どうして骨格調整するのか。
整体の学校に入ると骨格調整を学びます。
どんな形であれ調整法は学ぶ事になると思います。
どうして骨格調整するんでしょう。
骨格調整の目的は「動いていない関節を動かす」事です。
もちろん歪んでいる関節、位置がズレてしまった関節の、歪みを戻したり、位置を調整したりも目的です。
でもそれよりも動いていない関節を動かす事の方が大切だと、てあて整体スクールでは考えています。
体の調子が悪くなっている時、症状が出ている時、体はいつもの普段の状態と違った状態になっています。
生まれながらにそうあるべき状態ではない状態になっている。
生理的ではない状態になっています。
では、生理的ではない状態だとどうなっているのか。
血流が良くない、どこかで阻害されている。
呼吸が深くない、浅くなったり止まったりしている。
ここがポイントです。
血流や呼吸が良くない時、どこかに問題が出る事になります。
血流が悪くなると、体を造っている細胞に酸素やエネルギーが届かなくなり、細胞本来の働きが出来なくなります。
呼吸が浅くなると、酸素の取り込み量が減ってしまい、細胞や筋肉などに送られる酸素が少なくなります。
体の動きも悪くなり、状態が良くなくなってきます。
血流や呼吸が良くなくなるのは、関節の動きが悪くなる時です。
関節の動きが悪いと、周りの筋肉が硬くなり、全身の動きが悪くなります。
だから動いていない関節を動かすようにします。
ズレている場合は、元に戻すような方向に動きを出します。
ズレていない場合には、まっすぐであっても動きを出すようにします。
胸の後ろ側の背骨(胸椎)の動きが悪いと呼吸も浅くなりますから。
てあて整体スクールではマッスルエナジーテクニックという、ボキボキしないファシリテーション(促通)テクニックを使って調整します。
筋肉も関節も調整できる手技です。
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