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意思が生まれる前に、すでに体が動く準備を始めている?

読了までの目安時間:約 4分

自律神経の事を調べている流れから、以前から気になっている事をChatGPTに聞いてみました。

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筋肉を動かす時、運動神経に電気信号が伝わる方が、意思を司る神経に電気信号が伝わる(発火する)より先だと聞いた事があります。
意思が生まれる前に、筋肉への信号が出ているということでしょうか。
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という質問です。
動かそうと考える前に筋肉は動き始めている、というようなイメージです。
以前、誰かから聞いて調べてみたら、実際にそういう研究というか実験があって、そうなるような結果が出ているという事でした。
以来、いろいろ実験されているようですが、これがなかなか覆らない。
という事はどういう事?と色々考えました。
ChatGPTなら現在のエビデンスなどを踏まえて答えてくれそうなので、聞いてみました。
答えは以下のようなものでした。


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これは実は、**「自由意志って本当にあるの?」**という、神経科学でもかなり深いテーマにつながってきます。
おっしゃるとおり、「意思が生まれる前に、すでに体が動く準備を始めている」という研究結果がいくつかあります。

*代表的な研究:リベットの実験(Libet experiment)

1980年代、脳科学者のベンジャミン・リベットが行った有名な実験があります。

*実験の流れ(ざっくり)
被験者に「好きなタイミングでボタンを押してください」と指示する
脳の活動(脳波)と筋肉の動きを同時に測定する
被験者が「押そう」と思ったタイミングを、時計を見ながら報告する

*結果
ボタンを「押そう」と意識的に思うより、約0.3秒 前に
「脳の運動の準備に関わる部分(運動前野など)」がすでに活動を始めていた
つまり、「自分がボタンを押そう」と思う前に、脳はもう動く準備をしていた!

*どういうこと?

これは、次のようにも解釈されます:

意思は、「体の動きが始まったことをあとから認識している」だけかもしれない
意識より先に、無意識の脳が行動を決めている可能性もある

*じゃあ「意思」って意味ないの?

そう感じるかもしれませんが、リベット自身はこんなことも言っていました:

「動き出す前の数十ミリ秒の間に、人はその動きを止める自由を持っているかもしれない」
つまり、

行動の「出発点」は無意識かもしれないけど
最後に「本当にやるかどうか」を決めているのが意識的な意思かもしれない

*まとめ

筋肉を動かす前に、運動に関わる脳(運動前野など)は無意識に活動を始める
「自分が動かそう」と意識するより前に、動きの準備は始まっている
意思は、「動きにOKを出すブレーキ役」かもしれない
人間の行動って、実は脳の“無意識”と“意識”の共同作業でできているのかもしれませんね。
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これを聞いた時、アレクサンダーテクニークのことを考えました。
アレクサンダーテクニークで言う、インヒビション(抑制)とディレクション(方向性)と関係があるのかな。
この理論はアレクサンダーテクニークの有効性を説明する時に使えるのかなと。
でも、直接的につながっているかどうかは、もう少し考えないといけないような気がしています。

それよりも、自由意志について考えるのが、個人的には先かなと思います。

 

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