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衛生仮説

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衛生仮説と言う言葉を聞いたことありますか?
衛生仮説は1960年代から増えたアレルギー性疾患に対する仮説の一つです。

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現代になり、衛生環境が劇的に改善された結果、現代人が最近やウィルス、寄生虫や汚染物質の少ない、清潔すぎる環境で生活するようになったことで、免疫が訓練されなくなり、特定のアレルゲンに対して過剰な免疫反応を起こしやすくなったという説です。
(「人体最強の臓器、皮膚のふしぎ」ブルーバックスより)
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同書では最初に提唱したのはデビッド・ストラチャンで、1989年に約17000人のイギリス人の23歳までのアレルギー疾患の発生率を調べたとあります。
兄弟が少ないとアレルギー疾患の発症率が高くなることから、兄弟が少ないとウイルスや細菌などに感染したり曝露したりする機会が少なくなることが、免疫が訓練されない原因だろうと考えました。
同時に衛生グッズの増加や清潔に対する関心の高さが増してきたことも。
また、アメリカでは家畜を飼育している家庭や、犬や猫を2匹以上飼っている家の子供はアレルギーの発症が少ない事も報告されています。

確かに自分が学生だった1980年くらいまでは、アトピー性皮膚炎の方や花粉症の方はあまりいないような印象でした。
最初に花粉症のことを聞いたのは1978年くらいで、「関東のどこかで花が咲いた。」と同級生がティッシュで鼻を押さえながら言ったのを覚えています。
何?何?何?
なんで花が咲いたことが分かるの?
みたいに聞いた記憶があります。
当時まだ花粉症と言う言葉は聞いたことがありませんでした。
まったく何言ってんだこいつと思いましたね。
それから20年近く経って突然、ああこのことかと分かる日が来るんですけど。

衛生仮説は検証が難しく、当然ですけど、これだけが原因だとは思えません。
でも原因の一つであることは間違いなんだろうと思います。
明らかに自分が子供の頃とは違う環境になったと思います。

同じようなことが、体についても言えるだろうなと思います。
ひょっとしたら体だけでなく考え方や精神もそうかもしれませんが。
これは事あるごとに言ってますが、近現代になって子供の頃から体を使わなくなった。
走らないし登らないし潜らないし。
転ばないしデングり返らない。
掴み合わないし揉み合わない押し合わない。
(いや、揉み合いは通勤であるか・・・)
極端に言えば、みんな歩かなくなっているし。
それがさまざまな故障の原因になっている部分はあります。
間違いないと思ってます。

これに何か「◯◯仮説」みたいな名称つけて提唱したら、みんな気がつくんだろうかと思ったりします。

最近の子供がもともと体力がないのではありません。
そんなに短期間で人の体は変わりません。
環境や習慣で体の状態は変わります。
そしていつからでも変化します。
動かないから、動かさないから、動かなくて良いから、筋力や筋量や心肺機能が落ちます。
だけでなく、環境に対応する能力も鍛えられていません。
毎日、たいらな道を歩いているので、凸凹に対応できる関節や筋肉の能力を全く使わずにいます。
使わない能力はどんどん使えなくなります。
トレーニング=日常的に使えば使えるのに、です。

衛生仮説から色々考えてしまいました。

今の世の中は人に優しい環境を作っています。
でも、優しい環境は人の能力を使わずに済む環境です。
もっと不便にすれば良いという話ではありません。
今が普通で体にも良いとだけ思うのは、良くないかなと思います。
もっと楽にと考える方向もありますが、もっと自分の能力を使えるようにと考える方向もあるんじゃないかと思います。

 

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