【 光延と崩底 】を観てきた。
ダンスカンパニー " Organ Works " 10周年の作品
【光延と崩底】を世田谷パブリックシアターで観て来ました。
凄い作品。
見応えある作品。
素敵な作品でした。
舞台の奥行きも高さも深さも全て使い、ダンスだけでなく芝居も映像も音響も素晴らしい。
10周年にふさわしい作品になっていたと思います。
個人的には特に中盤で行われた、後ろ歩きからの群舞への繋がりと、その群舞に魅了されました。
最後の終わり方は、本当に泣けて来ました。
なぜか鷲掴まれるものがありました。
ああそう言う事かと思うとそうではなく。
ここで終わったと思ったら終わらず。
幾重にも世界観が交錯する舞台でした。
普段、ダンスカンパニーの公演を観にいくと、良いパフォーマンスだったと思うんですが、今回の作品はパフォーマンスという枠に嵌め込めないように感じました。
もちろんパフォーマンスは素晴らしいものがありましたが、構成されたもの構築されたものがあっての事で、単にパフォーマンスというわけにはいかないなと思いました。
ヨーロッパツアーとかやらないんだろうか。
ちょっと失礼な言い方になって申し訳ありませんが、、平原さんは可愛いなぁと思いました。
そして若い。
これまで積み重ねて来た経験と実績があるにも関わらず、若い。
感性なのか表現なのか在り方なのか。
若さが良い方向に表現されていたと思います。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。
ダンサーの皆さんも素晴らしく素敵でした。
終演後のダンサーと話をするのが、異常に苦手ですぐに帰ってしまいました。
自分が出演している時も終演後にお客さんと話すのが異常に苦手です。
申し訳ないと思いますが、面白ければ面白いほどそそくさと帰ります。
そして帰り道に深呼吸してニヤニヤしたりふーっつとため息をついたりします。
その余韻がとても好きです。
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