ビフォーアフター
卒業生に聞かれました。
患者さんのビフォーアフターの写真を撮って並べてみたら、ビフォー(前)の方が姿勢が良く見えて、アフター(後)の方が姿勢が悪くだらしなく見えるんですけど、これってどういう事でしょう?
卒業生としては緊張が抜けて、良い塩梅に柔らかな筋肉になったと思ったが、立って写真を撮ったらどうも違うということになったらしい。
ビフォーアフターが思い通りに写らないと、つい写真を撮り直したくなったりします。
でも、そこはヤラセのような事は出来ないので、どう解釈すれば良いか、どう解説すれば良いかというところなんだろうと思います。
たぶん、ビフォー(前)の姿勢は胸を張って腰が反り、力んで立っている姿勢なのではと思います。
(写真がなかったので説明だけで解釈しました。)
一般的に良い姿勢に見える姿勢です。
良い姿勢に見える姿勢の呪縛は、けっこう多くの人が持っています。
つい”良い”という言葉に引っ張られて力を入れてしまうんですね。
でもこれだと疲れが溜まるし、腰が痛くなったりします。
アフター(後)の姿勢は力が抜けて、単に脱力してしまっただけの姿勢なのかなと思います。
完全脱力になってしまっていて、自然な体の状態を作る適度な緊張もない状態です。
これだと、猫背になってしまったり、うつむき加減になってしまったりします。
整体をやった後に、立ち方の指導も必要だったのかなと思います。
特にそういう要望がなければやらないのかもしれませんが、立ったときに完全脱力姿勢になってしまうのなら、少しは指導しても良いと思います。
姿勢が変われば腰痛や肩こりも起きにくくなるからです。
卒業生にはそういった話をしました。
思い当たる部分があったようで、次の整体から作戦を考える的な事を言っていました。
てあて整体スクールでは姿勢についても授業があります。
てあて整体スクール
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