どうして整体師になったのか
てあて整体院をオープンしたのは2001年11月6日でした。
その半年前に会社を辞めました。
荒木はどうして会社を辞め整体師になったのか。
二つ理由があります。
一つは会社を辞めた訳。
もう一つは整体師を選んだ訳。
35歳になった時に考えました。
「もう人生半分だ。」
このまま会社員でも良いのかな、自分一人の力で生きていく事は出来ないのかな。
せっかく生まれてきたんだし、一度の人生、一回くらい勝負しても良いんじゃないかな。
みたいに考えていました、。
状況もありました。
勤めていた流通小売の会社が10年くらい右肩下がりに業績が落ちていて、大手流通業の資本参加がありました。
当然、役員も降りてきます。
その相手をする仕事をしていました。
企業風土の違う役員に、数字の説明や業績の状況、会社の事を毎日話しをしていました。
面倒というか嫌でしたね。
洋服が好きで入った会社でしたから。
希望退職制度が導入されて、目の前で会社をやめる連絡をする同僚をたくさん見ました。
会社の中期計画を若手だけで半年かけて作って、役員会にかけたら「面白いね。」だけで、実行には結びつきませんでした。
面白くない状況が続いていました。
会社自体は好きで仕事も充実していて、役職にもついていましたけど、40歳を前に辞めました。
整体は少しずつ、将来のことを考えて勉強していて、結局その方向に進むことになりました。
整体師を選んだのは幾つか理由がありますが、一番は40歳を過ぎて独り立ちするなら、意味なく根拠なく自信がある分野だろうと思っていました。
身体のことについては今も、根拠は全くなく自信があります。
学生時代の体育の成績はいつも5段階なら5でした。
本当なら体育大で研究なんかやっているのが、一番向いていたのかもしれません。
フリーランスについても可能性を感じていました。
ダンスをやっていた関係で、周りにフリーで活動している人がたくさんいた。
そして整体はそのダンスの故障でお世話になりました。
自分の手だけで調子が良くなるのは魅力的です。
それに、当時の整体師の先生は、歪みや脚の長さの調整して終わり一丁上がりみたいな先生ばかりでした。
状態の説明、何をやったかの解説、今後の経過の話、セルフケアについてなど、全くありません。
それが出来れば、喜ばれるし、自分なら出来そう、と思いました。
ということで整体師でした。
整体師だけじゃないと思いますが、一人で仕事をするのは楽しいですよ。
勝負してみませんか。
動画でもしゃべりました。
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