す動き、後ろ脚を押して前に移動する使い方。
これがきちんと出来ていなければ、フロアに出て大きく移動しながらの動きも出来ません。
ところがこれを別の動きだと思っている人がいます。
本当に一生懸命レッスンで練習していても、基礎的な動きや体の使い方が出来ていないと、フロアでの大きな動きは出来ません。
一生懸命の方向が違っている人は、注意する点や気にする点が違っていたりすることがあります。
脚が弱いにも関わらず上半身のことばかり練習していたりします。
脚を上げるのに、前腿に力を入れて下半身をガチガチにしていたりします。
また、本人は一生懸命だと思っていても、実は努力が足りない場合というのもたまにあったりします。
でも本当に一生懸命いろいろと考えてやっているのに、全然上手くならない人は、考え方を変えてみることも必要かもしれません。
それが自分にとっては一生懸命だと思えない方法だったりするかもしれません。
人が何かをする時に、コレをやったら一生懸命と思えることがあるとします。
走る練習をしていたら、息が上がったり、汗が出たり、心拍数が上がる、というようなことが起きると、一生懸命やったと思えるかもしれません。
でも、それが走る練習に良くないことだとしたらどうでしょう。
一生懸命やったと思う練習では、必ず良くないことをしていることになってしまいます。
「もっと引き上げて!」と言われた時に、胸が上に向いた時に引き上がっていると思えているとしたら、出来たと思った瞬間に失敗してしまうことになります。
一生懸命やったと思うコレが、失敗の原因だとしたら、一生懸命ではないと自分には思える方法をやってみなければいけなくなるかもしれません。
同じ注意をいつも受けていて、あまりにも同じことを言われるのでどうでも良くなって、そのことに注意を向けずにテキトウにやったら、「そうそう!それそれ!それで良いのよ!」と思ったことありませんか?
そしてそんな時、「いや違うんです、今は何もやってないんです。」なんて思ったことありませんか。
自分の一生懸命と先生の言っていることがズレている場合、一生懸命だと思えない方法を試してみることも必要になるかもしれません。
言われたことを、そのままやってみる。
無理だとか上手く行かないとか出来ないと思わずにやってみる。
これ、なかなか難しいですが、一生懸命やっているのに上手く行かない時には試してみてはどうでしょう。
寝てても出来る。
Don't let your hands job !
てあて整体スクールの授業では色々なことを話します。
手技の練習をしながらも話しますし、休憩時間にも話をします。
内容は多岐に渡ります。
映画の話や世の中の話、業界や整体の話や人の体の事について。
本当に色々話します。
話をするのにも理由があって、話をしながらでも手が動かせるようにトレーニングしておくという意味があります。
それだけが理由ではありませんが、それはとても大切な理由の一つです。
Don't let your hands job !
