習慣は自分で作った方法です。
知らないうちにやっている事ってありますよね。
人から指摘されて気がついたりするかもしれません。
でも、殆どの習慣は気が付かない。
だってそれで普通と感じるし、特に違和感はないし、いつもそうやっているし。
なんなら、他の方法は思いつかないし。
これが一番やりやすい。
と感じます。
でも、習慣は実は自分で作っています。
まだ立ち上がれない時期から、周りにいる人を見て、自分の体を使って、信じられないほどの繰り返しの中から、筋肉が出来上がって、その筋肉をどの順番でどの筋肉をどう使うかという事が、決まって来ます。
それは自分が選択した方法で自分で選んでそうしています。
だから自分で作っている。
でも、自分で作った習慣とは思えない。
最初からそうしているし、そうしているように感じるから。
ところが、上手くいかない事が出来て来た時も、同じように感じます。
いつもと同じようにやっていると感じるし、普通はこうやると思うし、特に違和感はない方法でやっているし。
でも、実際には上手く出来ていた時と少し違っていたりします。
同じだったら上手くいくはずだから、上手く行かないように何かをしている。
でもいつもと違う何かをしているようには感じません。
人の頭は違和感をあまり感じないように出来ているし、微妙な違いは誤差の範囲と感じたり、もしくは何も感じなかったりします。
気が付くのは難しいかもしれません。
でも、自分で作った習慣なら自分でやめる事も出来るはず。
新しく何かをするのではなく、やっちゃった何かをしないだけで良かったりします。
上手くいかなくなったら、自分がやっている事をゆっくり順番に感じてみる。
ゆっくり順番にやっていくと、違和感を少し感じるかもしれない。
そしたらその違和感をやめてみる。
アレクサンダーテクニークというのをやっています。
自分自身の使い方の学習法と言われます。
このアレクサンダーは「習慣から離れてみる」という方法を取ります。
面白い方法です。
習慣から離れるために、自分を感じたり、普通こうだと思ったり認識している事を、もう一度確認したりします。
面白い方法です。
コメントフォーム