ストレッチは引っ張り続けないように。
ストレッチを患者さんに教える時があります。
整体スクールで患者さんに教えるための授業もあります。
ストレッチは引っ張り続けないように。
ストレッチの前には準備運動を。
というのが最近よく言っている事です。
ストレッチをするだけで故障する人が出始めたのは10年くらい前からだと思います。
日常的な運動というか体を動かす事が減って、ストレッチ自体が運動になってしまったのかもしれません。
やってもらいたいストレッチをする前に、ウォーキングしてもらったり、手首足首を回してもらったり、それが面倒だったらお風呂に入ってもらったりします。
関節を動かして筋肉を少し温め、血流を良くしておくようにしてもらいます。
その上で、引っ張り続けないようにしてもらいます。
ストレッチというと筋肉を引っ張る事と思っている人がほとんどです。
ストレッチは結果的に筋肉が長くなるようにしたい訳ですが、引っ張り続ける訳ではありません。
ストレッチして筋肉にテンション(抵抗・緊張)がかかったら、そこで止めます。
緩めないようにしてそのままにする。
そのままにしておくと、そのうちに少し伸びます。
それまでは引っ張り続けない。
引っ張り続けると、筋肉に過度な緊張をさせてしまって、損傷させてしまう事があります。
もしくは引っ張らないで、関節の曲げ伸ばしをして、動的なストレッチにするという方法もあります。
無理をせず、少しずつ。
一気にやろうとしない事。
頑張りすぎない事。
息を止めて引っ張り続けない事。
など大切です。
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