腰痛の人に散歩を勧める訳
腰痛の患者さんには散歩を勧めます。
最近、筋トレをすると関節可動域が広がるという研究が増えています。
筋肉量が増えて、血流が良くなり、筋肉がストレッチしやすくなるとか、動かす事で筋肉の粘度が上がり柔らかくなるとか。
体の硬さは、関節可動域の狭さが原因です。
体を柔らかくするのには、筋トレや筋肉を動かす事が大切ということになります。
腰痛は腰のあたりの痛みです。
腰あたりが硬くなって、痛み物質がたまり痛みとして感じている事があります。
また、腰あたりが硬くなる原因は、骨盤や胸郭(腰の上下)の動きの悪さや歪みが原因になっていたりします。
歪みは動きがあれば血流もありますが、歪んで固まっている事が問題です。
散歩は筋トレと思えないかもしれませんが、最近の人にとっては立派な筋トレです。
電子機器の進化によって、何でもその場で出来るようになりました。
移動手段が増えた事によって、自分の脚で歩く事が減りました。
コロナ禍以降はリモートワークが増えて、通勤という毎日の運動が減りました。
これが普通、今が普通と感じますが、実は20年前からでさえ、一日の運動量は減っています。
歩く事
散歩をする事
それは脚を動かす事になり、運動をして筋トレをしている事です。
脚を動かせば、骨盤を下から引っ張る筋肉の可動域が増えて、骨盤が動きやすくなります。
歩く事は全身運動なので、全身の血流も良くなります。
歩きましょう。
腰痛だけでなく、疲労回復にも効果的です。
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