”悪い気”は貰わない
整体師になると、悪い気をもらうという話を聞きます。
実際、整体をしていて調子が悪くなる先生や、患者さんと同じ部位に痛みが出てしまう先生もいます。
「もらう」「うける」というのは、相手に同調する事が要因だと考えています。
患者さんの動き(姿勢や歩き方や座り方)や言動を見ていると、その動きや体の使い方に同調します。
人はミラーニューロンという鏡のように相手の動きを映してしまう神経を持っています。
成長期には大人や周りの人の動きを見て、それを学習するのにとても有効ですが、調子の悪い人を見ると、それが移ってしまうという事があります。
整体師は患者さんの事を本当によく見ます。
注視していなくても、動きや言動を観察して見逃さないようにしている。
それが整体や調整につながるからです。
でも、それが原因で「悪い気をもらう」ような状態になってしまう。
患者さんの動きや動作に自分の動きが似てしまう。
同じような動きになる事で、同じような症状や痛みが出てしまう事があります。
自分の使い方を分かってコントロールしておく。
ぶれない芯のようなもの、姿勢や整体をする時の体の使い方を、自分で整えておく事です。
相手の体の状態や動きに関わらず、自分で自分の動きを分かって使っている。
そうする事で、相手からの動きの伝達はなくなります。
結果、悪い気は貰わないようになる。
てあて整体スクールでは整体師としての自分の使い方、自分の整え方の授業があります。
アレクサンダーテクニークやカラダの地図で、自分を観察し自分を整える練習をします。
悪い気を貰わない整体師になって下さい。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
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