冒頭にも書きましたが、「手に仕事をさせるな。」というこの言葉は、どこで聞いたのか忘れましたが、職人の世界で言われていることだと思います。
どういうことか。
どんな職人も技術を手や体で覚えます。
何度も何度も来る日も来る日も繰り返し繰り返し練習します。
練習して練習して、繰り返して繰り返して。
目を閉じてても、関係ない話をしていても、寝てても出来るように訓練します。
手が自然に動くなんて言ったりしますが、何も考えなくても完璧に出来るようになるまでトレーニングします。
その上で。
手に勝手に仕事をさせない。
何も考えずに手を動かさない。
全てのことを分かって、自分が何をやっているかを意識下に置いて。
その上で、やる。
ゾーンという言葉が流行りました。
フローと言ったりもするかもしれません。
そんな状態なのかもしれないですね。
そんな風に出来るように、練習をします。
そのために、無駄話も意外に大切だったりします。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
03-3922-7230
※ 西武池袋線大泉学園 7分
名古屋教室 移転します。
てあて整体スクール名古屋教室は2月から別の場所に移転します。
これまで10年近く千種駅にある水素ハスハナさん(水素サロン)を借りていました。
ハスハナさんはスクールの卒業生が経営しているサロンです。
そのサロンの入っているビル自体が、耐震構造の関係で一旦クローズとなるからです。
新しい場所も千種駅で見つけました。
物件を探している時に、入った瞬間にここだっ!と思った物件でした。
南向きに開口された窓が一面に広がって、とても開放的で広々とした部屋です。
駅からも5分かからないほどの距離で、来院されるにも便利。
そして駐車場も目の前にあります。(コインパーキング)
2月に入ったらテーブルや椅子など少しだけ入れたら、写真もアップしたいと思います。
てあて整体スクール 名古屋教室
愛知県名古屋市千種区今池 2-1-16 八晃ビル408
ハスハナでの授業は1月22日が最後でした。
この日は卒業生も来てくれて授業を行いました。
ハスハナさんは今までやっていたパーソハルジムを移転し、お茶屋さんを春には始める予定にしているようです。
そちらも楽しみです。
新しい教室でもスクール見学やセミナーを行います。
宜しくお願いします。
ストレッチの授業では筋繊維の話から始めます。
てあて整体スクールにはストレッチの授業があります。
ストレッチの方法を学ぶ授業ではなく、ストレッチの方法を患者さんに教えるための授業です。
そしてストレッチは筋繊維の話から始めます。
たまに患者さんから「ストレッチってしないとダメですか?」とか、「ストレッチってどうやってするんですか?」とか、「どんな効果があるんですか?」などと聞かれることがあります。
ストレッチの効果を説明するのに、筋肉ってどんなものなのかということから知っておくと、説明もしやすくなるからです。
筋繊維や筋膜や腱のことなども知っておいて、その上で腰痛や肩こりにすると良いストレッチの説明をします。
説明だけでなく実際にやってみて効果も実感してもらいます。
いつもやっているのは、ストレッチで前屈がどれくらい改善するのかを、ビフォーアフターの写真を撮って確認します。
左:ビフォー 右:アフター
上:ビフォー 下:アフター
写真で見ても一目瞭然ですが、本人たちはすぐに体感できます。
これ、ストレッチボードに2分乗ってアキレス腱(腓腹筋・ヒラメ筋)をストレッチしただけです。
腰痛に効果があるストレッチですが、簡単すぎて信じてもらえなかったりするので、体で感じてもらうために、患者さんにもその場でやってもらっているストレッチです。
ストレッチボードには本当に乗っているだけ。
ただ乗っているだけなのに、前屈が劇的に変わります。
もちろんそのままずっと前屈が柔らかいままではありません。
暫くすると元に戻ります。
でも、元に戻るまでの間は柔らかいままです。
前屈がしやすいということは、股関節が動きやすくなっているという事です。
股関節が動きやすくなっているということは、骨盤が動きやすくなっているという事。
骨盤が動きやすい、スムーズに動くということは、骨盤の上に繋がっている腰(胸腰筋膜)当たりが動きやすなっているという事。
ということは、腰の辺りが血流が良く軟らかくなっているという事で、つまり痛みが軽減しやすくなっているという事です。
他にもいろいろなストレッチをやってます。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
開脚のためのストレッチ
開脚したい人のためのストレッチを幾つか動画にしました。
ポイントは「骨盤を立てる」!
これに尽きます。
いろいろなストレッチをやっても、骨盤が後ろに寝ていると伸ばしている場所が違ってしまいます。
前屈しても太もも裏(ハムストリングス)ではなく、腰や背中を伸ばしていたりします。
それを防ぐには骨盤を立てる。
骨盤を立てるとは、骨盤の後ろ真ん中(仙骨)に手をあてて、そこが床と垂直になっているかどうかです。
床の方に倒れていたら骨盤は立っていません。
骨盤を立てると太ももの裏が痛いという人は、膝を曲げて下さい。
脚は伸ばさなくても良いです。
先ずはそこから始めましょう。