NHK文化センターでのアレクサンダーの講座が開催見合わせになった件(理由)
7月17日から予定していたアレクサンダーテクニークの講座が開催見合わせになりました。
NHK文化センターさいたまアリーナ教室での募集でした。
2ヶ月近く前から私のブログやサイトなどでは告知していましたが、結局なくなってしまいました。
応募は1名でした。
それも以前、私の講座に出たことのある方でした。(直接連絡頂いたので間違いないと思います。)
どうして見合わせになったのか。
どうして1名しか応募がなかったのか。
原因を考えて見ます。
まず、以下にNHK文化センターでの告知ページの内容を転載します。
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表題:アレクサンダーテクニークで学ぶ自分の使い方
カラダ本来の楽な使い方をマスター!
普段の何気ない姿勢や動作には、元々の自然な自分の使い方に、癖や習慣も含まれている事があります。知らないうちにやっている習慣に気づいてやめるだけで、腰痛や肩こりだけでなく、姿勢や歩き方も変わることがあります。
アレクサンダーテクニークは心身の使い方を学ぶ方法です。自分の使い方を見直して楽な自分を取り戻してみましょう。何かをするのではなく、やめるという引き算のアプローチは新鮮かもしれません。
今回はアレクサンダーテクニークの感じ方や考え方などの話、本来の体の仕組みを知る事、動きの中で自分の癖を知る事、をやろうと思います。自分に対する学びなので、興味のある方がいれば継続したいと思います。
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開催:月1回開催(7月・8月・9月)
水曜 15:30ー17:00
料金:10,296円(会員外も同じ)
受講:単発受講可
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そもそも表題が分かりにくいのかなと思います。
分かりにくいというより、興味が湧かないのかもしれません。
「自分の使い方」では具体的ではないように感じます。
姿勢を良くするだとか、歩き方改善だとか、声がよく出るようになるとか。
もっと直接的な方が良いのかと感じますが、実はそれは分かっていてこの内容で募集しました。
何か具体的に一つのことだけを扱うような内容にすると、継続出来ないのではないかと思ったからです。
始められるかどうかも分からないうちに、最初から継続を狙っているところに問題がありそうです。
全体の話や根本的な話をしたいという気持ちが強すぎるのかなと思います。
分かりやすく始めて、興味がわけば続けてもらえば良い、のかもしれないと思いました。
平日昼間というのはどうなのか。
これはきっと問題ないと思います。
平日昼間に時間のある人たちが興味が湧くような内容を考えられれば良い訳ですから。
アレクサンダーテクニークは万人に教えられるものだと思います。
切り口をどうするかは、告知を考える時のやる側の問題と思います。
料金は会員と同じなので、これは良かったと思います。
説明の内容はどうだったのか。
二つ考えられるかと思います。
講座に参加する理由は、講座に出て何か利益がある(良いことがある、問題が解決出来る)か、自分が興味のあることが知れる(これも利益といえますが)ということだと思います。
講座を受けて得られる利益は、この文章では分かりにくく伝わらなかったと思います。
そもそも表題からして「自分の使い方を知ってどうなる?」と言うことで、自分の使い方を知った後に何が起きるかを書くべきなのかもしれません。
書いていて思いましたが、これじゃ誰も来ないですね。
でも、自分の使い方を知った後に何が起きるかどんな利益があるかは、知った後にしか分からないというのが本当のところで。。。という考え方に問題があるのかもしれないと思いました。
そして興味があることが知れるかどうかについては、ちょっと曖昧ですね。
「自分の使い方」に興味がある人があまりいないかもしれない。
そもそもニーズが減ってきているのかなと思う部分はあります。
すごく知りたいという人はいるかもしれないけど、人数が少ないので、やるなら曜日や時間を考えないと集まりにくいのかなと思います。
自分で思いつくのはこんなところです。
まとめると、ニーズのある分野で、分かりやすく伝えられていなかった。
というところかなと思います。
入り口は何であれ、興味を持ってもらい、次に繋げる。
そんな風に考えないといけないかなと思います。
ただ、ニーズのある分野には沢山の競合する先達がいます。
切り口と表現も大切なんだろうと思います。
次またNHKさんがあれば頑張ります。
それとは別に自分発信で始めることも頑張ります。
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