整体師はどうして痛みと違う場所の調整をするのか。
腰が痛いのに、臀筋や下肢後面のハムストリングスや足首を調整する整体師がいます。
中には腕や手を調整する先生もいます。
どうしてでしょう。
腰痛で病院に行くと、レントゲンなどの検査をします。
画像で判断して診断をし治療をするからです。
画像や血液検査などの数値を見て診断を下し治療をするのを、エビデンス(E)ベイスト(B)メディスン(M)と行ったりします。
証拠(エビデンス)に基づいた(ベイスト)医療(メディスン)です。
間違った判断をしないため、現代の医療はそうなって来ました。
検査をするのは患部(痛みの場所)です。
なので、痛みの場所に対して診断が下り、痛みの場所に対する治療が行われます。
投薬だったり外科手術だったり。
全てが全てということではないかもしれませんが、病院ではそんなふうに進みます。
整体は民間療法です。
厳密に法的に言うと、検査も診断も治療も出来ません。
レントゲン撮影や血液検査は出来ないし、病名もつけられないし、投薬も外科手術もしません。
変わりに徒手的に痛みのある場所を、元の痛みのない場所に変えます。
例えば腰痛であれば、腰に痛みがあります。
腰は胸(胸郭)と骨盤に挟まれた場所です。
腰の状態は胸や骨盤の状態(歪みやズレや動きの悪さ)に影響され、それが原因となって腰の状態が出来ます。
腰の状態を元に戻すには、胸や骨盤を調整して元のようにする事が必要です。
骨盤の状態を元に戻すのに、下肢の状態を調整する必要があるし、胸の状態を元に戻すのに、腕や肩甲骨や首や頭の状態を調整する事もあります。
だから、なんです。
腰の痛みに腰を揉むと、痛みは一時的に軽減される事があります。
でもそれは一時的な変化です。
腰の状態が変わらなければ、またすぐに痛みが出ます。
だから、別の場所を調整する整体師が多いんです。
てあて整体スクールでは手技だけでなく、痛みの原因を考える授業もあります。
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