生徒さんの整体を受けていると、姿勢や体の使い方がわかります。
てあて整体スクールは少人数で整体を教えているので、荒木が生徒さんの整体を受ける事がよくあります。
整体を受けていると、生徒さんの体の使い方や姿勢がよくわかります。
俯かないで前を見ましょう。
肘は伸ばして曲げないように。
背中が丸いですね。
俯せになって床に顔をつけたまま、そんな注意をするので驚かれます。
先生、どうして分かるんですか。
下向いてるのに見えるんですか。
なんで分かるの。
受けてみると分かります。
特殊な能力ではありません。
誰だっって分かります。
それほど訓練しなくても、受けている時に、背中に当たる指や手の感じを、体をどんな風に使えばそうなるのか想像すればすぐです。
本当です。
という事は患者さんにもバレバレだと言う事です。
整体師が最初に手を置いただけで、患者さんには分かります。
患者さんは整体師の体の使い方が分かる訳ではありません。
でも、気持ち良いかどうか、上手く圧が伝わっているかどうか。
ツボのようなものにハマっているかどうか。
効果がありそうかどうか。
そう言う事が伝わっています。
整体師の体の使い方は本当に大切です。
自分自身が疲れないために、自分自身が壊れないために。
患者さんに適切な刺激が入るために。
テクニックの手順だけが大切と思っていると、仕事を始めてから大変な事になります。
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