荒木が【体の地図(ボディマッピング)】を使う訳
「体の地図(ボディマッピング)」とは、簡単な解剖学を使って、体の構造や仕組みや動きを確認していくものです。
関節の位置や筋肉の繋がりなどを確認したり、何かイメージを使って行います。
例えば手の平を見てみて下さい。
手には5本の指があります。
指の先からシワが並んでいて、一本目に第一関節、2本目に第二関節があります。
そこから曲げてみると、シワと曲がる場所が同じなのでわかります。
では3本目のシワの場所、指と手の平の境目の場所。
ここは曲がるでしょうか。
曲げてみるとシワが少し深くなるような動きが見えますが、実際にはそこでは曲がっておらず、手の平の肉が膨らんできて曲がっているように見えるだけです。
曲がっているのは、手相で言う頭脳線と感情線のライン、手の平の上1/3辺りにあるシワで曲がっています。
ここに関節があるからです。
でも、外からみると第三関節の部分は手の平の途中にあります。
そこは「手の平」という名前がついているので、まさか曲がるとは思わないような場所です。
こんな風に実際に動く場所を確認してったりするのが、体の地図・ボディマッピングです。
人の体は骨が土台になっていて、その上に筋肉や皮膚が乗っています。
関節の位置と曲がるように見える位置は、一致している訳ではありません。
また、動く場所と、その動きを出すための筋肉のある場所も違っていたりします。
それらを確認するだけで、体の動きが楽になったり、体の在り方が楽になったりします。
無理や無駄が知らずに取れていくからだろうと思います。
※荒木の書いた「体の地図」関係の本
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だって、人の体の地図についてですから。
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