体は簡単に変わります。
例えば俯せに寝て、後ろに脚を上げます。
どちらか一方の脚が上がりにくかったら、上がりにくい側の後上腸骨棘(PSIS)を軽く何回か叩きます。
そうすると、すぐに後ろに上がるようになる。
実際にやってみた動画です。
(やらせのように見えますが、全くやらせではありません。)
この動画で本人が「え〜っ」って言っているのは、本人はどうなったか分からないからです。
上がらなかったのも上がるようになったのも、あまり感じない。
両脚とも同じように上げていると感じています。
不思議ですね。
いや、実際は不思議ではありません。
体は簡単に変わります。
この場合は後上腸骨棘中に仙腸関節という関節があります。
仙骨と腸骨(寛骨)をつないでいる関節で、股関節とは意味が違いますが、脊椎と下肢の間の関節です。
その関節に刺激を入れる。
仙腸関節の周りには腰神経叢という、末梢神経がたくさん集まった場所があります。
神経に物理的な刺激が入り、関節に物理的な刺激が入ります。
血流が良くなる可能性があり、神経系のつながりが良くなる可能性があります。
で、下肢の動きが良くなる。
当たり前と言えば当たり前です。
立った状態で膝を持ち上げてみて、上がりにくい側の大転子(太ももの骨の外に出っ張った場所)を叩くと、同じように膝が上がりやすくなります。
前屈を一瞬で曲がるようにする事もできます。
例えば目の前で大きくびっくりするくらいの音で一回だけで良いので拍手する。
その音が交感神経を刺激して、筋肉のパフォーマンスが上がり前屈が曲がるようになります。
隣に人に立ってもらい、その人の肩に手を置いて反対のてを下ろして行きながら前屈すると、また曲がるようになる。
これは脊椎に回旋の動きが加わる事で、ストレッチされて可動域が上がるのではと思われます。
体は簡単に変わります。
その方法を知っているのが整体師です。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
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