触れる喜び
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整体師は触れます。
服の上からですが、患者さんの体に触れます。
哺乳類に取って接触刺激や圧迫刺激は「快」と言われます。
コミュニケーションする事で生存確率を上げている生物ですから、当然です。
もちろん例外的な人もいますよ。
でも、一般的にそんなふうに仕組まれて生まれています。
触れる事、触れられる事は、それだけで心地よく体にも良い事です。
整体の仕事をしていて、患者さんに喜ばれるのは嬉しい事です。
言葉でなくても、表情でそれは分かります。
来院された時の顔と、帰る時の顔は明らかに違います。
緊張が抜けたような、ふわっと気持ちが軽くなったような顔です。
隙のある顔にも見えます。
隙を見せるのは、心身にとって良い事だと思います。
時と場合を選ぶ必要はありますけど。
整体の帰りに隙が出来てしまうのは、隙のない緊張の続く生活ではとても良い時間だろうと思います。
触れる喜びがあります。
おじさんがこんな事、言うと変な感じですが、そう言う意味ではなく喜びです。
患者さんが感じる、触れられることによる安心感のようなもの。
その安心感を共有出来る喜び、というか楽しさと言うか、安心感のようなもの。
それが触れる喜びです。
こう言う仕事もあると言う事です。
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