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1月も半分近くが過ぎました。

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今日は1月13日。
患者さんともう2月ですねと、いつものような話をする。
次回予約を決めていると、つい月が早く過ぎていく感じがする。
年が明けてもう半月近くが経ったと思うと、早いような気もするが、今年はそれほど早くもないなとちょっと思ったりしている。
それにしても内容のない話ですね。 失礼。

東京集中コースという平日に授業のある東京のコースが始まりました。
参加者が当初2名だったんですが、1人が辞退されて結果1人で開講しています。
ひょっとしたら通常コースに移るかもしれません。
全く始めての人です。
解剖学のカの字も分からない知らないという感じです。
そんな人に解剖学の話をし、触診を覚えてもらい、指針整体を少しずつ指導しています。

面白い。

いや、面白いというのは失礼かもしれないですね。
楽しいです。
とても楽しい。
教えていて楽しい時間です。
今までもそうなんですが、言葉を本当に選びます。
言葉だけでなく話す内容も、説明の仕方も考えます。
当たり前か。
でも、面白いと思いながら話をしています。

腕を動かす筋肉が骨盤から始まっているという話をしました。
広背筋の事です。
それを聞いて目が点になっているのが分かりました。
腕を動かすのに、骨盤から繋がっている筋肉が動いている。
んなバカな、と思うのが普通でしょう。
確かにそう思います。

言葉は後でつきました、名前は後から考えたものです、それよりも前に最初から腕はあるし背中もある。
腕という名前は後から、胴体の外に出ている細長い部分につけられました。
だから胴体とは別物というイメージが付いてしまいます。
腕と胴体は別、だから腕は腕で、腕だけで動く、的な印象になります。
そしてそう認識してしまっているかもしれない。
でも、腕の部分を動かすには、当然ながら腕とは違う部分とつながっている何か(筋肉)がないと、腕の部分は後来ません。
その最初の部分・場所が骨盤にあって、広背筋は骨盤から腕の付け根についている。
だから腕を動かす時には骨盤からつながっている筋肉(広背筋)も使うことがある。
て話です。
ちょっと言い方を変えれば、腕は上肢の一部分です、とも言えます。
上肢と下肢は動物が移動する時に使う体の部分です。
上肢は骨格的には鎖骨から始まっています。
腕と呼ばれる部分は、肩甲骨の外にある上腕骨から先を呼んでいます。
鎖骨と肩甲骨は胴体に入ってしまっているので、腕とは認識されません。

話が長くなりました。
そんな話を理解を確認しながらしていきます。
これは楽しい。

踵(かかと)の話もしました。
踵はスネの骨(脚の骨)の下にはありません。
これも目が点でしたね。
脚の骨の下に踵がないなんて。
多くの人は踵が脚の下にあると認識していて、踵に乗るように立っています。
でも、脚の下ではなく、踵は斜め後ろに出っ張った骨です。
スネの骨の真下は空洞があって、スネの骨は浮いているような状態です。
踵が後ろにあると認識しなおしたら、どうなるか。

ビフォー → アフター
踵骨の位置
後ろ重心が少し真ん中になって、姿勢が変わりました。
面白い授業だなと、我ながら思っています。

さて、1月もあと2/3です。
頑張って行きましょう。

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