整体スクール・学校なら東京「てあて整体スクール」 » 院長ブログ » 男性と女性のコミュニケーション 〜老人ホームでの話〜

男性と女性のコミュニケーション 〜老人ホームでの話〜

読了までの目安時間:約 4分

男性のコミュニケーションってアレだよなぁという話です。
単にコミュニケーションだけに止まらず、たぶん寿命の長短に繋がるんだろうと思います。
自分は仕事柄もあって気にしてはいるんですけど、プライベートでは気をつけていても結構ダメだなと思う事があります。
自戒も込めての話です。

俗に老人ホームと呼ばれている施設にお父さんが入所した方と話をしました。
そこでのお父さんの行動についてなんです。
食事の時だけ大広間みたいなところに行くが、食事が終わると個室に戻ってきて一人で過ごしているという事でした。
別に何か病的な事がある訳ではなく、ごくごく普通の男性です。
せっかく多くの人がいるんだから、コミュニケーションをとって話をするようになれば、認知機能にも良いのではと思って、お父さんに話をしてみるらしいんですが、俺はイイよと言って自室に篭っているようです。
大広間では女性同士がワイワイ話をしているような施設です。
この施設では合う人がいないのかもと、その方は別の施設を探し始めました。
そして別の施設で父がこんな状態でと施設の方と話をしたら、その施設の人に言われた事があります。

男性はそういう人が多いですね。
自室に篭って出てこない人が多い。

コミュニケーションを取らないというんです。
そして何か話をすると、正しく伝えたいとか、相手が理解しないとか、そういう事を言い出す人が多いようです。
また、自分の学歴を信用していないとか、会社での地位を分かっていないと話す人もいるようです。
そうやって孤立していく男性が多いという話です。
また、女性を巡って男性同士が喧嘩になったりする事もあるようです。

男性は情報でコミュニケーションする傾向があるように思います。
これには都市伝説的な解釈もありますが、実際に話をしているとそういう印象があるし、自分もやっぱり情報でコミュニケーションしがちです。
何かの話をする時に、これはイイ感じだよなぁで済むのに、ここがこうなっていて良いなみたいな、イイ理由を探したり考えたり話したりします。
正しく情報を伝えたいんでしょう。
コミュニケーションは情報伝達のツールだという解釈があるのかなと思ったりします。
これに対して女性はコミュニケーション自体が目的のように感じる事が多いように思います。
話があっちに行ったりこっちに来たりしても縦横無尽に話が進むし、なんだか辻褄が合わないような気がしても、どんどん話が進みます。
この「なんだか辻褄が合わないような気がして」と解釈するところが、男性なんでしょう。
話がどんどん進むのはとても良い事です。

ポリヴェーガル理論という自律神経系の理論があります。
その中でさまざまな事が言われていますが、人間のような高等哺乳類はコミュニケーションをする事で生存確率を上げている可能性があるらしいです。
コミュニケーションが上手くいくと、相手に対して信頼や安心が生まれ、その事で相手の体の中で成長や治癒が起こるというのです。
ここでポイントはコミュニケーションは内容よりも方法が大切だというところです。
相手に安心が得られるようなコミュニケーションが大切で、内容が正確だとか正しいとかはあまり関係がありません。

もちろん情報を伝達するコミュニケーションもあるので、それはそれで大切です。
でも日常生活を豊かにするのには、内容よりも話し方だったり伝え方だったりするという事です。
男性はそれが苦手なんじゃないかと思います。
そうなると生存確率が下がってしまい、だから男性の方が平均寿命が短いのかもしれないと思ったりします。

先ずコミュニケーションする事です。
内容なんて何でも良いんです。
お天気の話でもスィーツの話でも。

 

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

トラックバックURL: 
てあて整体スクールLPバナー
てあて整体スクール・てあて整体院
03-3922-7230
mail teate@nifty.com
LINE https://lin.ee/H5NyjYT

院長ブログ

カテゴリー
おもてなし規格認証2019