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「椅子から立つ」と「椅子から足裏に体重を移動して、股関節と膝を伸ばす」のは別の事です。

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椅子から「立つ」のと、椅子から「足裏に体重を移動して、股関節と膝を伸ばす」のは別の事です。

結果は同じです。
椅子に座っている状態から、立ち上がって二本脚で立っている状態になります。
最初と最後は同じに見えます。
でも途中が違います。

立つと考えて立つ時と、立つとは考えないで体重移動と関節の曲げ伸ばしをする時では、違う筋肉を使っている人が殆どです。
「椅子から立つ」と考えて、立とうとして立つ時の動きや動作は、既にプログラムされた一連の動きです。
「立つ」という名前がついたプログラムと考えても良いと思います。
そのプログラムは生まれてから何度も何度も繰り返し繰り返しやって来た試行錯誤の結果出来上がったものです。
その上でその時々の状況に合うように知らず知らずにアジャストした結果の一連の動きです。

体重移動をして股関節・膝関節を伸ばすという運動は、立つという名前がついていない一連の動きのように感じます。
そうすると、既にプログラムされたものとは、少し違う可能性があります。
使われない筋肉があったり、重心が違ったりする可能性があるということです。

「立つ」という一連の動きのプログラムを使って上手くいかない事がある時に、「立つ」というプログラム自体の中に上手くいかない要因が含まれていたら、「立つ」というプログラムを使うと必ず上手くいかないことになります。
上手くできるようになるためには、「立つ」というプログラムとは違うプログラムを使って、結果的に立ち上がって二本脚で立っている状態を作ることと試さなければいけません。

アレクサンダーテクニークは、それを試しながらやってみるという、アプローチと言えると思います。

 

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