コーディネーションに興味がある。
ピラティスの指導者とアレクサンダーテクニーク教師を長年続けている、スーザンシンクレアさんのワークショップを受けて来ました。
今日は動きの質を上げるためのワークショップ。
荒木のアレクサンダーテクニークの師匠・石坪佐季子さん主催の会でした。
参加者はピラティス・インストラクターやアレクサンダーテクニーク教師ばかりでした。
コーディネーションに興味がある。
今日、スーザンのWSを受けていて一番印象に残っている事です。
最初の短めのハンズオンワーク(手で体に触れていくレッスン)からそうでした。
ハンズオンワークはアレクサンダーテクニークで使われるレッスン方法です。
受ける人の体に手で触れていきます。
触れる事で受けている人が自分自身に気がついたり、知らずにやっている事から解放されたりします。
操作をしている訳でもマッサージでもありませんが、手で触れる事でその人自身の感覚にアクセスするような事になります。
10数人いる参加者の体に少しずつ触れて行きますが、彼女が興味を持って見て感じているのはコーディネーションのようでした。
受けている人全体のコーディネーションが繋がったり一体になったり、どどこおるところがなくなったり、動きが出たりしたタイミングで終わっていました。
自分自身が受けた時もそうで、触れられる事で、自分が忘れていた動いていない滞っている流れていない部分に、自分の意識にない自分が気がついたところで、全体が動きを思い出して、終わった印象です。
そして、スーザンと佐季子さんは最初から、コーディネーションが見えていました。
どこも止まっていない止めていない、滞っていない流れがある。
佐季子さんの使うホールボディ(体全体)という言葉が意図しているのは、全体のコーディネーションが見えるということなのかと思いました。
スーザンのワークはいつもシンプルで分かりやすいもので、はっきりと意図が見えるものです。
何かをしている訳ではなく、意図がぶれない印象かな。
コーディネーションに興味がある。
興味があるというところが良いなと思いました。
コーディネーションを見ているでも、注意しているでもなく、興味がある。
ありがとうございました。
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